JPH0110488Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0110488Y2 JPH0110488Y2 JP11335784U JP11335784U JPH0110488Y2 JP H0110488 Y2 JPH0110488 Y2 JP H0110488Y2 JP 11335784 U JP11335784 U JP 11335784U JP 11335784 U JP11335784 U JP 11335784U JP H0110488 Y2 JPH0110488 Y2 JP H0110488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- screw
- joint body
- bar
- pipe material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
１ 考案の目的
本考案は、各種の構築物や建築物の管材や棒材
などを十字状に連結するための継手に関するもの
である。
などを十字状に連結するための継手に関するもの
である。
従来、この種のジヨイントとしては第４図に示
すような継手に十字状に部材等を嵌挿し４本のビ
スを各部材面に向つて螺着して固定するものが知
られているが、このような多数のビスによる取付
手段では継手と部材との接合面がすべて均一の加
圧力をもつて固定されるとは限らないため、４個
所を十分に緊締したとしても使用中に１個所が弛
緩すると全体にガタが起り、不安定な固定状態を
起すことになつた。
すような継手に十字状に部材等を嵌挿し４本のビ
スを各部材面に向つて螺着して固定するものが知
られているが、このような多数のビスによる取付
手段では継手と部材との接合面がすべて均一の加
圧力をもつて固定されるとは限らないため、４個
所を十分に緊締したとしても使用中に１個所が弛
緩すると全体にガタが起り、不安定な固定状態を
起すことになつた。
そこで、本考案はこのような従来手段による欠
点を除去した新しいクロスジヨイントを提供する
ことを目的とするものである。
点を除去した新しいクロスジヨイントを提供する
ことを目的とするものである。
２ 考案の構成および作用
本考案の構成および作用を図面の実施例に基い
て説明する。
て説明する。
１は嵌挿すべき管材又は棒材ａ，a′の外径より
小さい内径に成る開口部２，２を十字方向に背中
合わせに形成した継手体で、この継手体１の管材
等ａ，a′に接触する部分は平ら面３，３，３，３
に成る。４はクロスする管材等ａ，a′の直交点に
向う継手体１の45度の位置に設けた螺孔で、この
螺孔にビスのような細径の螺子５を螺挿しその先
端を前記管材等ａ，a′の直交点方向に当接する。
小さい内径に成る開口部２，２を十字方向に背中
合わせに形成した継手体で、この継手体１の管材
等ａ，a′に接触する部分は平ら面３，３，３，３
に成る。４はクロスする管材等ａ，a′の直交点に
向う継手体１の45度の位置に設けた螺孔で、この
螺孔にビスのような細径の螺子５を螺挿しその先
端を前記管材等ａ，a′の直交点方向に当接する。
而して、この１本の細径の螺子５を十字に直交
する管材等ａ，a′の中心接点に45度方向から挿入
して緊締することによつて、螺子５がクサビ状に
入り一点だけを固定するようになる。この一点に
よる固定抑止によつて、継手体１の開口部２，２
の各周辺部が平ら面３，３，３，３を含めて管材
等ａの表面に加圧力をもつて当接するようにな
る。したがつて、各周辺部が相互に作用し合うこ
とになり、一方の管材等ａにおいて持ち上ろうと
する作用が働いても、他方の管材等a′に対しては
逆にこれを抑止しようとする作用が働くため、ク
ロスする管材等ａ，a′の固定力に変化は起らない
し、固定状態が維持されるようになる。
する管材等ａ，a′の中心接点に45度方向から挿入
して緊締することによつて、螺子５がクサビ状に
入り一点だけを固定するようになる。この一点に
よる固定抑止によつて、継手体１の開口部２，２
の各周辺部が平ら面３，３，３，３を含めて管材
等ａの表面に加圧力をもつて当接するようにな
る。したがつて、各周辺部が相互に作用し合うこ
とになり、一方の管材等ａにおいて持ち上ろうと
する作用が働いても、他方の管材等a′に対しては
逆にこれを抑止しようとする作用が働くため、ク
ロスする管材等ａ，a′の固定力に変化は起らない
し、固定状態が維持されるようになる。
３ 考案の効果
本考案はこのように、管材または棒材を嵌挿す
る開口部２，２の内径を前記管材または棒材ａ，
a′の外径より小さく形成するとともにこの開口部
を十字方向に背中合わせに形成して成る継手体１
を設け、この継手体の前記管材または棒材の直交
点に向う一部に螺孔４を設け、この螺孔に細径の
螺子５を前記直交点に向けて緊締して成ることを
特徴とするものであるため、次のような効果があ
る。
る開口部２，２の内径を前記管材または棒材ａ，
a′の外径より小さく形成するとともにこの開口部
を十字方向に背中合わせに形成して成る継手体１
を設け、この継手体の前記管材または棒材の直交
点に向う一部に螺孔４を設け、この螺孔に細径の
螺子５を前記直交点に向けて緊締して成ることを
特徴とするものであるため、次のような効果があ
る。
細い唯一の螺子がクサビ状に打込まれているこ
とによつて、クロスする管材等が嵌挿している継
手体開口部の周辺部分に緊張力が発生してこれが
相互に作用し合つて常時緊張状態を維持すること
ができるようになり、きわめて合理的な固定手段
となり、組み立てた管体等を常に安定した状態に
支持することができるものである。
とによつて、クロスする管材等が嵌挿している継
手体開口部の周辺部分に緊張力が発生してこれが
相互に作用し合つて常時緊張状態を維持すること
ができるようになり、きわめて合理的な固定手段
となり、組み立てた管体等を常に安定した状態に
支持することができるものである。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は要部の
平面図、第２図は同上の斜視図、第３図は同上Ａ
−Ａ線の断面図、第４図は従来物の斜視図であ
る。
平面図、第２図は同上の斜視図、第３図は同上Ａ
−Ａ線の断面図、第４図は従来物の斜視図であ
る。
Claims (1)
- 管材または棒材を嵌挿する開口部の内径を前記
管材または棒材の外径より小さく形成するととも
にこの開口部を十字方向に背中合わせに形成して
成る継手体を設け、この継手体の前記管材または
棒材の直交点に向う一部に螺孔を設け、この螺孔
に細径の螺子を前記直交点に向けて緊締するよう
に成ることを特徴とするクロスジヨイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11335784U JPS6129110U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | クロスジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11335784U JPS6129110U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | クロスジヨイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129110U JPS6129110U (ja) | 1986-02-21 |
| JPH0110488Y2 true JPH0110488Y2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=30672390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11335784U Granted JPS6129110U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | クロスジヨイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129110U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101358106B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2014-02-05 | (주) 롤포밍 | 비닐하우스 골조용 연결브라겟트 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11335784U patent/JPS6129110U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6129110U (ja) | 1986-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH086729B2 (ja) | 管状支柱を柱に取外し自在に固定する結合装置ならびにその結合装置を用いる結合構造 | |
| JPH0110488Y2 (ja) | ||
| JPH0640279Y2 (ja) | 鋼板の取付金具 | |
| JPH0332186Y2 (ja) | ||
| JPH0637161Y2 (ja) | 建設用仮設材のクランプ | |
| JPH0720243Y2 (ja) | 建築用構成板の取付構造 | |
| JPH0639128Y2 (ja) | パイプ材の接続構造 | |
| JPH0358023B2 (ja) | ||
| JPS5911187Y2 (ja) | 枠材の連結装置 | |
| JPH0518989Y2 (ja) | ||
| JPH08158540A (ja) | 鉄筋用継手装置 | |
| JPH0448293Y2 (ja) | ||
| JPH02108742A (ja) | 木造建築における梁材接合方法 | |
| JPH0231866Y2 (ja) | ||
| JP2001012012A (ja) | 異形鉄筋への定着プレートの取り付け構造 | |
| JPH0634968Y2 (ja) | アンカープレート | |
| JPH085366Y2 (ja) | ステンレスサドル用留ビス仮留座金の構造 | |
| JPH068171Y2 (ja) | 格子状枠 | |
| JP2536923Y2 (ja) | スプリンクラー用配管の固定装置 | |
| JPH06261956A (ja) | スプリンクラーヘッド取付管の固定構造及びスプリンクラーヘッド取付管の固定方法 | |
| JPH028969Y2 (ja) | ||
| JPS63106412A (ja) | 分割はめ合わせ式の頭部插通しボルト | |
| JPS6222651Y2 (ja) | ||
| JP2587824Y2 (ja) | 座 金 | |
| JPH0436048U (ja) |