JP2607518Y2 - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

Info

Publication number
JP2607518Y2
JP2607518Y2 JP1993029878U JP2987893U JP2607518Y2 JP 2607518 Y2 JP2607518 Y2 JP 2607518Y2 JP 1993029878 U JP1993029878 U JP 1993029878U JP 2987893 U JP2987893 U JP 2987893U JP 2607518 Y2 JP2607518 Y2 JP 2607518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
reel
fishing
switches
operation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993029878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0681268U (ja
Inventor
一弥 南部
昭夫 山崎
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP1993029878U priority Critical patent/JP2607518Y2/ja
Publication of JPH0681268U publication Critical patent/JPH0681268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607518Y2 publication Critical patent/JP2607518Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リール本体に複数の操
作スイッチを設けた魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来魚釣用リールにも近年棚取りを確実
かつ容易にするために、例えば特公平2−26942号
公報のように、糸長測定装置が装備されたり、或は、深
場釣りでの巻取り操作を容易にするために、電動リール
が使用されたり等々で、例えば特開平4−131030
号公報のように、魚釣用リールにも電子化技術が色々応
用され、多機能化が進んでいるのが現状である。それら
の糸長測定装置や電動リールを操作するために、各機能
ごとに実行するために複数のスイッチがリール本体に設
けられており、それらのスイッチを搖れる船上で釣人が
使うことになり、そのため、必要なスイッチを容易に見
つけて操作することが難しく、搖れる船上では特に生理
的に操作が難しく容易に受け入れ難い等の問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、搖れる船上で複数のスイッチを選択して操作する
ことは、生理的に操作が難しく容易に受け入れ難く、操
作性が悪いことである。
【0004】本考案の目的は前記欠点に鑑み、見た目の
スイッチの数を減らして視覚的な操作の複雑感を取り除
き、操作性を向上させるのと同時に、必要なスイッチを
見つけ易く、操作する指の方向に応じて機能を振り分け
て操作性を向上した魚釣用リールを提供することであ
る。
【0005】
【問題を解決するための手段】本考案は、リール本体
両側板間に回転自在に支持されたスプールを巻き取り駆
動する電動モータを備え、前記リール本体の上部に糸長
数値を表示する表示器を有する操作部を設けると共に該
操作部上に前記電動モータの出力制御用操作スイッチを
複数設けてなる魚釣用電動リールにおいて、前記複数
出力制御用操作スイッチを、前記操作部上の一方の側板
側に偏倚した位置に配設し、表面に突出部のない柔軟性
を有するカバーで一体的に覆い、一つの操作スイッチグ
ループに集約させたことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】スプール2の釣糸捲回胴部2a外周に捲回され
た図示しない釣糸に回転ローラ28の弾性リング29が
圧接された状態で、図示しない仕掛が水中に降ろされる
と釣糸が繰り出されて回転ローラ28が回転され、一方
の表示器7の液晶体で糸長数値が表示される。この時の
糸長数字を棚メモリ用セットスイッチ21の位置の柔軟
性を有するカバー5が押され記憶し、釣糸を巻き上げる
時は連続巻きスイッチ20の位置の柔軟性を有するカバ
ー4が押されている間電動モーターが回転されてスプー
ル2が回転される。他の操作につていも柔軟性を有する
カバー4、5、6の適宜位置が押されてなされる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本考案を説明す
ると、魚釣用リールを魚釣用両軸受型電動リールで述べ
ると、図1は魚釣用両軸受型電動リールの要部断面平面
図、図2は操作部の拡大平面図、図3は操作部の拡大断
面側面図である。
【0008】図1で魚釣用両軸受型電動リールは、リー
ル本体1の左右両側枠1a、1bが支柱10とリール脚
の固定板11で平行に保持されている。左右両側枠1
a、1bの外側には夫々リール側板12、13が取り付
けられている。両側枠1a、1b間にはスプール2が回
