JPH0589217U - 包装用箱 - Google Patents
包装用箱Info
- Publication number
- JPH0589217U JPH0589217U JP3094892U JP3094892U JPH0589217U JP H0589217 U JPH0589217 U JP H0589217U JP 3094892 U JP3094892 U JP 3094892U JP 3094892 U JP3094892 U JP 3094892U JP H0589217 U JPH0589217 U JP H0589217U
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- fold lines
- wall
- rectangular
- pieces
- lines
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、接着する必要なく簡単に組立て、
保型ができ、その組立て後において、本物のハンドバッ
クの如き外観をなす包装用箱とする。 【構成】 ボール紙等の可撓性偏平素材からなる。その
底壁1の前後に前壁3、後壁2及びカバー片4をそれぞ
れ折り目線21、20、22を介して設けると共に、前
記後壁2の左右に、内側にくぼんだ襠壁7、7、さら
に、その左右に折合片8、8をそれぞれ折り目線24、
24、27、27を介して連設する。前記襠壁7、7の
下辺には、これと隣接する底壁1の左右辺とで、半折り
される余端片9、9が折り目線28、28、29、29
を介して連設されている。前壁3を図示鎖線の如く立上
げて左右の折合片8、8上に当接させると共に、その上
にカバー片4を当接させ、その舌片6をスリット3aに
差し込みかつ係止片5、5を係止スリット7a、7aに
それぞれ差し込む。
保型ができ、その組立て後において、本物のハンドバッ
クの如き外観をなす包装用箱とする。 【構成】 ボール紙等の可撓性偏平素材からなる。その
底壁1の前後に前壁3、後壁2及びカバー片4をそれぞ
れ折り目線21、20、22を介して設けると共に、前
記後壁2の左右に、内側にくぼんだ襠壁7、7、さら
に、その左右に折合片8、8をそれぞれ折り目線24、
24、27、27を介して連設する。前記襠壁7、7の
下辺には、これと隣接する底壁1の左右辺とで、半折り
される余端片9、9が折り目線28、28、29、29
を介して連設されている。前壁3を図示鎖線の如く立上
げて左右の折合片8、8上に当接させると共に、その上
にカバー片4を当接させ、その舌片6をスリット3aに
差し込みかつ係止片5、5を係止スリット7a、7aに
それぞれ差し込む。
Description
【0001】
この考案は、商品の包装に用いる箱に関し、特に、ハンドバックの形状を模し た箱に関する。
【0002】
近年は、クリスマスや誕生日のみならず、バレンタインデーやホワイトデーに もプレゼントを交換する習慣がすっかり定着し、その付加価値として、商品包装 する箱やラッピングまで凝る傾向にある。その傾向が出はじめた頃、ラッピング は、種々様々で変化がみられたが、箱に関しては、直方体や円筒体のように、周 知形状に基づくものが大半で、変化に乏しかった。
【0003】
ところが、最近では、この箱の形状に関しても、身の回りの種々の小物の形態 を模倣し、凝ったものが考案されている。その中でも、図5に示すハンドバック の如き外観形状をなすものにおいては、その両側のくぼんだ襠部を本物のそれら しく組立てようとすると、各部ののりしろ部の接着等が必要な構造となっていた 。
【0004】 このため、これらの箱を、予め工場等で組立てると、接着作業等手間であり、 また、その組立て後の保管、搬送は嵩ばる。
【0005】 そこで、この考案は、必要なときに簡単に組立てができ、しかも組立て後にお いて、本物のハンドバックの如き両側のくぼんだ襠部も表現し得るようにするこ とを課題とする。
【0006】
上記の課題を解決するために、この考案にあっては、矩形状をなす底壁1の後 辺に折り目線20を介して矩形の後壁2を連設すると共に、前記底壁1の前辺に は、折り目線21を介して矩形の前壁3を連設し、その前壁3の左右辺の長さは 、前記後壁2のそれと同一若くは短く形成し、 前記後壁2の上辺に、折り目線22を介して矩形のカバー片4を連設し、その カバー片4の前辺に舌片6を設けると共に、左右辺に折り目線23、23を介し てそれぞれ係止片5、5を連設し、 前記前壁3には、前記カバー片4を重ねた状態で、前記舌片6が差し込まれる スリット3aを形成し、 前記後壁2の左右辺には、折り目線24、24を介して矩形の襠壁7、7をそ れぞれ連設し、その上下辺の長さは、前記底壁1の左右辺と同一長さとし、かつ その襠壁7、7に、その上辺中央から下向き中央線上の折り目線26、26を形 成すると共に、その折り目26、26の途中で、下辺両端に向って傾斜した折り 目25、25を形成し、さらに、前記折り目26、26上には、前記係止片5が 嵌まる係止スリット7aを形成し、 前記左右の襠壁7、7の前辺には、折り目線27、27を介して、折合片8、 8をそれぞれ設けると共に、襠壁7、7の下辺と底壁1の左右辺間には、折り目 線28、28、29、29を介してその折り目線とで二辺をなす矩形の余端片9 、9をそれぞれ連設し、その余端片9、9に、前記両折り目線28、28、29 、29の交点から、対角に至る折り目線30、30を形成した構成としたのであ る。
【0007】
このように、構成するこの考案に係る包装用箱は、左右の余端片9、9及び襠 壁7、7を、折り目線25、25、26、26、30、30を介して内側に谷折 りしながら、底壁1に対し前壁3と後壁2を折り目線21、20を介して立上げ ると共に、折合片8、8を折り目線27、27を介して内側に折り曲げて前壁3 の裏面に当接し、さらにカバー片4を折り目線22を介して前側に折り曲げ、そ の舌片6を前壁3のスリット3aに差し込み係止すると共に、係止片5、5を襠 壁7、7の係止スリット7a、7aに係止する。
【0008】 この組立て状態は、カバー片4が前壁3に被さり、側面が三角形状で、かつそ の側面の左右の襠壁7、7の中央がくぼんだハンドバックの如き襠部となってお り、かつ、舌片6をスリット3aに、また係止片5、5を係止スリット7a、7 aにそれぞれ差し込み係止したことにより、その組立て形状が維持される。
【0009】
この実施例の包装用箱は、ボール紙等の可撓性の偏平な素材からなり、図1の 展開図に示すように、矩形状をなす底壁1の後辺に折り目線20を介して矩形の 後壁2の下辺が連設される。前記底壁1の前辺には、折り目線21を介して矩形 の前壁3を連設し、その前壁3の左右辺の長さは、前記後壁2のそれと同一若く は短く形成される。
【0010】 前記後壁2の上辺に、2本の折り目線22を介して矩形のカバー片4が連設さ れる。この折り目線22間には、後述の提げ手孔22aが形成される。そのカバ ー片4は、その左右辺の長さは、前記前壁3上に重ねた状態で、図示の如く前記 後壁2のそれより若干短く形成されると共にその前辺に舌片6が設けられ、左右 辺に折り目線23を介して、それぞれ図示の如く係止片5、5が連設される。
【0011】 前記前壁3上には、前記カバー片4を重ねた状態で、その舌片6が差し込まれ るスリット3aが形成される。
【0012】 前記後壁2の左右辺には、折り目線24、24を介して矩形の襠壁7、7がそ れぞれ連設される。その襠壁7、7の上下辺の長さは、前記底壁1の左右辺と同 一長さとし、かつその襠壁7、7表面に、図示の如く、傾斜した折り目線25、 25を形成すると共に、その交点から折り目線24、24と平行の折り目線26 、26を形成し、かつその折り目26、26上には、前記係止片5、5が嵌まる 係止スリット7a、7aが形成される。
【0013】 前記左右の襠壁7、7の前辺には、折り目線27、27を介して、折合片8、 8がそれぞれ設けられる。襠壁7、7の下辺と底壁1の左右辺間には、折り目線 28、28、29、29を介してその折り目線が二辺をなす矩形の余端片9、9 をそれぞれ連設し、その余端片9、9に、対角に至る折り目線30、30が形成 される。
【0014】 次に、図2から図7に基づいて、その組立て順序を説明する。
【0015】 まず、図2に示すように、左右の余端片9、9及び襠壁7、7を、折り目線2 5、25、26、26、30、30を介して内側に谷折りしながら、底壁1に対 し前壁3と後壁2を折り目線21、20を介して立上げる。
【0016】 次に、図3に示すように、折合片8、8を折り目線27、27を介して内側に 折り曲げて前壁3の裏面に当接させる。
【0017】 さらにカバー片4を折り目線22を介して図4に示す如く前側に折り曲げ、そ の舌片6を前壁3のスリット3aに差し込み係止すると共に、係止片5、5を図 6、図7の如く襠壁7、7の係止スリット7a、7aに係止する。
【0018】 このように組立てた包装用箱には、図5に示すように、その頂部の折り目線2 2上の孔22aに、針金などの可撓性線材からなる提げ手Aを取付け、さらに、 カバー片4上に粘着テープを介してリボンBなどが設けられ、ハンドバックらし さを表現する。
【0019】
この考案は、以上のように構成したので、必らずしも接着作業を必要とせず、 必要なとき簡単に組立てができる。このため、展開状態で保管、搬送することが でき、その際嵩ばることがない。
【0020】 また、組立て後において、本物のハンドバックらしく左右両側のくぼんだ襠部 も表現し得て、商品的価値が高い。
【図1】実施例の包装用箱の展開図
【図2】その組立て開始直後の斜視図
【図3】その組立て中ばの斜視図
【図4】その組立て終了前の斜視図
【図5】その組立て完了の斜視図
【図6】図5のX−X拡大断面図
【図7】図5の拡大側面図
1 底壁 2 後壁 3 前壁 3a スリット 4 カバー片 5 係止片 6 舌片 7 襠壁 7a 係止スリット 8 折合片 9 余端片 20、21、22、23、24、25、26、27、2
8、29、30 折り目線 22a 提げ手孔
8、29、30 折り目線 22a 提げ手孔
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形状をなす底壁1の後辺に折り目線2
0を介して矩形の後壁2を連設すると共に、前記底壁1
の前辺には、折り目線21を介して矩形の前壁3を連設
し、その前壁3の左右辺の長さは、前記後壁2のそれと
同一若くは短く形成し、 前記後壁2の上辺に、折り目線22を介して矩形のカバ
ー片4を連設し、そのカバー片4の前辺に舌片6を設け
ると共に、左右辺に折り目線23、23を介してそれぞ
れ係止片5、5を連設し、 前記前壁3には、前記カバー片4を重ねた状態で、前記
舌片6が差し込まれるスリット3aを形成し、 前記後壁2の左右辺には、折り目線24、24を介して
矩形の襠壁7、7をそれぞれ連設し、その上下辺の長さ
は、前記底壁1の左右辺と同一長さとし、かつその襠壁
7、7に、その上辺中央から下向き中央線上の折り目線
26、26を形成すると共に、その折り目26、26の
途中で、下辺両端に向って傾斜した折り目25、25を
形成し、さらに、前記折り目26、26上には、前記係
止片5が嵌まる係止スリット7aを形成し、 前記左右の襠壁7、7の前辺には、折り目線27、27
を介して、折合片8、8をそれぞれ設けると共に、襠壁
7、7の下辺と底壁1の左右辺間には、折り目線28、
28、29、29を介してその折目線が二辺をなす矩形
の余端片9、9をそれぞれ連設し、その余端片9、9
に、前記両折り目線28、28、29、29の交点か
ら、対角に至る折り目線30、30を形成してなり、 左右の余端片9、9及び襠壁7、7を、折り目線25、
25、26、26、30、30を介して内側に谷折りし
ながら、底壁1に対し前壁3と後壁2を折り目線21、
20を介して立上げると共に、折合片8、8を折り目線
27、27を介して内側に折り曲げて前壁3の裏面に当
接し、 さらにカバー片4を折り目線22を介して前側に折り曲
げ、その舌片6を前壁3のスリット3aに差し込み係止
すると共に、係止片5、5を襠壁7、7の係止スリット
7a、7aに係止してなる包装用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3094892U JPH076087Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3094892U JPH076087Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 包装用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589217U true JPH0589217U (ja) | 1993-12-07 |
JPH076087Y2 JPH076087Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=12317900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3094892U Expired - Lifetime JPH076087Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 包装用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076087Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180807A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101289408B1 (ko) * | 2012-03-21 | 2013-08-07 | 주식회사 엘지생활건강 | 접이식 포장 상자 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP3094892U patent/JPH076087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180807A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076087Y2 (ja) | 1995-02-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |