JPH0418962B2 - - Google Patents

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JPH0418962B2
JPH0418962B2 JP61216909A JP21690986A JPH0418962B2 JP H0418962 B2 JPH0418962 B2 JP H0418962B2 JP 61216909 A JP61216909 A JP 61216909A JP 21690986 A JP21690986 A JP 21690986A JP H0418962 B2 JPH0418962 B2 JP H0418962B2
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JP
Japan
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tool
shaft
turret
clutch
rotating
Prior art date
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Application number
JP61216909A
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English (en)
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JPS6374507A (ja
Inventor
Takehiro Furukawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP61216909A priority Critical patent/JPS6374507A/ja
Publication of JPS6374507A publication Critical patent/JPS6374507A/ja
Publication of JPH0418962B2 publication Critical patent/JPH0418962B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2220/00Machine tool components
    • B23Q2220/002Tool turrets

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タレツト旋盤の工具交換装置に関
する。
〔従来の技術〕
多数の工具をタレツト上に搭載するようになつ
た旋盤において、タレツト上に自ら回転する工具
を搭載し、ワークの回転による旋削加工以外に、
例えばワークの径方向に穴明け加工を施せるよう
になつた多機能の旋盤がしられている(例えば特
開昭61−100304号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、そのような旋盤でも、該旋盤を
FMS内の要素として配備し、完全無人化運転を
実現しようとすれば、どうしてもタレツト上の限
られた工具数では、加工種類が限られた範囲しか
得られず機能的に不充分であり、上記FMSの実
現のためにもタレツト上での回転工具の自動工具
交換装置の実現が要望されていたのである。しか
も、そのために旋盤のタレツトまわりの機構が大
掛りとなつて作業性が低下するようなことは避け
なければならないといつた事情もあつた。
この発明は上記のような回転工具の工具交換装
置を簡単な構成で実現しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決したこの発明に係る工具交換装
置は、タレツト上に工具の回転駆動用の入力軸
と、工具の係脱用の入力軸とを有する工具クラン
プユニツトを設け、該クランプユニツトに回転工
具を回転自在かつ着脱自在にクランプせしめると
共に、上記2本の入力軸に連動連結した2本のク
ラツチ端を夫々タレツト外方向けてへ突設し、タ
レツト外に別設置の非回転部材には上記各クラツ
チ端へと噛合う2本の出力クラツチ軸を、工具の
回転駆動用のクラツチ端へ噛合する出力クラツチ
軸は、主軸スピンドル側に、工具の係脱用のクラ
