JP3182448U - 魚釣り用リールのハンドル - Google Patents

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貴也 今井
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Abstract

【課題】スピニングリール1のハンドル7において魚のアタリの感度を高めた魚釣り用リールのハンドルを提供する。
【解決手段】ハンドル7を、リール本体側に取り付け固定されるハンドル支軸9に軸受10aを介して摘み11が回転自在に取付けて構成したものにおいて、摘み11の把持部11cに開口11eを形成し、該開口11eから軸受10aの外輪が突出状に露出するように構成することで、把持部11cを把持する釣り人の指が軸受10aの外輪に接触できるようにし、これによって魚のアタリが摘み11よりも近い状態で直接的に伝わるように構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、両軸受けリール、スピニングリール等の各種の魚釣り用リールのハンドルの技術分野に属するものである。
一般に、この種釣り用リールは、ハンドル操作によってスプールを回転させ、繰出したライン(釣り糸、テグス、道糸)を巻き取るようになっているが、従来のハンドルは、リール本体側に取り付け固定されるハンドル支軸に軸受を介して回転自在に摘み(ハンドルノブ)を設けていた(例えば特許文献1〜6参照)。
実開平5−15769号公報 実用新案登録第3018366号公報 特開2003−9733号公報 特開2004−121176号公報 特開2011−125269号公報 特開2011−244773号公報
ところで近時、釣り人気が高く、大勢の釣り人が魚釣りに出かけているが、これに伴い魚の警戒心が強くなり、釣りづらい状況になっている。特にルアー釣りの場合、釣り法の進化も目覚ましく、アジ等の小さな魚種も対象魚になってきている。このように警戒心が強い魚や小さな魚はアタリが非常に小さくて判りづらい場合が多く、アタリ(魚信)に合わせてアワセを入れるタイミングを取ることが難しく、このため初心者は勿論、ベテランの釣り人でも針掛かりせずに逃げられてしまい釣果がなかなか上がらないという現状にある。
そこでリールについてもアタリの感度を高くすることが提唱されるが、釣り人は、片方の手で竿(または竿およびリール)を持ち、もう片方の手でハンドルの摘みを把持して巻き操作をすることになるから、リールのアタリの感度を高めるにはハンドルのアタリ感度を高めればよいことになる。
ところが前記従来のものは、ハンドル支軸に軸受が隠れる状態で摘みが設けられているため、摘みを持つ手(指)には、軸受を介した摘みにより間接的な状態でアタリが伝わることになるが、摘みは、コストダウンや軽量化のため樹脂で作られていることが多く、また滑り止めのためゴム質弾性材が被覆されているものもあって、どうしてもアタリの感度が低く、釣果を高めることがあまり期待できないという問題があり、ここに本考案の解決すべき課題がある。
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の考案は、リール本体側に取り付け固定されるハンドル支軸に軸受を介して回転自在に取付けられる摘みを備えて構成される魚釣り用リールのハンドルにおいて、前記摘みには、該摘みを把持して巻き操作をしている指を前記軸受の外輪に接触可能にするための開口が形成されていることを特徴とする魚釣り用リールのハンドルである。
請求項3の考案は、軸受は、外輪の一部が開口から突出していることを特徴とする請求項1または2記載の魚釣り用リールのハンドルである。
請求項4の考案は、摘みは、少なくとも軸受の外輪が指に接触する部位の板厚が、ハンドル支軸の外径よりは肉厚で、軸受の外径よりは肉薄であることを特徴とする請求項1、2または3記載の魚釣り用リールのハンドルである。
請求項1の考案とすることにより、ハンドルの摘みを把持する指がハンドル支軸と摘みとの間に設けられる軸受の外輪に接触することになる結果、アタリを摘みで感じるものに対してより直接的に感じることができることになって、アタリの感度が向上し、これによってアタリに対して鋭いアワセができ、釣果の向上が期待できる。
請求項2の発明とすることにより、より安定した状態で軸受を介してのアタリを確認することができる。
請求項3の発明とすることにより、アタリの確認が摘み開口から突出した状態の軸受外輪からできることになって、アタリの感度がより向上する。
請求項4の発明とすることにより、アタリの確認がより一層確実になる。
スピニングリールの側面図である。 (A)(B)はハンドル部の正面図、側面図である。 (A)(B)はハンドルの一部切欠き正面図、摘み部の拡大断面図である。 ハンドルの斜視図である。
次ぎに、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。図面において、1は魚釣り用のスピニングリールであって、該スピニングリール1は、リール本体2、該リール本体2の前端部に回転可能な状態で外嵌するスカート部3と、該スカート部3の回転に連携して前後方向に移動するスプール4と、釣竿(図示せず)にリール本体2を取り付けるための脚部5と、スカート部3に起倒自在に設けられ、スカート部3の回転に基づいてスプール4にライン(図示せず)の巻装案内をするためのベール6と、スカート部3の回転とスプール4の前後移動とを行うための駆動機構(図示せず)と、該駆動機構の駆動をするためのハンドル7とが設けられていること等は何れも従来通りであるが、該ハンドル7に本考案が実施されており、以下、ハンドル7について詳述する。
前記ハンドル7は、リール本体2に取付けられるクランク状に折曲されたハンドルアーム8と、該ハンドルアーム8の先端部に左右方向内端部が一体取付けされるハンドル支軸9と、該ハンドル支軸9が遊嵌状に貫通し、左右一対の軸受(本実施の形態では同径であるが異径であっても勿論よい)10、10aを介してハンドル支軸9に回転自在に取付けられる摘み11とを用いて構成されるが、ハンドルアーム8およびハンドル支軸9はアルミニウム等の金属材料で構成され、摘みは樹脂材で構成されている。
尚、図中、12はハンドル7をリール本体2に着脱自在に取付けるための螺子であり、13は摘み11をハンドル支軸9に着脱自在に取付けるための螺子、13aはワッシャであるが、該螺子13をハンドル支軸9に螺入することで、ワッシャ13aが軸受10aの内輪を締め付け固定するようになっている。
前記摘み11は、円筒状で左右方向内端側の基端部11aと、該基端部11aの左右方向外端部から漸次肉薄となるよう傾斜した傾斜面部11bと、該傾斜面部11bの左右方向外端部から外方にあり、ハンドル支軸9の外径よりは肉厚であるが、軸受10、10aの外径よりは肉薄となる状態で左右方向に長く釣り人が指で把持してラインの巻き操作をする把持部11cとにより構成されるが、該把持部11cには本実施の形態では丸孔状の貫通孔11dが間隙を存して複数(本実施の形態では3個)形成されていて、ハンドル支軸9を目視できるようになっていると共に、さらに把持部11cの左右方向外端部には、外端側の軸受10aの外輪の一部が突出状に露出する開口(切欠き)11eが形成されている。そして、摘み11の把持部11cを指で把持した場合に、該把持した指の一部が外側軸受10aの外輪に触れることができ、これによって釣り人はアタリに基づく軸受10aの振動を感知し小さなアタリでも取れるようになっている。
叙述のごとく構成された本考案の実施の形態において、釣り人は、ルアー釣りの場合、竿のアオリ操作とともに繰り出したラインを摘み11の巻き操作でスプール4に巻装することを繰り返しすることで魚を誘い、魚の針掛かりを待つことになるが、魚が動くルアーに興味を持って食いつき、アタリがあったことのアタリはラインを通じて竿およびスピニングリール1に伝わることになるが、該スピニングリール1に伝わったアタリは、ハンドル7の摘み11を把持して巻き操作をしている指が接触している軸受10aの外輪を介して直接的に伝わることになる。
この結果、釣り人は、摘み11よりもラインに近い軸受10aを介してアタリが伝わることになってアタリの感度が向上し、小さなアタリであっても的確なアワセを行うことが可能になって魚の針掛かりが高まって釣果の向上が期待できることになる。
しかもこのものでは、摘み11を支持する左右一対の軸受10、10aのうち、外側の軸受10aの外輪が摘み11を把持する指に接触する結果、ラインを介してリール本体2に伝わったアタリによる振動が内側の軸受10よりも増幅されることになってより確実なアタリの確認ができることになる。
そのうえこのものでは、外側の軸受10aの外輪が、摘み把持部11cに形成の開口11eから突出する状態で露出しているため、把持部11cを把持する指は、自然の把持状態で軸受10aの外輪に接触できることになって、ハンドル7の巻き操作をしているときに、接触姿勢を維持することをいちいち意図する必要がない。
しかも摘み把持部11cは、ハンドル支軸9の外径よりも肉厚で、軸受10aの外径よりは肉薄となっているため、摘み11を把持する指は、無理な把持姿勢を取る必要がなく、自然な把持姿勢でよいこととなり、釣り易いものとなる。
尚、本考案は前期実施の形態に限定されるものでないことは勿論であって、ハンドルとしてはスピニングリールに限定されず、両軸リール、片軸リール等、通常知られた魚釣り用リールに採用できることは勿論である。
さらに、摘みを把持する指が接触する軸受としては、外側の軸受でなく、内側の軸受、さらには左右両側の軸受としてもよいものである。
スピニングリールや両軸受けリール等の魚釣り用リールのハンドルとしての利用可能性がある。
1 スピニングリール
2 リール本体
7 ハンドル
8 ハンドルアーム
9 ハンドル支軸
10a 軸受
11 摘み
11c 把持部
11e 開口

Claims (4)

  1. リール本体側に取り付け固定されるハンドル支軸に軸受を介して回転自在に取付けられる摘みを備えて構成される魚釣り用リールのハンドルにおいて、前記摘みには、該摘みを把持して巻き操作をしている指を前記軸受の外輪に接触可能にするための開口が形成されていることを特徴とする魚釣り用リールのハンドル。
  2. 軸受は少なくとも左右方向内外に一対あり、少なくとも外側に位置する軸受の外輪が指に接触可能となっていることを特徴とする請求項1記載の魚釣り用リールのハンドル。
  3. 軸受は、外輪の一部が開口から突出していることを特徴とする請求項1または2記載の魚釣り用リールのハンドル。
  4. 摘みは、少なくとも軸受の外輪が指に接触する部位の板厚が、ハンドル支軸の外径よりは肉厚で、軸受の外径よりは肉薄であることを特徴とする請求項1、2または3記載の魚釣り用リールのハンドル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021093936A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 グローブライド株式会社 魚釣用リールのハンドル及び魚釣用リール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021093936A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 グローブライド株式会社 魚釣用リールのハンドル及び魚釣用リール
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