JPH08267467A - 金型装置および成形方法 - Google Patents

金型装置および成形方法

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JPH08267467A
JPH08267467A JP7345495A JP7345495A JPH08267467A JP H08267467 A JPH08267467 A JP H08267467A JP 7345495 A JP7345495 A JP 7345495A JP 7345495 A JP7345495 A JP 7345495A JP H08267467 A JPH08267467 A JP H08267467A
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JP
Japan
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mold
molded product
slide
separated
cavity
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JP7345495A
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Fumitaka Matsuda
文孝 松田
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のアンダーカット部を有した成形品の離
型を円滑にする。 【構成】 固定型25、可動型33、ブロック体31を互いに
接離可能に支持する。成形品1を射出形成した後、取付
板23を後退すると、まず、ブロック体31が可動型33から
離れ、傾斜インナーピン64が側方に移動して、第1のア
ンダーカット部5から離脱する。次いで、ストッパ機構
51により、可動型33とブロック体31とが固定され、ロッ
ク機構38が外れて、固定型25と可動型33とが離れる。こ
の時、スライド駒77が側方に移動して、第2のアンダー
カット部6から離脱する。次いで、突き出しピン83を前
進して、成形品1を突き出す。 【効果】 取付板23を進退する1ストロークの動作によ
り、成形品1を所定の位置に突き出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のアンダーカット
部を有する成形品を形成する金型装置および成形方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平6−34924号
に記載されているように、アンダーカット部を有する成
形品を形成する金型装置が知られている。そして、この
金型装置は、互いに接離される固定型と可動型とを備え
ているとともに、これらの型の型開き方向に対して交差
する方向に移動するスライド型を備え、このスライド型
により、アンダーカット部を形成するようになってい
る。そして、このスライド型は、固定型に設けられたピ
ンにより案内され、型開きの際に側方に移動して、成形
品の離型を可能にするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数のアン
ダーカット部を形成するために、複数のスライド型を設
けた場合には、成形品の突き出し動作を円滑に行うため
に、金型の型開きと、各スライド型の離脱動作とを、所
定の順序で順次行うことが必要になる。しかしながら、
上記従来の構成では、これら金型およびスライド型を所
定の順序で順次作動させることが困難である問題を有し
ている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数のアンダーカット部を有する成形品を円滑に
形成できる金型装置および成形方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の金型装置
は、第1の金型と、この第1の金型に接離可能で、この
第1の金型に型合わせされた状態で前記第1の金型との
間に成形品を形成するキャビティを構成する第2の金型
と、これら第1の金型および第2の金型の接離方向に沿
って前記第1の金型に対して進退可能に支持されたブロ
ック体と、前記成形品に第1のアンダーカット部を形成
するように前記キャビティに臨んで設けられ、前記ブロ
ック体が前記第1の金型から離間する状態で側方に移動
しながら前記キャビティから離脱される第1のスライド
型と、前記成形品に第2のアンダーカット部を形成する
ように前記キャビティに臨んで設けられ、前記第2の金
型が前記第1の金型から離間する状態で側方に移動しな
がら前記キャビティから離脱される第2のスライド型
と、前記第1の金型と前記ブロック体とを連結し、これ