転可能に支持されてスプール2の釣糸巻回胴部2a内に
図示しない電動モーターが設けられている。リール本体
1の左右両側枠1a、1b間の前側上部に制御装置を内
蔵した操作部3が固定されて操作部3上面にゴム材等の
柔軟性を有するカバー4、5、6と表示器7が設けられ
ている。前記リール側板12には電動モーターに電源を
供給する電源用コンセント14が設けられて電源コード
15が接続された電源用コネクタ16が接続されてい
る。電源コード線15には図示しないバッテリーが接続
される。
【0009】前記柔軟性を有するカバー4,5は、図に
示すように、それぞれ十字形に形成されて反ハンドル側
板側に偏倚した位置に設けられている。カバー4の下方
にはスイッチ17,18,19,20が設けられ、一つ
の操作スイッチグループに集約されている。また、カバ
ー5の下方にはスイッチ21,22,23,24が設け
られ、一つの操作スイッチグループに集約されている。
前記柔軟性を有するカバー6は、ハンドル側板側に偏倚
した位置に設けられており、その下方に設けられたスイ
ッチ25,26は一つの操作スイッチグループに集約さ
れている。各スイッチは単体のスイッチとして構成され
ていても良いし、例えば4個のスイッチを印刷基板上に
設けて構成しても良い。また、図に示すように、握持保
持したときのスイッチ操作性が向上するように、各スイ
ッチを少なくとも前後方向に配設する。各スイッチは、
例えば、モータの出力を制御するようにカバー4側を変
速用スイッチ17、寸動用スイッチ18、空巻き用スイ
ッチ19、連続巻き用スイッチ20にすることができ、
カバー5側を棚メモリ用セットスイッチ21、リセット
スイッチ22、アラームスイッチ23、クリヤースイッ
チ24とすることができる。また、カバー6側を棚位置
設定用プラス調整スイッチ25、マイナス調整用スイッ
チ26とすることができる。
【0010】スプール2より後側の側枠1aには軸筒2
7が固定され、軸筒27に糸長測定装置8のアーム9の
軸筒9aが嵌合されてアーム9は前後に揺動自在に抜け
止め支持されている。アーム9には回転ローラ28が軸
承されて回転ローラ28の外周に取り付けられた弾性リ
ング29は糸長計測時、スプール2の釣糸捲回胴部2a
外周に捲回された図示しない釣糸の外周に図示しない発
条で圧接付勢される。回転ローラ28の回転はアーム9
内の図示しない複数の歯車輪列を介して出力軸30に伝
達されている。出力軸30には出力歯車31が固定され
て軸32に軸承された歯車33が噛合され、歯車33の
一側面にマグネット34が固定されている。側枠1aの
外側にはホール素子35が固定されて回転ローラ28の
回転数がホール素子35で検出され、スプール2の上方
で前方の左右両側枠1a、1b間の操作部3に内蔵され
た図示しない制御装置を介して一方の表示器の液晶体で
糸長数値が表示される。
【0011】前記魚釣用両軸受型電動リールの動作は、
スプール2の釣糸捲回胴部2a外周に捲回された図示し
ない釣糸に回転ローラ28の弾性リング29が圧接され
た状態で、図示しない仕掛が水中に降ろされると釣糸が
繰り出されて回転ローラ28が回転され、一方の表示器
7の液晶体で糸長数値が表示される。この時の糸長数字
を棚メモリ用セットスイッチ21の位置の柔軟性を有す
るカバー5が押され記憶し、釣糸を巻き上げる時は連続
巻きスイッチ20の位置の柔軟性を有するカバー4が押
されている間電動モーターが回転されてスプール2が回
転される。他の操作につていも柔軟性を有するカバー
4、5、6の適宜位置が押されてなされる。
【0012】前記のように魚釣用リールが構成される
と、複数のスイッチを夫々一体の柔軟性を有するカバー
4、5、6で覆ったので、見た目のスイッチの数を減ら
して視覚的に操作し易くしたから、搖れる船上において
も生理的操作の難しさを感じることが緩和出来ると共
に、必要なスイッチが容易に見つけ易く、操作性を向上
することが出来る。
【0013】
【考案の効果】本考案は、リール本体を握持保持した状
態でのスイッチ操作により釣場の状況変化に対して咄嗟
のスプール駆動状態の制御が必要な電動リールにおい
て、複数の電動モータの出力制御用操作スイッチを、操
作部上の一方の側板側に偏倚した位置に配設すること
で、握持保持した手の指で無理なく容易にスイッチ操作
することが可能となる。また、そのような複数のスイッ
チを、表面に突出部のない柔軟性を有するカバーで一体
的に覆うことで、一つの操作スイッチグループに集約さ
れ、見た目のスイッチの数が少なくなって視覚的な操作
の複雑感が解消される。また、魚を取り扱いながらの魚
釣り操作を行うため手に魚のヌメリ等が付着した状態で
スイッチ操作することになるが、複数のスイッチが表面
に突出物のないカバーで一体的に覆われることによりス
イッチ間への魚のヌメリや異物の付着がなくなってスイ
ッチ操作が安定する。以上のように、本考案によれば、
握持保持したときの良好なスイッチ操作性、視覚的なス
イッチの複雑感除去、魚のヌメリや異物付着によるスイ
ッチ操作の不具合の解消等が図れ、魚釣用電動リールに
おける実釣時のスイッチ操作感が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚釣用両軸受型電動リールの要部断面平面図で
ある。
【図2】操作部の拡大平面図である。