ツチ端へ噛合する出力クラツチ軸は主軸スピンド
ルの他側に設けたもので、主軸スピンドル側に位
置した工具クランプユニツトへは、工具の回転駆
動用の入力が、上記出力クラツチ軸、工具回転用
のクラツチ端を介して伝達され、当該位置の工具
が回転し、主軸スピンドル他側であつて、工具交
換装置を臨む側に位置した工具クランプユニツト
へは、工具の係脱用の入力が上記出力クラツチ
軸、工具係脱用のクラツチ端を介して伝達され、
当該位置の工具クランプユニツトに係止され、あ
るいは該クランプユニツトから開放されるように
なつている。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて実施例を説明する。
第1,2図はワーク供給ロボツト1付きのNC
タレツト旋盤2と、その側方に設置した工具マガ
ジン装置3と、該タレツト旋盤2、工具マガジン
装置3間に設けた工具交換アーム装置4とからな
るFMC(フレキシブルマニフアクチユアリングセ
ル)の全体側面図および平面図であつて、公知の
ワーク供給ロボツト1によりテーブル5上から主
軸チヤツク6へと供給されたワークWは、タレツ
ト7上の種々の工具、回転工具によつて一連の加
工を施された後、再びロボツト1によつて主軸チ
ヤツク6から外されてテーブル8上へ戻されるよ
うになつているが、現在タレツト上に搭載された
工具によつては実行できない新しい加工を施す際
には、タレツト7上の工具および回転工具Tが上
記工具交換アーム装置4によつて工具マガジン装
置3上の適宜の工具および回転工具Tと交換され
るようになつている。
工具交換アーム装置4は、機台9上をレール1
1に沿つて水平移動する移動枠12に水平軸まわ
りで矢印13方向に旋回自在に支持した旋回枠1
4と、該旋回枠14内に設けた放射状方向15に
進退駆動される工具把持アーム16とからなり、
交換すべき工具の着脱方向の種類(つまり、タレ
ツト軸17に平行な方向で抜き差しできる工具
(第3図上側の工具)とタレツト軸17に直交す
る方向で抜き差しできる工具(第3図下側の工具
との2種がある)に応じて、上記移動枠12の水
平移動と工具把持アーム16の放射状方向移動を
適宜組合わせて、タレツト7上および工具マガジ
ン18上の工具の抜き差しを行い、旋回枠14の
180度旋回によつて工具交換を行うようになつて
いる。16aは工具把持アーム16の開閉爪であ
り、該爪16aが平面視においてL字状に屈曲し
ており(第2図)、いずれかの直線部で上記2種
の着脱方向の工具を把持するようになつている。
また、この実施例の工具マガジン装置3は、機
台19上の垂直軸まわりで矢印21方向に180度
ずつ旋回する旋回台22の、回転対称位置に2個
設けた円盤状の工具マガジン18外周に多数の工
具および回転工具Tを装填するようになつたもの
で、工具マガジン18は該旋回台22上で各マガ
ジンの中心軸まわりで自転して、上記工具把持ア
ーム16への工具受渡し位置A(第2図)へと任
意の工具を割出し位置決めできるようになつてお
り、該旋回台22が180度旋回することによつて、
各工具マガジン18の位置が入れ代わり、工具把
持アーム16への工具受渡し位置Aへは、1個の
工具マガジン18に搭載した工具数の2倍の本数
の工具(例えば1個の工具マガジン18について
工具10本搭載なら10本×2=20本)を持たらすこ
とができるようになつているが、この実施例では
さらに上記工具マガジン18が旋回台22に対し
て着脱自在になしてあると共に、該旋回台22の
工具交換アーム装置4反対側には無人搬送車23
の停止ステーシヨン24を設けて、該無人搬送車
23に積載して来た新たな工具マガジン18を、
旋回台22上の該停止ステーシヨン24側取付座
に受渡して装着したり、または旋回台22の停止
ステーシヨン24側取付座に装着した工具マガジ
ン18を無人搬送車23上へ受渡したりして、旋
回台22上の工具マガジン18自体を交換できる
ようになつており、結局上記工具受渡し位置Aに
は図示しない工具準備室に準備した総ての工具を
持たらすことができるようになつている。
18aは工具マガジン18の中心に突設した無
人搬送車23上の支持台25への着脱用のテーパ
軸、18bは該軸18aと背面合わせに反対側へ
突設した旋回台22への着脱用のテーパ軸であ
り、上記支持台25、旋回台22側の上記各軸1
8a,18bが装入嵌合される位置には公知のコ
レツトチヤツク装置(図示せず)が設けてある。
次に、旋盤2のタレツト7について説明する
と、該タレツト7は第3図示のように、フレーム
26から主軸スピンドル軸6aと平行に延びるタ
レツト軸17先端に設けてあり、該タレツト軸1
7はフレーム26内に設けた支持ボツクス27内
に支持せしめてあつて、該支持ボツクス27が主
軸スピンドル6aに接近離反する方向(第2図矢
印28)へ水平移動することによつて、タレツト
7上の各工具がワークW径方向に移動し、タレツ
ト軸17が支持ボツクス27に対し進退(第2図
矢印29)することによつて、タレツト7上の各
工具がワークW長手方向に移動するようになつて
いるが、タレツト軸17の基端側には軸受装置3
1と回り止め装置32によつて該タレツト軸17
の回転動作とは無関係になるように独立して支持
された駆動モータ33が設けてあり、該モータ3
3の出力軸34が中空のタレツト軸17内を通つ
てタレツト7を貫通し、後に詳述する非回転のギ
アボツクス35内へと延びて、後述の工具回転駆
動用出力クラツチ軸へと連動連結されている。
また、36はタレツト軸17基端にスプライン
係合した環状歯車であり、該歯車36にモータ3
7駆動の歯車38を噛合わせることによつてタレ
ツト軸17を、その軸方向の進退に関わらずイン
デツクス回転できるようになつている。
タレツト7上の各工具取付けステーシヨンSに
は通常の非回転の工具も搭載されているが、第3
図示のようなワーク径方向(スピンドル軸直交方
向)の加工用回転工具Tおよびワーク長手方向
(スピンドル軸方向)の加工用回転工具Tも搭載
されている。
上記各回転工具Tはタレツト7上の各クランプ
ユニツト41,42によつてクランプ支持されて
おり、各クランプユニツト41,42からは工具
の回転駆動用の入力軸43,44と、工具の係脱
用の入力軸45,46とがタレツト7内部へ突設
してあり、さらに該入力軸43,44,45,4
6に夫々連動連結したクラツチ端47,48,4
9,50がタレツト7の前面に外方へ向けて突設
してあつて、このクラツチ端47,48,49,
50へと、タレツト前方に設けた前記非回転の
(タレツトの回転には追随しない)ギアボツクス
35から突出している工具の回転駆動用出力クラ
ツチ軸51および工具の係脱用出力クラツチ軸5
2が噛合し、駆動を伝達するようになつているの
である。
すなわち、上記非回転のギアボツクス35は、
タレツト7の前面中央に形成した開口部7a内
に、後述の流体配管連結部としての突出嵌合部3
5aを突入してタレツト7に対しては、相対的に
回転自在かつ分離不能に連結されており、一側に
立設した支持シヤフト53(第1,3図)を旋盤
のフレーム26に支承せしめることによつて、タ
レツト7に対し、タレツト回転には追随せず(非
回転で)、タレツトの前記矢印方向28,29の
平行移動に対しては追随して移動するようになつ
ており、このギアボツクス35から、上記工具の
回転駆動用出力クラツチ軸51が主軸チヤツク6
側においてタレツト7方向へ突設してあり、上記
工具の係止用出力クラツチ軸52が主軸チヤツク
6反対側の前記工具交換アーム装置4側において
タレツト7方向へ突設してある(第1,3図)。
なお、上記支持シヤフト53は、例えば第1図
示のように旋盤フレーム26の天井部に第1図左
右方向に架け渡したシヤフト54にスライド自在
に支持した第1のスライド部材55と、該第1の
スライド部材55に第1図紙面垂直方向に延びる
シヤフト56を介して、該方向に移動自在に支持
せしめた第2のスライド部材57とからなる水平
面方向スライド装置58の第2のスライド部材5
7に上端を固定しておく。
次に、上記ギアボツクス35内の構造を第3図
について説明すると、該ギアボツクス35中央に
軸受59支持した前記モータ33の出力軸34端
にはギア61が固定してあり、該ギア61に同軸
の中間ギア62,63を介して中空内部にスプラ
イン歯64を形成した筒状ギア65を噛合連結し
てある。
そして、該筒状ギア65の中空内を貫通せしめ
てスライン軸66が噛合装入してあり、該スプラ
イン軸66の一側先端51を、前記工具の回転駆
動用クラツチ端47,48に噛合うクラツチ軸5
1に形成すると共に、該スプライン軸66他側に
は、図示しない継手を介して回転自在にピストン
ロツド67端を連結してあり、該ピストンロツド
67の流体シリンダ68内での進退によつて、該
スプライン軸66が進退し、一端のクラツチ軸5
1部がタレツト側のクラツチ端47,48に噛合
し、または噛合の解除が行われるようになつてい
る。69は上記ピストンロツド67の他側端のフ
ランジ部67aとシリンダ68との間に介装した
スプリングである。
なお、上記非回転のギアボツクス35に対する
回転するタレツト7の位置決めはタレツト7前面
の前記開口部7aまわりのテーパー凹所7b内へ
ギアボツクス35側からピン(図示せず)を打込
むことによつて行われる。
次に、工具の係脱用出力クラツチ軸52につい
て説明すると、上記ギアボツクス35内には油圧
モータ71が搭載してあり、該油圧モータ71の
出力軸に固定したギア72に噛合せしめて、前記
筒状ギア65と同様構造の筒状ギア73を軸受7
4支持してあり、該筒状ギア73の中空内を貫通
せしめてスプライン軸75がギア73内壁のスプ
ライン歯76に噛合装入してある。
そして、該スプライン軸75の一側先端52を
前記工具の係脱用クラツチ端49,50に噛合う
クラツチ軸52に形成すると共に、該スプライン
軸75他側には、図示しない継手を介して回転自
在にピストンロツド77端を連結してあり、該ピ
ストンロツド77の流体シリンダ78内での進退
によつて該スプライン軸75が進退し、一端のク
ラツチ軸52部がタレツト側のクラツチ端49,
50に噛合し、または噛合の解除が行われるよう
になつている。79は上記ピストンロツド77の
他側端のフランジ部77aとシリンダ78との間
に介装したスプリングである。
なお、上記油圧モータ71へは図示しないフレ
キシブルホースを介してギアボツクス35の前面
を通つて油圧が供給され、同様に空圧も供給さ
れ、供給された圧空は配管82を通り、前記突出
嵌合部35a内に形成したリング状通路83内へ
と導入され(第3,5図)、該リング状通路83
の前記工具交換アーム装置4側に向かつて連通さ
れた連通路84(第5図)を経て、タレツト7側
の各工具ステーシヨンSごとに設けた通路85の
うち当該位置に一致した1本の通路85へと連通
し、当該ステーシヨン位置からエア噴出するよう
になつており、この噴出エアによつて当該工具ス
テーシヨン上の工具の工具交換に先立つクランプ
装置の切粉落とし等が行えるようになつている
が、この実施例では上記リング状通路83の主軸
チヤツク6側へも通路86を形成してあつて、該
主軸チヤツク6側の通路86と工具ステーシヨン
への通路85が一致して該主軸チヤツク6側で噴
出したエアによつては、計測装置搭載のステーシ
ヨンSにおける計測に先立つワークからの切粉落
とし等が行われるようになつている。
次に、各クランプユニツト41,42から突設
した各入力軸43,44,45,46と、前記ク
ラツチ端47,48,49,50との間の連結機
構について説明すると、ワーク径方向(スピンド
ル軸直交方向)の加工用回転工具Tについては、
第3図示のように各入力軸44,46と各クラツ
チ端48,50とを夫々1本の連結軸88,89
で連結してあり、ワーク長手方向(スピンドル軸
方向)の加工用回転工具Tについては、第3図示
のように入力軸43とクラツチ端47とは、夫々
の端部に設けたベベルギア91,92でもつて連
動連結してあり、入力軸45とクラツチ端49と
は、入力軸45端のベベルギア93と噛合するベ
ベルギア94の軸95とクラツチ端49とを、上
記入力軸43を迂回する別の連結軸95でギア9
7,98,99,100連結(第4図)すること
により連動連結してある。
なお、上記入力軸43を迂回するための連結機
構は、上記連結軸96とギア97,98,99,
100の代わりにベベルギアを用いる等の他の手
段であつてもよい。
次に回転工具Tについて説明すると、この実施
例の回転工具Tは、第6〜8図示のように、前記
工具交換アーム装置4の工具把持アーム16が挟
持する環状凹溝101を形成したホルダ102に
回転自在に装着されていて、該ホルダ102ごと
にクランプユニツト41,42に着脱されるが、
ホルダ102のクランプユニツト41,42へと
装入される部分103はテーパ状に形成され、か
つ該テーパー部103の先端には第8図示の花弁
状フランジ部104が形成してあつて、該フラン
ジ部104がクランプユニツト41,42内の係
