JPH0592451A - アンダーカツト製品の成形法及び成形装置 - Google Patents
アンダーカツト製品の成形法及び成形装置Info
- Publication number
- JPH0592451A JPH0592451A JP28029791A JP28029791A JPH0592451A JP H0592451 A JPH0592451 A JP H0592451A JP 28029791 A JP28029791 A JP 28029791A JP 28029791 A JP28029791 A JP 28029791A JP H0592451 A JPH0592451 A JP H0592451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- under
- sleeve
- projections
- undercut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンダーカット部を有する製品の成形と取出
しを迅速かつ確実に行うことができる成形法と成形装置
を提供することを目的とする。 【構成】 第１に、コアの円周一部に設けたアンダーカ
ット形成突部に、コアに嵌挿したスリーブの端部に設け
た突起を当接し、スリーブを後方移動して前記突起を前
記アンダーカット形成突部から離間し、コアを回動して
前記アンダーカット形成突部を前記スリーブの突起が抜
けた位置に移動し、コアを後方に移動することによりア
ンダーカット部が形成された成形品を取り出すようにし
て成る成形法である。第２に、コアの円周一部に適当間
隔をおいてアンダーカット形成突部と凹溝を設け、この
コアに嵌挿するスリーブの端部に前記コアの凹溝方向に
適当間隔に突出した突起を設けるとともにこの突起間を
凹溝とし、スリーブの突起とコアのアンダーカット形成
突部とを接離するようにして成る成形装置である。 【効果】 アンダーカット部分の形成と形成後の成形品
の取出し作業を簡単かつ迅速に行うことができ、作業効
率を高める。
しを迅速かつ確実に行うことができる成形法と成形装置
を提供することを目的とする。 【構成】 第１に、コアの円周一部に設けたアンダーカ
ット形成突部に、コアに嵌挿したスリーブの端部に設け
た突起を当接し、スリーブを後方移動して前記突起を前
記アンダーカット形成突部から離間し、コアを回動して
前記アンダーカット形成突部を前記スリーブの突起が抜
けた位置に移動し、コアを後方に移動することによりア
ンダーカット部が形成された成形品を取り出すようにし
て成る成形法である。第２に、コアの円周一部に適当間
隔をおいてアンダーカット形成突部と凹溝を設け、この
コアに嵌挿するスリーブの端部に前記コアの凹溝方向に
適当間隔に突出した突起を設けるとともにこの突起間を
凹溝とし、スリーブの突起とコアのアンダーカット形成
突部とを接離するようにして成る成形装置である。 【効果】 アンダーカット部分の形成と形成後の成形品
の取出し作業を簡単かつ迅速に行うことができ、作業効
率を高める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アンダーカット製品の
成形法及び成形装置に関するものである。
成形法及び成形装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図７及び図８に示したようなアン
ダーカット部を有する製品を成形するときは、全体を成
形した後、各アンダーカット部分を機械加工技術によっ
て成形品の内側を切削加工して製作していたから、その
製作に多くの工程と手数がかかっており、また均一の完
成品を得るために生産コストが高くついていた。
ダーカット部を有する製品を成形するときは、全体を成
形した後、各アンダーカット部分を機械加工技術によっ
て成形品の内側を切削加工して製作していたから、その
製作に多くの工程と手数がかかっており、また均一の完
成品を得るために生産コストが高くついていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は従来
のこのような欠点を一掃し、アンダーカット部を有する
製品の成形とその取出しを迅速かつ確実に行うことがで
きる画期的な方法と装置を提供することを目的とするも
のである。
のこのような欠点を一掃し、アンダーカット部を有する
製品の成形とその取出しを迅速かつ確実に行うことがで
きる画期的な方法と装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】コアの円周一部に設けた
アンダーカット形成突部にスリーブの端部に設けた突起
を当接し、成形後、スリーブを後方移動して前記突起を
前記アンダーカット形成突部から離間し、離間後、コア
を回動して前記アンダーカット形成突部を前記スリーブ
の突起が抜けた位置に移動し、しかる後に、コアを後方
に移動することによりアンダーカット部が形成された成
形品を取り出すように成る成形法である。
アンダーカット形成突部にスリーブの端部に設けた突起
を当接し、成形後、スリーブを後方移動して前記突起を
前記アンダーカット形成突部から離間し、離間後、コア
を回動して前記アンダーカット形成突部を前記スリーブ
の突起が抜けた位置に移動し、しかる後に、コアを後方
に移動することによりアンダーカット部が形成された成
形品を取り出すように成る成形法である。
【０００５】また、コアの円周一部に適当間隔をおいて
アンダーカット形成突部と凹溝を設け、このコアに嵌挿
するスリーブの端部に前記コアの凹溝方向に適当間隔に
突出した突起を設けるとともにこの突起間を凹溝とし、
