JPH0592335U - プラスティック製コンクリート型枠用パネル - Google Patents

プラスティック製コンクリート型枠用パネル

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JPH0592335U
JPH0592335U JP3945492U JP3945492U JPH0592335U JP H0592335 U JPH0592335 U JP H0592335U JP 3945492 U JP3945492 U JP 3945492U JP 3945492 U JP3945492 U JP 3945492U JP H0592335 U JPH0592335 U JP H0592335U
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JP
Japan
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concrete formwork
separator
plywood
screw shaft
recess
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JP3945492U
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Inventor
伸二 竹内
Original Assignee
株式会社国元商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート型枠用合板よりも薄い板厚の平
板部の周囲に側壁部を一体連設したプラスティック製コ
ンクリート型枠用パネルを使用する場合に、標準のセパ
レーターを使用できるようにすること。 【構成】 コンクリート型枠用合板の板厚Tよりも薄い
板厚tの平板部16の周囲に側壁部18を一体に連設し
たプラスティック製コンクリート型枠用パネル15であ
って、前記側壁部18の外側に、標準セパレーター5の
先端螺軸部6が遊嵌する略半円形の小凹部20と、前記
螺軸部6に螺嵌する型枠締付用棒状本体8の基部9が遊
嵌する略半円形の大凹部21とから成るセパレーター嵌
合凹部19を形成しており、前記小凹部20の長さは、
前記コンクリート型枠用合板の板厚Tと等しい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラスティック製のコンクリート型枠用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート型枠用パネルには、一般に、合板(通常、縦1800mm、横60 0mm、厚さ12mm)から成る木製のものが使用されているが、最近では軽量でコ ストの安いプラスティック製のパネルも普及している。このプラスティック製コ ンクリート型枠用パネルでは、その平板部の板厚がコンクリート型枠用合板より も薄く、3mm程度に形成されている。
【0003】 図5は、従来のプラスティックコンクリート型枠用パネル1の使用態様を示し ている。このプラスティック製パネル1は、上述のようにコンクリート型枠用合 板よりも薄い板厚tの平板部2の周囲に側壁部3を一体に連設したもので、平板 部2の所要箇所にセパレーター螺軸部挿通孔4が穿設されている。このプラステ ィック製コンクリート型枠用パネル1の使用方法は、コンクリート型枠用合板の 場合と同様で、両型枠用パネル1間の間隔保持用セパレーター5sの先端螺軸部 6sを前記平板部2のセパレーター螺軸部挿通孔4に挿通して座金7により前記 パネル1を内側から支持させ、前記挿通孔4から突出した螺軸部6sに型枠締付 用棒状本体8の基部9のねじ孔を螺合して締め付けることにより、この棒状本体 8をコンクリート型枠用パネル1に結合する。そして前記棒状本体8に貫通孔1 1を利用して当て板10を嵌合させ、この当て板10を、前記棒状本体8の上下 両側に隣接して配置されたバタ材12,12の外側に当て付け、更に前記棒状本 体8の楔孔13に楔14を打ち込んで圧入し、それにより当て板10をバタ材1 2側に押圧してコンクリート型枠を組み立てる。尚、プラスティック製コンクリ ート型枠用パネル1の平板部2外面から側壁部3外端までの長さは、バタ材12 の外径Dまたはコンクリート型枠用合板の桟木の幅寸法と等しい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コンクリート型枠用合板には、普通、前述のように板厚12mmの規 格品が使用され、そして型枠の組み立てに使用されるセパレーターの先端螺軸部 は、前記板厚12mmの合板のセパレーター螺軸部挿通孔を貫通してその外側に突 出した部分に型枠締付用棒状本体8の基部9のねじ孔を螺合して締め付けできる 程度の長さに形成されている。
