JPS6317629Y2 - - Google Patents

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JPS6317629Y2
JPS6317629Y2 JP1983125930U JP12593083U JPS6317629Y2 JP S6317629 Y2 JPS6317629 Y2 JP S6317629Y2 JP 1983125930 U JP1983125930 U JP 1983125930U JP 12593083 U JP12593083 U JP 12593083U JP S6317629 Y2 JPS6317629 Y2 JP S6317629Y2
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JP
Japan
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tool
head
hole
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transmission shaft
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JP1983125930U
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JPS6036133U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、自動工具交換可能で、かつ回転工具
を保持し得る工具保持装置に係り、特にNC複合
加工旋盤における工具保持装置に関する。
(b) 技術の背景 近時、旋盤等においては、工具をツールヘツド
に装着し、工具交換を自動的に行わせて加工効率
を向上させることが行われつつあるが、加工の多
様化に伴い、該工具交換可能な工具保持装置にお
いて、工具自体を回転させ得るツールヘツドが望
まれている。
(c) 従来技術と問題点 従来、ツールヘツドに回転可能な工具を有する
主軸が組み込まれている装置はあつたが、該ツー
ルヘツドを組み込むにはボルト等を介して手動で
行う必要があり、工具交換が面倒であると共に、
自動工具交換に適用することは不可能であつた。
また、ATC付NC旋盤のように自動でツールヘツ
ドの着脱交換を行う装置もあるが、この場合、ほ
とんどが旋削工具であり、回転工具を組み込んだ
ものはなく、例えば第4図に示すように、ツール
ヘツドHのシヤンクSをテーパ加工したもの、ま
たは第5図に示すように、ツールヘツドHの端部
をクサビKに形成したもの等がある。前者は、シ
ヤンクSに剛性はあるが、クランプは中心を引つ
張る形式のため、ツールヘツドHに主軸を組み込
むことが難しく、ツールヘツドHに回転を与える
為には工具保持主軸Tに回転を与える為、構造が
複雑で高価となつている。一方、後者はツールヘ
ツドHを保持台に装着する方向がクラツチの噛み
合い方向と異なるため、ツールヘツドHの着脱交
換が複雑となり、従つて両者とも自動工具交換可
能な回転工具保持装置に適用することは不可能で
あつた。
(d) 考案の目的 本考案は、前述の欠点を解消すべく、自動でツ
ールヘツドの着脱交換が可能で、かつ主軸を回転
することにより、同一のヘツド穴において旋削加
工のみならずミーリング加工及びドリリング加工
等の回転加工も可能にした工具保持装置を提供す
ることを目的とするものである。
(e) 考案の構成 即ち、本考案は、旋削工具又は回転工具を装着
したツールヘツドが挿入される、円筒状のヘツド
穴を形成した工具保持台を有し、工具保持台に伝
達軸を回転自在に支持し、該伝達軸に回転を伝達
すると共にその先端にクラツチ爪を、前記ヘツド
穴の軸心方向端部に設け、またツールヘツドはそ
の側面に係合部を形成したストレートシヤンクを
有すると共に、回転工具を装着したツールヘツド
については、一端に工具を固定し得かつ他端にク
ラツチ爪を有する主軸を回転自在に支持し、さら
に工具保持台の前記ヘツド穴の側面に、先端に係
合部を有するクランピングロツドをヘツド穴に対
して突出後退自在に配設し、該クランピングロツ
ドの係合部をストレートシヤンクの係合部に係合
してツールヘツドを工具保持台に保持し、かつツ
ールヘツドに装着された工具が回転工具の場合に
は、前記主軸のクラツチ爪を伝達軸のクラツチ爪
に噛合して主軸に回転を伝達し得るように構成さ
れる。
(f) 考案の実施例 以下、図面に基づき、本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案による工具保持装置の一実施例
を示す正断面図、第2図はツールヘツドとヘツド
穴を示す側断面図、第3図は旋削工具を保持した
状態を示す正断面図、第4図、第5図は従来の工
具保持装置を示す正断面図である。
複合加工旋盤1は、第1図に示すように、工具
保持台2を有しており、工具保持台2には円筒状
のヘツド穴3と軸穴5が同一軸心状に穿設され、
かつヘツド穴3と軸穴5の間で同一軸心状に軸受
穴6が穿設されている。そして、軸穴5の開放端
にはベアリング保持部材7が嵌着されており、該
保持部材7にベアリングを介してプーリ軸10が
回転自在に枢支されている。さらに、該プーリ軸
10の一端にはスプライン孔11が形成されてお
り、他端には従動プーリ12が固設されている。
そして、従動プーリ12はVベルト13を介して
駆動プーリ15に連結されており、該駆動プーリ
15はモータ16の出力軸16aに固定されてい
る。一方、軸受穴6には針状コロ軸受17を介し
て伝達軸19が回転自在に支持されており、該伝
達軸19は一端にドツグクラツチ爪19aを有し
ていると共に、他端にスプライン19bを有して
おり、更に中間部に鍔19cが形成されている。
また、ドツグクラツチ爪19aはヘツド穴3の第
1図右端部、即ち、ヘツド穴軸心方向端部に突出
した形で設けられている。そして、スプライン1
9bは前記プーリ軸10のスプライン孔11に摺
動のみ自在に嵌合しており、かつ鍔19cとベア
リング保持部材7との間にスプリング20が縮設
され、伝達軸19をヘツド穴3方向へ付勢してお
り、また鍔19cと軸受穴6側段面の間にはスラ
ストベアリング21が介在している。
また、ヘツド穴3は第2図に示すように、断面
が真円の真円部分3aと該真円部分3aよりも外
方へ膨出した三ケ月状の逃げ部分3bから形成さ
れており、逃げ部分3bと対向したヘツド穴側面
位置にはクランピングロツド29が工具保持台2
に形成されたシリンダ25に矢印C,D方向に摺
動自在に嵌入している。そして、シリンダ25に
はその両端部分にポート26,27が形成されて
おり、またロツド29の先端には係合部を構成す
るセレーシヨン30が形成され、かつ他端にはス
プリング受31が形成されている。また、シリン
ダ5の開放端部には蓋体32が固設されており、
該蓋体32とロツド29の間にはスプリング33
が縮設され、該スプリング33によりロツド29
は常時C方向へ付勢されている。
また、ツールヘツド35は、ボス36とストレ
ートシヤンク37とで構成されており、該シヤン
ク37の略々中央部側面(図中上面)には係合部
を構成するセレーシヨン39が形成されている。
さらに、ツールヘツド35にはベアリングを介し
て主軸42が回転自在に支持されており、該主軸
42は先端に回転工具43を固定し得、かつ他端
にはドツグクラツチ爪45が形成されている。
なお、工具保持台2及びモータ16は、キヤリ
ツジ46上にA,B方向に摺動自在に設けられて
おり、工具保持台2及びモータ16はキヤリツジ
46に固設されたシリンダ47により、A,B方
向に移動し得る。
本実施例は、以上のような構成を有するので、
主軸42を有するツールヘツド35を保持する場
合、まずポート26から圧油をシリンダ25内に
供給し、クランピングロツド29をスプリング3
3の弾発力に抗して矢印D方向に後退待避させ
る。この状態で、自動工具交換装置(図示せず)
により、主軸42を回転自在に支持したツールヘ
ツド35が保持台2のヘツド穴3に挿入される。
この際、伝達軸19のドツグクラツチ爪19aと
主軸42のクラツチ爪45が噛み合うが、両クラ
ツチ爪19a,45の突部と突部が当接しても、
伝達軸19がスプリング20に抗して退入するた
め、ツールヘツド35の挿入に障害になることは
なく、かつ、クラツチ爪の突部同士の係合にあつ
ても、伝達軸19の回転と同時に両クラツチ爪1
9a,45は噛合する。次に、ポート26からの
圧油の供給を止め、ポート27から圧油をシリン
ダ25内に供給すると、ロツド29はスプリング
31の弾性復原力と相俟つて矢印C方向に突出
し、ロツド29のセレーシヨン30がツールヘツ
ド35のストレートシヤンク37におけるセレー
シヨン39と係合する。この状態で、ロツド29
を更に矢印C方向に移動すると、シヤンク37は
セレーシヨン30,39のくさび作用により、C
方向へ押圧されると共に、B方向に移動される。
そして、シヤンク37のC方向への押圧により、
シヤンク37はヘツド穴3の逃げ部分3bと真円
部分3aとの境界点PK1,PK2と当接し、点
PK1,PK2及びロツド29との3個所でヘツド
穴3内に確実に保持され、またシヤンク37がB
方向へ移動することに基づき、工具保持台2のヘ
ツド穴3側の端面2aとツールヘツド35のボス
部36の端面36aとが所定の接触圧で押圧さ
れ、これによりツールヘツド35はヘツド穴3内
の所定位置に正確に装着保持される。そして、こ
の状態で、モータ16を回転させると、該モータ
16の回転が駆動プーリ15、Vベルト13、従
動プーリ12、プーリ軸10、伝達軸19及びク
ラツチ19a,45を介して主軸42に伝えら
れ、主軸42に設けられた回転工具43を回転
し、所望の回転作業が行える。また、作業が終わ
れば、モータ16の回転を止め、前記したように
ポート26から圧油をシリンダ25内に供給し、
クランピングロツド29を矢印D方向に後退させ
れば、ツールヘツド35を簡単にはずすことがで
きる。
なお、上述の実施例は、主軸を内蔵したツール
ヘツドを工具保持台に挿入したが、第3図に示す
ように旋削工具49を有するツールヘツド50を
挿入して用いてもよいことは勿論である。
(g) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ツール
