JPS6031648B2 - 射出成形物の湯口切断方法 - Google Patents
射出成形物の湯口切断方法Info
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- JPS6031648B2 JPS6031648B2 JP5899177A JP5899177A JPS6031648B2 JP S6031648 B2 JPS6031648 B2 JP S6031648B2 JP 5899177 A JP5899177 A JP 5899177A JP 5899177 A JP5899177 A JP 5899177A JP S6031648 B2 JPS6031648 B2 JP S6031648B2
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- Japan
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- sprue
- mold
- molded product
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- cutting
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
- B29C2045/388—Locking pins for retaining the sprue
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は射出成形法において成形物に湯口を残さないよ
うに切断して離型する湯口切断方法に関し、特に成形金
型を開型すると同時に湯口を切断する方法に関するもの
である。
うに切断して離型する湯口切断方法に関し、特に成形金
型を開型すると同時に湯口を切断する方法に関するもの
である。
一般に射出成形用金型は固定側金型と可動側金型とで構
成され、成形物に応じた空鏡がそれぞれの間に形成され
る。
成され、成形物に応じた空鏡がそれぞれの間に形成され
る。
そして溶融合成樹脂材料は前記空商部に圧入充満されて
成形物を形成するが、この溶融状態の材料を空筒部に案
内導入するためにスプルー、ランナー、スラツグウエル
、ゲートが形成される。従って射出成形物には必ずゲー
ト若しくはゲートと一体になったランナー(以下これら
を湯口という)が付随している。例えば第1図は成形物
の1例として樹脂管の継手を示したものであるが、成形
物1の適当部に湯口2が形成される。そしてこの湯口2
は前記ランナーを示し、ゲートは3で示すように細く形
成される。なおゲートは標準ゲートを例示するが他のゲ
ート例えばフィルムゲート、ディスクゲート、リングゲ
ートにも同様にして本発明を利用することができる。そ
してこれらの湯口は成形物と一体的に金型から取り出さ
れ、しかる後ニッパ等で切断している。しかるにこの湯
口切断除去は人手で行なっており、その切口も極めて不
揃いである。従って製品価値を低下させると共にコスト
高となっていた。また単に湯口を切断除去するだけでな
く特別な研削仕上げを必要とする場合もあり更にコスト
高となっていた。そこで成形物と湯口を個々に取り出す
方法や、トンネルゲートを用いて成形物突き出しの際に
自動的にゲートを切断する方法が提案されている。しか
しながら前者は成形物の突き出し操作と湯口の突き出し
操作を別操作で行なうために金型が複雑になっており、
後者では金型に残ったゲートを取り出す手数を要した。
本発明はこれらに着目してなされたもので成形物を金型
から突き出す時、既に湯口が切断された状態にして金型
と湯口とを同時に突き出すようにし、可動側金型が固定
側金型より離れる際湯口を切断するようにしたものであ
る。
成形物を形成するが、この溶融状態の材料を空筒部に案
内導入するためにスプルー、ランナー、スラツグウエル
、ゲートが形成される。従って射出成形物には必ずゲー
ト若しくはゲートと一体になったランナー(以下これら
を湯口という)が付随している。例えば第1図は成形物
の1例として樹脂管の継手を示したものであるが、成形
物1の適当部に湯口2が形成される。そしてこの湯口2
は前記ランナーを示し、ゲートは3で示すように細く形
成される。なおゲートは標準ゲートを例示するが他のゲ
ート例えばフィルムゲート、ディスクゲート、リングゲ
ートにも同様にして本発明を利用することができる。そ
してこれらの湯口は成形物と一体的に金型から取り出さ
れ、しかる後ニッパ等で切断している。しかるにこの湯
口切断除去は人手で行なっており、その切口も極めて不