ら第1の金型とブロック体との離間を所定寸法だけ許容
する第1の連結手段と、前記第1の金型と前記第2の金
型とを連結し、所定の値の型開き力が加わった状態でこ
れら第1の金型と第2の金型との離間を許容する第2の
連結手段とを具備したものである。
【0006】請求項2記載の成形方法は、キャビティを
形成する第1および第2の金型と、このキャビティにア
ンダーカット部を形成する第1および第2のスライド型
とを用い、前記キャビティに原料を入れて成形品を形成
する工程と、前記第1のスライド型を前記成形品から離
脱する工程と、前記第2のスライド型を前記成形品から
離脱するとともに前記第1および第2の金型を離間させ
る工程とを有したものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の金型装置では、第1の金型と第
2の金型とを型合わせするとともに、第1のスライド型
と第2のスライド型とを前進した状態で、キャビティに
原料をいれ、第1のアンダーカット部と第2のアンダー
カット部とを有する成形品を形成する。この状態から、
第2の金型とブロック体とを離間する方向に駆動する
と、まず、第1の金型とブロック体とが離間し、第1の
スライド型が側方に移動しながらキャビティの成形品か
ら離脱される。続いて第2の金型とブロック体とを離間
する方向に駆動して、型開き力が所定の値になると、第
1の金型と第2の金型とが離間するとともに、第2のス
ライド型が側方に移動しながらキャビティの成形品から
離脱され、この状態で、成形品が金型装置から取り出さ
れる。
【0008】請求項2記載の成形方法では、キャビティ
を形成する第1および第2の金型と、このキャビティに
アンダーカット部を形成する第1および第2のスライド
型とを用い、キャビティに原料を入れて成形品を形成
し、第1のスライド型を成形品から離脱した後に、第2
のスライド型を成形品から離脱するとともに、第1およ
び第2の金型を離間させ、成形品を取り出す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の金型装置および成形方法の一
実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0010】図7において、1は成形品で、この成形品
1は、自動車の内装材などとして使用されるもので、板
状をなす本体部2と、この本体部2の一面から突設され
た2本のボス3,4とが合成樹脂にて一体に形成されて
いる。そして、各ボス3,4は、それぞれ略円筒状をな
し、一方のボス3は、本体部2の面方向に対して垂直状
に形成されているとともに、他方のボス4は、本体部2
の面方向に対して傾斜した方向に突設されている。そこ
で、垂直なボス3の軸方向に接離される金型を用いてこ
の成形品1を形成する場合に、傾斜したボス4の内側部
に位置して、第1のアンダーカット部5が形成されると
ともに、このボス4の外側部の本体部2に面する部分
に、第2のアンダーカット部6が形成されている。
【0011】また、図8において、11は成形機で、この
成形機11は、相対向して配置された架台12,14を備え、
これら架台12,14は、複数のシャフト15により互いに連
結されているとともに、一方の架台12の外側には、溶融
した樹脂を射出する射出機16が接続されている。そし
て、これら架台12,14の内側に、成形品1を射出成形す
る金型装置21が取り付けられている。
【0012】そして、この金型装置21は、図1ないし図
6に示すように、相対向する取付板22,23を備え、一方
の取付板23が、他方の取付板22に向かって進退駆動され
るようになっている。また、固定された取付板22には、
第2の金型としての固定型25が取り付けられ、この固定
型25に、成形品1の表面側を形成するキャビティ面26が
形成されている。
【0013】一方、駆動される取付板23には、複数の取
付脚28を介して、ブロック体31が固定されている。さら
に、このブロック体31に対して、取付板23の進退方向に
接離されるようにして、第1の金型としての可動型33が
支持されており、この可動型33に、固定型25のキャビテ
ィ面26に型合わせされてキャビティ34を形成するキャビ
ティ面35が形成されている。
【0014】また、図9などに示すように、固定型25と
可動型33との外側部には、これら固定型25と可動型33と
を連結する第2の連結手段としてのロック機構38が設け
られている。そして、このロック機構38は、固定型25に
取り付けられたロック部39と、可動型33に取り付けられ
たロック受部40とから構成されている。また、ロック部
39は、略L字状をなす腕部41と、この腕部41の先端部に
設けられた係合部42とからなり、係合部42には、ロック
受部40に向かう傾斜面42a と、この傾斜面42aの背後に
設けられた係合面42b とが形成されている。一方、ロッ
ク受部40には、略L字状をなす腕部43が設けられている
とともに、この腕部43の先端部に、略コの字状をなす一
対の係合腕44,44が回動自在に取り付けられている。ま
た、各係合腕44,44の先端部には、それぞれコロ45,45
が取り付けられているとともに、各係合腕44,44はコイ
ルスプリング47により連結され、コロ45,45が互いに接
近する方向に付勢されている。
【0015】そこで、固定型25と可動型33とが型合わせ
された状態では、ロック部39の係合部42の係合面42b が
ロック受部40のコロ45に係合した状態となり、これらロ
ック部39とロック受部40との係合により、固定型25と可
動型33とが互いに連結されている。そして、固定型25と
可動型33とに所定の型開き方向の力が加わった状態で、
コイルスプリング47の付勢力に抗してロック部39がロッ
ク受部40から外れ、固定型25と可動型33とが離間可能に
なる。また、型開きした固定型25と可動型33とが型締め
される際には、ロック部39の係合部42の傾斜面42a がコ
ロ45に当接して各係合腕44を回動させ、係合面42b をコ
ロ45に係合できるようになっている。
【0016】また、図10および図11などに示すよう
に、ブロック体31と可動型33とを接続するようにして、
第1の連結手段としてのストッパ機構51が設けられてい
る。そして、このストッパ機構51には、ストッパピン52
が設けられ、このストッパピン52は、一端部が可動型33
に固定された状態で、ブロック体31に形成された通孔53
に摺動自在に挿入されている。また、この通孔53には、
他の部分より径寸法の大きい径大部54が設けられ、この
径大部54に、ストッパピン52の先端部に設けられたスト
ッパ部55が挿入されている。さらに、可動型33には、ス
プリング用凹部56が形成され、このスプリング用凹部56
に挿入されたコイルスプリング58によりブロック体31と
可動型33とが常時離間する方向に付勢されている。
【0017】そこで、これらブロック体31と可動型33と
は、互いに当接した状態から、ストッパ部55が径大部54
の段部54a に当接するまでの所定の寸法L1 だけ、移動
して離間できるようになっている。
【0018】また、図1に示すように、可動型33には、
成形品1の本体部2を形成するキャビティ面35に連続し
て、垂直状のボス3の外周面を形成する円筒状の垂直キ
ャビティ面57と、傾斜したボス4の外周面の第2のアン
ダーカット部6以外の部分を形成する傾斜キャビティ面
58とが形成されている。そして、垂直キャビティ面57に
は、一端部を取付板23に固定された垂直インナーピン61
が挿入され、垂直インナーピン61により、垂直状のボス
3の内周面が形成されるようになっている。これに対し
て、傾斜キャビティ面58には、図12ないし図14など
に示すように、第1のスライド型63を構成する傾斜イン
ナーピン64の先端部が挿入され、傾斜したボス4の内周
面を形成するようになっている。また、この傾斜インナ
ーピン64の基端部は、スライドユニット66に固定され、
このスライドユニット66は、ブロック体31に設けたスラ
イドレール67に摺動自在に支持されている。そして、こ
のスライドレール67には、傾斜インナーピン64の軸方向
に対して直交する方向を面方向とし、傾斜インナーピン
64の傾斜方向を長手方向とする案内面68が形成されてい
るとともに、スライドユニット66の脱落を防止する一対
の押さえブロック69,69がボルト70,70などにより取り
付けられている。
【0019】そこで、傾斜インナーピン64は、所定の傾
斜角度を保持した状態で、所定の方向に進退自在に支持
されている。なお、図示しないが、このスライドユニッ
ト66には、自然状態でスライドユニット66すなわち傾斜
インナーピン64を初期位置に復帰させる復帰機構が設け
られている。
【0020】さらに、図15ないし図17に示すよう
に、固定型25から可動型33にかけて、第2のアンダーカ
ット部6を形成する第2のスライド型72が設けられてい
る。そして、この第2のスライド型72は、固定型25に固
定されたピン固定部73を備え、このピン固定部73に、傾
斜インナーピン64の傾斜方向とほぼ同じ方向に向かって
傾斜した状態で、アンギュラピン75が固定されている。
また、可動型33には、第2のアンダーカット部6を形成
するキャビティ面76を備えたスライド駒77が設けられて
いる。そして、このスライド駒77は、ボルト78などによ
り可動型33に固定された押さえブロック79により支持さ
れて、成形品1の本体部2の面方向とほぼ平行な方向に
摺動自在に支持されている。さらに、このスライド駒77
には、この摺動方向に対して傾斜した方向を軸方向とす
る案内孔80が形成され、この案内孔80に、アンギュラピ
ン75が摺動自在に挿入されるようになっている。
【0021】また、図1に示すように、ブロック体31の
背後には、突き出し板82が進退可能に設けられ、この突
き出し板82に、突き出しピン83と、突き出し管84との基
端部が固定され、それぞれブロック体31および可動型33
を挿通してキャビティ34に突出可能に支持されている。
そして、突き出しピン83は、成形品1の本体部2の裏面
側に当接し、突き出し管84は、垂直インナーピン61に嵌
合する状態で垂直状のボス3に当接して、成形品1を可
動型33から突き出すようになっている。
【0022】次に、本実施例の金型装置21の動作を説明
する。
【0023】まず、図1に示すように、取付板23を最大
限前進させ、固定型25と可動型33と第1のスライド型63
と第2のスライド型72とを組み合わせて、キャビティ34
を構成するとともに、可動型33とブロック体31とを当接
させる。このとき、ロック機構38のロック部39とロック
受部40とは互いに係合し、固定型25と可動型33とを連結
している。また、突き出し板82は後退させ、突き出しピ
ン83および突き出し管84はキャビティ34から離間させ
る。
【0024】この状態で、キャビティ34に樹脂原料を射
出し、成形品1を形成する。
【0025】そして、射出の完了後、取付板23を後退さ
せ始める。
【0026】すると、ロック機構38により固定型25と可
動型33とは連結されているとともに、可動型33とブロッ
ク体31との間には離間する方向に付勢するコイルスプリ
ング58が装着されているため、図2および図3に示すよ
うに、まず、可動型33とブロック体31との間が開き始め
る。すると、成形品1の第1のアンダーカット部5を形
成する第1のスライド型63の傾斜インナーピン64は、可
動型33あるいは成形品1自体に当接し、図12および図
13にも示すように、スライドユニット66に案内されつ
つ側方に移動して、第1のアンダーカット部5から離脱
する。
【0027】続いて、取付板23を後退させると、図4、
図10および図11に示すように、ストッパ機構51のス
トッパ部55が、径大部54の段部54a に当接し、可動型33
とブロック体31との離間が停止する。この状態で、固定
型25と可動型33とを連結するロック機構38に型開き力が
加わり、この力が所定の値を越えた状態で、ロック機構
38のロック部39とロック受部40との係合が外れ、固定型
25と可動型33とが開き始める。なお、この状態では、固
定型25側のキャビティ面26よりも、ボス3,4などを形
成する可動型33側のキャビティ面35の離型抵抗が大き
く、成形品1は、可動型33に保持されて固定型25から離
脱する。
【0028】この状態で、さらに取付板23を後退させる
と、図4、図5、図15および図16に示すように、第
2のスライド型72のアンギュラピン75がスライド駒77の
案内孔80に摺接し、スライド駒77を側方に移動させて、
スライド駒77のキャビティ面76が成形品1の第2のアン
ダーカット部6から離脱する。
【0029】この状態で、図6に示すように、突き出し
板82を前進駆動すると、突き出しピン83と、突き出し管
84とが突出し、成形品1を可動型33から突き出して、下
方に落下させる。
【0030】この後、取付板23を前進させることによ
り、固定型25と可動型33と第1のスライド型63と第2の
スライド型72とを組み合わせて、キャビティ34を構成す
るとともに、可動型33とブロック体31とを当接させ、図
1に示す初期状態に復帰させる。
【0031】そして、本実施例の金型装置21によれば、
取付板23を進退させる1ストロークの動作によって、固
定型25、可動型33、ブロック体31、第1のスライド型6
3、および第2のスライド型72を連動させて所定の順序
で進退させ、2か所のアンダーカット部5,6に対して
2方向のアンダーカット処理を行って、成形品1を容易
かつ確実に離型させることができる。
【0032】すなわち、まず、可動型33とブロック体31
とを離間させ、この後に、可動型33と固定型25とを離間
させたため、成形品1を可動型33に保持した状態で、第
1のアンダーカット部5から傾斜インナーピン64を離脱
させ、この後に、成形品1を固定型25から離型させると
ともに、第2のアンダーカット部6からスライド駒77を
離脱させることができる。そこで、可動型33に設けた突
き出しピン83の長手寸法を短くでき、小さいストローク
で成形品1を確実に突き出すことができるとともに、こ
れらのアンダーカット処理の工程が終了した後の、型開
きの最終工程において、成形品1を可動型33から突き出
すため、成形品1を所定の位置に確実に突き出すことが
でき、成形、取り出しの自動化を図ることもできる。
【0033】また、可動型33とブロック体31とをストッ
