JP2529127Y2 - 釣り用リールの表示ケース - Google Patents

釣り用リールの表示ケース

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JP2529127Y2 JP1990088600U JP8860090U JP2529127Y2 JP 2529127 Y2 JP2529127 Y2 JP 2529127Y2 JP 1990088600 U JP1990088600 U JP 1990088600U JP 8860090 U JP8860090 U JP 8860090U JP 2529127 Y2 JP2529127 Y2 JP 2529127Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は釣り用リールの表示ケースに関し、詳しく
は、スプールから繰出された釣り糸の長さ等を表示する
表示装置を収納する表示ケースの改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来からの表示ケースとして電動リール等に備えられ
ているものを例に挙げると、この種のケースには液晶デ
ィスプレイ等の表示装置が内装され、又、表示装置は、
その端子を基板に対してハンダ付けにするだけの構造、
或いは、枠状のホルダを介して基板に保持させる構造、
或いは、基板とケースとの間に挟み込む構造等によりケ
ース内部に保持されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、釣り用リールは釣り竿に着脱する際に誤って
落下させることも多く、このように落下させると、前述
の如く表示装置がケースに対して固設されたものでは、
落下時の衝撃が、そのままの強さで表示装置に伝えられ
る結果、表示装置を傷めることも多く改善の余地があ
る。
本考案の目的は、合理的な改造により、リールを地面
等に落下させることがあっても、表示装置を傷め難い表
示ケースを構成する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、表示装置に制御電流を供給する基板
と前記表示装置とを透明な外壁材に内装し、前記表示装
置を前記外壁材の上部部分の内面側に上向きに形成され
た凹部に嵌込んで横方向に位置が規制された状態で配置
すると共に、この外壁材の凹部内面と前記表示装置の表
示面との間に該表示面の外周部分を取囲む環状の緩衝材
を介装し、又、前記表示装置と前記基板との間に緩衝材
を介装してある点にあり、その作用、及び効果は次の通
りである。
〔作用〕
上記特徴によると、外壁材の外部から強い衝撃力が作
用しても、この衝撃力を緩衝材が吸収して柔らげるの
で、表示装置に直接伝えられることがなく表示装置を保
護し得るものとなる。しかも、上記特徴では緩衝材で表
示装置を挟み込み、外壁材の凹部への嵌込みで位置が規
制される構造なので、特別な位置決め部材を用いなくて
も、基板と外壁材との間での表示装置の位置は決まるこ
とになる。
特に、表示装置の表示面側に配置される緩衝材が表示
面の外周部分を取囲む環状に形成されているので、外壁
材の内部の塵埃が表示装置の表示面と外壁材との間への
侵入する現象を阻止して表示面の表示内容を見易い状態
に維持し得るものとなる。
〔考案の効果〕
したがって、緩衝材と外壁材とを合理的に配置するこ
とによって、表示装置を視認し易い位置に配置し乍ら、
リールを落下させた場合にあっても表示装置に影響を与
えることなく、表示装置の表示面を清浄な状態に維持し
て表示内容を容易に認識し得る表示ケースが構成された
のである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図に示すように、左右のサイドケース
(1),(1)の間に、螺軸(2)、ガイド杆(3)、
糸案内具(4)で成るレベルワインド機構、及び、電動
モータ(5)を内蔵したスプール(6)を配置すると共
に、右側のサイドケース(1)にドラグ操作具(7)、
ハンドル(8)、クラッチ操作具(9)夫々を備え、
又、左右のサイドケース(1),(1)の上部同士の間
に表示ケース(10)を備え、更に、左右のサイドケース
(1),(1)、表示ケース(10)夫々の上部を覆う形
態にカバー(11)を取付けて電動リールを構成する。