揃いである。従って製品価値を低下させると共にコスト
高となっていた。また単に湯口を切断除去するだけでな
く特別な研削仕上げを必要とする場合もあり更にコスト
高となっていた。そこで成形物と湯口を個々に取り出す
方法や、トンネルゲートを用いて成形物突き出しの際に
自動的にゲートを切断する方法が提案されている。しか
しながら前者は成形物の突き出し操作と湯口の突き出し
操作を別操作で行なうために金型が複雑になっており、
後者では金型に残ったゲートを取り出す手数を要した。
本発明はこれらに着目してなされたもので成形物を金型
から突き出す時、既に湯口が切断された状態にして金型
と湯口とを同時に突き出すようにし、可動側金型が固定
側金型より離れる際湯口を切断するようにしたものであ
る。
しかしてこのような方法とは固定側金型の空高内に設け
たコア若しくは成形物を突き出すことができるようにし
た部材を突き出し側に付勢して設けると共に、可動側金
型には湯口を固定側金型に一時的に保留する装置若しく
は湯口を固定金型側に付勢するような装置を設け、開型
と同時に湯口を切断するようにしたものである。以下本
発明を図面に基づいて説明するが、図は前記したごとく
樹指管継手の成形を例示し、その成形金型も代表的なも
のを例示しているに過ぎず、本発明はこれらの図示例に
限定されるものでない。
たコア若しくは成形物を突き出すことができるようにし
た部材を突き出し側に付勢して設けると共に、可動側金
型には湯口を固定側金型に一時的に保留する装置若しく
は湯口を固定金型側に付勢するような装置を設け、開型
と同時に湯口を切断するようにしたものである。以下本
発明を図面に基づいて説明するが、図は前記したごとく
樹指管継手の成形を例示し、その成形金型も代表的なも
のを例示しているに過ぎず、本発明はこれらの図示例に
限定されるものでない。
従って前記および後述する趣旨に沿って他の成形物に適
用してもよいのは勿論のこと、金型の組み付け、構成な
らびに形状を変更しても同様の効果を奏することができ
る。第2図は本発明を利用した成形金型の要部断面図、
第3図および第4図は第2図の作動説明図である。第5
図は本発明を満足する他の実施例を示す第2図相当断面
図、第6図および第7図は第5図の作動説明図、第3図
は他の成形物における本発明の実施例を示す断面図、第
9図および第10図は、本発明を利用し得る他の管継手
を示した側面図および正面図である。これらの図におい
て固定側金型は取付板4と固定側金型5で構成され、型
板5に形成さる空高部にはコァ11が設けられる。
用してもよいのは勿論のこと、金型の組み付け、構成な
らびに形状を変更しても同様の効果を奏することができ
る。第2図は本発明を利用した成形金型の要部断面図、
第3図および第4図は第2図の作動説明図である。第5
図は本発明を満足する他の実施例を示す第2図相当断面
図、第6図および第7図は第5図の作動説明図、第3図
は他の成形物における本発明の実施例を示す断面図、第
9図および第10図は、本発明を利用し得る他の管継手
を示した側面図および正面図である。これらの図におい
て固定側金型は取付板4と固定側金型5で構成され、型
板5に形成さる空高部にはコァ11が設けられる。
一方可動側金型6は可動側型板6′と受け板6″とで形
成され、更にその後方にはェジェクタープレート7が設
けられる。エジエクタープレート7にはスプルーロツク
ピン14およびェジヱターカラー17が止着される。ま
た固定側金型には前述したような樹指注入道が形成され
、8で示したスプルーブツシュを介してスプルー9、ス
ラツグウエル9′、ランナー10、およびゲート3が形
成されて空商部に通じている。そして空窓部にはコア1
1が配置される。本発明は該固定側金型の空商部に配置
されるコア、若しくは空喬部を形成して成形物を可動側
金型方向に突き出し得るような都材を可動側金型に付勢
して構成する。即ちコア1 1はその底部にフランジ部
を形成して型板5の空所12に遊挿され、コア11の底
面にはばね室を形成してコイルばね13を収容し、常時
突出側に付勢して設けられる。また該コア11の突出は
フランジ部と空所12の奥端面で規制される。一方可動
側金型6のスプルーロツクピン14は、エジヱクタープ
レート7との結合においては特定距離の摺動が許される
ように止着される。図はスプルーロツクピン14の取付
端フランジ部14′が摺動を許されるような空所7′に
遊隊されたものを示した。15は可動側金型6のコアで
ある。
成され、更にその後方にはェジェクタープレート7が設
けられる。エジエクタープレート7にはスプルーロツク
ピン14およびェジヱターカラー17が止着される。ま
