JPH0589704U - パネル用半割材圧締治具 - Google Patents
パネル用半割材圧締治具Info
- Publication number
- JPH0589704U JPH0589704U JP3732292U JP3732292U JPH0589704U JP H0589704 U JPH0589704 U JP H0589704U JP 3732292 U JP3732292 U JP 3732292U JP 3732292 U JP3732292 U JP 3732292U JP H0589704 U JPH0589704 U JP H0589704U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- support piece
- jig
- divided material
- movable support
- Prior art date
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネルに対する半割材の密着接合が容易、且
つ確実に行えるようにした専用の半割材圧締治具を提供
する。 【構成】 壁パネル等のパネル1の一端面に、所定寸法
継ぎ足し用の半割材2を密着接合する圧締用の治具10
であって、一端に固定支持片13を略直角に突出して備
える治具本体11と、この治具本体11の他端側に移動
可能に組み付けた可動支持片21と、この可動支持片2
1の位置を調整可能とする調整具26とからなる。治具
本体11の他端側に雄ねじ部16を形成して、この雄ね
じ部16に、可動支持片21を移動自在に遊嵌すると共
に、調整具26をなすナット部材を螺合する。
つ確実に行えるようにした専用の半割材圧締治具を提供
する。 【構成】 壁パネル等のパネル1の一端面に、所定寸法
継ぎ足し用の半割材2を密着接合する圧締用の治具10
であって、一端に固定支持片13を略直角に突出して備
える治具本体11と、この治具本体11の他端側に移動
可能に組み付けた可動支持片21と、この可動支持片2
1の位置を調整可能とする調整具26とからなる。治具
本体11の他端側に雄ねじ部16を形成して、この雄ね
じ部16に、可動支持片21を移動自在に遊嵌すると共
に、調整具26をなすナット部材を螺合する。
Description
【0001】
本考案は、木質プレファブ家屋における壁パネル等のパネル組立時において、 パネルの一端面に対して、所定寸法継ぎ足し用の半割材を密着接合するための圧 締治具に関するものである。
【0002】
木質プレファブ家屋における外壁パネル等のパネルにおいて、パネルを建て込 む前のパネル組立時にパネル相互を接合するためには、ワイヤー、L型フック、 ラチェット式圧締器を用いて密着させている。 また、パネル間の隙間を寄せるための治具としては、実公平2−32756号 公報、実公平3−28110号公報が知られている。
【0003】 しかしながら、所定寸法継ぎ足し用の半割材をパネルの一端面に接合する場合、 従来は、専用の圧締器がなく、手作業のみに頼っていた。
【0004】
半割材を継ぎ足す場合、専用の圧締器がないことから、パネルへの圧締作業は 面倒なものとなっていたのが実情であった。
【0005】 そこで本考案の目的は、パネルに対する半割材の密着接合が容易、且つ確実に 行えるようにした専用の半割材圧締治具を提供することにある。
【0006】
以上の課題を解決すべく本考案は、壁パネル等のパネルの一端面に、所定寸法 継ぎ足し用の半割材を密着接合する圧締用の治具であって、一端に固定支持片を 略直角に突出して備える治具本体と、この治具本体の他端側に移動可能に組み付 けた可動支持片と、この可動支持片の位置を調整可能とする調整具とからなるこ とを特徴とする。 具体的には、前記治具本体の他端側に雄ねじ部を形成して、この雄ねじ部に、 前記可動支持片を移動自在に遊嵌すると共に、前記調整具をなすナット部材を螺 合したものである。
【0007】
治具本体の一端から略直角に突出した固定支持片と、他端側の雄ねじ部に遊嵌 等して組み付けた可動支持片との間に、パネルおよび半割材を挟んで、ナット部 材の締め込み等、調整具による可動支持片の固定支持片側への位置調整によって 、パネルに半割材が密着した圧締状態が得られる。
【0008】
以下に本考案に係るパネル用半割材圧締治具の実施例を図1乃至図4に基づい て説明する。 本考案に係るパネル用半割材圧締治具による一使用例を示す図1および図2に おいて、1は木質パネル、2は半割材、10は本考案のパネル用半割材圧締治具 である。
【0009】 木質パネル1は、例えば、910mmの横幅を有するもので、半割材2は、例えば 、90mmから200mm程度の横幅を有するものであり、これらは接着剤により接合す ることで、所定寸法の横幅を有するパネル材として組み立てられる。 そして、パネル用半割材圧締治具10は、治具本体11と、可動支持片21と 、調整具をなすナット部材26とからなり、これらは、鋼等の金属により構成さ れる。
【0010】 先ず、治具本体11は、例えば、全長1200mm程度の棒状部12の一端に、直角 方向に突出する固定支持片13を一体に形成して、この固定支持片13の内面に 滑り止め用の爪部14…を形成すると共に、棒状部12と固定支持片13とが連 続する角部を、外方へ膨出する厚肉補強部15に形成してなる(図3参照)。 さらに、治具本体11は、他半部側に雄ねじ部16を形成してなり、この雄ね じ部16のねじピッチは、比較的大きなものに形成されている。
【0011】 他方、可動支持片21は、前記固定支持片13と対向する内面に滑り止め用の 爪部22…を形成すると共に、図4に示すように、前記雄ねじ部16上への遊合 孔23を有する部分を、厚肉ボス部24に形成してなる。 この可動支持片21を、その厚肉ボス部24の遊合孔23により雄ねじ部16 上に移動自在に遊嵌することで、治具本体11に組み付ける。
【0012】 そして、雄ねじ部16上には、座金27を遊嵌して、蝶ナット部材26を螺合 する。 以上により、本考案のパネル用半割材圧締治具10が組み立てられる。
【0013】 パネル1の一端面に接着剤で半割材2を接合するには、パネル高さ方向上下2 箇所等の複数箇所において、例えば、図1のように、治具本体11の固定支持片 13を半割材2の端面に当てて、可動支持片21をパネル1の他端面に当てる。 そうして、蝶ナット部材26を雄ねじ部16に締め込んでいくことにより、図 2乃至図4のように、固定支持片13と可動支持片21との間において、パネル 1と半割材2とが挟み込まれて密着状態となる。
【0014】 以上において、雄ねじ部16上で蝶ナット部材26を締め込んだり、緩める際 、そのねじピッチが比較的大きいので、半割材2の横幅に合わせた締め付けや緩 め操作が素早く行える。 また、固定支持片13内面の爪部14…、可動支持片21内面の爪部22…に より、パネル1端面および半割材2端面に対する滑り止めが得られている。
【0015】 そして、以上による圧締状態において、厚肉補強部15によって、棒状部12 に対する固定支持片13の外側への変形防止が図られている。 また、雄ねじ部16上への遊合孔23部分が厚肉ボス部24となっているので 、可動支持片21の雄ねじ部16上での傾きも抑えられる。
【0016】 なお、以上の実施例においては、木質パネルに対する半割材専用の圧締治具と したが、本考案はこれに限定されるものではなく、他の材質のパネルに対する継 ぎ足し材の接合等に用いてもよい。 また、治具本体や支持片の形状および各部寸法、結着具の種類等も任意であり 、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論であ る。
【0017】
以上のように本考案に係るパネル用半割材圧締治具によれば、治具本体の一端 から略直角に突出した固定支持片と、他端側の雄ねじ部に遊嵌等して組み付けた 可動支持片との間に、パネルおよび半割材を挟んで、ナット部材の締め込み等、 調整具による可動支持片の固定支持片側への位置調整によって、パネルに半割材 を密着した圧締状態を得ることができるため、半割材の圧締専用のものとして、 パネルに対する半割材の密着接合作業を容易、且つ確実に行うことができる。
【図1】本考案に係るパネル用半割材圧締治具による一
使用例を示す斜視図である。
使用例を示す斜視図である。
【図2】本考案のパネル用半割材圧締治具によるパネル
に対する半割材の圧締状態例を示す正面図である。
に対する半割材の圧締状態例を示す正面図である。
【図3】本考案のパネル用半割材圧締治具の一端部側を
示す拡大図である。
示す拡大図である。
【図4】同じく他端部側を示す拡大図である。
1 パネル 2 半割材 10 パネル用半割材圧締治具 11 治具本体 12 棒状部 13 固定支持片 16 雄ねじ部 21 可動支持片 23 遊合孔 26 調整具(ナット部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 壁パネル等のパネルの一端面に、所定寸
法継ぎ足し用の半割材を密着接合する圧締用の治具であ
って、一端に固定支持片を略直角に突出して備える治具
本体と、この治具本体の他端側に移動可能に組み付けた
可動支持片と、この可動支持片の位置を調整可能とする
調整具とからなることを特徴とするパネル用半割材圧締
治具。 - 【請求項2】 前記治具本体の他端側に雄ねじ部を形成
して、この雄ねじ部に、前記可動支持片を移動自在に遊
嵌すると共に、前記調整具をなすナット部材を螺合した
ことを特徴とする請求項1記載のパネル用半割材圧締治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732292U JPH0589704U (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | パネル用半割材圧締治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732292U JPH0589704U (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | パネル用半割材圧締治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589704U true JPH0589704U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=12494428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3732292U Pending JPH0589704U (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | パネル用半割材圧締治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589704U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019011643A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 大和ハウス工業株式会社 | 地組架台および外壁パネルの作製方法 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP3732292U patent/JPH0589704U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019011643A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 大和ハウス工業株式会社 | 地組架台および外壁パネルの作製方法 |
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