JPH0590921A - パルス発生回路 - Google Patents

パルス発生回路

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JPH0590921A
JPH0590921A JP3273085A JP27308591A JPH0590921A JP H0590921 A JPH0590921 A JP H0590921A JP 3273085 A JP3273085 A JP 3273085A JP 27308591 A JP27308591 A JP 27308591A JP H0590921 A JPH0590921 A JP H0590921A
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signal
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Masaro Kawanishi
政朗 川西
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リセット端子を設けずに、パルス発生回路の
初期動作を一義的に定める。 【構成】 所定の繰返し周期のクロック信号CIN1/2
N分周するDFF1及び2と、クロック信号CINを1/N
分周するDFF3とを設け、DFF2のパルス出力OUT 1の
半周期毎にDFF3をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はパルス発生回路に関し、特にスイ
ッチトキャパシタを用いた離散型差動増幅器の出力につ
いてのサンプル&ホールド用のパルスを発生する回路に
用いて好適なパルス発生回路に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、スイッチトキャパシタを用いた離
散型差動増幅器の出力は離散的な信号であるため、その
出力をサンプルアンドホールド回路によって連続的な信
号に変換する必要がある。その場合、離散型差動増幅器
に対して内部コンデンサ充放電用のタイミングパルスを
与えると共に、サンプル&ホールド回路に対してサンプ
ル用のタイミングパルスを与えるためのパルス発生回路
を設けなければならない。
【0003】すなわち、図4を参照すると、スイッチト
キャパシタを用いた差動増幅器20には差動信号100 が
入力され、内部コンデンサの充放電のスイッチングタイ
ミング用のパルス出力OUT 1がパルス発生回路10から
送出される。この差動増幅器20の出力200 は離散的な
信号である。そして、この信号による電荷をサンプル&
ホールド回路30内のコンデンサに蓄えること(サンプ
ル)によって連続的な出力300 に変換するため、サンプ
ルタイミング用のパルス出力OUT 2がパルス発生回路1
0から送出される。
【0004】次に、これら両タイミング用のパルス出力
OUT 1及びOUT 2を発生するための回路10の内部構成
について説明する。
【0005】図3は従来のパルス発生回路10の内部構
成図及びその動作を示すタイミングチャートである。
【0006】従来のパルス発生回路は、図3(a)に示
されているようにクロック信号CINを入力して1/4分
周するD型フリップフロップ(以下、DFFと略す)1及
び2による分周回路と、クロック信号CINを反転するイ
ンバータ回路4と、この反転信号bを1/2分周するD
FF3による分周回路と、DFF3の出力とDFF2の出力を
論理積するアンド回路5及びリセット信号RIN用の入力
端子とを含んで構成されている。
【0007】次に、この回路の動作について図3(b)
のタイミングチャートを参照して説明する。クロック信
号CINは、DFF1により1/2分周され、さらにその出
力aはDFF2により1/2分周される。つまり、信号C
INは、DFF1及び2によって構成される分周回路により
1/4分周されパルス出力OUT 1を得る。
【0008】また、クロック信号CINはインバータ回路
4にて反転され、その反転信号bはDFF3に入力され、
1/2分周される。そして、その出力dはアンド回路5
の一方の入力に印加される。アンド回路5の他方の入力
にはパルス出力OUT 1が印加され、結果としてパルス出
力OUT 1に同期した、サンプリング用のパルス出力OUT
2が得られる。
【0009】ここで、パルス出力OUT 1の立上りから半
クロック後にパルス出力OUT 2が立上っているのは、出
力OUT 1の立上り直後の過渡時の増幅器出力を避けて安
定した段階で出力OUT 2によってサンプルするためであ
る。出力OUT 1及びOUT 2の両立下がりは同時で良いも
のとも考えられるが、出力OUT 2より出力OUT 1が早く
立下るようなことがあると正しいサンプル出力が得られ
ないため、余裕をみて図のように出力OUT 2の立下り後
に出力OUT 1が立下がるようなパルスを発生させている
のである。
【0010】また、リセット信号RINは、電源投入時の
初期動作において外部から入力されるものであり、DFF
1及び2並びにDFF3をリセット状態とし、動作タイミ
ングを一義的に定めてパルス出力OUT 2を得るために使
用される。
【0011】かかる構成によれば、サンプルとホールド
とを交互に行い離散的な信号を連続的な出力に変換する
ためのパルスを発生させることができる。
【0012】しかし、上述した従来のパルス発生回路で
は、電源投入時の初期動作を一義的に決定するため、各
DFF1〜3にリセット端子を設け、そのリセット端子に
外部回路にて電源投入時にリセット信号RINを印加する
必要があり、集積化の妨げになるという欠点があった。
【0013】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的はリセット端子を
設けずに初期動作を一義的に定め得るパルス発生回路を
提供することである。
【0014】
【発明の構成】本発明によるパルス発生回路は、所定の
繰返し周期の入力パルスを1/2N(Nは2以上の整
数)分周する第1の分周回路と、前記入力パルスを1/
N分周する第2の分周回路とを有し、前記第1の分周回
路の出力の半周期毎に前記第2の分周回路をリセットす
るようにしたことを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1(a)は本発明によるパルス発生回路
の第1の実施例の構成を示す回路図であり、図3と同等
部分は同一符号により示されている。本実施例の回路
は、クロック信号CINを入力して1/4分周するDFF1
及び2とクロック信号CINを反転するインバータ回路4
と、この反転信号bを1/2分周するDFF3とを含んで
いる。ただし、このうちDFF1及び2にはリセット端子
は設けられていない。
【0017】また、DFF2の反転出力信号cはDFF3の
リセット端子に入力されている。
【0018】次に、この回路動作について図1(b)の
タイミングチャートを参照して説明する。クロック信号
CINはDFF1及び2によって構成される分周回路により
1/4分周されパルス出力OUT 1を得る。また、クロッ
ク信号CINはインバータ回路4にて反転された後、DFF
3に入力され1/2分周されるが、このときDFFの反転
出力である信号cにて半周期毎にDFF3はリセットされ
る。これにより、パルス出力OUT 2の破線で示されてい
る部分は出力されず、結局従来の回路で得られる図3
(b)のパルス出力OUT 2と同様のパルス出力OUT 1に
同期した、サンプリングパルス出力OUT 2が得られる。
【0019】この回路の電源投入時の初期動作において
は、DFF1及び2にリセット端子がなく初期状態が定ま
らなくても、パルス出力OUT 1にてDFF3を半周期毎に
リセットすることにより初期動作開始時から半周期後に
は動作タイミングが一義的に定まり、パルス出力OUT 1
に同期したパルス出力OUT 2を得ることができるのであ
る。
【0020】このパルス出力OUT 1及びOUT 2によれば
出力OUT 1の立上り後に出力OUT 1が立上り、この出力
OUT 2のハイレベルの期間中にサンプリングを行うので
ある。なお、両パルス出力のパルス幅については、差動
増幅器内及びサンプル&ホールド回路内の各コンデンサ
の容量値を考慮して定めれば良い。
【0021】一方、図2(b)は本発明によるパルス発
生回路の第2の実施例の構成を示す回路図であり、図
1、図3と同等部分は同一符号により示されている。本
実施例の回路はクロック信号CINを入力して1/4分周
するDFF1及び2による分周回路と、クロック信号CIN
を反転するインバータ回路4と、この反転信号bを1/
2分周するDFF3とを含んで構成されている。図におい
て、DFF1及び2にリセット端子が設けられていないこ
とは上述した第1の実施例と同様である。本実施例で
は、第1の実施例と異なり、DFF2の正出力であるパル
ス出力OUT 1が、DFF3のリセット端子に入力されてい
る。
【0022】次に、この回路の動作について図2(b)
のタイミングチャートを参照して説明する。クロック信
号CINはDFF1及び2によって構成される分周回路によ
り1/4分周され、パルス出力OUT 1を得る。また、ク
ロック信号CINはインバータ回路4にて反転された後D
FF3に入力され1/2分周される。この点は上述した第
1の実施例と同様である。このとき、DFF2の正出力で
あるパルス出力OUT 1にて半周期毎にDFF3はリセット
される。よって、パルス出力OUT 2の破線で示されてい
る部分は出力されず、結局第1の実施例とは、パルス出
力OUT 1との関係が半周期異なるサンプリングパルス出
力OUT 2が得られる。なお、本回路における電源投入時
の初期動作は、第1の実施例と同様である。
【0023】このパルス出力OUT 1及びOUT 2によれ
ば、出力OUT 1の立下り後に出力OUT2が立上り、この
出力OUT 2のハイレベルの期間中にサンプリングを行う
のである。
【0024】以上の第1及び第2の実施例においては、
2つの分周回路における分周比を1/4及び1/2とし
ているが、これに限らず一方を他方の1/2の分周比と
し、その分周後のパルスの半周期毎に他方の回路をリセ
ットする構成とすれば良い。
【0025】1/2分周回路であるDFF3へのクロック
入力として、1/4分周回路(DFF1,2)のクロック
信号CINをインバータ4で反転したものを用いている
が、1/2分周回路へ直接クロック信号CINを入力して
も良い。この場合は、出力OUT1と出力OUT 2とは、ク
ロックの半周期分ずれることなく互いに完全に同期した
ものとなることは明白である。
【0026】以上のように、DFF2の出力をDFF3のリ
セット端子に接続したので、電源投入時の初期動作を一
義的に定めることができ、DFF1及び2にリセット端子
を備えたり、外部回路にて電源投入時にリセット信号を
加えたりする必要がないのである。
【0027】このことにより、特に半導体集積化にあた
り、入力端子の削減及び回路専有面積の減少が図れるた
め、サンプル&ホールド用以外にパルスを発生する必要
がある場合にも本構成を採れば集積化が容易である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したよう本発明は、入力パルス
を1/N分周する回路及び1/2N分周する回路とを設
け、一方の分周出力パルスで他方の回路を半周期毎にリ
セットすることにより、リセット端子を設けずに初期動
作を一義的に定めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるパルス発生回路の
構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるパルス発生回路の
構成を示す回路図である。
【図3】従来のパルス発生回路の構成を示す回路図であ
る。
【図4】パルス発生回路を用いて離散型差動増幅器の出
力をサンプル&ホールドする場合の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】 1,2,3 DFF 4 インバータ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の繰返し周期の入力パルスを1/2
    N(Nは2以上の整数)分周する第1の分周回路と、前
    記入力パルスを1/N分周する第2の分周回路とを有
    し、前記第1の分周回路の出力の半周期毎に前記第2の
    分周回路をリセットするようにしたことを特徴とするパ
    ルス発生回路。
  2. 【請求項2】 所定の繰返し周期の入力パルスを1/2
    N分周する第1の分周回路と、前記入力パルスを反転す
    るインバータと、この反転出力を1/N分周する第2の
    分周回路とを有し、前記第1の分周回路の出力の半周期
    毎に前記第2の分周回路をリセットするようにしたこと
    を特徴とするパルス発生回路。
JP3273085A 1991-09-25 1991-09-25 パルス発生回路 Expired - Lifetime JP2953480B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10214070B4 (de) * 2001-04-10 2012-07-12 Advantest (Singapore) Pte. Ltd. System und Verfahren zum Reduzieren einer Übergangsrate eines Eingangssignals von zu testenden Geräten beim automatischen Testen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10214070B4 (de) * 2001-04-10 2012-07-12 Advantest (Singapore) Pte. Ltd. System und Verfahren zum Reduzieren einer Übergangsrate eines Eingangssignals von zu testenden Geräten beim automatischen Testen

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JP2953480B2 (ja) 1999-09-27

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