JPH0591335U - 釣り用リール - Google Patents

釣り用リール

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Publication number
JPH0591335U
JPH0591335U JP031070U JP3107092U JPH0591335U JP H0591335 U JPH0591335 U JP H0591335U JP 031070 U JP031070 U JP 031070U JP 3107092 U JP3107092 U JP 3107092U JP H0591335 U JPH0591335 U JP H0591335U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control case
connecting frame
lug
lugs
reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP031070U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 生田
Original Assignee
株式会社シマノ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シマノ filed Critical 株式会社シマノ
Priority to JP031070U priority Critical patent/JPH0591335U/ja
Publication of JPH0591335U publication Critical patent/JPH0591335U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ディスプレイ等を備えた制御ケースの保
護及びその保護の為の構造の簡素化を図る。 【構成】 左右サイドケース2,3を上連結フレーム4
で連結するとともに、左右サイドケース2,3と上連結
フレーム4の連結部位よりハーネス係止用のラグ8,8
を突設し、その連結フレーム4に制御ケース11を取り
付け、制御ケース11を、側面視で、略山形状のラグ8
に隠れるように設置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主としてトローリング用リールとして利用されるものであって、スプ ールの左右に配置したサイドボデイより、夫々、ハーネス係止用のラグを突設し てある釣り用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の釣りリールにおいては、制御ケースを有するものはなかった。因みに 、このような制御ケースは、仕掛の投入深さや巻上げ前の棚深さ等を主として表 示するディスプレーやそのディスプレーを制御する制御装置を収納したものであ り、トローリングリールのような大型リールにおいては、そのような制御ケース を装備するものはなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、制御ケースを装備する際に、制御ケース自体は機械的強度の弱いもの であるから、いかなる位置に取り付けるのが最良であるか、といった課題を克服 する必要がある。 本考案の目的はハーネス係止用のラグがサイドボデイより突出する点に着目し 、制御ケースへの機械的損傷を抑えた配置構成の可能な釣り用リールを提供する 点ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による特徴構成は前記両ラグの間に制御ケースを位置させるとともに、 前記制御ケース上面が前記ラグの先端よりも突出しない状態に、その制御ケース を設置してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、釣り場の地面等にラグを下向きにして置き竿した場合や、ラグを上向 きで置き竿した状態から竿が反転してラグが下向きになった場合においても、ま してあやまってリールを落下させた場合にも、ラグによって、制御ケースが直接 地面等に接触することはなく、制御ケースを保護できる。
【0006】
【考案の効果】
したがって、制御ケースを保護でき、収納されている制御装置等を効果的に保 護できる。しかも、制御ケースを保護するためにあらたに保護具を設けたわけで はなく、既存のラグを利用した兼用効果もある。 更に、制御ケースの設置位置を両ラグの間に位置させているので、サイドボデ イ内にその設置位置を設定する必要がなく、既存のリールに制御ケースを増設す る場合にも、既存部品の配置変更を行うことなく、設置できる良さもある。
【0007】
【実施例】
図1に示すように、スプール1の左右両側に左右サイドケース2,3を配置す るとともに、左右サイドケース2,3を上連結フレーム4と下連結フレーム5と で連結してリール本体を構成するとともに、右サイドケース3に巻上げハンドル 6及びドラグレバー7を軸支してトローリングリールを構成する。 上連結フレーム4と左右サイドケース2,3の連結部位に釣り人の腰に巻いた ハーネスに連結係止されるハーネス係止用のラグ8,8を挟み込み位置させてボ ルトによって、サイドケース2,3と上連結フレーム4とともに、共付けしてい る。 釣り人に釣り情報を提供する為に、棚深さの数値等を表示する液晶ディスプレ イ9とその液晶ディスプレイ9等を制御する制御装置10を収納した制御ケース 11を上連結フレーム4に設置する。つまり、図4に示すように、上連結フレー ム4の上面に凹入取り付け座を形成するとともに、この取り付け座の左端に差し 込み孔4A右端に横向き差し込み孔4Bを形成し、一方、制御ケース11の左端 に下向き突出片11Aと右端に横向き延出端11Bを形成し、下向き突出片11 Aを差し込み孔4Aに差し込み、及び、横向き延出端11Bを横向き差し込み孔 4Bに差し込み、夫々、ビスで止め付け制御ケース11を取り付ける構成を採っ ている。 制御ケース11を上連結フレーム4に取り付けた状態では、制御ケース11の 上面がラグ8,8の上端より突出せず、かつ、側面視で略山形のラグ8に隠れる 状態にその形状等を設定している。
【0008】 次に、液晶ディスプレイ9への数値表示の制御に掛かるツールTに付いて説明 する。図3に示すように、このツールTは、上連結フレーム4に取り付けた状態 で制御ケース11上に位置する本体ケース12と、この本体ケース12に対して 横向き軸芯周りで上下揺動可能なアーム部13とからなる。アーム部13に、ス プール1に巻かれる糸の表面に接触して糸の巻き取り速度に応じて回転する検出 回転体14と、この回転体14の回転を本体ケース12内の回転センサ15を構 成する被検出回転体17に伝動するギヤ16群とからなる。回転センサ15は、 マグネットMを装着した被検出回転体17と制御ケース11内に装備したホール 素子18でなり、糸の巻き取り量を算出する回転量を検出する。つまり、釣りを 開始する前に、このツールTを取り付け、糸を巻き取ってその数値を記憶し、実 際の釣り時には、ツールTを取り外しスプール1の回転に基ずいて糸の繰り出し 量を算出し、仕掛の深さを表示する。 図3及び図4に示すように、スプール1の回転はスプール1の外周に設けたマ グネットMと制御ケース11内に装備したホール素子19等で検出する。マグネ ットMの取り付け位置をスプール1の外周に取り付け上連結フレーム4にマグネ ットMとの干渉を回避する凹入部を形成し、上連結フレーム4を分断しない位置 までマグネットMを制御ケース11に近接させ、ホール素子19等も制御ケース 11内に設置でき、シール性を良好にできる。
【0009】 アーム部13を巻き取り糸の小径側に付勢しているので、自由状態ではアーム 部13が通常の測定位置よりも入り込み、連結フレームに装着する際にアーム部 13の先端がスプール1の糸巻き付け部分に接触して装着ミスすることがある。 そこで、アーム部13の基端部にピン12Aを設け、アーム部13の揺動限界を 形成する。実際には、アーム部13の揺動限界をこえる小径巻き付け部分にたい してはツールTで計測は行われてはない部分であるが、実質的にこの部分につい て使用されることはすくない。それでも、この部分の糸が繰り出された場合には 、この部分については類推計算値を利用して大まかな数値を表示する方法をとっ てもよい。
【0010】 〔別実施例〕 制御ケース11のラグ8に対する配置状態としては、制御ケース11の上面 がラグの上端より突出しなければよい。 ラグ8としては、左右一対のものを複数箇所に設けたものでもよく、その内 の一対のラグ8の間に制御ケース11を設置する。 制御ケース11はその左右端が左右のラグ8に夫々接触してもよい。 ラグ8の形状としては、制御ケース11の側面形状に沿ったものにし、側面 視においてそのラグ8で制御ケース11を覆う構成を採ってもよい。
【0011】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】トローリングリールを示す背面図
【図2】トローリングリールを示す平面図
【図3】ツールを装着した状態のトローリングリールを
示す縦断側面図
【図4】制御ケースの取り付け状態を示す縦断背面図
【符号の説明】
1 スプール 2 左サイドボデイ 3 右サイドボデイ 8 ラグ 11 制御ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプール(1)の左右に配置したサイド
    ボデイ(2),(3)より、夫々、ハーネス係止用のラグ
    (8)を突設してある釣り用リールであって、 前記両ラグ(8),(8)の間に制御ケース(11)を位
    置させるとともに、前記制御ケース(11)上面が前記
    ラグ(8)の先端よりも突出しない状態に、その制御ケ
    ース(11)を設置してある釣り用リール。
JP031070U 1992-05-13 1992-05-13 釣り用リール Pending JPH0591335U (ja)

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JP031070U JPH0591335U (ja) 1992-05-13 1992-05-13 釣り用リール

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JP031070U JPH0591335U (ja) 1992-05-13 1992-05-13 釣り用リール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135444A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Daiwa Seiko Inc 魚釣用両軸受型リ−ル
JP2013009638A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Shimano Inc カウンタケース取付構造

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