このリールでは第2図に示すように、前記カバー(1
1)が支軸(12)周りでの揺動により開放姿勢に設定で
きるように構成され、該カバー(11)を閉じ姿勢に設定
した場合にはカバー(11)に形成した開口(11A)から
表示ケース(10)の一部が露出するようになっている。
前記表示ケース(10)は、夫々透明な樹脂製の上部ケ
ース(10A)(外壁材の一例)と、下部ケース(10B)を
接合して成り、この表示ケース(10)の内部にはマイク
ロプロセッサ(図示せず)、液晶型の表示装置(14)等
の部品、及び、基板(15)が内装され、この表示装置
(14)は上部ケース(10A)の内面に形成された凹部と
しての嵌合部(10K)に嵌め込まれることで横方向の位
置が決まり、又、上部ケース(10A)、基板(15)夫々
側に配されるゴム等の緩衝材(16),(16),(16)に
よって上下方向の位置が決まり、しかも、緩衝材(1
6),(16),(16)によって外部から衝撃が作用した
場合でも、表示装置(14)に伝えられる衝撃力を柔らげ
るようになっている。
因に、上部ケース(10A)の側の緩衝材(16)は第4
図に示すように、矩形の枠状に成形されることで、表示
装置(14)の外周部の露出を阻止し、又、第1図に示す
ように、表示装置(14)の端子(14A)・・を屈曲させ
ることで前述した緩衝作用を損なわないように構成され
ている。
該リールでは、スプール(6)の回転量に基づいてス
プール(6)から繰出された釣り糸の長さを計測し、そ
の繰出し量を表示装置(14)に表示する制御系(詳述せ
ず)が備えられ、又、表示ケース(14)には電動モータ
(5)の駆動速度を調節するスピードボタン(17)と各
種の制御を行うための複数の設定ボタン(18)・・が備
えられている。
尚、スピードボタン(17)は第5図に示すように、一
対の電極(19),(19)の間に挟み込まれた導電ゴム
(20)を押圧操作する位置に配置され、押圧操作時にお
ける一対の電極(19),(19)間の抵抗値の変化に基づ
いて、押圧操作が強く行われるほど電動モータ(5)の
駆動速度を高めるよう動作が設定されている。
〔別実施例〕
本考案は上記実施例以外に例えば、表示装置に発光ダ
イオード、蛍光表示管等、液晶型のもの以外を用いるも
のにも適用でき、又、釣り用リールは手動のものであっ
ても良い。
又、本考案は第6図に示すように、基板(15)に形成
された電極(21)と、表示装置(14)に形成された電極
(14A)との間に導電体(22)を有したインターコネク
タゴム(G)を挟み込み状態で介装することで、このイ
ンターコネクタゴム(G)を配線として使用すると共に
緩衝材(16)としても使用する形態でも実施可能であ
り、このように実施することにより、一層の緩衝効果を
発揮できるものとなる。
尚、インターコネクタゴム(G)は電極の間隔より小
さいピッチで炭素等の導電体(22)を有した弾性体で成
り第6図に示す形態では上下の端面に導電体(22)が露
出する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る釣り用リールの表示ケースの実施例
を示し、第1図は該表示ケースの断面図、第2図はリー
ルの縦断側面図、第3図はリールの縦断背面図、第4図
はリールの平面図、第5図はスピードボタンの構造を表
す断面図であり、第6図は別実施例の構造を示す断面図
である。 (10)……外壁材、(14)……表示装置、(15)……基
板、(16)……緩衝材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置(14)に制御電流を供給する基板
    (15)と前記表示装置(14)とを透明な外壁材(10)に
    内装し、前記表示装置(14)を前記外壁材(10)の上部
    部分の内面側に上向きに形成された凹部に嵌込んで横方
    向に位置が規制された状態で配置すると共に、この外壁
    材(10)の凹部内面と前記表示装置(14)の表示面との
    間に該表示面の外周部分を取囲む環状の緩衝材(16)を
    介装し、又、前記表示装置(14)と前記基板(15)との
    間に緩衝材(16)を介装してある釣り用リールの表示ケ
    ース。
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