合部材115に係合されて固定されると共に、該
テーパー部103およびフランジ部104を貫い
て後方へ突出しホルダ102内部で工具Tと連結
された回転軸105がクランプユニツト41,4
2内の係合軸116と係合して工具Tが回転され
るようになつている。106は回転軸105の先
端に形成した係合軸との係合歯であり、107は
後に詳述するガイドピンの進入孔である。
次に、上記回転工具がホルダ102ごと着脱さ
れるクランプユニツト41,42について説明す
ると、スピンドル軸方向の加工用回転工具が着脱
されるクランプユニツト41は、第6図示のよう
に、タレツト7に固定したハウジング108と、
該ハウジング108に軸受支持せしめた2本の入
力軸43,45と、各入力軸43,45端にベベ
ルギア109,110,111,112を介して
連動連結した回転軸113,114と、該回転軸
113,114に、夫々次に示す機構を介して連
動連結した、上記工具ホルダ102の締結用係合
部材115と、上記工具Tへの回転伝達用係合軸
116とからなつている。
すなわち、上記回転軸114のベベルギア11
2には一体に平歯車117を形成してあつて、該
平歯車117に噛合う歯車118部を周面に形成
した回転筒部材119がハウジング108内に支
持しており、該回転円筒部材119の他端小径部
の外周に形成したおねじ部121を、前記ホルダ
102のフランジ部104が進入して係合しうる
該フランジ部104と同一形状の開口122を有
した円筒状係合部材115内周のめねじ部123
に螺合してあるのであり、該係合部材115は一
方向への回転によつて、その開口122が前記花
弁形のフランジ部104が進入しうる角度にピン
124によつて停止され、該フランジ部104が
第6図鎖線図示のように係合部材115内に進入
した後、前記入力軸45歯車117,118およ
び回転円筒部材119を介して他方へ回転される
と、開口122の角度が略90度回転して、フラ
ンジ部104が該開口122の小径部によつて係
止されて抜け止めされると共に、ねじ部121,
123の作用によつて係合部材115が第6図右
方へと牽引されてホルダ102をハウジング10
8へと強く圧着固定するようになつている。
また、上記回転軸113の一端は、上記回転円
筒部材119の中心を貫いて第6図左方へと延び
ており、該回転軸113先端に凹孔125を形成
し、該凹孔125内にキー126により摺動自
在、かつ相対回転不能に、上記ホルダ102の回
転軸105と噛合する係止軸116を支持せしめ
てあるのであり、ホルダ102がハウジング10
8内に第6図鎖線図示のように装入されると、前
記回転軸105がガイドピン127に案内され
て、軸105,106端同士が噛合い、その後前
記入力軸43ベベルギア109,110および回
転軸113を介して該係合軸116が回転する
と、工具Tが回転するようになつている。
128は上記係合軸116を常時係合方向(第
6図左方)へと付勢しているスプリング、129
は回転軸113と回転円筒部材119の間に介装
したニードルベアリングである。
以上のように、入力軸45を一方向へ回転する
と、ホルダ102のフランジ部104がクランプ
ユニツト41内の係合部材115によつて係合牽
引されて締着され、他方向へ回転すると、係合部
材115の開口122がフランジ部104の角度
に一致して該フランジ部104が係合部材115
から抜き出し可能になるようになつているのであ
る。
スピンドル軸直交方向の加工用回転工具が着脱
されるクランプユニツト42は、第7図示のよう
に、上記クランプユニツト41と同一構造である
ので、同一構造部分に同一の番号を付して説明を
省略する。
次に上記実施例の動作について説明する。
すなわち、いずれかの工具ステーシヨンS上の
回転工具Tを工具マガジン18上の回転工具Tと
交換するには、まずタレツト7を回転して所望の
工具ステーシヨンSを工具交換アーム装置4側
(第1図右側)位置へ割出し、工具マガジン18
を回転して所望の工具Tを同じく工具交換位置A
へ割出す。この際、所望の工具が工具マガジン1
8上にないならば、旋回台22上のマガジンを前
述のように、無人搬送車23により搬送して来た
新たな工具マガジン18と取替える。
そして、タレツト7が所定位置へ割出されたな
らば、前記ギアボツクス35は前述のようにタレ
ツト7の回転とは無関係であるので、当該割出し
