JP3022219U - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents
魚釣用両軸受型リールInfo
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- JP3022219U JP3022219U JP1995010100U JP1010095U JP3022219U JP 3022219 U JP3022219 U JP 3022219U JP 1995010100 U JP1995010100 U JP 1995010100U JP 1010095 U JP1010095 U JP 1010095U JP 3022219 U JP3022219 U JP 3022219U
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- JP
- Japan
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- reel
- fishing
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】各種計測装置を内蔵したリール本体の計測情報
表示部を保護するためのガード部材を設けなくとも、竿
にリールを取付けた状態で釣場などに置いた場合に、表
示部が地面などに直接触れることによって損傷したり、
表示部に設けられた設定ボタンが誤って押圧されたりす
ることがない魚釣用リールを提供すること。 【解決手段】側板間にスプール2を回転自在に支持する
リール本体1に、各種の計測情報や設定情報などを表示
する表示部4を有する計測装置を有してなる魚釣用両軸
受リールにおいて、前記計測装置の表示部4をスプール
2の前方または後方であって、リール本体1の上端縁よ
り竿取付部5寄りに配置しておく。
表示部を保護するためのガード部材を設けなくとも、竿
にリールを取付けた状態で釣場などに置いた場合に、表
示部が地面などに直接触れることによって損傷したり、
表示部に設けられた設定ボタンが誤って押圧されたりす
ることがない魚釣用リールを提供すること。 【解決手段】側板間にスプール2を回転自在に支持する
リール本体1に、各種の計測情報や設定情報などを表示
する表示部4を有する計測装置を有してなる魚釣用両軸
受リールにおいて、前記計測装置の表示部4をスプール
2の前方または後方であって、リール本体1の上端縁よ
り竿取付部5寄りに配置しておく。
Description
【0001】
本考案は魚釣用両軸受型リールに関し、釣糸の繰り出し長さや張力などを始め とする各種の計測装置の表示部の配置構造に関するものである。
【0002】
従来から、釣糸の繰り出し量を計測する糸長計測装置や釣糸の張力を測定する 張力測定装置などを備えたリールが数多く普及している。これらの測定装置で計 測された情報は、例えば、実開平3―31861号公報や実開平5―34868 号公報に開示されているように、リール本体の上部または側部に設けた表示部に 表示される。
【0003】 ところで、実釣時に竿にリール本体を固定したままの状態で、地面や岩場など の釣場に置くことがあるが、この場合には、図8に示すように、リール本体9の 上面より突出した位置に設けられた表示部91が下を向いた状態で置かれるため 、表示部91の表示窓などに傷が付きやすく、表示の視認性が悪くなったり、ま た表示部91自体が破損する虞がある。
【0004】 さらに、表示部91には、種々の設定ボタンが配置されているが、表示部91 がリール本体9の上面より突出した位置にある場合には、竿を地面に置いたとき に、設定ボタンが地面などに触れて不用意に設定値が変ったり、リセットになっ たりするといった不都合があった。
【0005】 そこで、この様な欠点を解消すべく、例えば、実開平2―105359号公報 に開示されているような、表示部が直接地面などに触れないようなガード部材を リール本体に設ける技術が提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
【0007】 しかしながら、このようにガード部材を設けると、それだけ部品点数が多くな り、材料コストが上がるばかりでなく、組立工程が増えて組立コストも上がり、 リールの価格も高くならざるを得なくなる。また、リールも操作性の向上を目指 して小型軽量化が行われているが、ガード部材を設けることは、重量の増加にな り、これに反するものとなっていた。
【0008】 本考案は、上記従来技術の課題に着目して提案されたもので、表示部を保護す るためのガード部材を設けなくとも、竿にリールを取付けた状態で釣場などに置 いた場合に、表示部が地面などに直接触れることによって損傷したり、表示部に 設けられた設定ボタンが誤って押圧されたりすることがない魚釣用リールを提供 することを目的とする。
【0009】
本考案は、上記目的を達成するため、側板間にスプールを回転自在に支持する リール本体に各種の計測情報や設定情報などを表示する表示部を有する計測装置 を有してなる魚釣用両軸受リールにおいて、前記計測装置の表示部をスプールの 前方または後方であって、リールの上端縁より竿取付部寄りに配置することを特 徴とする。
【0010】
以下、添付の図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。なお、以 下の記載においては、前後方向、上下方向は実釣時の使用状態を前提にして説明 する。すなわち、竿先側を前方、竿尻側を後方とする。
【0011】 図1および図2は本考案の第1の実施の形態を示すもので、リール本体1の左 右側板10a,10b間には、夫々軸受12a,12bによってスプール2が取 付けられたスプール軸21が回転可能に支持されている。スプール軸21の一方 の端部にはピニオンギヤ23が取付けられており、このピニオンギヤ23にはハ ンドル軸25に取付けられた駆動歯車27と噛合している。これにより、ハンド ルHを回転操作することにより、スプール2は回転駆動し、スプール2に釣糸を 巻き取る。
【0012】 リール本体1の前方には、スプール2に糸を巻き取るに際し、均一に巻き取る ための釣糸案内装置(レベルワインド)3が設けられている。リール本体1内に は、特に図示して説明しないが、例えば釣糸の繰り出し量を計測する糸長計測装 置や釣糸の張力を測定する張力測定装置などの計測装置やこれらを作動させるた めの電源としての電池などが内蔵されている。そして、これらの装置によって計 測された情報を表示する表示部4は、リール本体1のスプール2より前方で、リ ール本体1の上端縁よりも竿取付部5寄りの位置、図示の例ではスプール軸21 の軸芯位置より下方に、表示窓40および設定ボタン41が上向きになるように リール本体1に固定的に取付けられている。
【0013】 図3に示すように、リール本体1を竿6に取付けた状態で、竿6を地面などに 置く場合には、リール本体1の上端縁が地面に付くように置かれるものである。 本考案によれば、表示部4がリール本体1の前方で、かつ、スプール軸21の軸 芯位置より下方に配置されているので、表示部4は地面に接触しない。
【0014】 図2に示す実施の形態においては、表示部4をスプール軸21の軸心位置より 下方に位置するように配置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、表 示部4の表面がリール本体1の上端縁より竿取付部寄りに位置するものであれば 、何れの位置でも良い。しかし、図示のように、表示部4を竿取付部6に近い位 置に設けておけば、リール本体1の上方が開放され、釣糸案内部の案内孔への釣 糸の挿入作業が容易に行え、好ましいものである。
【0015】 上記第1の実施の形態においては、表示部4をリール本体1の前方に設けるこ ととしたが、第2の実施の形態においては、図4および図5に示すように、表示 部4をリール本体1の後方側に配置する。
【0016】 すなわち、表示部4は、リール本体1のスプール2より後方で、リール本体1 の上端縁よりも竿取付部5寄りの位置、図示の例ではスプール軸21の軸芯位置 より下方に、表示窓40および設定ボタン41が上向きになるようにリール本体 1に固定的に取付けられている。このように表示部4をリール本体1の後方側に 配置しておけば、表示部4を指置きとして兼用させることができる。
【0017】 この第2の実施の形態においても、リール本体1を竿6に取付けた状態で地面 においても、図6に示すように、表示部4が地面に接触することがなくなる。な お、この第2の実施の形態においても、表示部4の上面がリール本体1の上端縁 より上に突出しないような位置で、竿を地面に置いたときに表示部が地面に接触 しない位置であれば何れの位置であってもよい。
【0018】 図7は第2の実施の形態の変形例を示すもので、表示部4の幅方向の寸法を短 くし、かつ、表示部4の反ハンドル側部位を開放したものを示している。これに より、実釣時にリール本体が握りやすくなって竿さばきなどの操作性が向上する と共に、親指をスプールに近付けさせることができるので、サミング性を阻害す ることがない。また、このように開放部を設けておけば、該開放部に手の平の親 指のつけ根部分が位置するので、表示部4の表示窓40が手で隠されてしまうこ とが防止され、表示窓40の視認性が向上する。
【0019】
上記したように、本考案によれば、表示部がリール本体の上端縁から竿取付部 寄りに配置されているので、竿にリール本体を取付けた状態で釣場などに置いた 場合に、表示部が地面などに直接触れることによって損傷したり、表示部に設け られた設定ボタンが誤って押圧されたりすることがない。しかも、本考案によれ ば、ガード部材を設けることなくこれを達成することができるので、部品点数が 少なくて済み、製造コストが高くなることが解消される。
【図1】第1の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルを示す平面図である。
ルを示す平面図である。
【図2】第1の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルを示す側面図である。
ルを示す側面図である。
【図3】第1の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルの使用状態を示す側面図である。
ルの使用状態を示す側面図である。
【図4】第2の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルを示す平面図である。
ルを示す平面図である。
【図5】第2の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルを示す側面図である。
ルを示す側面図である。
【図6】第2の実施の形態における魚釣用両軸受型リー
ルの使用状態を示す側面図である。
ルの使用状態を示す側面図である。
【図7】第2の実施の形態の変形例における魚釣用両軸
受型リールを示す平面図である。
受型リールを示す平面図である。
【図8】従来の表示部を有する魚釣用両軸受型リールの
使用状態を示す側面図である。
使用状態を示す側面図である。
1 リール本体 2 スプール 3 釣糸案内装置 4 表示部 5 竿取付部 6 竿
Claims (1)
- 【請求項1】 側板間にスプールを回転自在に支持する
リール本体に、各種の計測情報や設定情報などを表示す
る表示部を有する計測装置を有してなる魚釣用両軸受リ
ールにおいて、 前記表示部がスプールの前方または後方であって、リー
ルの上端縁より竿取付部寄りに配置されていることを特
徴とする魚釣用両軸受型リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010100U JP3022219U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 魚釣用両軸受型リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010100U JP3022219U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 魚釣用両軸受型リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022219U true JP3022219U (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=43157535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010100U Expired - Lifetime JP3022219U (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 魚釣用両軸受型リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022219U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06142951A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-24 | Komatsu Ltd | レーザマーキングシステム |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP1995010100U patent/JP3022219U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06142951A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-24 | Komatsu Ltd | レーザマーキングシステム |
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