ヘツド35のシヤンク37をストレート状にした
ため、ツールヘツド35内に寸法的余裕ができ、
剛性のある回転可能な主軸42を組み込むことが
でき、かつ該ストレートシヤンク37をクランピ
ングロツド29により側方向から押さえてツール
ヘツド35を保持するので、主軸42の端にクラ
ツチ爪を形成することができ、これらにより、ツ
ールヘツド35の装着・取外しが一方向より極め
て容易に行うことができ、かつツールヘツド35
の装着に伴つて自動的に主軸に回転を伝達するこ
とができ、これに基づき自動工具交換可能な回転
工具の工具保持装置を得ることができる。さら
に、クランピングロツド29により側方向からツ
ールヘツド35を押さえるので、回転工具に限ら
ず、旋削工具も同一ヘツド穴3に装着することが
でき、各種加工に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による工具保持装置の一実施例
を示す正断面図、第2図はツールヘツドとヘツド
穴を示す側断面図、第3図は旋削工具を保持した
状態を示す正断面図、第4図、第5図は従来の工
具保持装置を示す正断面図である。 2……工具保持台、3……ヘツド穴、19……
伝達軸、19a……クラツチ爪(ドツグクラツチ
爪)、29……クランピングロツド、30……係
合部(セレーシヨン)、35,50……ツールヘ
ツド、37……ストレートシヤンク、39……係
合部(セレーシヨン)、42……主軸、43……
工具(回転工具)、45……クラツチ爪(ドツグ
クラツチ爪)、49……工具(旋削工具)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 旋削工具又は回転工具を装着したツールヘツド
    が挿入される、円筒状のヘツド穴を形成した工具
    保持台を有し、 工具保持台に伝達軸を回転自在に支持し、 該伝達軸に回転を伝達すると共にその先端にク
    ラツチ爪を、前記ヘツド穴の軸心方向端部に設
    け、 またツールヘツドはその側面に係合部を形成し
    たストレートシヤンクを有すると共に、回転工具
    を装着したツールヘツドについては、一端に工具
    を固定し得かつ他端にクラツチ爪を有する主軸を
    回転自在に支持し、 さらに工具保持台の前記ヘツド穴の側面に、先
    端に係合部を有するクランピングロツドをヘツド
    穴に対して突出後退自在に配設し、 該クランピングロツドの係合部をストレートシ
    ヤンクの係合部に係合してツールヘツドを工具保
    持台に保持し、かつツールヘツドに装着された工
    具が回転工具の場合には、前記主軸のクラツチ爪
    を伝達軸のクラツチ爪に噛合して主軸に回転を伝
    達し得るように構成した工具保持装置。
JP12593083U 1983-08-12 1983-08-12 工具保持装置 Granted JPS6036133U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12593083U JPS6036133U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 工具保持装置

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JP12593083U JPS6036133U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 工具保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS6036133U JPS6036133U (ja) 1985-03-12
JPS6317629Y2 true JPS6317629Y2 (ja) 1988-05-18

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JP12593083U Granted JPS6036133U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 工具保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353174U (ja) * 1989-09-27 1991-05-23
IT201700013072A1 (it) * 2017-02-07 2018-08-07 Algra S P A Dispositivo per il bloccaggio dei porta-utensili su torni

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240072A (en) * 1975-09-26 1977-03-28 Hitachi Ltd Atmosphere gas substitution method at exposure of photoresist

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