JPH059240U - コンバインの脱穀物用揺動選別装置 - Google Patents
コンバインの脱穀物用揺動選別装置Info
- Publication number
- JPH059240U JPH059240U JP6632891U JP6632891U JPH059240U JP H059240 U JPH059240 U JP H059240U JP 6632891 U JP6632891 U JP 6632891U JP 6632891 U JP6632891 U JP 6632891U JP H059240 U JPH059240 U JP H059240U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chaff
- fins
- swing
- sheave
- threshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱穀部で脱穀された脱穀物がとくに湿材の場
合は目詰まりしやすくなる揺動選別体のチャフシーブを
常に自動的に目詰まり防止可能とする。 【構成】 脱穀部の下方には複数のチャフフィン１から
なるチャフシーブ２を有した揺動選別体Ａを揺動自在に
架設して構成するコンバインにおいて、前記揺動選別体
Ａの下方には、該揺動選別体Ａが下動した際に前記チャ
フシーブ２の各チャフフィン１の間に突入することがで
きる複数の下部チャフフィン３をそれぞれ機体に固設し
て構成したものである。
合は目詰まりしやすくなる揺動選別体のチャフシーブを
常に自動的に目詰まり防止可能とする。 【構成】 脱穀部の下方には複数のチャフフィン１から
なるチャフシーブ２を有した揺動選別体Ａを揺動自在に
架設して構成するコンバインにおいて、前記揺動選別体
Ａの下方には、該揺動選別体Ａが下動した際に前記チャ
フシーブ２の各チャフフィン１の間に突入することがで
きる複数の下部チャフフィン３をそれぞれ機体に固設し
て構成したものである。
Description
【０００１】
本考案は、脱穀部で脱穀された脱穀物を揺動選別するコンバインの脱穀物揺動 選別装置に関する。
【０００２】
従来は、脱穀部の下方には複数のチャフフィンからなるチャフシーブを有した 揺動選別体を揺動自在に架設して構成するコンバインにおいて、チャフシーブは 揺動選別体とともに揺動して脱穀物を揺動選別するようになっている。
【０００３】
しかしながら、とくに脱穀物が湿材であったりすると、チャフシーブに目詰ま りが発生し、選別不良になったり、ロスが多発する、といった不具合を呈してい た。
【０００４】
本考案は、そのような不具合を解決し、簡単な構造にして好適に実施できるよ う工夫したものであり、そのため、揺動選別体の下方には、該揺動選別体が下動 した際にチャフシーブの各チャフフィンの間に突入することができる複数の下部 チャフフィンをそれぞれ機体に固設して構成したものである。
【０００５】
したがって、揺動選別体のチャフシーブに湿材が詰まろうとする状態になって も、揺動する揺動選別体が下動する際には、機体に固設した下部チャフフィンが チャフシーブの各チャフフィンの間に突入することになって、詰まろうとする脱 穀物を除去できることになり、また、下部チャフフィンの突入により、チャフシ ーブからの漏下を促進させることもできる。
【０００６】
Ａは揺動選別体を示し、コンバインの脱穀部の下方に揺動自在に架設したもの であり、該揺動選別体Ａには、傾斜した複数のチャフフイン１からなるチャフシ ーブ２を装備するとともに、他にチャフシーブやグレンシーブ（図示省略）など やストローラック４を配備して従来形構造同様に構成するが、前記揺動選別体Ａ の下方には、該揺動選別体Ａが下動した際に前記チャフシーブ２の各チャフフィ ン１の間に突入することができる傾斜した複数の下部チャフフィン３を配備する とともに、各下部チャフフィン３の下部の両側端部３ａは、揺動選別体Ａの両側 板５の外側方となる機体の両側板６にそれぞれ固設して構成する。
【０００７】 したがって、揺動選別体Ａは矢印イで示すように揺動しながら、脱穀部で脱穀 された脱穀物を受け止めて選別することになるが、脱穀物が湿材であってチャフ シーブ２に詰まろうとする状態になっても、揺動する揺動選別体Ａが図１に示す ように下動する際には、下方に固定されている各下部チャフフイン３がチャフシ ーブ２の各チャフフィン１間に突入することになって、チャフシーブ２に詰まろ うとする脱穀物を除去できることになり、また、そのように下部チャフフィン３ が突入することによって、チャフシーブ２からの選別物の漏下を促進させること ができる。
【０００８】
このように本考案は、揺動選別体Ａのチャフシーブ２に湿材が詰まろうとする 状態になっても、揺動する揺動選別体Ａが下動する際には、機体の固設した各下 部のチャフフィン３がチャフシーブ２の各チャフフィン１の間に突入することに なって、詰まろうとする脱穀物を除去できることになり、また、下部チャフフィ ン３の突入により、チャフシーブ２からの選別物の漏下を促進させることもでき ることになって、湿材であってもチャフシーブ２による揺動選別を従来のように 目詰まりすることなく効率良く行わせることができることになり、簡単な構造に して好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例である要部を示した側断面図で
ある。
ある。
【図２】図１をさらに断面にして示した側断面図であ
る。
る。
【図３】図１の作動状態を示した側断面図である。
１ チャフフィン ２ チャフシーブ Ａ 揺動選別体 ３ 下部チャフフィン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 脱穀部の下方には複数のチャフフィン１
からなるチャフシーブ２を有した揺動選別体Ａを揺動自
在に架設して構成するコンバインにおいて、前記揺動選
別体Ａの下方には、該揺動選別体Ａが下動した際に前記
チャフシーブ２の各チャフフィン１の間に突入すること
ができる複数の下部チャフフィン３をそれぞれ機体に固
設して構成したことを特徴とする脱穀物用揺動選別装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6632891U JPH059240U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | コンバインの脱穀物用揺動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6632891U JPH059240U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | コンバインの脱穀物用揺動選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059240U true JPH059240U (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=13312669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6632891U Pending JPH059240U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | コンバインの脱穀物用揺動選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059240U (ja) |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6632891U patent/JPH059240U/ja active Pending
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