【0005】 ところが、プラスティック製コンクリート型枠用パネル1ではその平板部2の 板厚tが3mm程度と薄いために、コンクリート型枠用合板に代えて、このプラス ティック製コンクリート型枠用パネル1を使用する場合に、セパレーターの先端 螺軸部を、前記平板部2に設けられた螺軸部挿通孔4に挿通して型枠締付用棒状 本体8を締め付けようとすると、この棒状本体8が前記合板(板厚をTとする) と前記平板部2との板厚差(T−t=12mm−3mm=9mm)分だけセパレーター 側へ近づくことになるため、セパレーターの螺軸部先端が前記棒状本体8のねじ 孔奥部に当たってしまい、前記棒状本体8の締め付けが行えず、結局、標準のセ パレーターを使用することができない。
【0006】 したがって、プラスティック製コンクリート型枠用パネル1を使用する場合に は、図5に示すように、螺軸部6sの長さHsが標準セパレーターのものよりも 前記板厚差(T−t=9mm)分だけ短く形成された特殊なセパレーター5sを使 用しなければならず、そのためコストが高くつき、非常に不経済であった。
【0007】 本考案は、上記の課題に鑑み、コンクリート型枠用合板よりも薄い板厚の平板 部の周囲に側壁部を一体連設したプラスティック製コンクリート型枠用パネルを 使用する場合に、コンクリート型枠用合板に使用されるのと同じ標準のセパレー ターの使用が可能なプラスティック製コンクリート型枠用パネルを提供すること を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は、コンクリート型枠用合板よりも薄い板厚の平板部の周囲に側壁部を 一体に連設したプラスティック製コンクリート型枠用パネルに於いて、前記側壁 部の外側に、セパレーターの先端螺軸部が遊嵌する略半円形の小凹部と、前記セ パレーターの先端螺軸部に螺嵌する型枠締付用棒状本体の基部が遊嵌する略半円 形の大凹部とから成るセパレーター嵌合凹部を形成し、このセパレーター嵌合凹 部の前記小凹部の長さを、前記コンクリート型枠用合板の板厚と等しくして成る ことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】
実施例について図1〜図4を参照して説明すると、本考案に係るプラスティッ ク製コンクリート型枠用パネル15は、コンクリート型枠用合板の板厚(Tとす る)よりも薄い板厚tの平板部16の周囲に上下側壁部17,17及び左右側壁 部18,18を一体に連設して成るもので、上下各側壁部17及び左右各側壁部 18のそれぞれ外側にはセパレーター嵌合凹部19が所定間隔おきに形成されて いる。尚、このパネル15の平板部16の板厚tは、図5に示される従来のプラ スティック製コンクリート型枠用パネル1の平板部2と同じ板厚で、約3mmであ る。
【0010】 前記各セパレーター嵌合凹部19は、図2及び図3で明らかなように、木製の コンクリート型枠パネルに使用される標準のセパレーター5の先端螺軸部6が遊 嵌する略半円形の小凹部20と、前記セパレーター5の先端螺軸部6に螺嵌する 型枠締付用棒状本体8の基部9が遊嵌する略半円形の大凹部21とから成るもの で、前記小凹部20の長さは、前記コンクリート型枠用合板の板厚T(約12mm )と等しく形成されている。
【0011】 前記大凹部21の長さは、前記コンクリート型枠用合板の周囲に取付けられる 桟木の幅寸法またはバタ材12の外径Dと等しくなるように形成されている。こ れは、コンクリート型枠の組立ての際に、木製の型枠パネルでは、合板のみで使 用される場合と、この合板に前記桟木を釘打ちして取付けて使用される場合とが あって、前者の場合には合板の外面に縦バタ材当て付け更にこの縦バタ材にこれ と同径の図示のような横バタ材12を当て付け、後者の場合には前記横バタ材1 2を当て付けて型枠の組立てを行うようになっており、したがって前記大凹部2 1の長さを桟木またはバタ材12と等しくすることによって標準の型枠締付用棒 状本体8を使用できるようにするためである。
【0012】 上記のような構成を有するプラスティック製コンクリート型枠用パネル15の 使用に於いて、各コンクリート型枠用パネル15が上下左右に隣接して組合せら れることによって、例えば図4に示すように左右に隣接する双方のパネル15, 15の一方のパネル15の側壁部18と他方のパネル15の対応する側壁部18 との間では、双方のパネル15,15に於けるそれぞれの断面半円形状セパレー ター嵌合凹部19どうしが左右両側から対称状に接合された状態となり、しかし て互いに接合された両セパレーター嵌合凹部19,19の両小凹部20,20に よって断面円形のセパレーター螺軸部挿通孔が形成され、また両大凹部21,2 1によって断面円形の型枠締付用棒状本体基部挿入孔が形成される。
