JPH09191802A - 魚釣用リールのハンドル - Google Patents

魚釣用リールのハンドル

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Publication number
JPH09191802A
JPH09191802A JP943096A JP943096A JPH09191802A JP H09191802 A JPH09191802 A JP H09191802A JP 943096 A JP943096 A JP 943096A JP 943096 A JP943096 A JP 943096A JP H09191802 A JPH09191802 A JP H09191802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
sensing member
fishing
fishing reel
knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP943096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Murayama
朋宏 村山
Hiroshi Toma
弘 遠間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP943096A priority Critical patent/JPH09191802A/ja
Publication of JPH09191802A publication Critical patent/JPH09191802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】微妙な魚のあたりであっても、それを感知する
ことが可能な魚釣用リールのハンドルを提供すること。 【解決手段】魚釣用リールのハンドルアーム20に回転
自在に支持されるハンドル摘み21の挟持領域に、振動
が伝わりやすい材質の感知部材25を露出させると共
に、この感知部材25をハンドルアーム20と一体的な
支軸23に接触係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は魚釣用リールに関
し、詳細には、釣糸が巻回されるスプールを回転操作す
るハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣用リールにおいて、実釣時に釣糸を
巻き取る場合、釣人はハンドルアームに取り付けられた
ハンドル摘みを指で挟持してハンドルアームを回転操作
する。一般的に、ハンドル摘みは、指に馴染みやすく、
そしてソフトタッチで違和感なく指で挟持して巻取操作
ができるように、軟質樹脂、ゴム、コルク材等の比較的
柔らかい材質によって構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】魚釣りの釣法の中に
は、ルアーフイッシングのように、目的のポイントへル
アーを放出して着水させ、その後、釣糸の巻取速度を微
妙に加減しながらルアーを手前に引く手法があり、この
ような釣法においては、釣人は、ハンドル摘みを挟持し
ている指を通して魚のあたりを感知することが多い。
【0004】しかしながら、魚のあたり(振動)が微妙
であることに加え、上記したようにハンドル摘みは、ゴ
ム、軟質樹脂、コルク等で構成されているため、その材
質上の緩衝作用によって、微妙な魚のあたりを感知しに
くい等の問題がある。この発明は、微妙な魚のあたりで
あっても、それを感知することが可能な魚釣用リールの
ハンドルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の魚釣用リールのハンドルは、釣糸を巻取操
作するハンドルアームの端部にハンドル摘みを回転自在
に支持しており、このハンドル摘みの挟持領域に、振動
が伝わりやすい材質の感知部材を露出させると共に、こ
の感知部材を前記ハンドルアームと一体的な部材に接触
係合させたことを特徴としている。
【0006】実釣時において魚の当たりがあると、その
振動は、釣糸、スプール、ハンドルアーム、そして、ハ
ンドルアームに回転可能に支持されたハンドル摘みへと
伝わる。指で操作するハンドル摘みの指で挟持可能な領
域には、ハンドルアームと一体的な部材に接触係合する
振動が伝わりやすい材質の感知部材が露出しているた
め、ハンドルアームまで伝わってくる魚のあたりによる
振動は、感知部材を介して指で感知される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に関する魚釣用リ
ールの一態様として、両軸受型リールの一般的な構成を
示している。一般的に、両軸受型リールは、図に示すよ
うに、リール本体1の両側板2a,2b間にスプール3
を回転可能に支持し、ハンドル5の巻取操作によってス
プール3に釣糸Sを巻き取るよう構成されている。具体
的に説明すると、ハンドル5の巻取操作によって回転駆
動されるハンドル軸10には、スプール3の駆動軸3a
に取り付けられたピニオン3bと噛合するドライブギヤ
12が取り付けられ、ハンドル5の回転操作による駆動
力は、これらの部材を介してスプール3に伝達される。
一方、ドライブギヤ12には、スプール3の前方に配さ
れた釣糸案内装置15の駆動ギヤ16が噛合しており、
ハンドル5の巻取操作によって釣糸案内装置15の釣糸
案内部15aは図中左右に往復動される。これにより、
スプール3に釣糸Sが平行に巻回される構成となってい
る。
【0008】そして、実釣時において、魚のあたりがあ
ると、その振動は、釣糸Sから、スプール3を介してハ
ンドル5に伝わる。ハンドル5は、図に示すように、ハ
ンドル軸10に取り付けられたハンドルアーム20と、
このハンドルアームの端部に回転自在に支持され、点線
で示すように、指で挟持されるハンドル摘み21によっ
て構成されている。本発明においては、このハンドル摘
み21の構成に特徴がある。
【0009】以下、このハンドル5におけるハンドル摘
み21の種々の実施の形態について説明する。図2の拡
大図で示すように、ハンドル摘み21は、支軸23によ
ってハンドルアーム20の端部に回転自在に支持されて
いる。このハンドル摘み21は、釣人によって様々な部
分が挟持されるため、ハンドル摘み21の外表面部すべ
てが挟持領域となる。ハンドル摘み21は、指に馴染み
やすくソフトタッチで違和感なく挟持操作できるよう
に、軟質樹脂、ゴム、コルク、強化木等の比較的柔らか
い材質で構成されている。そして、ハンドル摘み21に
は、挟持領域から外部に露出するように、感知部材25
が設けられている。
【0010】図2に示す実施の形態では、感知部材25
は、ハンドル摘み21の略中央部において露出するよう
に構成されており、図3の断面図に示すように、ハンド
ルアーム20と一体的な部材である支軸23と接触係合
し、両対向面から露出するようにハンドル摘み21に埋
め込まれている。この感知部材25は、振動が伝わりや
すい金属材、ステンレス材、銅合金等によって構成され
ており、ハンドルアーム20に伝わった振動を、支軸2
3を介して伝えやすくしている。
【0011】このため、実釣時における魚のあたりによ
る振動は、例えば図4のように挟持している場合、感知
部材25を介して親指および人指し指で感知することが
できる。従来のハンドル摘みは、魚のあたりによる振動
は比較的柔らかい材質で構成されたハンドル摘みで緩衝
されて指で感知することができない場合もあったが、図
に示すように、挟持領域から感知部材25を露出させた
構成により、従来では感知できなかった魚のあたりを感
知することが可能となる。従って、微妙なあたりも感知
でき、実用性が向上する。特に、図に示すように、感知
部材25は、親指と人指し指で挟持される挟持面の一部
に露出させただけなので、従来のハンドル摘みの形状、
大きさを変えることなく、容易な構成とすることができ
る。
【0012】もちろん、感知部材25は、図に示した構
成だけでなく、種々変形することができ、その位置、数
等については特に限定されることはない。例えば、感知
部材を環状に形成し、ハンドル摘み21を巻回するよう
に露出させても良いし、露出部分はハンドル摘み21の
端面であっても良い。また、感知部材25の露出面は挟
持面と面一となるように構成されているが、挟持面から
多少突出していても良い。あるいはまた、図5および図
6の実施の形態に示すように、感知部材25にカラー部
分25aを形成し、これを支軸23に嵌合させれば、一
部で支軸23に接触係合させる構成よりも振動が伝わり
やすくなるため、より微妙な魚のあたりでも感知するこ
とが可能となる。
【0013】図7に示す実施の形態は、挟持領域で露出
する感知部材35を、ハンドル摘み21に隣接させて支
軸23に配した構成を示している。この場合、感知部材
23は、支軸23に対して回転しない構成であっても良
い。このように、挟持領域で露出する感知部材35を、
ハンドル摘み21に隣接させたことにより、魚信感知巻
取可能状態、強制巻取状態との両状態を選択することが
できるため、実用面での幅広い対応が可能となる。もち
ろん、この構成においても、ハンドル摘み21の部分に
上記したような構成の感知部材25を設けても良い。な
お、本発明のハンドルは、図1に示した両軸受型リール
に限定されることはなく、その他の形式の魚釣用リール
に適用しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の魚釣用リールのハンドルでは、指で感知すること
ができなかった魚のあたりも感知することが可能となる
ので、実用性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚釣用リールの一態様として、両軸受型リール
の一般的な構成を示す図。
【図2】図1に示された魚釣用リールにおいてハンドル
摘みの部分を拡大して示す図。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図。
【図4】図3のB−B線に沿った断面図。
【図5】ハンドル摘みの別の実施の形態を示す図。
【図6】図5のC−C線に沿った断面図。
【図7】ハンドル摘みのさらに別の実施の形態を示す
図。
【符号の説明】
1 リール本体 5 ハンドル 20 ハンドルアーム 21 ハンドル摘み 23 支軸 25,35 感知部材 S 釣糸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣糸を巻取操作するハンドルアームの端
    部にハンドル摘みを回転自在に支持した魚釣用リールの
    ハンドルにおいて、前記ハンドル摘みの挟持領域に振動
    が伝わりやすい材質の感知部材を露出させると共に、こ
    の感知部材を前記ハンドルアームと一体的な部材に接触
    係合させたことを特徴とする魚釣用リールのハンドル。
  2. 【請求項2】 前記感知部材を前記ハンドル摘みの挟持
    面から露出させたことを特徴とする、請求項1に記載の
    魚釣用リールのハンドル。
  3. 【請求項3】 前記感知部材を前記ハンドル摘みの一側
    に並設したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    魚釣用リールのハンドル。
JP943096A 1996-01-23 1996-01-23 魚釣用リールのハンドル Pending JPH09191802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209280A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
JP2013132260A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Globeride Inc 魚釣用リールのハンドルおよびハンドルノブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209280A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
JP2013132260A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Globeride Inc 魚釣用リールのハンドルおよびハンドルノブ

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