た固定側金型には前述したような樹指注入道が形成され
、8で示したスプルーブツシュを介してスプルー9、ス
ラツグウエル9′、ランナー10、およびゲート3が形
成されて空商部に通じている。そして空窓部にはコア1
1が配置される。本発明は該固定側金型の空商部に配置
されるコア、若しくは空喬部を形成して成形物を可動側
金型方向に突き出し得るような都材を可動側金型に付勢
して構成する。即ちコア1 1はその底部にフランジ部
を形成して型板5の空所12に遊挿され、コア11の底
面にはばね室を形成してコイルばね13を収容し、常時
突出側に付勢して設けられる。また該コア11の突出は
フランジ部と空所12の奥端面で規制される。一方可動
側金型6のスプルーロツクピン14は、エジヱクタープ
レート7との結合においては特定距離の摺動が許される
ように止着される。図はスプルーロツクピン14の取付
端フランジ部14′が摺動を許されるような空所7′に
遊隊されたものを示した。15は可動側金型6のコアで
ある。
しかして第1図は可動側金型6が固定側金型に庄接され
、櫨指材料が空簿部に充満された状態を示しており、ス
プルーロックピン14は樹脂圧によってェジヱクタープ
レート7側に押され、スラッグゥェル9′とスプルーロ
ックピン14は該ピン14の先端に形成した食違い段で
係合される。また固定側金型に設けた前記付勢コア11
は可動側金型のコア15を対俵し、取付板4に当接して
位置規制され、コイルばね13は圧縮蓄勢されている。
この状態で樹指材料が硬化すると開型して成形物を取り
出すが、本発明は前記したように閥型開始と同時に湯口
を切断するものである。即ち第3図に示すように可動側
金型6が関型のため後退し始めると、固定側金型に設け
たコア11はコイルばね13で常時突出側に付勢されて
いるので成形物1は可動側金型と共に固定側金型より離
脱する。しかるに湯口はスプルーロックピン14と係合
して可動側金型6と共にスプルー9の一部を切断して離
脱するものであるが、本図例は前記したようにスプルー
ロツクピン14が摺動を許されるように構成されるので
、この許客摺動範囲で湯口はなおスプルーフッシュ8内
に残置される。即ち湯口のゲト3は細く形成され、しか
もコア11の付勢ばね13は強力に成形物1を押し出す
ので、この押し出力が湯口残置接合力に打勝ってゲート
3が灘断される。そして第4図に示すように可動側金型
6が後退すると湯口およ成形物1は可動側金型6に付随
して後退し、あたかも湯口と成形物は1体のように見え
るがその実は既に切断されている。次いでェジェタープ
レート7を作動させれば一挙に成形物1および湯口が可
動側金型6から突き出されて取り出され、これらはそれ
ぞれ図示したように離間して飛び出し、成形物1の湯口
は見事に切除されて取り出すことができた。なお必要に
よってはゲート3の鞠断を容易確実にするために、可動
側金型6の湯口成形物若しくは固定側金型嬢面全面に合
致するような切断用ブロックを可動側金型6に常時突出
側(固定側金型方向)に付勢して設けることもできる。
即ち第5図の1部に示すようなブロック16を可動側金
型6の前面に設け、前第3図で示した可動側金型6が後
退し始めたとき湯口を一時的に固定側金型に押接保持す
るように構成することもできる。これらの手段はいずれ
もスプルーロックピン14が一時的に湯口を固定側金型
に保持し、かつ固定側金型には成形物突き出し部材を併
設したものである。なお成形物の形状およびゲート3の
形状によっては単に前記切断用ブロック16の突出付勢
力のみで湯口を切断することもできる。即ち第5図に示
すようにスプルーロックピン14は可動側金型6に前例
と同様移動するように形成し、可動側金型6の型板は切
断用ブロック16と型板13で構成し、それぞればね室
16′,18′を形成しコイルばね19を配談する。ま
た固定側金型に設けるコア11は前記例と同様に成形物
突き出し方向に付勢されるものを示した。このように構
成した金型には第5図で示した状態で樹指材料が圧入充
満され、硬化してから第6図で示すように関型する。こ
のとき湯口はスプルーロックピン14の摺動許容範囲内
で固定側金型に保持され、成形物1は固定側金型から離
脱するが、切断用ブロック16の突出付勢ばね19,1
9は湯口のゲート3を鯛断する付勢力を持っており、ス
プルーロックピン14が許容範囲を越えて引き出す湯口
をゲート部で切断する。なお必要によっては開型直後の
第6図で示した状態において可動側金型のコァ15を一
時的に固定側金型方向へ移動してコア11を復元位置に
移動し、スプルーロツクピン14に保持された湯口を成
形物の移動によって切断することもできる。しかして閥
型進行に伴なつてコア15は成形物1を保持しながら可
動側金型と共に後退し、後退完了後ェジェタープレート
7の作動でスプルーロックピン14およびェジェターカ
ラ−17を突出させて湯口および成形物を第7図で示す
ように取り出す。なおこれらの射出成形は水平型の射出
成形装置についてのみ説明したが、垂直型の射出成形装
置においても同様に用いることができる。また成形物1
は1カ所の湯口で注入したものを示したが複数の湯口で
構成したり、金型もまた複雑構成金型で構成しても同じ
ように実施することができる。第8図はェルボ樹脂20
の成形に本発明を用いたものであって、切断用ブロック
16は前第6図と同様に構成され、コア15は横引きで
構成する。21,21は外形で、点線はパーティングラ
ィンを示す。
、櫨指材料が空簿部に充満された状態を示しており、ス
プルーロックピン14は樹脂圧によってェジヱクタープ
レート7側に押され、スラッグゥェル9′とスプルーロ
ックピン14は該ピン14の先端に形成した食違い段で
係合される。また固定側金型に設けた前記付勢コア11
は可動側金型のコア15を対俵し、取付板4に当接して
位置規制され、コイルばね13は圧縮蓄勢されている。
この状態で樹指材料が硬化すると開型して成形物を取り
出すが、本発明は前記したように閥型開始と同時に湯口
を切断するものである。即ち第3図に示すように可動側
金型6が関型のため後退し始めると、固定側金型に設け
たコア11はコイルばね13で常時突出側に付勢されて
いるので成形物1は可動側金型と共に固定側金型より離
脱する。しかるに湯口はスプルーロックピン14と係合
して可動側金型6と共にスプルー9の一部を切断して離
脱するものであるが、本図例は前記したようにスプルー
ロツクピン14が摺動を許されるように構成されるので
、この許客摺動範囲で湯口はなおスプルーフッシュ8内
に残置される。即ち湯口のゲト3は細く形成され、しか
もコア11の付勢ばね13は強力に成形物1を押し出す
ので、この押し出力が湯口残置接合力に打勝ってゲート
3が灘断される。そして第4図に示すように可動側金型
6が後退すると湯口およ成形物1は可動側金型6に付随
して後退し、あたかも湯口と成形物は1体のように見え
るがその実は既に切断されている。次いでェジェタープ
レート7を作動させれば一挙に成形物1および湯口が可
動側金型6から突き出されて取り出され、これらはそれ
ぞれ図示したように離間して飛び出し、成形物1の湯口
は見事に切除されて取り出すことができた。なお必要に
よってはゲート3の鞠断を容易確実にするために、可動
側金型6の湯口成形物若しくは固定側金型嬢面全面に合
致するような切断用ブロックを可動側金型6に常時突出
側(固定側金型方向)に付勢して設けることもできる。
即ち第5図の1部に示すようなブロック16を可動側金
型6の前面に設け、前第3図で示した可動側金型6が後
退し始めたとき湯口を一時的に固定側金型に押接保持す
るように構成することもできる。これらの手段はいずれ
もスプルーロックピン14が一時的に湯口を固定側金型
に保持し、かつ固定側金型には成形物突き出し部材を併
設したものである。なお成形物の形状およびゲート3の
形状によっては単に前記切断用ブロック16の突出付勢
力のみで湯口を切断することもできる。即ち第5図に示
すようにスプルーロックピン14は可動側金型6に前例
と同様移動するように形成し、可動側金型6の型板は切
断用ブロック16と型板13で構成し、それぞればね室
16′,18′を形成しコイルばね19を配談する。ま
た固定側金型に設けるコア11は前記例と同様に成形物
突き出し方向に付勢されるものを示した。このように構
成した金型には第5図で示した状態で樹指材料が圧入充
満され、硬化してから第6図で示すように関型する。こ
のとき湯口はスプルーロックピン14の摺動許容範囲内
で固定側金型に保持され、成形物1は固定側金型から離
脱するが、切断用ブロック16の突出付勢ばね19,1
9は湯口のゲート3を鯛断する付勢力を持っており、ス
プルーロックピン14が許容範囲を越えて引き出す湯口
をゲート部で切断する。なお必要によっては開型直後の
第6図で示した状態において可動側金型のコァ15を一
時的に固定側金型方向へ移動してコア11を復元位置に
移動し、スプルーロツクピン14に保持された湯口を成
形物の移動によって切断することもできる。しかして閥
型進行に伴なつてコア15は成形物1を保持しながら可
動側金型と共に後退し、後退完了後ェジェタープレート
7の作動でスプルーロックピン14およびェジェターカ
ラ−17を突出させて湯口および成形物を第7図で示す
ように取り出す。なおこれらの射出成形は水平型の射出
