JPH0589673A - 半導体メモリー装置におけるワードラインの駆動回路 - Google Patents

半導体メモリー装置におけるワードラインの駆動回路

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JPH0589673A
JPH0589673A JP4054981A JP5498192A JPH0589673A JP H0589673 A JPH0589673 A JP H0589673A JP 4054981 A JP4054981 A JP 4054981A JP 5498192 A JP5498192 A JP 5498192A JP H0589673 A JPH0589673 A JP H0589673A
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transistor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体メモリ装置のワードラインの駆動に用い
られるチャージポンプ回路の負荷の軽減や、メモリサイ
クルにおけるワードラインの急激な電圧変動を抑制でき
るワードラインの駆動方法及びその回路の提供。 【構成】メモリサイクルの終了時に、読出し/書込み用
のブースト電圧となっているワードライン44の電圧を
リセット回路60により一旦中間電圧(トランジスタ6
4のしきい電圧)まで降下させ、その後、ワードライン
44に負電圧供給回路70から負の電圧−VWLO を印加
するようにしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリー装置にお
けるワードラインとビットラインとの間に接続されたセ
ルに貯蔵された情報をビットラインにアクセスするため
のワードラインの駆動回路に関するもので、特にダイナ
ミックランダムアクセスメモリー( DRAM) 装置にお
けるワードラインの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常に、DRAMは1アクセストランジ
スタと1ストレージキャパシターで構成されたメモリー
セルをもっており、上記トランジスタのゲートとソース
にはそれぞれワードラインと上記キャパシターが接続さ
れ、上記トランジスタのドレインにはビットラインが接
続される。上記メモリーセルの情報の貯蔵は上記トラン
ジスタをターンオンさせてビットライン上の電圧を上記
キャパシターに充電させることによって行なわれる。一
方、アクティブサイクル(読出し、または書こみサイク
ル)でない待機状態(stand-by state)においてはワード
ライン上の電圧は接地電圧でリセットされることによっ
て上記アクセストランジスタはターンオフ状態になるの
で、上記ストレージキャパシターに充電された電圧は維
持される。
【0003】しかし、DRAMのメモリー密度が増加す
るとトランジスタが占める面積を減少させるためにトラ
ンジスタのチャンネル長さと幅の縮小が起こる。そのよ
うなデザインルールの縮小、例えば数十メガDRAMの
製造はサブミクロンのデザインルールを要求するように
なり、これによってドレインのブレーキダウンの電圧問
題を解決するために使用する電源電圧も約3ボルト程度
の電源電圧に低下しなければならない。このようなデザ
インルールの縮小に因るより低い電源電圧の使用ととも
にトランジスタの短いチャンネルはゲートソース間の電
圧がしきい電圧以下であるときにも上記トランジスタの
ドレインソース間に電流が流れるサブしきい現象が発生
する。ですから、メモリーセルのキャパシターに充電さ
れた電圧はアクセストランジスタが待機状態でターンオ
フ状態にあるにもかかわらず、上記トランジスタのドレ
インソース通路を通じて放電される問題が発生され、リ
フレッシュもより迅速な時間内に行なわれなければなら
ない問題が発生される。このような問題を解決するため
の従来の技術としては米国特許番号第4,610,00
3号に開示されている。
【0004】上記従来の技術を示した図1を参照すると
ストレージキャパシター22と、このキャパシターとビ
ットライン26との間にソースドレインが接続されたア
クセストランジスタ24で構成されたメモリーセル20
と、上記トランジスタ24のゲートに接続されたワード
ライン28と、読出し/書こみまたはリフレッシュ動作
時にスイッチングトランジスタ14を通じて上記ワード
ライン28を所定電圧にドライブするためのドライブ回
路10と、上記ワードラインをドライブするとき、上記
ドライブ回路10の出力に応答して上記スイッチングト
ランジスタ14をターンオンさせるための制御回路12
と、所定のパルス幅を有する矩形波のパルス列を発生す
る発振機34と、上記発振機からのパルス列に応答して
陰の電圧を発生してキャパシター32に充電するための
チャージポンプ回路30と、上記チャージポンプ回路3
0の出力端と上記ワードライン28との間にドレインソ
ース通路が接続され、ゲートが上記制御回路12の出力
を反転するインバーター16の出力に接続されたトラン
ジスタ18で構成されたワードラインの駆動回路が開示
されている。図面中に図示されたトランジスタはすべて
NチャンネルMOSトランジスタ(N channel MOS IG FE
T)であり、電源供給電圧Vcは5ボルトである。
【0005】図2は図1のメモリーセル20内のトラン
ジスタ24でワードライン28を通じて供給される電圧
を示した図面であって、図1と関連して説明する。メモ
リーセル20を指定するアドレス信号によってドライブ
回路10が動作すると、上記ドライブ回路は接地状態で
Vcの電圧と変わる。このVcの電圧によって制御回路
12は活性化され、スイッチングトランジスタ14をタ
ーンオンするためにVc+Vth以上の電圧を出力する。
この出力によって上記ドライブ回路10の出力電圧Vc
はワードライン28に供給され、これによってワードラ
イン28はVcの電圧に充電され、アクセストランジス
タ24をターンオンする。一方、トランジスタ18は上
記制御回路12の出力とインバーター16に因ってター
ンオフ状態である。そのようになると、ストレージキャ
パシター22は上記トランジスタ24を通じてビットラ
イン24に連結され、上記キャパシター24に貯蔵され
た情報電圧を上記ビットライン24に充電または放電す
る。その後に上記ドライブ回路10がオフ状態となると
接地電圧を出力し、これによって制御回路12は接地状
態の電圧を出力し、スイッチングトランジスタ14はオ
フ状態となり、トランジスタ18はオン状態となる。で
すから、キャパシター32に充電された−3ボルトの陰
の電圧は上記トランジスタ18を通じてワードライン2
8に充電され、その結果アクセストランジスタ24はサ
ブしきい電流を防止するように深く遮断される。すなわ
ち、ストレージキャパシター22がVc(5ボルト)に
充電されているとき、ワードライン28の陰の充電電圧
にトランジスタ24のゲートソース間の電圧がこのトラ
