JPH068171Y2 - 格子状枠 - Google Patents

格子状枠

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Publication number
JPH068171Y2
JPH068171Y2 JP4919387U JP4919387U JPH068171Y2 JP H068171 Y2 JPH068171 Y2 JP H068171Y2 JP 4919387 U JP4919387 U JP 4919387U JP 4919387 U JP4919387 U JP 4919387U JP H068171 Y2 JPH068171 Y2 JP H068171Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
main bar
crossbar
joint
tip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4919387U
Other languages
English (en)
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JPS63156322U (ja
Inventor
春比古 小林
Original Assignee
明治ナシヨナル工業株式会社
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Publication date
Application filed by 明治ナシヨナル工業株式会社 filed Critical 明治ナシヨナル工業株式会社
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は格子状枠に関する。
(従来の技術) たとえば照明器具の照明枠として第7図に示すような格
子状枠が一般に使用されている。これはメインバー1に
対してクロスバー2を交差して固定することにより構成
される。しかし単純に溶接によって全面的に固定する
と、そのときの熱によりバーにそりが発生するので、こ
れを避けるため従来では第5図、第6図に示すような構
成を採用している。
同図から理解されるように、クロスバー2の各先端にジ
ョイント金具3を固定する。このジョイント金具3は先
端がL字状に屈曲されてあり、その平坦部4にネジ5が
通る孔6が形成されてある。またメインバー1には、そ
の内部にネジ5がねじこまれるネジ孔7を備えた取付金
具8を固定しておく。
そしてまず一方のクロスバー2のジョイント金具3を、
取付金具8の上に載せ、さらにその上に他方のクロスバ
ー2のジョイント金具3を載せ、各孔6をネジ孔7に合
致させてから、ネジ5を貫通して取付金具8にねじ込ん
で固定する。
これによるとはきメインバー1とクロスバー2との交差
面に、段差が生じないようにすることは可能であるとし
ても、ネジ5の貫通を許容するためには、孔6の寸法を
ネジ5の直径よりクリアランスの分だけ大きくしておく
必要がある。
しかしこのようなクリアランスが存在していると、ジョ
イント金具3がその長手方向にクリアランス分だけ移動
できることになるため、クロスバー2の先端9とメイン
バー1の側壁10との間に、空隙が発生し易くなる。こ
のような空隙の存在はこの種枠の体裁を著しく損ねる。
また前記のように各孔6をネジ孔7に合致させてから、
ネジ5をねじこむようにしているので、その位置合わせ
に時間がかかり、作業が煩雑となる。
(考案が解決しようとする問題点) この考案はジョイント金具を使用する格子状枠におい
て、メインバーとクロスバーとの間に空隙が極力発生し
ないようにして、この種枠を構成することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案はメインバーにネジが樹立してある取付金具を
固定するとともに、一方のクロスバーの先端には、前記
ネジの半周に合致する円弧縁を備えたジョイント金具
を、他方のクロスバーの先端には、前記ネジの他の半周
に合致する円弧縁を備えたジョイント金具をそれぞれ固
定し、前記両ジョイント金具の各円弧状の側縁を、ネジ
の両側から当接し、その上からナットをネジに締め込ん
で固定するようにしたことを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を第1図以降の各図によって説明す
る。11はメインバー1に固定されてある取付金具で、
これにネジ12が樹立されてある。13はネジ12にね
じ込まれるナットである。
14は一方のクロスバー2の先端に固定されてあるジョ
イント金具で、その先端にはネジ12の半周に合致する
円弧縁15を備えている。16は他方のクロスバー2の
先端に固定されてあるジョイント金具で、その先端には
ネジ12の他の半周に合致する円弧縁17を備えてい
る。
なお両ジョイント金具14,16を結合させたとき、両
者の相対的な移動を拘束するために、各ジョイント金具
には、突出縁18と、この突出部17が嵌合される形状
のくぼみ縁19とを備えている。20はクロスバー2の
先端に当接するストッパー縁で、これにより円弧縁とク
ロスバー2との間の距離を設定する。
以上の構成において、クロスバー2をメインバー1に取
り付けるには、各クロスバー2のジョイント金具14,
16を、メインバー1の側面から矢印方向に寄せ合う。
この寄せ合いによってネジ12の各半周に各円弧縁17
が当接し、これを包囲する。この状態を示したのが第4
図で、両円弧縁によりひとつの孔21が完成され、この
孔21にネジ12が貫通するようになる。
この場合各円弧縁15,17は、ネジ12の側面から当
接するので、その円弧縁はビス12に確実に密着するよ
うになる。したがって両者の間にはクリアランスをなん
ら必要としない。そのため予めクロスバー2の端縁と円
弧縁との間の距離を、正確に設定しておけば、その端縁
とメインバー1の側面との間にはなんらの空隙も存在し
ないようになる。
また各ジョイント金具をネジ12に沿わせるようにして
取り付けるようにしており、従来のように各ネジ孔を合
致させる作業を必要としていない。したがってその取付
作業は極めて簡便となる。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、メインバーとク
ロスバーとを交差して固定することによって格子状とす
るとき、各バー間にはなんらの空隙が存在しないように
することができるとともに、作業性も著しく向上すると
いった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は
同断面図、第3図は要部の分解平面図、第4図は組立時
の平面図、第5図は従来例の分解斜視図、第6図は同断
面図、第7図は格子状枠の一例を示す斜視図である。 1…メインバー、2…クロスバー、11…取付金具、1
2…ネジ、13…ナット、14,16…ジョイント金
具、15,17…円弧縁、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインバーと前記メインバーと交差するよ
    うにして取り付けられるクロスバーとからなる格子状枠
    において、前記メインバーにネジが樹立してある取付金
    具を固定するとともに、前記メインバーの側面に端縁が
    向かい合う一方のクロスバーの先端には、前記ネジの半
    周に合致する円弧縁を備えたジョイント金具を、他方の
    クロスバーの先端には、前記ネジの他の半周に合致する
    円弧縁を備えたジョイント金具をそれぞれ固定し、前記
    両ジョイント金具の各円弧状の側縁を、ネジの両側から
    当接し、その上からナットを前記ネジに締め込んで固定
    してなる格子状枠。
JP4919387U 1987-03-31 1987-03-31 格子状枠 Expired - Lifetime JPH068171Y2 (ja)

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JP4919387U JPH068171Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 格子状枠

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JP4919387U JPH068171Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 格子状枠

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Publication Number Publication Date
JPS63156322U JPS63156322U (ja) 1988-10-13
JPH068171Y2 true JPH068171Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=30871418

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JP4919387U Expired - Lifetime JPH068171Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 格子状枠

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JPS63156322U (ja) 1988-10-13

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