スリーブの突起とコアのアンダーカット形成突部とを接
離するようにして成る成形装置である。
アンダーカット形成突部と凹溝を設け、このコアに嵌挿
するスリーブの端部に前記コアの凹溝方向に適当間隔に
突出した突起を設けるとともにこの突起間を凹溝とし、
スリーブの突起とコアのアンダーカット形成突部とを接
離するようにして成る成形装置である。
【０００６】
【作用】いま製品の内側にアンダーカット部を一体に成
形するときは、まずコアに嵌挿しているスリーブが、そ
の先端の突起の側面をコアのアンダーカット形成突部の
側面に当接した状態にある。この状態において成形を行
う。（図３参照）
形するときは、まずコアに嵌挿しているスリーブが、そ
の先端の突起の側面をコアのアンダーカット形成突部の
側面に当接した状態にある。この状態において成形を行
う。（図３参照）
【０００７】成形終了後、スリーブを後方へ移動してそ
の先端突起をコアのアンダーカット形成突部から離間す
る。（図４参照）
の先端突起をコアのアンダーカット形成突部から離間す
る。（図４参照）
【０００８】しかる後に、コアを回動してそのアンダー
カット形成突部を前記スリーブの突起が抜けた位置に移
動する。（図５参照）
カット形成突部を前記スリーブの突起が抜けた位置に移
動する。（図５参照）
【０００９】このアンダーカット形成突部と突起との同
一の方向位置の状態において、コアを後方に引き抜くよ
うに移動する。すると。コアのアンダーカット形成突部
とスリーブの突起とが合わされて形成したアンダーカッ
ト部からこの両者が完全に離脱することになるから、成
形品が取り出されるようになる。（図６参照）
一の方向位置の状態において、コアを後方に引き抜くよ
うに移動する。すると。コアのアンダーカット形成突部
とスリーブの突起とが合わされて形成したアンダーカッ
ト部からこの両者が完全に離脱することになるから、成
形品が取り出されるようになる。（図６参照）
【００１０】なお、成形のためのセットをするときに
は、前記と逆の工程を行えばよい。
は、前記と逆の工程を行えばよい。
【００１１】
【実施例】１はコアで、このコアの円周一部にはアンダ
ーカット部形成のためのアンダーカット形成突部２・・を
適当間隔をおいて設けている。この突部２・・間は凹溝３
・・と成る。このコア１の内部には有底の空間部４を形成
しているが、この空間部は冷却溝であり、コア冷却用の
水又は空気が吸収される。
ーカット部形成のためのアンダーカット形成突部２・・を
適当間隔をおいて設けている。この突部２・・間は凹溝３
・・と成る。このコア１の内部には有底の空間部４を形成
しているが、この空間部は冷却溝であり、コア冷却用の
水又は空気が吸収される。
【００１２】５は前記コア１の円周囲に嵌挿し前後に摺
動するスリーブで、このスリーブの一端部には適当間隔
をおいて突起６・・が前記コア１の凹溝３・・方向に突出し
ている。このスリーブ５の突起６は、前記コア１の凹溝
３を接離してアンダーカット形成突部２・・の側面に接し
たとき、この両者６，２によってアンダーカット部10を
形成するようになるもので、アンダーカット部形成のた
めに２物品６，２が構成されていると解してよい。７は
前記突起６間に形成した凹溝である。
動するスリーブで、このスリーブの一端部には適当間隔
をおいて突起６・・が前記コア１の凹溝３・・方向に突出し
ている。このスリーブ５の突起６は、前記コア１の凹溝
３を接離してアンダーカット形成突部２・・の側面に接し
たとき、この両者６，２によってアンダーカット部10を
形成するようになるもので、アンダーカット部形成のた
めに２物品６，２が構成されていると解してよい。７は
前記突起６間に形成した凹溝である。
【００１３】８は成形品で、この開口鍔部９の内側面の
一部にアンダーカット部10を形成する。
一部にアンダーカット部10を形成する。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、コア本体内に作動部構
成のためのスペースを用意する必要が全くないから、コ
ア本体内に冷却用の通溝を形成しここに空気又は水を供
給してコアの冷却に使用することができるようになる。
成のためのスペースを用意する必要が全くないから、コ
ア本体内に冷却用の通溝を形成しここに空気又は水を供
給してコアの冷却に使用することができるようになる。
【００１５】アンダーカット部分の形成と形成後の成形
品の取出し作業がきわめて簡単かつ迅速に行われるよう
になり、作業効率を高めることができる。
品の取出し作業がきわめて簡単かつ迅速に行われるよう
になり、作業効率を高めることができる。
【図１】全体の関係を示した斜視図
【図２】全体の斜視図
【図３】図１の要部の側面図
【図４】要部の作用説明図
【図５】要部の作用説明図
【図６】要部の作用説明図
【図７】成形品の正面図
【図８】図７の中央部縦断面図
１ コア ２ アンダーカット形成突部 ３ 凹溝 ４ コア内の空間部 ５ スリーブ ６ 突起 ７ 凹溝
Claims (2)
- 【請求項１】 コアの円周一部に設けたアンダーカット
形成突部に、コアに嵌挿したスリーブの端部に設けた突
起を当接し、成形後、スリーブを後方移動して前記突起
を前記アンダーカット形成突部から離間し、離間後、コ
アを回動して前記アンダーカット形成突部を前記スリー
ブの突起が抜けた位置に移動し、しかる後に、コアを後
方に移動することによりアンダーカット部が形成された
成形品を取り出すようにして成るアンダーカット製品の
成形法。 - 【請求項２】 コアの円周一部に適当間隔をおいてアン
ダーカット形成突部と凹溝を設け、このコアに嵌挿する
スリーブの端部に前記コアの凹溝方向に適当間隔に突出
した突起を設けるとともにこの突起間を凹溝とし、スリ
ーブの突起とコアのアンダーカット形成突部とを接離す
るようにして成るアンダーカット製品の成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28029791A JPH0669704B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | アンダーカット製品の成形法及び成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28029791A JPH0669704B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | アンダーカット製品の成形法及び成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592451A true JPH0592451A (ja) | 1993-04-16 |
| JPH0669704B2 JPH0669704B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17623027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28029791A Expired - Lifetime JPH0669704B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | アンダーカット製品の成形法及び成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669704B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1086964A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-07 | Tokan Kogyo Co Ltd | 蓋付き容器および成形型 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP28029791A patent/JPH0669704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1086964A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-07 | Tokan Kogyo Co Ltd | 蓋付き容器および成形型 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669704B2 (ja) | 1994-09-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4822553A (en) | Apparatus and method for thermoforming a plastic article having an undercut | |
| US20140147547A1 (en) | Molding die for molding boot for constant velocity joint | |
| JP2585601B2 (ja) | 成形装置用コア構造 | |
| US8926885B2 (en) | Method of molding boot for constant velocity joint | |
| JPS605164B2 (ja) | 射出成形機 | |
| JPH0592451A (ja) | アンダーカツト製品の成形法及び成形装置 | |
| JP3835994B2 (ja) | シールリングの製造方法および製造装置 | |
| JPH0584771A (ja) | 中空体の製造方法およびその型 | |
| US2451912A (en) | Loading device for plastic molding machines | |
| JPH0367011B2 (ja) | ||
| JPS6320433Y2 (ja) | ||
| JP2005262616A (ja) | マスターモデル、マスターモデルを用いたタイヤ成形用金型の製造方法及びタイヤ成形用金型 | |
| JP2002103391A (ja) | 調理用挟持具成形金型、調理用挟持具成形方法、調理用挟持具 | |
| JPH0239907A (ja) | 外面が逆テーパーで内面にアンダーカットリブを有する成形品の離型方法 | |
| JP3063038B2 (ja) | 中空成形品の製造方法 | |
| JPS629944A (ja) | 開孔を有する樹脂製中空体の製造方法及びその方法に使用する成形型 | |
| JP2695369B2 (ja) | 複合成形品の成形方法 | |
| JPS62109619A (ja) | ブロ−成形機用バリ切り金型装置 | |
| JPS61293623A (ja) | 閉塞鍛造方法 | |
| JP2001300950A (ja) | 真空注型用シリコン型 | |
| JP2587657B2 (ja) | 前後壁と左右壁とこれらに囲まれた横孔が、形成された中央盤を備えた製品を製造する方法 | |
| JPS6247096B2 (ja) | ||
| JPH01127311A (ja) | 車両用灯具の製造方法 | |
| JPH0312443Y2 (ja) | ||
| JPS6031648B2 (ja) | 射出成形物の湯口切断方法 |