JPH0249869B2 - - Google Patents

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JPH0249869B2
JPH0249869B2 JP59065019A JP6501984A JPH0249869B2 JP H0249869 B2 JPH0249869 B2 JP H0249869B2 JP 59065019 A JP59065019 A JP 59065019A JP 6501984 A JP6501984 A JP 6501984A JP H0249869 B2 JPH0249869 B2 JP H0249869B2
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JP
Japan
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honing
tool
shaft
grindstone
input shaft
Prior art date
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JP59065019A
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JPS60207763A (ja
Inventor
Masayoshi Murai
Akira Fuyuki
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動工具交換装置を有して、1つの
ワークについて各種の加工を連続的に行うことが
できるようにしたマシニングセンタに適用される
ホーニング加工装置に関する。
(従来技術) マシニングセンタは、例えば円板状の工具マガ
ジンに保持させた各種各寸法の工具を自動工具交
換装置によつて選択的に主軸に装着し、テーブル
にクランプしたワークについて各種の加工を順次
連続的に行い得るようにしたものである(特開昭
56−27755号公報参照)。然して従来のマシニング
センタには、例えばドリル、フライス、リーマ等
の比較的単純な通常工具しか備えることができ
ず、回転駆動と砥石を拡張させるための軸方向駆
動とを要するホーニングツール等の構造の複雑な
工具は使用できなかつた。そのため、ワークの高
精度な内面研削加工には使用できず、該加工が必
要な場合は、高価なホーニング盤を別途備えなけ
ればならなかつた。
(発明の目的) 本発明は、従来における上記のような実情に鑑
み、マシニングセンタにホーニングツールの取付
けを可能として、該マシニングセンタにより高精
度な内面研削をも行い得るようにする。これによ
り、例えばスプールが摺動自在に嵌合されるバル
ブボデイの内面を加工する場合等に、1台のマシ
ニングセンタだけで、しかもワークを1回取付け
るだけでドリリング、ボーリング及びホーニング
加工等を順次連続的に行え得るようにして生産性
を向上させ、またホーニング盤等の高価な設備を
不要として設備費の低減を図ることを目的とす
る。
(発明の構成) 即ち、本発明に係るホーニング加工装置は、ケ
ーシングに回転可能に支持され、且つ主軸ヘツド
の主軸に嵌合されて回転動力が入力される入力軸
部を有すると共に、先端にホーニングツールの取
付部を有する回転駆動伝達装置と、該回転駆動伝
達装置における入力軸部又はケーシングに設けら
れて通常工具と同様にマシニングセンタの工具把
持爪に把持される装置把持部と、上記回転駆動伝
達装置のホーニングツール取付部に接続され、且
つテーパ部材の軸方向の移動によつて砥石が拡張
するように構成されたホーニングツールと、上記
主軸ヘツドに備えられた砥石拡張モータと、上記
回転駆動伝達装置の入力軸部を主軸に嵌合した時
に上記砥石拡張モータに接続されて該モータの回
転によりホーニングツールのテーパ部材を軸方向
に移動させる砥石拡張駆動伝達装置とを備えたこ
とを特徴とする。
このような構成によれば、ドリルやリーマ等の
通常工具と同様に、ホーニングツールが先端に取
付けられたホーニング加工装置をマシニングセン
タの工具マガジン等に備えておくことができると
共に、これを主軸ヘツドに装着することができ、
また上記ホーニングツールに回転駆動力と砥石を
拡張させるための軸方向駆動力を伝達することが
可能となつて、該マシニングセンタによりホーニ
ング加工を行うことができるようになる。
尚、従来においても、研削加工を行うことがで
きるようにしたマシニングセンタが存在したが、
従来のマシニングセンタで使用される研削工具は
回転駆動力だけで作動する単純なもので、ホーニ
ング加工のような高精度の研削加工は行えなかつ
た。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
先ず、第1図によりマシニングセンタの概略構
成を説明すると、該マシニングセンタ1における
ベツド2の一側方には門型のコラム3が立設さ
れ、該コラム3上に円板状の工具マガジン4が回
転及び前後(図面上では左右方向)動可能に支持
されている。このマガジン4の周縁には、第2図
に示すように等角度間隔で多数の工具保持部4a
…4aが設けられ、各工具保持部4aに把持方向
に付勢された一部の工具把持爪5,5が備えられ
て、該把持爪5,5により各種の工具A…Aが保
持されている。また、上記コラム3の内部には主
軸台6が破線で示す下方の加工位置と鎖線で示す
上方の工具交換位置との間で上下昇降可能に備え
られている。
一方、上記ベツド2の他側方にはワーク取付装
置7が備えられている。このワーク取付装置7
は、ベツド2上に設けられたレール8に沿つてX
−X′方向(第1図の左右方向)に移動可能とさ
れた第1テーブル9と、該第1テーブル9上に設
けられたレール10に沿つて上記X−X′方向に
直交する方向に移動可能とされた第2テーブル1
1とを有し、該第2テーブル11上にワークBが
クランプされるようになつている。そして、上記
主軸台6が加工位置にある時に、該主軸台6の主
軸ヘツド12の前方にワークBが軸線を一致させ
て対向するようになつている。
尚、上記テーブル9はベツド2に回転自在に軸
支されたネジ軸13をモータ14で回転させるこ
とによりX−X′方向に移動するようになつてお
り、また第2テーブル11は第1テーブル9に回
転自在に軸支されたネジ軸15をモータ(図示せ
ず)で回転させることにより上記X−X′方向に
直交する方向に移動するようになつている。
然して、上記工具マガジン4にはドリル、リー
マ、フライス等の通常工具A…Aに加えて、ホー
ニング加工装置20が保持されている。次に、こ
のホーニング加工装置20の構成を第3図により
説明する。
このホーニング加工装置20は、ケース21内
に回転駆動伝達装置(以下、「回転装置」という)
40と砥石拡張駆動伝達装置(以下、「砥石拡張
装置」という)60とを備えた構成とされてい
る。回転装置40は、ケース21に軸受22を介
して回転自在に支持された入力軸41を有すると
共に、該入力軸41におけるケース21の主軸ヘ
ツド側端面21aから突出した部分に上記主軸ヘ
ツド12における主軸16に嵌合固着される取付
部42と、上記工具マガジン4における一対の工
具把持爪5,5に把持されるV溝を有する装置把
持部43とが形成されており、また該入力軸41
のケース21内に位置する部分には駆動ギヤ44
が固設されている。そして、ケース21内に軸受
23,23を介して回転自在に支持された中間軸
45の一端の第1中間ギヤ46に上記駆動ギヤ4
4が噛合されていると共に、該中間軸45の他端
の第2中間ギヤ47が、ケース21に軸受24,
24を介して回転自在に支持されたドラム48の
外周に設けられた従動ギヤ49に噛合されてい
る。更に、該ドラム48に固着された筒状の出力
軸50がケース21の反主軸ヘツド側の端面21
bから外部に突出され、その先端にホーニングツ
ール取付部51が設けられている。
一方、砥石拡張装置60は、ケース21におけ
る下方への膨出部21cに軸受25,25を介し
て回転自在に支持され且つ該膨出部21cから突
出された部分の先端が角軸部61aとされたモー
タ係合軸61と、該軸61に固設された第1ギヤ
62と、軸受26を介して回転自在に支持されて
上記第1ギヤ62に噛合された第2ギヤ63と、
軸受27を介して回転自在に支持されて上記第2
ギヤ63に噛合された第3ギヤ64とを有し、該
第3ギヤ64に固着された駆動部材65が上記回
転装置40における入力軸41と同芯状に配置さ
れた送り軸66のスプライン部66aにスプライ
ン嵌合されている。また、この送り軸66にはオ
ネジ部66bが設けられていると共に、ケース2
1に設けられたシリンダ部28内にピストン部材
29が嵌装されて、該ピストン部材29に形成さ
れたメネジ部29aに上記送り軸66のオネジ部
66bが螺合されている。これにより、該送り軸
66が上記ピストン部材29の移動に従つて軸方
向に移動すると共に、自らの回転によつても軸方
向に移動するようになつている。ここで、ピスト
ン部材29はピン30によつて図り止めされてい
る。そして、この送り軸66の先端に回転吸収部
67を介してスライドロツド68が接続され、該
スライドロツド68が上記回転装置40における
中空の出力軸50内に嵌挿されていると共に、そ
の先端に後述するケーシングツールの砥石拡張ロ
ツドの接続部69が設けられている。ここで、該
スライドロツド68と上記出力軸50とが常時同
一回転するように、出力軸50内に直径方向に架
設されたピン70がスライドロツド68に形成さ
れた孔68aに挿通されているが、該ロツド68
の軸方向の移動を可能とするため上記孔68aは
軸方向に長い長穴とされている。
更に、上記回転装置40における出力軸50の
先端の取付部51に取付けられるホーニングツー
ル80は、第4図に示すように上記出力軸50に
一端を接続される筒状本体81と、該本体81内
に軸方向に移動可能に挿入されて、上記砥石拡張
装置60におけるスライドロツド68に一端を接
続される砥石拡張ロツド82とを有すると共に、
本体の先端部周囲には内面83aが傾斜面とされ
た複数の砥石83…83が外方に拡張可能に備え
られ、また砥石拡張ロツド82の先端にはテーパ
部84が設けられている。そして、該テーパ部8
4の周面に上記各砥石83…83の内面83a…
83aが当接されて該テーパ部84ないし拡張ロ
ツド82の前方への移動により各砥石83…83
が外方に拡張されるようになつている。
尚、上記ケース21には先端が該ケース21の
主軸ヘツド側端面21aから突出する位置決めピ
ン31が備えられ、バネ32によつて突出方向に
付勢されている。この位置決めピン31には、常
時は駆動ギヤ44の歯に噛合う噛合部材31aが
突設され、主軸16への装置時以外では駆動ギヤ
44の回転を防止する一方、主軸16への装着時
に位置決めピン31の停止状態でケース21が後
退してバネ32が圧縮されると、該噛合部材31
aと駆動ギヤ44との噛合がはずれ、駆動ギヤ4
4が回転可能となる。
以上の構成に加えて、このホーニング加工装置
20が装着される主軸ヘツドには砥石拡張モータ
17が備えられ、上記回転装置40における入力
軸41が主軸16に嵌合された時に砥石拡張装置
60におけるモータ係合軸61の角軸部61aが
該モータ17の回転軸17aに係合されるように
なつている。また、この時、ホーニング加工装置
20における位置決めピン31の先端が主軸ヘツ
ド12の当該端面に設けられた固定ブロツク18
に係合するようになつている。この時、ブロツク
18に位置決めピン31が係合して更にケース2
1が後退すると、バネ32が更に圧縮されて噛合
部材31aと駆動ギヤ44との噛合がはずれ、駆
動ギヤ44が回転可能となる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第1図に示すように、マシニングセンタ1の第
2テーブル11上にクランプされたワークBにつ
いて、前工程の加工に続いてホーニング加工を行
うものとする。この時、先ず、主軸台6が下方の
加工位置から上方の工具交換位置に上昇すること
により、該主軸台6における主軸ヘツド12に装
着されていた前工程で使用された工具(図示せ
ず)が工具マガジン4の空所となつている保持部
4aに一対の工具把持爪5,5によつて把持され
ると共に、該マガジン4が一定ストローク前方
(Y方向)に移動することにより該工具が主軸1
6から取り外される。次に、工具マガジン4が所
定角度だけ回転することにより、図示のように該
マガジン4の所定の保持部4aに保持されていた
ホーニング加工装置20が主軸ヘツド12の前方
に対向位置され、この状態で工具マガジン4が後
方(Y′方向)に後退する。これにより、第3図
に示すように、ホーニング加工装置20における
入力軸41が主軸ヘツド12における主軸16に
嵌合されると共に、主軸16に備えられたチヤツ
ク装置(図示せず)により固着される。また、こ
れと同時にホーニング加工装置20のケース21
から突出するモータ係合軸61及び位置決めピン
31が主軸ヘツド12側に備えられた砥石拡張モ
ータ17の回転軸17a及び固定ブロツク18に
夫々係合され、このようにしてホーニング加工装
置20が主軸ヘツド12に装着されることにな
る。
次に、この状態で主軸台6が下降するのである
が、この時、上記工具マガジン4におけるホーニ
ング加工装置20を保持していた保持部4aの工
具把持爪5,5が該装置20における入力軸41
に設けられた装置把持部43から離脱し、該ホー
ニング加工装置20が主軸台6と共に下方の加工
位置にセツトされる。また、該ホーニング加工装
置20が加工位置にセツトされると、その前方に
位置するワーク取付装置7の第1テーブル9がレ
ール8に沿つてX′方向に移動し、第4図に鎖線
で示すようにホーニングツール80の先端部がワ
ークBの孔B′内に突入される。
このようにして、ホーニング加工装置20に取
付けられたホーニングツール80とワークBとが
所定の位置関係にセツトされると、次に該装置2
0におけるケース21内に設けられたシリンダ部
28に流体圧が導入され、該シリンダ部28内の
ピストン部材29と共に送り軸66が前方に一定
ストローク移動される。また、これに続いて主軸
台6に備えられた砥石拡張モータ17が作動し、
その回転が砥石拡張装置60におけるモータ係合
軸61及び第1〜第3ギヤ62〜64を介して駆
動部材65に伝達され、該部材65にスプライン
嵌合された上記の送り軸66を回転させる。この
送り軸66はオネジ部66bが上記のピストン部
材29のメネジ部29aに螺合されており、且つ
該ピストン部材29はピン30によつて回り止め
されているので、送り軸66の回転により該軸6
6が前方に移動することになる。このようにし
て、該送り軸66が上記ピストン部材29の移動
により先ず一定ストロークだけ急速前進されると
共に、次に自らの回転により更に徐々に前進し、
該軸66に回転吸収機構67を介して連結された
スライドロツド68、及び該ロツド68に接続さ
れたホーニングツール80における砥石拡張ロツ
ド82を前進させる。これにより、砥石拡張ロツ
ド82の先端に設けられたテーパ部84が該ホー
ニングツール80の本体81の先端部周囲に備え
られた複数の砥石83…83を外方に押し出し、
各砥石83…83の外面83b…83bをワーク
Bにおける孔B′の内周面に押し付ける。
そして、この状態で主軸16が回転することに
より、該ホーニング加工装置20の回転装置40
における入力軸41が回転されると共に、駆動ギ
ヤ44、第1中間ギヤ46、中間軸45、第2中
間ギヤ47、従動ギヤ49及びドラム48を介し
て出力軸50が回転され、更に該出力軸50に連
結されたホーニングツール80の本体81が回転
駆動される。これにより、ワークBにおける孔
B′の内周面に押し付けられた砥石83…83が
回転されると共に、この回転に同期してワーク取
付装置7における第1テーブル9が軸方向に移動
することにより、上記ワークBにおける孔B′の
内周面が研削されることになる。
このようにして、工具マガジン4にホーニング
加工装置20を備えておくと共に、これを主軸ヘ
ツド12に装着して作動させることが可能とな
り、マシニングセンタ1によるホーニング加工が
実現される。
次に、第5図に示す本発明の第2実施例につい
て説明する。
この実施例においても、ホーニング加工装置1
20は、ケース121と、回転装置140と、砥
石拡張装置160とを有する。上記回転装置14
0は、一端部に主軸16への取付部142と工具
マガジン4における一対の工具把持爪5,5に把
持される装置把持部143とを有すると共に、上
記ケース121を貫通した他端部にホーニングツ
ール取付部151が設けられた入力軸141によ
つて構成されている。また、砥石拡張装置160
は、主軸ヘツド12に備えられた砥石拡張モータ
17の回転軸17aに係合されるモータ係合軸1
61と、該軸161に設けられた第1ギヤ162
に第2ギヤ163を介して連結された軸方向に長
い第3ギヤ164と、該第3ギヤ164に噛合さ
れた第4ギヤ165と、上記入力軸141の外側
に嵌合されて上記第4ギヤ164に固着された送
りドラム166とを有し、この送りドラム166
の外周面に形成されたオネジ部166aが上記ケ
ース121の内周面に形成されたメネジ部121
aに螺合されていることにより、該送りドラム1
66が回転した時に前後方向に移動するようにな
つている。そして、該送りドラム166に回転吸
収用軸受167,167を介して結合され且つ上
記入力軸141上に嵌合された送りスリーブ16
8と、該入力軸141内に摺動自在に嵌合された
スライドロツド169にピン170を介して連結
した構成とされている。ここで、上記ピン170
が挿通される入力軸141の孔141aは該ピン
170が送りスリーブ168やスライドロツド1
69と共に軸方向に移動できるように長穴とされ
ている。また、スライドロツド169の先端には
ホーニングツール80における砥石拡張ロツド8
2の接続部171が設けられている。
従つて、このホーニング加工装置120も、入
力軸141における装置把持部143を工具マガ
ジン4における工具把持爪5,5で把持すること
により、該マガジン4に備えておくことができる
と共に、前記実施例におけるホーニング加工装置
20と同様にして主軸ヘツド12に装着すること
ができる。そして、該ヘツド12に備えられた砥
石拡張モータ17の回転により、砥石拡張装置1
60におけるモータ係合軸161、第1〜第4ギ
ヤ162〜165を介して送りドラム166が回
転されて該ドラム166が前進し、更に送りスリ
ーブ168及びスライドロツド169を介してホ
ーニングツール80における砥石拡張ロツド82
が前進されることにより、該ツール80の本体8
1の先端部外周囲に備えられた複数の砥石(図示
せず)がワークの孔の内周面に押し付けられる。
また、その状態で主軸16の回転により入力軸1
41を介してホーニングツール80の本体81が
回転されることにより上記各砥石が回転され、且
つ上記ワークが軸方向に移動されることにより該
ワークにおける孔の内周面が研削加工されること
になる。
尚、上記第1、第2実施例においてはホーニン
グ加工装置20,120の回転装置40,140
を構成する入力軸41,141に装置把持部4
3,143を設けたが、これをケース21,12
1に設けてもよい。また、マシニングセンタ1に
おいて多数の工具を保持し且つこれらを自動交換
する工具自動交換装置は、上記各実施例に示す円
板状の工具マガジン4に限らず、アーム式のもの
等であつてもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、工具マガジン等
に備えた各種の工具を選択的に主軸に装着して、
1つのワークについて各種の加工を順次連続的に
行うようにしたマシニングセンタにホーニング加
工装置を備えることが可能となる。これにより、
従来、別途装備したホーニング盤によつて行わな
ければならなかつたホーニング加工を、他の加工
と同様に1台のマシニングセンタにより連続的に
行うことができるようになり、もつて、例えばバ
ルブボデイ等の製造時における生産性が向上する
と共に、上記ホーニング盤が不要となることによ
る設備費の低減が図られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるマシニングセンタ
の全体概略側面図、第2図は第1図−線で切
断した工具マガジンの背面図、第3図は本発明の
第1実施例を示すホーニング加工装置の縦断側面
図、第4図は該装置におけるホーニングツールの
縦断側面図、第5図は本発明の第2実施例の示す
縦断側面図である。 1……マシニングセンタ、12……主軸ヘツ
ド、16……主軸、17……砥石拡張モータ、2
0,120……ホーニング加工装置、21,12
1……ケーシング(ケース)、40,140……
回転駆動伝達装置、41,141……入力軸部
(入力軸)、43,143……装置把持部、51,
151……ホーニングツール取付部、60,16
0……砥石拡張駆動伝達、80,180……ホー
ニングツール、83……砥石、84……テーパ部
材(テーパ部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マシニングセンタに装備されるホーニング加
    工装置であつて、ケーシングと、該ケーシングに
    回転可能に支持され且つ主軸ヘツドの主軸に嵌合
    されて回転動力が入力される入力軸部を有すると
    共に先端にホーニングツールの取付部を有する回
    転駆動伝達装置と、該回転駆動伝達装置の入力軸
    部または上記ケーシングに設けられて通常工具と
    同様にマシニングセンタの工具把持爪に把持され
    る装置把持部と、上記回転駆動伝達装置のホーニ
    ングツール取付部に接続され且つテーパ部材の軸
    方向の移動によつて砥石が拡張するように構成さ
    れたホーニングツールと、上記主軸ヘツドに備え
    られた砥石拡張モータと、上記回転駆動伝達装置
    の入力軸部を主軸に嵌合した時に上記砥石拡張モ
    ータに接続されて該モータの回転により上記ホー
    ニングツールのテーパ部材を軸方向に移動させる
    砥石拡張駆動伝達装置とを有することを特徴とす
    るホーニング加工装置。
JP6501984A 1984-03-30 1984-03-30 ホ−ニング加工装置 Granted JPS60207763A (ja)

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JP6501984A JPS60207763A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 ホ−ニング加工装置

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JPS60207763A JPS60207763A (ja) 1985-10-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529127Y2 (ja) * 1990-08-24 1997-03-19 株式会社シマノ 釣り用リールの表示ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942230A (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 Fuji Kuki Kk マシニングセンタで研削・研摩加工を行なう方法

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JPS60207763A (ja) 1985-10-19

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