成形装置についてのみ説明したが、垂直型の射出成形装
置においても同様に用いることができる。また成形物1
は1カ所の湯口で注入したものを示したが複数の湯口で
構成したり、金型もまた複雑構成金型で構成しても同じ
ように実施することができる。第8図はェルボ樹脂20
の成形に本発明を用いたものであって、切断用ブロック
16は前第6図と同様に構成され、コア15は横引きで
構成する。21,21は外形で、点線はパーティングラ
ィンを示す。
第9図は本発明で成形し得る成形物の他の例としてチー
ズを示したものであって、該チーズ23は特に補強用と
して管肉を厚く形成したものである。射出成形物で管肉
を厚くすることは、冷却効率を悪くすると共に精度や生
産性を低下させる。従って管肉内の管軸方向に空胴部2
4を形成し、その中間にはリブ26を形成する。なお図
はこれらのリブ26がほぼ均等に配置されたものを示し
たが、チーズの両側面側にリブを厚くしたり、空月同部
を少なくして成形してもよい。また25は空胴部成形金
型の突き合せ部に設けた傾斜リブで、分岐接合部に沿っ
て形成する。なおこの傾斜リブ25はその一部を管軸に
直交するように形成することもできる。そしてこのよう
な成形物には多数の湯口を設ける必要があるが前記した
ような切断方法を用いて成形できる。以上述べたように
本発明は射出成形物に形成される湯口の切断を、成形金
型の関型時可動側金型に設けた湯口一時保留手段と、固
定側金型に設けた成形物突き出し部材によって開型終了
以前に切断するようにしたからェジェタープレートの1
操作によって湯口および成形物が可動側金型から容易に
分離された状態で取り出すことができ、従来のような取
り出し成形部から湯口を切断除去するような手作業は全
く不要にすることができた。
ズを示したものであって、該チーズ23は特に補強用と
して管肉を厚く形成したものである。射出成形物で管肉
を厚くすることは、冷却効率を悪くすると共に精度や生
産性を低下させる。従って管肉内の管軸方向に空胴部2
4を形成し、その中間にはリブ26を形成する。なお図
はこれらのリブ26がほぼ均等に配置されたものを示し
たが、チーズの両側面側にリブを厚くしたり、空月同部
を少なくして成形してもよい。また25は空胴部成形金
型の突き合せ部に設けた傾斜リブで、分岐接合部に沿っ
て形成する。なおこの傾斜リブ25はその一部を管軸に
直交するように形成することもできる。そしてこのよう
な成形物には多数の湯口を設ける必要があるが前記した
ような切断方法を用いて成形できる。以上述べたように
本発明は射出成形物に形成される湯口の切断を、成形金
型の関型時可動側金型に設けた湯口一時保留手段と、固
定側金型に設けた成形物突き出し部材によって開型終了
以前に切断するようにしたからェジェタープレートの1
操作によって湯口および成形物が可動側金型から容易に
分離された状態で取り出すことができ、従来のような取
り出し成形部から湯口を切断除去するような手作業は全
く不要にすることができた。
また湯口も一体となって排出しその処理を容易にするこ
とができる。
とができる。
第1図は成形物の湯口を例示した一部波断見取図、第2
図は本発明を実施した成形金型の1例を示した説明断面
図、第3図および第4図は第2図の作動説明図、第5図
は本発明の他の実施例を示した説明断面図、第6図およ
び第7図は第5図の作動説明図、第8図は本発明の他の
実施適用例を示した説明図である。 第9図は本発明を利用できるチーズの一部破断側面図、
第10図は第9図の右側面図で一部は破断して示す。1
…・・・成形物、2・…・・湯口、3・・・・・・ゲー
ト「 4・・・・・・固定側取付板、5・・・・・・型
板、6・・・・・・可動側金型、7……ェジヱタープレ
ート、8……スプル−フツシユ、9……スプルー、10
……ランナー、11・・…・コア、12・・・空所、1
3・・・・・・ばね、14……エジエターカラー、15
……コア、16……切断用ブロック、17・・・・…ェ
ジェターカラー、I8・・・・・・型板、19・・・・
・・ばね、20・・・・・・ェルボ、21,22・・・
・・・金型、23・・・・・・チーズ、24・・・・・
・空胴部、25・・・・・・傾斜リブ、26・・・・・
・軸方向リブ。 第1図第2図 籍3図 第ム図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
図は本発明を実施した成形金型の1例を示した説明断面
図、第3図および第4図は第2図の作動説明図、第5図
は本発明の他の実施例を示した説明断面図、第6図およ
び第7図は第5図の作動説明図、第8図は本発明の他の
実施適用例を示した説明図である。 第9図は本発明を利用できるチーズの一部破断側面図、