【図3】操作部の拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1 リール本体 4、5、6 柔軟性を有するカバー 17、18、19、20、21、22、23、24、2
5、26 スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−131030(JP,A) 実開 平4−120469(JP,U) 実開 昭59−46422(JP,U) 実開 平3−66127(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の両側板間に回転自在に支持
    されたスプールを巻き取り駆動する電動モータを備え、
    前記リール本体の上部に糸長数値を表示する表示器を有
    する操作部を設けると共に該操作部上に前記電動モータ
    の出力制御用操作スイッチを複数設けてなる魚釣用電動
    リールにおいて、 前記複数の出力制御用操作スイッチを、前記操作部上の
    一方の側板側に偏倚した位置に配設し、表面に突出部の
    ない柔軟性を有するカバーで一体的に覆い、一つの操作
    スイッチグループに集約させたことを特徴とする魚釣用
    電動リール。
JP1993029878U 1993-05-12 1993-05-12 魚釣用電動リール Expired - Fee Related JP2607518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029878U JP2607518Y2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 魚釣用電動リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029878U JP2607518Y2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 魚釣用電動リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0681268U JPH0681268U (ja) 1994-11-22
JP2607518Y2 true JP2607518Y2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=12288243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993029878U Expired - Fee Related JP2607518Y2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 魚釣用電動リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2607518Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817649B2 (ja) * 1990-09-21 1996-02-28 ダイワ精工株式会社 魚釣用電動リールのしゃくり制御装置
JPH04120469U (ja) * 1991-04-15 1992-10-28 ダイワ精工株式会社 魚釣用リ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0681268U (ja) 1994-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100847552B1 (ko) 낚시용 릴의 표시장치
JP2607518Y2 (ja) 魚釣用電動リール
US6053443A (en) Display for a fishing reel
JP2977978B2 (ja) 魚釣用電動リール
JP2004081152A (ja) 電動リール
JP2001061383A (ja) 魚釣用リール
KR20120060144A (ko) 낚시용 전동 릴의 제어 케이스
KR100869370B1 (ko) 낚시용 릴의 표시 장치
JP3527388B2 (ja) 魚釣用リ−ル
JP2524990Y2 (ja) 釣り用リール
JP3409608B2 (ja) 魚釣用電動リール
KR100721104B1 (ko) 낚시용 릴의 표시장치
JP3401421B2 (ja) 魚釣用リール
JP2580769Y2 (ja) 魚釣用リール
JP2004121007A (ja) 釣り用リール、釣り情報表示装置及び釣り情報表示システム
JP2992562B2 (ja) 釣り用リール
JP2570389Y2 (ja) 魚釣用リール
JP3518981B2 (ja) 電動リール及びそれに接続されるケーブル
JP3029897U (ja) 魚釣用両軸受型リ−ル
JP3025232U (ja) 魚釣用両軸受型リ−ル
JP3623644B2 (ja) 電動リールの制御装置
KR20210143113A (ko) 낚시용 전동 릴의 스풀 구동 제어 장치, 낚시용 전동 릴의 스풀 구동 제어 방법 및 낚시용 전동 릴의 스풀 구동 제어 프로그램
JP3502280B2 (ja) 魚釣用リール
JP2607294B2 (ja) 釣り用リール
JP3014878U (ja) 魚釣用リ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees