JPH0590967U - チップled - Google Patents
チップledInfo
- Publication number
- JPH0590967U JPH0590967U JP3763192U JP3763192U JPH0590967U JP H0590967 U JPH0590967 U JP H0590967U JP 3763192 U JP3763192 U JP 3763192U JP 3763192 U JP3763192 U JP 3763192U JP H0590967 U JPH0590967 U JP H0590967U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- led
- conductive
- chip
- conductive paint
- conductive pattern
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電パターンのLEDチップ取付位置の領域
に塗布する導電性ペイントの密着強度を高めることによ
り、導電性ペイントが剥がれ落ちないようにしたチップ
LEDを提供する。 【構成】 基板11の表面に形成した導電パターン12
に対して、LEDチップ取付位置の領域に導電性ペイン
ト13を塗布した後導電性ペイントの上にLEDチップ
14を載置し、ダイボンディングにて固定することによ
り構成したチップLED10において、導電パターン1
2が、上記LEDチップ取付位置の領域にて、少なくと
も一つの内側に入り込んだ切込み部12bを備えてお
り、該導電性ペイントの一部が該切込み部にて直接に基
板の表面に密着するように、チップLED10を構成す
る。
に塗布する導電性ペイントの密着強度を高めることによ
り、導電性ペイントが剥がれ落ちないようにしたチップ
LEDを提供する。 【構成】 基板11の表面に形成した導電パターン12
に対して、LEDチップ取付位置の領域に導電性ペイン
ト13を塗布した後導電性ペイントの上にLEDチップ
14を載置し、ダイボンディングにて固定することによ
り構成したチップLED10において、導電パターン1
2が、上記LEDチップ取付位置の領域にて、少なくと
も一つの内側に入り込んだ切込み部12bを備えてお
り、該導電性ペイントの一部が該切込み部にて直接に基
板の表面に密着するように、チップLED10を構成す
る。
Description
【0001】
この考案は、基板の表面に形成された導電パターンにLEDチップを載置し、 ダイボンディングにより固定することによって構成されているチップLEDに関 するものである。
【0002】
従来、このようなチップLEDは、例えば図2に示すように構成されている。 即ち、図2において、チップLED1は、プリント基板2の表面に形成されてい る導電パターン3に対して、この導電パターン3の内側の拡大された先端部3a のLEDチップ取付位置の領域に導電性ペイント4を塗布した後、この導電性ペ イント4の上にLEDチップ5を載置してダイボンディングにより固定し、該L EDチップ5の上面と図示しない他の導電パターンとの間をボンディングワイヤ 6によって電気的に接続することにより構成されている。
【0003】 このように構成されたチップLED1は、LEDチップ5の下面が導電性ペイ ント4を介して導電パターン3に対して電気的に接続され、またその上面はボン ディングワイヤ6を介して他の導電パターンに電気的に接続されていて、これら の導電パターンの外側端部にある電極部分から給電されることにより、該LED チップ5が発光せしめられ得るようになっている。
【0004】
しかしながら、このように構成されたチップLED1においては、導電性ペイ ント4は、その全体が導電パターン3の先端部3a上に載っているが、この導電 パターン3の表面は比較的滑らかに形成されていることから、導電性ペイント4 の導電パターン3の表面に対する密着強度が低く、このため、導電性ペイント4 が導電パターン3の表面から剥がれ落ちてしまうことがあった。
【0005】 この考案は、以上の点に鑑み、導電パターンのLEDチップ取付位置の領域に 塗布される導電性ペイントの密着強度を高めることにより、導電性ペイントが剥 がれ落ちないようにした、チップLEDを提供することを目的としている。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案にあっては、基板の表面に形成された導電パ ターンに対して、LEDチップ取付位置の領域に導電性ペイントを塗布した後、 この導電性ペイントの上にLEDチップを載置し、ダイボンディングによって固 定することにより構成されているチップLEDにおいて、上記導電パターンが、 上記LEDチップ取付位置の領域にて、少なくとも一つの内側に入り込んだ切込 み部を備えており、該LEDチップ取付位置付近に導電性ペイントを塗布したと き、該導電性ペイントの一部が該切込み部にて直接に基板の表面に密着するよう にし、さらに好ましくは、導電パターンに対して、複数個の内側に入り込んだ切 込み部が均等に配設されていることを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、導電性ペイントが導電パターンのLEDチップ取付位置の 領域に塗布されたとき、切込み部にて基板の表面に直接に密着することになり、 この導電性ペイントは導電パターンに接触することにより該導電パターンに対し て電気的に接続される。また、基板が導電パターンに比較して粗い表面を有して いることから、導電性ペイントの一部が基板の表面に密着することによって、該 導電性ペイントの密着強度が高められる。さらに、上記切込み部が均等に配設さ れている場合には、導電性ペイントは基板の表面に対して確実に密着せしめられ 得ることとなり、従って該導電性ペイントが導電パターンの表面から脱落してし まうようなことはない。
【0008】
以下、図面に示した実施例に基づいて、この考案を詳細に説明する。 図1は、本考案によるチップLEDを示しており、チップLED10は、プリ ント配線板等の基板11の表面に形成されている導電パターン12に対して、こ の導電パターン12の内側の拡大された先端部12aのLEDチップ取付位置の 領域に導電性ペイント13を塗布した後、この導電性ペイント13の上にLED チップ14を載置してダイボンディングにより固定し、LEDチップ14の上面 と、図示しない他の導電パターンとの間をボンディングワイヤ15によって電気 的に接続することにより構成されている。
【0009】 以上の構成は、図2に示した従来のチップLED1と同様の構成であるが、本 考案によるチップLED10の場合には、導電パターン12がその先端部12a の上記LEDチップ取付位置の領域にて、少なくとも一つ、図示の場合4個の内 側に入り込んだ切込み部12bを備えている。従って、LEDチップ取付位置付 近に導電性ペイント13を塗布したとき、この導電性ペイント13の一部は、該 切込み部12bの領域にて、該導電パターン12の表面からその縁部を越えて直 接にプリント基板11の表面に密着することになる。
【0010】 この考案によるプリント基板10は以上のように構成されており、導電性ペイ ント13は、導電パターン12に接触してこの導電パターン12に対して電気的 に接続されることになる。従って、LEDチップ14は、その下面が導電性ペイ ント13を介して導電パターン12に対して電気的に接続され、またその上面は ボンディングワイヤ15を介して他の導電パターンに電気的に接続される。この ようにして、これらの導電パターンの外側端部にある電極部分から給電されるこ とにより、LEDチップ14は発光せしめられる。また、導電性ペイント13の 一部は、上述のように、切込み部12bにてプリント基板11の表面に密着する ことになる。
【0011】 ここで、プリント基板11は、導電パターン12に比較して粗い表面を有して いることから、導電性ペイント13の密着強度が高められることとなり、特に上 記切込み部12bが均等に配設されている場合には、導電性ペイント13はプリ ント基板11の表面に対して、確実に密着せしめられ得る。
【0012】
以上述べたように、この考案によれば、導電性ペイントを導電パターンのLE Dチップ取付位置の領域に塗布したとき、切込み部にてプリント基板の表面に直 接に密着すると共に、導電パターンに接触することにより該導電パターンに対し て電気的に接続される。また、プリント基板が導電パターンに比較して粗い表面 を有していることから、導電性ペイントの一部がプリント基板の表面に密着する ことによってその密着強度が高められる。 さらに上記切込み部が均等に配設されている場合には、導電性ペイントはプリ ント基板の表面に対して確実に密着せしめられ、従って該導電性ペイントが導電 パターンの表面から脱落してしまうようなことはない。 かくして、この考案によれば、導電パターンのLEDチップ取付位置の領域に 塗布される導電性ペイントの密着強度を高めることにより、該導電性ペイントが 剥がれ落ちるようなことがない優れたチップLEDが提供される。
【図1】この考案によるチップLEDの一実施例を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
【図2】従来のチップLEDの一例を示す概略平面図で
ある。
ある。
10 チップLED 11 プリント基板 12 導電パターン 12a 先端部 12b 切込み部 13 導電性ペイント 14 LEDチップ 15 ボンディングワイヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 基板の表面に形成された導電パターンに
対して、LEDチップ取付位置の領域に導電性ペイント
を塗布した後該導電性ペイントの上にLEDチップを載
置し、ダイボンディングにより固定することにより構成
されているチップLEDにおいて、 上記導電パターンが、上記LEDチップ取付位置の領域
にて少なくとも一つの内側に入り込んだ切込み部を備え
ており、該LEDチップ取付位置付近に導電性ペイント
を塗布したとき、該導電性ペイントの一部が上記切込み
部にて直接に基板の表面に密着するようにしたことを特
徴とする、チップLED。 - 【請求項2】前記導電パターンに対して、複数個の内側
に入り込んだ切込み部が、均等に配設されていることを
特徴とする、請求項1に記載のチップLED。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3763192U JPH0590967U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | チップled |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3763192U JPH0590967U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | チップled |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590967U true JPH0590967U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12502994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3763192U Pending JPH0590967U (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | チップled |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590967U (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001082386A1 (fr) * | 2000-04-24 | 2001-11-01 | Rohm Co., Ltd. | Dispositif semi-conducteur electroluminescent a emission laterale et son procede de production |
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Citations (1)
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JPH02132489A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-21 | Rohm Co Ltd | プリント基板に対する発光素子の樹脂封止構造 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP3763192U patent/JPH0590967U/ja active Pending
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