第10図は第9図の右側面図で一部は破断して示す。1
…・・・成形物、2・…・・湯口、3・・・・・・ゲー
ト「 4・・・・・・固定側取付板、5・・・・・・型
板、6・・・・・・可動側金型、7……ェジヱタープレ
ート、8……スプル−フツシユ、9……スプルー、10
……ランナー、11・・…・コア、12・・・空所、1
3・・・・・・ばね、14……エジエターカラー、15
……コア、16……切断用ブロック、17・・・・…ェ
ジェターカラー、I8・・・・・・型板、19・・・・
・・ばね、20・・・・・・ェルボ、21,22・・・
・・・金型、23・・・・・・チーズ、24・・・・・
・空胴部、25・・・・・・傾斜リブ、26・・・・・
・軸方向リブ。 第1図第2図 籍3図 第ム図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1 固定側金型と可動側金型で空窩を形成し、成形物を
可動側金型方向へ突き出すように付勢したコア若しくは
ストリツパープレートを固定側金型空窩内に設け、開型
時一時的に湯口を固定側金型の成形位置に保持するか、
若しくは可動側金型のコア若しくは可動側金型に固定側
金型方向へ付勢して設けた成形切断ブロツクによつて湯
口を切断するようにしたことを特徴とする射出成形物の
湯口切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5899177A JPS6031648B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 射出成形物の湯口切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5899177A JPS6031648B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 射出成形物の湯口切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53143654A JPS53143654A (en) | 1978-12-14 |
JPS6031648B2 true JPS6031648B2 (ja) | 1985-07-23 |
Family
ID=13100301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5899177A Expired JPS6031648B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 射出成形物の湯口切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031648B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63167232U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ||
TWI405656B (zh) * | 2007-09-21 | 2013-08-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 注塑模具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5462710A (en) * | 1992-11-10 | 1995-10-31 | Konica Corporation | Manufacturing method of a flange for use in a film cartridge |
-
1977
- 1977-05-20 JP JP5899177A patent/JPS6031648B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63167232U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ||
TWI405656B (zh) * | 2007-09-21 | 2013-08-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 注塑模具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53143654A (en) | 1978-12-14 |
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