ンジスタのしきい電圧よりずっと低いので、上記キャパ
シター22の充電電圧の漏泄が防止される。
【0006】しかし、このような従来の技術はワードラ
インの選択時にワードラインの電圧が−3ボルトのワー
ドラインの非選択電圧で5ボルトのワードラインの選択
電圧に急激に増加し、リード/ライト動作(メモリーサ
イクル動作)時にワードラインの電圧がブーストされた
電圧で−3ボルトに急激に減少するので、チャージポン
プ回路の負荷の負担が過大になる問題点がある。その上
に、そのようなワードラインの急激な電圧変動はワード
ラインに接続されたトランジスタの薄い絶縁ゲートの酸
化膜を破壊させることによってメモリー装置の破損を招
来しうる。また、そのような電圧変動は隣接のラインに
寄生容量を通じて伝達されることができるので、メモリ
ー装置の誤動作を招来しうる。また、高密度のDRAM
の場合チャージポンプ回路の負荷が急激に増加するか
ら、発振機の電源電圧のバンプ(bump)現象はメモリー装
置の誤動作を招来しうる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的はチャージポンプ回路の負荷の負担を軽減するため
の高密度の半導体メモリー装置のワードラインの駆動回
路を提供することにある。本発明のまた他の目的は高密
度の半導体メモリー装置の誤動作を防止しうるワードラ
インの駆動回路を提供することにある。本発明のまた他
の目的は良好な信頼性を有する半導体メモリー装置のワ
ードラインの駆動回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記のような本
発明の目的を達成するために本発明は非メモリーサイク
ル中のワードラインを第1電圧レベルに維持し、メモリ
ーサイクル中の上記ワードラインを第2電圧レベルに維
持する半導体メモリー装置のワードラインの駆動方法に
おいて、上記メモリーサイクルの開始および終了中に少
なくとも一つで上記ワードラインを上記第1電圧レベル
と第2電圧レベルとの間の中間電圧レベルに駆動する方
式を特徴とする。
【0009】また、本発明は多数のワードラインと、そ
れぞれのワードラインに接続された多数のメモリーセル
と、上記ワードラインと接続され、メモリーサイクル中
の入力アドレス信号に応答してワードラインを選択し、
上記ワードラインを第1電圧レベルで第2電圧レベルに
駆動するための行デコーダーおよび駆動回路と、上記ワ
ードラインに接続され、非メモリーサイクルで負電圧を
供給するための負電圧発生回路を有する高密度の半導体
メモリー装置において、メモリーサイクルの開始および
終了中に少なくともある一つで上記選択されたワードラ
インを上記第1電圧レベルと第2電圧レベルとの間の中
間電圧レベルに維持するリセット回路をもつことを特徴
とする。
【0010】また、上記第2電圧レベルと上記中間電圧
レベルとの差の絶対値は上記第1電圧レベルと上記中間
電圧レベルとの差の絶対値よりもっと大きいのが望まし
いである。
【0011】
【実施例】以下、本発明によってワードラインの駆動回
路の実施例が詳細に説明される。図3を参照すると、一
つのアクセストランジスタ52と一つのストレージキャ
パシター54で構成された一つのメモリーセル50がワ
ードライン44とビットライン46との間の交叉点に接
続されている。上記キャパシター54の一つの電極56
は接地(Vss)または電源電圧Vccまたは所定電圧
に接続されうる。図3で一つのメモリーセル50のみが
説明の便宜のために図示されているが、ワードライン4
4と多数のビットラインの各交叉点にメモリーセルが接
続されている。ワードライン44の一端は第1スイッチ
ングトランジスタ42を通じてワードラインブースト回
路40に接続されており、上記第1スイッチングトラン
ジスタ42のゲートは上記ワードライン44を選択する
ための行デコーダー(図示されていない)から供給され
るワードライン44の選択信号ΦWSに接続される。上記
ワードラインブースト回路40と第1スイッチングトラ
ンジスタ42および行デコーダーで構成された部分は行
デコーダーおよび駆動回路であって、リード/ライト動
作(またはメモリーサイクル)時に行デコーダーからの
信号ΦWSによってターンオンされる第1スイッチングト
ランジスタ42を通じてワードラインブースト回路40
からのブースト電圧をワードライン44に充電する作用
をする。この行デコーダーおよび駆動手段はIEEE Journ
al of Solid-state Circuits,SC-16,No.5,page
493, (また、米国特許第4,649,523および
第4,704,706を見よう)10月号の1981年
に公知されている。
【0012】上記行デーコダーおよび駆動手段からブー
スト電圧がワードライン44を充電することによって上
記ストレージキャパシター54に貯蔵された情報電圧
(電源電圧Vcc)をビットライン46にまたはビット
ライン46の書こみ情報電圧(電源電圧Vcc)をスト
レージキャパシター54でアクセストランジスタ52の
しきい電圧の降下なしに充電することができることは既
に公知されている。
【0013】上記ワードライン44の他端には本発明の
特徴によりリード/ライト動作(またはメモリーサイク
ル)の完了時に上記ワードラインの充電電圧を第1電圧
レベルに放電するためのリセット回路60が接続され
る。このリセット回路60はワードライン44と接地
(Vss)との間にリセットトランジスタ62とトラン
ジスタ64のドレインソース通路が直列に接続されてい
る。上記リセットトランジスタ62のゲートはメモリー
サイクルの終了時に発生されるリセットクロックΦR
連結され、トランジスタ64は共通に接続されたゲート
とドレインをもつダイオード接続トランジスタである。
ですから、上記リセット回路60はメモリーサイクルの
終了時に上記ワードライン44上の電圧を上記ダイオー
ド接続トランジスタ64のしきい電圧レベルまで上記リ
セットクロックΦR に応答して放電する。
【0014】負電圧供給回路70は上記ワードライン4
4に接続され、上記リセットクロックΦR に応答して上
記ワードライン44のブースト電圧レベル(第2電圧レ
ベル)を上記第2電圧レベル以下の陰の第1電圧レベル
(−VWLO )まで放電する。上記負電圧供給回路70は
入力端子71に所定周波数でパルスを発生する回路から
のパルス信号に応答して陰の電圧−VWLO を発生するチ
ャージポンプ回路72と、上記リセットクロックΦR
時間遅延した制御クロックΦSTを発生する遅延回路74
と、上記制御クロックΦSTに応答して上記チャージポン
プ72からの電圧−VWLO を上記ワードライン44に連
結するための第2スイッチングトランジスタ76で構成
される。上記遅延回路74は上記リセットクロックΦR
を反転する第1インバーター78および第2インバータ
ー80を通じて第1および第2入力端子と接続されたN
ORゲート84と、上記第2入力端子と接地(Vss)
との間に接続されたキャパシター82をもってある。
【0015】図3に図示のトランジスタはすべてNチャ
ンネルMOSトランジスタである。
【0016】以下、図4のタイミング図を参照して図3
に図示されたワードラインの駆動回路の動作を詳細に説
明する。メモリーサイクルの開始前にワードライン44
は第1電圧レベルである−VWL O の放電状態にある。メ
モリーサイクルが開始される時間t1で上記クロックΦ
R がハイ状態でロウ状態(Vss:接地)に変化後に時
間t2で上記クロックΦSTはロウ状態に行き、これによ
って第2スイッチングトランジスタ76はターンオフさ
れる。時間t3で、リード/ライト動作を遂行するため
に信号ΦWSがロウ状態でハイ状態に変化する場合、上記
ワードライン44は第1スイッチングトランジスタ42
の導通によってワードラインブースト回路40から第2
電圧レベルであるブースト電圧Vcc+ΔV(ΔVはし
きい電圧以上の電圧である)に充電される。図面中の時
間t4でブースト動作が始作されるが、本発明はそのよ
うな動作に限定されてしまうのではないことを留意しな
ければならない。上記ブーストされた電圧でメモリーセ
ル50のストレージキャパシター54からビットライン
46の読出し動作とその後にアクティブリストア(activ
e restore)動作後、またはビットライン46から上記ス
トレージキャパシター54に書こみ動作後、上記第1ス
イッチングトランジスタ42はクロックΦWSによってタ
ーンオフされる(メモリーサイクルの終了時間t5)、
時間t5またはt6でリセットクロックΦR はロウでハ
イとなり、これによってリセットトランジスタ(62)
はターンオンし、上記ワードライン44のブースト電圧
レベルはダイオード接続トランジスタ64のしきい電圧
レベルで放電する。その後に上記リセットクロックΦR
を遅延回路74を通じて時間遅延させたクロックΦST
ロウでハイに行くと(時間t8)トランジスタ76の導
通に因ってワードライン44上の中間電圧レベル(Vt
h)はチャージポンプ回路72に放電し、上記ワードラ
イン44の電圧レベルは陰の第1電圧レベル(−
WLO )に行く。その後に時間t9で上記クロックΦR
はロウに行き、時間t10でクロックΦSTがロウに行
く。時間間隔t8とt9との間でリセットトランジスタ
62および第2スイッチングトランジスタ76の導通は
チャージポンプ回路72の負荷の負担を軽減する効果を
もつ。しかし、本発明の特徴はメモリーサイクルの完了
時にワードラインの電圧を2段階に放電させることによ
って負電圧発生回路の負荷の負担を減少させるので、リ
セットトランジスタ62のターンオフ後、第2スイッチ
ングトランジスタ76がターンオンされるようにリセッ
トクロックΦR と制御クロックΦSTのタイミングを調節
することもできる。また、t7とt8との間の時間は5
−10μsec程度であり、この短い時間においてもス
トレージキャパシター54から情報電圧(特に論理
“1”である5ボルト充電電圧)の漏泄防止は上記第2
電圧レベル(ブースト電圧)と中間電圧レベル(Vt
h)の差の絶対値が第1電圧レベル(−VWLO )と中間
電圧レベルの差の絶対値よりもっと大きいにすることに
よって効果的に行なわれる。
【0017】図5は本発明によるワードラインの駆動回
路のまた他の実施例を示している。図面中のトランジス
タはすべてNチャンネルMOSトランジスタであり、図
3に図示された同一の構成要所は同一の参照番号を示し
ている。負電圧発生機100は図3と関連して前述の発
振機とチャージポンプ回路72で構成された部分であ
り、陰の電圧−VWLO を発生する。行デコーダー90は
通常のNOR型のデコーダーであって、デコーダーエネ
イブル信号ΦRDEの供給を受けるゲートと、電源供給電
圧(Vcc)とライン102との間に接続されたドレイ
ンソース通路をもつトランジスタ92と、上記ライン1
02と接地との間に並列に接続されたドレイン−ソース
通路とアドレス信号と接続されたゲートを有するトラン
ジスタ94〜98で構成されている。ライン102とノ
ード114との間にはトランジスタ104がライン10
2上の電圧を上記ノード114に伝達するために接続さ
れている。上記トランジスタ104のゲートには電源電
圧Vccが印加されるが、タイミングクロック信号が印
加されることもできる。上記ノード114は第1スイッ
チングトランジスタ42のゲートおよびブーストキャパ
シター106の一つの電極に接続され、上記キャパシタ
ー106の他の電極と上記トランジスタ42のソースは
ワードライン44に接続される。上記ワードライン44
と接地との間には第1および第2リセットクロックΦR1
とΦR2との制御下に上記ワードライン44上の電圧を接
地に連結するための第1および第2リセットトランジス
タ108、110が接続されている。上記ワードライン
44と負電圧発生機100との間にある第2スイッチン
グトランジスタ76は制御クロックΦN の制御下に負電
圧発生機100からの負電圧(陰電圧)を上記ワードラ
イン44に連結する。また、ワードライン44とビット
ライン46の交叉点に前述のメモリーセル50が接続さ
れている。
【0018】図6を参照すると、DRAM装置は外部端
子に入力される行アドレスストローブ信号をバッファー
回路を通じて内部の行アドレスストローブ信号の反転R
AS信号と変換する。メモリーサイクル(すなわち、メ
モリーのリードまたはライト動作期間)で上記行アドレ
スストローブ信号反転RASはロウ状態を維持する。で
すから、上記信号反転RASがハイレベル(Vcc)で
ロウレベル(接地)に行くと、メモリーサイクルが開始
される。上記信号反転RASのハイレベルでロウレベル
の遷移は図7Aに図示の遷移検出器140によって検出
され、その結果第1リセットクロックΦR1が上記検出器
140から得られる。遷移検出器140は2入力端子を
もつNORゲート120と、入力信号を反転し、遅延す
るための多数のインバーターで構成された遅延回路12
2で構成され、NORゲート120の一つの入力端子は
入力信号と接続され、他の入力端子は上記遅延回路の出
力と連結される。第1リセットクロックΦR1の検出パル
ス142のパルス幅は上記遅延回路122を構成するイ
ンバーターの個数により調整される。一方、メモリーサ
イクルの終了時に上記信号反転RASはロウレベルでハ
イレベルに遷移する。この遷移は図7Bに図示の第2遷
移検出器150によって検出され、その結果第2リセッ
トクロックΦR2が得られる。上記検出器150は2入力
端子NANDゲート130と、入力信号を反転し、遅延
するための第2遅延回路132と、上記NANDゲート
130の出力端子に接続されたインバーター134で構
成される。上記第2リセットクロックΦR2の検出パルス
152のパルス幅は上記第2遅延回路132を構成する
インバーターの個数で調整される。
【0019】外部の行アドレスストローブ信号がロウレ
ベルに行く前に、行アドレス信号は外部アドレス入力端
子に供給されている。内部の行アドレススロトーブ信号
反転RASがロウレベルに行くとき、図示されていない
行アドレスバッファーは上記外部のアドレス入力端子か
ら行アドレス信号を受信する。また、行アドレスバッフ
ァーは図示されていない行アドレスラッチをもってお
り、上記信号反転RASがロウに行くとき、図示されて
いない内部のクロック発生回路によって発生された制御
信号に上記受信された行アドレス信号を上記行アドレス
ラッチにラッチする。その後に上記内部のクロック発生
機回路は上記信号反転RASを時間遅延させて発生され
る図6に図示された行デコーダーエネイブル信号ΦRDE
を発生する。行デコーダー90は上記行アドレスラッチ
(図示されていない)から供給される行アドレス信号a
0 (または反転a0)−ai (または反転ai )と上記
エネイブル信号ΦRDE によってデコーディング動作を開
始する。
【0020】以下、図5のワードラインの駆動回路の動
作を図6のタイミング図を参照して詳細に説明する。行
アドレスストローブ信号反転RASがハイ状態(非メモ
リーサイクル)にいるとき、DARMの動作に必要なプ
リチャージ動作が行なわれる。ですから、ビットライン
46は所定電圧(例えば、1/2VccまたはVcc
等)でプリチャージされる。このとき、ワードライン4
4は後述のように陰の電圧−VWLO の放電状態を維持す
る。上記信号反転RASがロウに行くと(メモリーサイ
クルの開始)第1リセットクロックΦR1が発生され、パ
ルス142によって第1リセットトランジスタ108は
ターンオンされる。ですから、ワードライン44は陰の
電圧−VWLO で接地に充電される。その後に行デコーダ
ーエネイブル信号ΦRDE によって行デコーダー90が入
力する行アドレス信号a0 (または反転a0 )−a
i (または反転ai )をデコーディングする動作を開始
する。上記行アドレス信号がワードライン44を指定す
ることであるとしたら、トランジスタ94〜98はすべ
てターンオフされ、ライン102はVccハイレベルに
チャージされる。ライン102のハイレベルはトランジ
スタ104を通じてノード114に伝達され、第1スイ
ッチングトランジスタ42をターンオンする。その結果
ワードライン44は図3と関連して前述のようにワード
ラインブースト回路40からのブーストされた電圧に充
電される。ですから、メモリーサイクル中の上記ワード
ライン44のアクセスは中間電圧レベルである接地電圧
状態を通じて第1電圧レベルである陰の電圧−VWLO
態から第2電圧レベルであるブースト電圧状態に行くス
テップバイステップ(step-by-step)動作で行なわれるの
で、ワードラインに接続されたトランジスタを特にメモ
リーセルのアクセストランジスタのゲート酸化膜の絶縁
破壊を防止することができ、急激なワードラインの充電
に因る隣接ラインにのカップリング信号による誤動作を
防止しうる。
【0021】メモリーセル50のアクセス動作は図3と
関連して既に説明された。
【0022】メモリーサイクルの終了時、上記信号反転
RASはハイに行き、これによって第2リセットクロッ
クΦR2が発生される。このクロックΦR2のパルス152
で第2リセットトランジスタ110の導通は上記ワード
ライン44のブースト電圧を接地に放電させる。上記ワ
ードライン44が接地に放電された後に、上記第2リセ
ットクロックΦR2を時間遅延させた制御クロックΦN
よって第2スイッチングトランジスタ76がターンオン
され、これによってワードライン44は陰の電圧−V
WLO に放電される。本実施例で制御クロックΦN は第2
リセットクロックΦR2の時間遅延信号であるが、本発明
はそのような方式のみに制限されるのではないことを留
意しなければならない。
【0023】本発明の実施例はメモリーサイクル中のワ
ードラインの駆動動作と関連して説明したが、これに局
限されるのではないことに留意しなければならない。例
えば、内部リフレッシュ回路を有するDRAMにおいて
は反転RAS信号がハイ状態であるとき、外部CPUか
ら供給されるリフレッシュ制御信号(例えば、反転RF
SH)の制御下にまたはそのような信号なしに自動リフ
レッシュが行なわれる(米国特許第4,688,196
号および第4,636,989号を見よう)そのような
場合内部リフレッシュ回路は反転RASのハイ状態でリ
フレッシュ制御信号とアドレス信号を連続的に発生す
る。このリフレッシュ制御信号とアドレス信号を使用し
て本発明の2ステップワードラインの駆動特徴が行なわ
れることができる。本実施例で上記第2電圧レベル(ブ
ースト電圧)と上記中間電圧レベル(接地)との差の絶
対値が中間電圧レベルと第1電圧レベルとの差の絶対値
よりもっと大いにするのがストレージキャパシターの論
理“1”保有電圧の漏泄を防止するのに効果的であり、
中間電圧レベルの維持時間を短い時間にするのが望まし
いである。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明は2ステップワー
ドラインの駆動方式を使用することによって負電圧発生
機の負荷の負担を減少することができ、前述の各種の利
点を達成することができる。また、本発明の実施例はN
チャンネルMOSトランジスタを使用して説明してきた
が、PチャンネルMOSトランジスタが使用されること
もできる。そのような場合Pチャンネルトランジスタを
ターンオンするために接地電圧(0V)とPチャンネル
トランジスタをターンオフするために陽の電圧(+Vc
c)が使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のワードラインの駆動回路図。
【図2】図1のワードラインの電圧タイミング図。
【図3】本発明によるワードラインの駆動回路の一実施
例図。
【図4】図3で使用する信号によるワードラインの電圧
波形図。
【図5】本発明によるワードラインの駆動回路のまた他
の実施例図。
【図6】図5に使用する信号によるワードラインの電圧
波形図。
【図7】図6の反転RAS信号の遷移を検出する回路
図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 半導体メモリ装置におけるワードライ
ンの駆動方法及びそれに用いられるワードライン駆動回
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置にお
いて、メモリセルをビットラインに接続する際のワード
ライン駆動方法とその回路に関するもので、特にダイナ
ミックランダムアクセスメモリ(DRAM)におけるワ
ードライン駆動方法とその回路に適した発明である。
【0002】
【従来の技術】一般に、DRAMは1トランジスタと1
キャパシタとで構成されたメモリセルをもっており、こ
のトランジスタのゲートにはワードラインが、ソースに
はキャパシタが、そしてドレインにはビットラインがそ
れぞれ接続される。このようなメモリセルにおける情報
の記憶は、トランジスタをターンオンさせ、ビットライ
ン上の電圧をキャパシタに充電することによって行なわ
れる。一方、メモリサイクル(読出し又は書込みサイク
ル)以外の待機状態においては、ワードライン上の電圧
を接地電圧にリセットすることによってトランジスタが
ターンオフ状態となるので、キャパシタに充電された電
圧は維持される。
【0003】このようなDRAMにおいては、高集積化
に伴ってトランジスタの占有面積が減少するため、トラ
ンジスタのチャネル長、チャネル幅を縮小しなければな
らない。例えば数十メガビットDRAMの製造にはサブ
ミクロン級のデザインルールが要求される。このデザイ
ンルールの縮小によるトランジスタのドレインのブレー
クダウン電圧の問題解決のために、使用する電圧も3ボ
ルト程度にする必要がある。また、デザインルールの縮
小によるトランジスタのチャネル長の短縮によって、ゲ
ート−ソース間の電圧がしきい電圧以下でもドレイン−
ソース間にサブスレッショールド電流が流れる、いわゆ
る短チャネル効果が発生する。そのため、メモリセルの
キャパシタに充電された電圧は、アクセストランジスタ
が待機状態でターンオフしているにもかかわらず、トラ
ンジスタのドレイン−ソースを通して放電されてしまう
ので、リフレッシュを迅速に短時間で行われなければな
らない問題が生じる。以上のような問題を解決するため
に、従来では、米国特許番号第4,610,003号に
開示されたような技術が提案されている。
【0004】図1にこのような従来の技術を示す。同図
には、キャパシタ22、及びキャパシタ22とビットラ
イン26との間にソース−ドレインが接続されたトラン
ジスタ24とからなるメモリセル20と、トランジスタ
24のドレインが接続されたビットライン26と、トラ
ンジスタ24のゲートが接続されたワードライン28
と、このワードライン28を駆動するワードライン駆動
回路とを示す。ワードライン駆動回路は、読出し/書込
み又はリフレッシュ(入出力と無関係な読出し書込み連
続動作)時にスイッチングトランジスタ14を介してワ
ードライン28を所定電圧へ駆動するための駆動回路1
0と、ワードライン28の駆動の際、駆動回路10の出
力に応答してスイッチングトランジスタ14をターンオ
ンさせる制御回路12と、所定のパルス幅を有する矩形
波のパルスを発生する発振器34と、発振器34からの
パルスに応答して負の電圧を発生し、キャパシタ32を
充電するためのチャージポンプ回路30と、チャージポ
ンプ回路30の出力端とワードライン28との間にドレ
イン−ソースが接続され、ゲートが制御回路12の出力
を反転するインバータ16の出力端に接続されたトラン
ジスタ18と、から構成されている。尚、図中のトラン
ジスタはすべてNチャネルMOSトランジスタ(N chann
el MOS IG FET)であり、供給電源電圧Vcは5ボルトで
ある。
【0005】図2は、図1のメモリセル20内のトラン
ジスタ24に、ワードライン28を通じて供給される電
圧を示しており、図1と関連させて説明する。メモリセ
ル20を指定するアドレス信号によって駆動回路10が
作動すると、駆動回路10の出力は接地電圧の状態から
Vcへ変化する。この電圧Vcによって制御回路12が
活性化し、スイッチングトランジスタ14をターンオン
させるようにVc+Vth14(Vth14はスイッチングトラ
ンジスタ14のしきい電圧)以上の電圧を発生する。こ
れにより、駆動回路10の出力電圧Vcがワードライン
28に供給され、したがってワードライン28の電圧は
Vcとなり、アクセストランジスタ24がターンオンす
る。一方、トランジスタ18は、制御回路12の出力を
インバータ16によって反転させるのでターンオフの状
態である。このようになると、キャパシタ22はトラン
ジスタ24を介してビットライン26に連結され、記憶
している情報をビットライン26に出力する。
【0006】その後、駆動回路10がターンオフして接
地電圧を出力すると、これにしたがって制御回路12が
接地電圧を発生するので、スイッチングトランジスタ1
4はターンオフし、そしてトランジスタ18はターンオ
ンする。すると、キャパシタ32に充電された−3ボル
トの負の電圧が、トランジスタ18を介してワードライ
ン28に伝送される。その結果、トランジスタ24はサ
ブスレッショールド電流を防止すべく十分に遮断され
る。すなわち、キャパシタ22がVc(5ボルト)に充
電されている場合、ワードライン28が負の電圧をもつ
ことにより、トランジスタ24のゲート−ソース間の電
圧はそのしきい電圧よりはるかに低くなるので、キャパ
シタ22の充電電荷の漏洩が防止される。
【0007】しかし、このような従来の技術では、読出
し/書込み動作(メモリサイクル)開始に伴うワードラ
イン選択時にワードラインの電圧は−3ボルトの非選択
電圧から5ボルトの選択電圧に急激に増加することにな
るので、チャージポンプ回路の負荷が大きいという問題
点がある。また、この急激な電圧変動は隣接したライン
に寄生容量により伝達され得るので、メモリ装置の誤動
作を招くおそれもある。さらに、高集積度のDRAMの
場合、チャージポンプ回路の負荷が急激に増加すること
による発振器の電源電圧のバンプ(bump)現象が原因とな
ってメモリ装置が誤動作してしまうという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
半導体メモリ装置におけるチャージポンプ回路の負荷を
軽減できるようなワードラインの駆動方法とその回路を
提供することを目的とする。また、ワードラインの急激
な電圧変動を抑制できるようなワードラインの駆動方法
とその回路の提供を目的とする。さらに、信頼性の高い
半導体メモリ装置のワードライン駆動回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】以上のような目
的を達成するために本発明は、非メモリサイクルにおい
てワードラインを第1電圧波に維持し、メモリサイクル
においてワードラインを第2電圧波に維持するように構
成された半導体メモリ装置のワードラインの駆動方法に
おいて、メモリサイクルの開始及び/又は終了時に少な
くとも一度、ワードラインを第1電圧波と第2電圧波と
の間の中間電圧を有する湾曲点に駆動することを特徴と
する。
【0010】また、このようなワードラインの駆動方法
に用いられる本発明によるワードライン駆動回路は、多
数のワードラインと、各ワードラインに接続された多数
のメモリセルとを備えた半導体メモリ装置におけるワー
ドライン駆動回路であって、ワードラインに接続され、
メモリサイクルで入力されるアドレス信号に応答してワ
ードラインを選択し、ワードラインを第1電圧波から第
2電圧波に駆動するための行デコーダ及び駆動手段と、
ワードラインに接続され、非メモリサイクルで負の電圧
を供給するための負電圧供給回路とを有するワードライ
ン駆動回路において、メモリサイクルの開始及び/又は
終了時に少なくとも一度、選択されたワードラインを第
1電圧波と第2電圧波との間の中間電圧に維持するリセ
ット回路を備えたことを特徴とする。
【0011】このようなワードラインの駆動方法及びそ
れに用いられるワードライン駆動回路においては、メモ
リセルのキャパシタに記憶された情報の漏洩をより完全
に防止するために、第2電圧波と中間電圧との差の絶対
値が、第1電圧波と中間電圧との差の絶対値より大きく
なるようにするのが望ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるワードライン駆動回路の
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図3を参照す
ると分かるように、1個のトランジスタ52と1個のキ
ャパシタ54とから構成されたメモリセル50が、ワー
ドライン44とビットライン46とが交叉する部分に接
続されている。キャパシタ54の一方の電極56は接地
電圧Vss、電源電圧Vcc、又は所定電圧に接続され
る。尚、図3には、説明の便宜上1個のメモリセル50
のみが図示されているが、ワードライン44と多数のビ
ットラインとが交叉する部分にそれぞれメモリセルが接
続されているのはいうまでもない。ワードライン44の
一端は第1スイッチングトランジスタ42を介してワー
ドラインブースト回路40に接続されており、そして第
1スイッチングトランジスタ42のゲートは、ワードラ
インを選択する行デコーダ(図示せず)から供給される
ワードライン選択信号φWSに接続されている。ワードラ
インブースト回路40、第1スイッチングトランジスタ
42、及び行デコーダで行デコーダ及び駆動手段が構成
され、読出し/書込み動作(メモリサイクル)時に、行
デコーダからの信号φWSによってターンオンした第1ス
イッチングトランジスタ42を介して、ワードラインブ
ースト回路40から出力されるブースト電圧がワードラ
イン44に印加される。この行デコーダ及び駆動手段は
1981年10月号のIEEE Journal of Solid-state Ci
rcuits,SC-16,No.5,page 493(又は米国特許
第4,649,523、第4,704,706参照)に
より公知のものである。
【0013】上記の行デコーダ及び駆動手段からブース
ト電圧がワードライン44に印加されることによって、
キャパシタ54に記憶された情報(電圧Vcc)をビッ
トライン46に読出す、又はビットライン46上の情報
(電圧Vcc)をキャパシタ54に書込む際に、トラン
ジスタ52のしきい電圧による電圧降下の影響を受けず
にすむことは良く知られている。
【0014】ワードライン44の他端には、本発明の特
徴であるところの、読出し/書込み動作(メモリサイク
ル)の終了時にワードラインの電圧を中間電圧まで降下
させるためのリセット回路60が接続されている。この
リセット回路60は、ワードライン44とVssとの間
にリセットトランジスタ62とトランジスタ64のドレ
イン−ソースを直列に接続して構成されている。リセッ
トトランジスタ62のゲートはメモリサイクルの終了時
に発生されるリセットクロックφR に接続されており、
そしてトランジスタ64はゲートとドレインを共通に接
続したダイオード接続トランジスタである。したがっ
て、リセット回路60は、メモリサイクルの終了時にワ
ードライン44上の電圧を、中間電圧すなわちトランジ
スタ64のしきい電圧までリセットクロックφR に応答
して降下させる。
【0015】負電圧供給回路70は、ワードライン44
に接続されており、リセットクロックφR に応答して上
記のように降下されたワードライン44の電圧をそれ以
下の負の電圧−VWLO まで降下させる。この負電圧供給
回路70は、例えば図1の発振器34で発生されるよう
な所定周波数のパルス信号を入力端子71で受け、これ
に応答して−VWLO を発生するチャージポンプ回路72
と、リセットクロックφR を遅延させて制御クロックφ
STを発生する遅延回路74と、制御クロックφSTに応答
して、チャージポンプ回路72で発生された−VWLO を
ワードライン44に印加するための第2スイッチングト
ランジスタ76と、から構成されている。遅延回路74
は、リセットクロックφR を反転する第1インバータ7
8及び第2インバータ80と、第1、第2入力端子が第
1インバータ78、第2インバータ80にそれぞれ接続
されたNORゲート84と、NORゲート84の第2入
力端子とVssとの間に接続されたキャパシタ82と、
から構成されている。
【0016】尚、図3に示すトランジスタはすべてNチ
ャネルMOSトランジスタである。
【0017】以下、図4のタイミング図を参照して図3
に示したワードライン駆動回路の動作を詳細に説明す
る。メモリサイクルの開始前、ワードライン44の電圧
(VWD)は−VWLO の第1電圧波の状態にある。メモリ
サイクルの開始時点t1でリセットクロックφR が“ハ
イ”から“ロウ”(Vss)に変化した後、時点t2で
制御クロックφSTが“ロウ”となり、これによって第2
スイッチングトランジスタ76がターンオフする。
【0018】時点t3で読出し/書込み動作を遂行する
ために信号φWSが“ロウ”から“ハイ”に変化すると第
1スイッチングトランジスタ42がターンオンし、これ
によりワードラインブースト回路40からワードライン
44に第2電圧波が印加される。すなわち、時点t3で
まずVccが印加され、その後、時点t4でブースト電
圧Vcc+ΔV(ΔVはしきい電圧以上の電圧である)
が印加される。このように図中の時点t4でブースト動
作が開始されるが、本発明はそのような動作に限定され
るわけではないことに留意しなければならない。
【0019】このブースト電圧Vcc+ΔVによるメモ
リセル50のキャパシタ54からビットライン46への
読出し動作及びその後のアクティブリストア(active re
store)動作後、又はビットライン46からキャパシタ5
4への書込み動作後、第1スイッチングトランジスタ4
2は信号φWSによってターンオフする(メモリサイクル
の終了時点t5)。
【0020】時点t5又はt6でリセットクロックφR
は“ロウ”から“ハイ”へ変化し、これによりリセット
トランジスタ62がターンオンするので、ワードライン
44の電圧はトランジスタ64のしきい電圧Vth(中
間電圧)まで降下する。
【0021】その後、リセットクロックφR を遅延回路
74により遅延させて得る制御クロックφSTが“ロウ”
から“ハイ”に変化すると(時点t8)、トランジスタ
76がターンオンし、これによってワードライン44上
の中間電圧Vthはチャージポンプ回路72へ放電さ
れ、そしてワードライン44の電圧は−VWLO まで降下
する。
【0022】そして、時点t9でリセットクロックφR
は“ロウ”となり、時点t10で制御クロックφSTも
“ロウ”となる。
【0023】上記の実施例において、時点t8とt9と
の間におけるリセットトランジスタ62及び第2スイッ
チングトランジスタ76の両方の導通状態は、チャージ
ポンプ回路72の負荷を軽減させる効果をもつが、本発
明の特徴は、メモリサイクルの終了時にワードラインの
電圧を2段階に降下させることによって負電圧供給回路
の負荷を軽減させることにあるので、リセットトランジ
スタ62がターンオフした後に第2スイッチングトラン
ジスタ76がターンオンするようにリセットクロックφ
R 及び制御クロックφSTのタイミングを調節してもよ
い。また、時点t7からt8までの時間は5〜10μs
ec程度であるので、この短い時間において、第1電圧
波と中間電圧との差の絶対値より第2電圧波と中間電圧
との差の絶対値の方を大きくすることで、効果的にキャ
パシタ54の情報(特に論理“1”である5ボルトの充
電電圧)の漏洩を防止することができる。
【0024】図5は本発明によるワードライン駆動回路
の別の実施例を示している。尚、図中のトランジスタは
すべてNチャネルMOSトランジスタであり、図3の実
施例と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明
は省略する。負電圧発生器100は、前述の発振器及び
図3に示したチャージポンプ回路72から構成され、負
の電圧−VWLO を発生する。行デコーダ90は通常のN
OR形のデコーダであって、ゲートにデコーダエネイブ
ル信号φRDE が供給され、Vccとライン102との間
にドレイン−ソースが接続されたトランジスタ92と、
各ドレイン−ソースがライン102とVssとの間に並
列に接続され、ゲートにアドレス信号が供給されるトラ
ンジスタ94〜98とから構成されている。ライン10
2とノード114との間にはトランジスタ104がライ
ン102上の電圧をノード114に伝達するために接続
されている。このトランジスタ104のゲートにはVc
cが印加されているが、タイミングクロック信号を印加
することもできる。ノード114には第1スイッチング
トランジスタ42のゲート及びブーストキャパシタ10
6の一方の電極が接続され、そしてブーストキャパシタ
106の他方の電極とトランジスタ42のソースはワー
ドライン44に接続されている。ワードライン44とV
ssとの間に、第1、第2リセットクロックφR1、φR2
に応じてワードライン44をVssにするための第1、
第2リセットトランジスタ108、110が接続されて
いる。ワードライン44と負電圧発生器100との間に
ある第2スイッチングトランジスタ76は、制御クロッ
クφN に応じて負電圧発生器100からの負の電圧をワ
ードライン44に印加する。また、ワードライン44と
ビットライン46とが交叉する部分に前述のメモリセル
50が接続されている。
【0025】図6は図5に示す回路の波形図である。D
RAMでは外部から入力される行アドレスストローブ信
号をバッファ回路を介して内部用の行アドレスストロー
ブ信号反転RASに変換する。この反転RASはメモリ
サイクル(メモリの読出し又は書込み動作)において
“ロウ”を維持する。すなわち、反転RASが“ハイ”
(Vcc)から“ロウ”(Vss)になるときメモリサ
イクルが開始される。この反転RASの“ハイ”から
“ロウ”への遷移は図7Aに示す第1遷移検出器140
によって検知され、その結果、第1リセットクロックφ
R1が第1遷移検出器140から得られる。このような第
1遷移検出器140は、2入力端子をもつNORゲート
120と、入力信号を反転して遅延するための奇数個の
インバータよりなる遅延回路122とから構成されてお
り、NORゲート120の一方の入力端子は入力信号に
接続され、他方の入力端子は遅延回路122の出力に接
続されている。第1リセットクロックφR1の検出パルス
142(図6)のパルス幅は遅延回路122を構成する
インバータの個数により調整できる。
【0026】一方、メモリサイクルの終了時には、反転
RASは“ロウ”から“ハイ”に遷移する。この遷移は
図7Bに示す第2遷移検出器150によって検知され、
その結果、第2リセットクロックφR2が得られる。この
第2遷移検出器150は2入力端子をもつNANDゲー
ト130と、入力信号を反転して遅延するための遅延回
路132と、NANDゲート130の出力端子に接続さ
れたインバータ134とから構成されている。第2リセ
ットクロックφR2の検出パルス152(図6)のパルス
幅は遅延回路132を構成するインバータの個数で調整
できる。
【0027】外部からの行アドレスストローブ信号が
“ロウ”になる前、行アドレス信号は外部アドレス入力
端子に供給されている。内部の行アドレススロトーブ信
号反転RASが“ロウ”になるとき、行アドレスバッフ
ァ(図示せず)は外部アドレス入力端子より行アドレス
信号を受信する。行アドレスバッファは行アドレスラッ
チ(図示せず)をもっており、反転RASが“ロウ”に
なるとき、図示せぬ内部のクロック発生回路により発生
された制御信号によって、受信した行アドレス信号を行
アドレスラッチにラッチする。その後、前記のクロック
発生回路は、反転RASを遅延させることによって図6
に示す行デコーダエネイブル信号φRDE を発生する。行
デコーダ90は、前記の行アドレスラッチから供給され
る行アドレス信号a0 (又は反転a0 )〜ai (又は反
転ai )及び信号φRDE によってデコーディングを開始
する。
【0028】以下、図5のワードライン駆動回路の動作
を図6のタイミング図を参照して詳細に説明する。反転
RASが“ハイ”(非メモリサイクル)にあるとき、D
ARMの動作に必要なプリチャージが行なわれる。した
がって、ビットライン46は所定電圧(例えばVcc/
2又はVcc等)にプリチャージされる。このとき、ワ
ードライン44は後述のように負の電圧−VWLO (第1
電圧波)を維持している。
【0029】反転RASが“ロウ”になると(メモリサ
イクルの開始)第1リセットクロックφR1が発生され、
パルス142によって第1リセットトランジスタ108
がターンオンする。その結果、ワードライン44の電圧
(VWD)は−VWLO からVssに上昇する。
【0030】その後、行デコーダ90は信号φRDE によ
って行アドレス信号a0 (又は反転a0 )〜ai (又は
反転ai )のデコーディングを開始する。この行アドレ
ス信号がワードライン44を指定するものであれば、ト
ランジスタ94〜98はすべてターンオフし、ライン1
02には“ハイ”であるVccが印加される。このライ
ン102の“ハイ”はトランジスタ104を介してノー
ド114に伝達され、したがって第1スイッチングトラ
ンジスタ42がターンオンする。その結果、ワードライ
ン44に、図3の実施例と同様にしてワードラインブー
スト回路40からブースト電圧が印加される。
【0031】以上のように、メモリサイクル中のワード
ライン44へのアクセスは、第1電圧波から一旦中間電
圧を維持した後に第2電圧波となるステップバイステッ
プ(step-by-step)で行なわれるので、チャージポンプ回
路の負荷が軽減されるほか、急激なワードラインの充電
に起因する隣接したワードラインへのカップリング信号
によって発生する誤動作が防止できる。
【0032】尚、メモリセル50のアクセス動作は図3
の実施例と同様のため、その説明は省略する。
【0033】次に、メモリサイクルの終了時には、反転
RASは“ハイ”となり、これによって第2リセットク
ロックφR2が発生される。この第2リセットクロックφ
R2のパルス152により第2リセットトランジスタ11
0がターンオンし、その結果、ワードライン44の電圧
はVssまで降下する。そして、ワードライン44がV
ssまで降下した後、第2リセットクロックφR2を遅延
させて得る制御クロックφN によって第2スイッチング
トランジスタ76がターンオンし、これによってワード
ライン44には−VWLO が印加される。尚、この実施例
において、制御クロックφN は第2リセットクロックφ
R2を遅延させて得た信号であるが、本発明はそのような
方式のみに制限されないことに留意しなければならな
い。
【0034】本発明の実施例ではメモリサイクル中のワ
ードラインの駆動動作と関連して説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、内部リフレッ
シュ回路を有するDRAMでは、反転RASが“ハイ”
のとき、外部CPUから供給されるリフレッシュ制御信
号(例えば、反転RFSH)によって、あるいはそのよ
うな信号を用いずに、自動リフレッシュが行なわれる
(米国特許第4,688,196号及び第4,636,
989号参照)。このような場合、内部リフレッシュ回
路は反転RASの“ハイ”でリフレッシュ制御信号とア
ドレス信号を連続的に発生する。このリフレッシュ制御
信号とアドレス信号を使用して本発明のような2段階式
ワードライン駆動を行うことも可能である。
【0035】また、本発明の実施例ではNチャネルMO
Sトランジスタを使用した場合について説明してきた
が、これに限らずPチャネルMOSトランジスタを使用
することも可能である。このような場合には、Pチャネ
ルMOSトランジスタをターンオンするために接地電圧
を、PチャネルMOSトランジスタをターンオフするた
めに正の電圧(例えばVcc)を使用するようにすれば
よい。
【0036】また、本発明においては、第2電圧波と中
間電圧との差の絶対値を、中間電圧と第1電圧波との差
の絶対値より大きくすることが、キャパシタの論理
“1”を維持するための保有電圧の漏洩防止に効果的で
あり、そして中間電圧の維持時間は、なるべく短時間に
することが望ましい。
【0038】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によるワー
ドラインの駆動方法は、段階的にワードラインを駆動す
ることによってワードラインの急激な電圧変動を抑制で
きるので、隣接したワードラインへのカップリング信号
による誤動作等を防止できるようになる。また、段階的
にワードラインを駆動することによってチャージポンプ
回路の負荷を軽減でき、その結果、半導体メモリ装置の
誤動作を防止できるという効果がある。そして、本発明
によるワードライン駆動回路を用いることにより、より
信頼性の高い半導体メモリ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のワードライン駆動回路を示す回路図。
【図2】図1のワードラインの電圧波形図。
【図3】本発明によるワードライン駆動回路の実施例を
示す回路図。
【図4】図3の回路の動作タイミングを示す電圧波形
図。
【図5】本発明によるワードライン駆動回路の別の実施
例を示す回路図。
【図6】図5の回路の動作タイミングを示す電圧波形
図。
【図7】図6中の反転RASの遷移を検出する遷移検出
回路を示す回路図。
【符号の説明】 40 ワードラインブースト回路 42 第1スイッチングトランジスタ 44 ワードライン 46 ビットライン 50 メモリセル 52 トランジスタ 54 キャパシタ 60 リセット回路 62 リセットトランジスタ 64 トランジスタ 70 負電圧供給回路 72 チャージポンプ回路 74 遅延回路 76 第2スイッチングトランジスタ 90 行デコーダ 104 トランジスタ 106 ブーストキャパシタ 108 第1リセットトランジスタ 110 第2リセットトランジスタ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8728−4M H01L 27/10 325 V

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のワードラインと、それぞれのワー
    ドラインに接続された多数のメモリーセルと、上記ワー
    ドラインと接続され、メモリーサイクル中の入力アドレ
    ス信号に応答してワードラインを選択し、上記ワードラ
    インを第1電圧レベルで第2電圧レベルに駆動するため
    の行デコーダーおよび駆動回路と、上記ワードラインに
    接続され、非メモリーサイクルで負電圧を供給するため
    の負電圧発生回路を有する高密度の半導体メモリー装置
    において、 メモリーサイクルの開始および終了中に少なくともある
    一つで上記選択されたワードラインを上記第1電圧レベ
    ルと第2電圧レベルとの間の中間電圧レベルに維持する
    リセット回路を有することを特徴とするワードラインの
    駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記第1電圧レベルと上記中間電圧レベ
    ルとの差の絶対値は上記第2電圧レベルと上記中間電圧
    レベルとの差の絶対値よりもっと小さいことを特徴とす
    る請求項1に記載のワードラインの駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記第1電圧レベルは陰の電圧レベルで
    あり、上記第2電圧レベルは陽のブースト電圧であり、
    上記中間電圧レベルは接地電圧またはトランジスタのし
    きい電圧であることを特徴とする請求項1に記載のワー
    ドラインの駆動回路。
  4. 【請求項4】 非メモリーサイクル中のワードラインを
    第1電圧レベルに維持し、メモリーサイクル中の上記ワ
    ードラインを第2電圧レベルに維持する半導体メモリー
    装置のワードラインの駆動方法において、 上記メモリーサイクルの開始および終了中に少なくとも
    ある一つで上記ワードラインを上記第1電圧レベルと第
    2電圧レベルとの間の中間電圧レベルに駆動するワード
    ラインの駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第1電圧レベルは陰の電圧レベルで
    あり、上記第2電圧レベルは陽の電圧であり、上記中間
    電圧レベルは接地電圧またはトランジスタのしきい電圧
    であることを特徴とする請求項4に記載のワードライン
    の駆動方法。
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