【0013】 前記両小凹部20,20によって形成される前記セパレーター螺軸部挿通孔の 長さは、コンクリート型枠用合板に穿設されているセパレーター螺軸部挿通孔と 等しく、また前記両大凹部21,21によって形成される前記型枠締付用棒状本 体基部挿入孔は、バタ材12の外径D、またはコンクリート型枠用合板に取付け られる桟木の幅と等しくなり、したがって標準セパレーター5及び標準型枠締付 用棒状本体8の使用が可能になるわけである。
【0014】 しかして、コンクリート型枠の組立てにあたっては、前記両小凹部20,20 によって形成される前記セパレーター螺軸部挿通孔に、標準セパレーター5の先 端螺軸部6(その長さを図3にHで示す)を挿通して、その挿通端部に、前記両 大凹部21,21によって形成される前記型枠締付用棒状本体基部挿入孔に挿入 した型枠締付用棒状本体8の基部9(内部はねじ孔)を螺合して締結すれば、前 記棒状本体8の基部9の先端フランジ部22が前記小凹部20と大凹部21との 境界段部23に当接した状態に締結を行うことができる。その後の型枠組立て作 業については、図5によって説明した従来例と全く同様であるため、その説明を 省略する。この図3に於いて、図5に示す従来例と同一部材には同一符号を付し ている。
【0015】
【考案の作用及び効果】
本考案のプラスティック製コンクリート型枠用パネルによると、コンクリート 型枠の組立ての際に、各プラスティック製コンクリート型枠用パネルが上下左右 に隣接して組合せられることにより、互いに隣接する双方のパネルの一方のパネ ルの側壁部と他方のパネルの対応する側壁部との間に於いて、それぞれ断面略半 円形のセパレーター嵌合凹部どうしが両側から対称状に接合された状態となり、 しかして互いに接合された両セパレーター嵌合凹部の両小凹部によって断面略円 形のセパレーター螺軸部挿通孔が形成されると共に、両大凹部によって同じく断 面略円形の型枠締付用棒状本体基部挿入孔が形成される。
【0016】 前記両小凹部によって形成される前記セパレーター螺軸部挿通孔の長さは、コ ンクリート型枠用合板に穿設されているセパレーター螺軸部挿通孔と等しくなり 、したがって従来のように特殊なセパレーターを使用する必要がなく、コンクリ ート型枠用合板に使用される標準のセパレーターを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプラスティック製コンクリート型
枠用パネルの正面図である。
【図2】同上の型枠用パネルの部分斜視図である。
【図3】同上の型枠用パネルの使用状態を示す側面図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】従来例を示す図3と同様な側面図である。
【符号の説明】
1 従来のプラスティック製コンクリート型枠用パ
ネル 2 平板部 3 側壁部 5s 特殊セパレーター 5 標準セパレーター 6s 特殊セパレーターの先端螺軸部 Hs 特殊セパレーター螺軸部の長さ 6 標準セパレーターの先端螺軸部 H 標準セパレーター螺軸部の長さ 8 型枠締付用棒状本体 9 型枠締付用棒状本体の基部 10 当て板 11 貫通孔 12 バタ材 13 楔孔 14 楔 15 本考案のプラスティック製コンクリート型枠用
パネル 16 平板部 17 側壁部 18 側壁部 19 セパレーター嵌合凹部 20 小凹部 21 大凹部 T コンクリート型枠用合板の板厚 t プラスティック製コンクリート型枠用パネルの
平板部の板厚 D バタ材の外径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート型枠用合板よりも薄い板厚の
    平板部の周囲に側壁部を一体に連設したプラスティック
    製コンクリート型枠用パネルに於いて、前記側壁部の外
    側に、セパレーターの先端螺軸部が遊嵌する略半円形の
    小凹部と、前記セパレーターの先端螺軸部に螺嵌する型
    枠締付用棒状本体の基部が遊嵌する略半円形の大凹部と
    から成るセパレーター嵌合凹部を形成し、このセパレー
    ター嵌合凹部の前記小凹部の長さを、前記コンクリート
    型枠用合板の板厚と等しくして成るプラスティック製コ
    ンクリート型枠用パネル。
JP3945492U 1992-05-16 1992-05-16 プラスティック製コンクリート型枠用パネル Pending JPH0592335U (ja)

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