位置にはギアボツクス35から突出のクラツチ軸
52が常時位置しており、該クラチ軸52を流体
シリンダ78を作動してタレツト7側のクラツチ
端49に突入嵌合する。
この状態で工具把持アーム16を前進させ、タ
レツト7上の回転工具および工具マガジン18上
の回転工具Tをホルダ102ごと把持せしめる。
この際、工具把持アーム16の把持爪16aが、
第2図示のように直角に屈曲しているので、スピ
ンドル軸方向に向いた工具およびスピンドル軸直
交方向に向いた工具のいずれであつても、屈曲し
た爪16aの相当する側の直線部で工具を把持す
ることができる。
そして、次に前記ギアボツクス35内の油圧モ
ータ71を所定方向へ回転すると、クラツチ軸5
2、クラツチ端49を介して入力軸45が回転駆
動され、前述のようにして回転工具Tがホルダ1
02ごとクランプユニツト41,42から解放さ
れるので、工具把持アーム16を退入し、旋回枠
14を180度旋回して工具同士を交換する。
交換した新たな工具Tをタレツト7に装着する
には上記と逆の順序で油圧モータ71を逆回転さ
せて行う。
クランプユニツト41,42に締着固定された
回転工具は、次にタレツト7割出しにより主軸チ
ヤツク6側位置へと持たらし、当該割出し位置に
は前述の通りギアボツクス35から突出のクラツ
チ軸51が常時位置しているので、該クラツチ軸
51を流体シリンダ68を作動して、当該位置に
割出されているクラツチ端47,48へと突入嵌
合する。
そして、前記タレツト軸17基端の駆動モータ
33を回転させれば、前記出力軸34、筒状ギア
65、クラツチ軸51およびクラツチ端47,4
8を介して入力軸43,44が回転駆動され、前
述のようにして回転工具Tがホルダ102上で回
転されるのである。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、この発明に係る
工具交換装置では、工具の回転駆動用の出力クラ
ツチ軸は主軸スピンドル側に設け、工工具の係脱
用の出力クラツチ軸は主軸スピンドルと反対側に
設けることで、所定位置以外で工具が係脱される
操作ミスを構成上から防止し、確実な工具交換が
行える。したがつて、例えばタレツト上の回転工
具も適宜に、外部の予備回転工具と工具交換で
き、しかも旋盤のタレツトまわりが繁雑となら
ず、作業性が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る工具交換装置の側面
図、第2図は同平面図、第3図はタレツト部分の
断面平面図、第4図は連結軸の迂回機構を示した
断面図(断面は第3図の紙面に垂直な方向)第5
図はタレツト部分の断面正面図(断面は第3図の
−線)、第6,7図はクランプユニツトの縦
断面図、第8図は工具ホルダの底面図である。 2…タレツト旋盤、4…工具交換アーム装置、
6a…主軸スピンドル、7…タレツト、35…ギ
アボツクス(非回転部材)、41,42…クラン
プユニツト、43,44…回転駆動用入力軸、4
5,46…係脱用入力軸、47,48,49,5
0…クラツチ端、51…回転駆動用出力クラツチ
軸、52…係脱用出力クラツチ軸、102…ホル
ダ、105…回転軸、T…回転工具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タレツト上に、工具の回転駆動用の入力軸
    と、工具の係脱用の入力軸とをを有するクランプ
    ユニツトを設け、該クランプユニツトに回転工具
    を回転自在かつ着脱自在にクランプせしめると共
    に、上記2本の入力軸に連動連結した2本のクラ
    ツチ端を夫々タレツト外方へ突設し、タレツト外
    の非回転部材には上記各クラツチ端へと噛合う2
    本の出力クラツチ軸を、工具の回転駆動用のクラ
    ツチ端へ噛合する出力クラツチ軸は、主軸スピン
    ドル側に、工具の係脱用のクラツチ端へ噛合する
    出力クラツチ軸は主軸スピンドルの他側に設けた
    ことを特徴とするタレツト旋盤の工具交換装置。
JP61216909A 1986-09-13 1986-09-13 タレット旋盤の工具交換装置 Granted JPS6374507A (ja)

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