パ機構51で連結し、離間寸法を制限したため、突き出し
ピン83などの長手寸法を小さくできるとともに、成形サ
イクルを短縮することができる。一方、可動型33と固定
型25との間はロック機構38により解放可能に連結したた
め、可動型33と固定型25との間を容易に大きく解放で
き、成形品1の取り出し作業やキャビティ面管理などの
作業性を向上することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の金型装置によれば、第1
の金型と第2の金型とを型合わせして、第1のアンダー
カット部と第2のアンダーカット部とを有する成形品を
形成した状態から、第1の金型とブロック体との間の型
開き距離を、所定範囲内に制限しつつ、第1、第2のア
ンダーカット部を確実に離型することができる。
【0035】請求項2記載の成形方法によれば、複数の
アンダーカット部を有する成形品を形成する際に、ま
ず、第1のスライド型を離脱させ、この後に、第2のス
ライド型を離脱するとともに、第1および第2の金型を
離間させることにより、成形品を安定して円滑に取り出
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の金型装置を用いた製造工程
を示す断面図である。
【図2】同上図1に続く製造工程を示す断面図である。
【図3】同上図2に続く製造工程を示す断面図である。
【図4】同上図3に続く製造工程を示す断面図である。
【図5】同上図4に続く製造工程を示す断面図である。
【図6】同上図5に続く製造工程を示す断面図である。
【図7】同上金型装置により製造する成形品の説明図で
ある。 (a)は断面図 (b)は斜視図
【図8】同上成形機の斜視図である。
【図9】同上金型装置のロック機構の説明図である。
【図10】同上金型装置のストッパ機構の説明図であ
る。
【図11】同上金型装置のストッパ機構の説明図であ
る。
【図12】同上金型装置の第1のスライド型の説明図で
ある。
【図13】同上金型装置の第1のスライド型の説明図で
ある。
【図14】同上金型装置の第1のスライド型の図13の
P矢視の説明図である。
【図15】同上金型装置の第2のスライド型の説明図で
ある。
【図16】同上金型装置の第2のスライド型の説明図で
ある。
【図17】同上金型装置の第2のスライド型の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 成形品 5 第1のアンダーカット部 6 第2のアンダーカット部 21 金型装置 25 第2の金型としての固定型 31 ブロック体 33 第1の金型としての可動型 34 キャビティ 38 第2の連結手段としてのロック機構 51 第1の連結手段としてのストッパ機構 63 第1のスライド型 72 第2のスライド型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の金型と、 この第1の金型に接離可能で、この第1の金型に型合わ
    せされた状態で前記第1の金型との間に成形品を形成す
    るキャビティを構成する第2の金型と、 これら第1の金型および第2の金型の接離方向に沿って
    前記第1の金型に対して進退可能に支持されたブロック
    体と、 前記成形品に第1のアンダーカット部を形成するように
    前記キャビティに臨んで設けられ、前記ブロック体が前
    記第1の金型から離間する状態で側方に移動しながら前
    記キャビティから離脱される第1のスライド型と、 前記成形品に第2のアンダーカット部を形成するように
    前記キャビティに臨んで設けられ、前記第2の金型が前
    記第1の金型から離間する状態で側方に移動しながら前
    記キャビティから離脱される第2のスライド型と、 前記第1の金型と前記ブロック体とを連結し、これら第
    1の金型とブロック体との離間を所定寸法だけ許容する
    第1の連結手段と、 前記第1の金型と前記第2の金型とを連結し、所定の値
    の型開き力が加わった状態でこれら第1の金型と第2の
    金型との離間を許容する第2の連結手段とを具備したこ
    とを特徴とする金型装置。
  2. 【請求項2】 キャビティを形成する第1および第2の
    金型と、このキャビティにアンダーカット部を形成する
    第1および第2のスライド型とを用い、 前記キャビティに原料を入れて成形品を形成する工程
    と、 前記第1のスライド型を前記成形品から離脱する工程
    と、 前記第2のスライド型を前記成形品から離脱するととも
    に前記第1および第2の金型を離間させる工程とを有し
    たことを特徴とする成形方法。
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