JPH0248343Y2 - - Google Patents

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JPH0248343Y2
JPH0248343Y2 JP8164786U JP8164786U JPH0248343Y2 JP H0248343 Y2 JPH0248343 Y2 JP H0248343Y2 JP 8164786 U JP8164786 U JP 8164786U JP 8164786 U JP8164786 U JP 8164786U JP H0248343 Y2 JPH0248343 Y2 JP H0248343Y2
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paper box
side wall
wall
box unit
piece
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JP8164786U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は包装用紙箱、とくに複数個の角筒状
の紙箱単位が連結された複連式の包装用紙箱に関
する。
従来の技術 従来、この種の紙箱として第5図ないし第6図
に示すように、複数個の紙箱単位50,60,7
0の各後側壁51,61,71が横一連に連設さ
れるとともに、その左右に各紙箱単位の50,6
0,70の前側壁53,63,73及び左右側壁
52,54,62,64,72,74が連設さ
れ、各前側壁53,63,73を同一平面上に位
置するように折曲げて接合片65を左側壁62の
内面に貼着し、複数個の紙箱単位が連続状に組立
てられてなる包装用紙箱が知られている(実開昭
60−169120号及び実開昭60−169121号参照)。
考案が解決しようとする問題点 このような包装用紙箱の各紙箱単位50,6
0,70は、その左右両側壁52,54,62,
64,72,74のいずれか一方又は両方と後側
壁51,61,71とが接合されていないため
に、蓋片56,66,76及びカバー板57,6
7,77の切取ミシン線Mを切断して各紙箱単位
50,60,70を並列状態から配列を変更する
際に、各紙箱単位50,60,70の後側壁5
1,61,71と左右両側壁54,62,64,
72とが隔離してしまう虞れがある。とくに、中
間の紙箱単位60は後側壁61が左右側壁62,
64のいずれとも接合されていないために、その
傾向が著く、包装用紙箱としては好ましくない。
そのために、前後側壁及び左右側壁の下端からフ
ラツプを連設し、これらフラツプを互いに接合す
ることによつて上記離隔を防止するようになされ
ている。しかしながら、このような接合は、紙箱
単位が一連に連成されているものであるから機械
貼りが困難である。あるいは機械貼りをするため
には複雑な機構を有する機械を必要としコストア
ツプを生じる基となる。
この考案は上記のような問題点に鑑みてなされ
たもので、複数個の紙箱単位が連結されてこれら
を一体的に取り扱うことができることはもとよ
り、独特の興趣性を有し、かつ機械生産に適し、
生産能率の優れた包装用紙箱を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決する為の手段 而して、この考案は上記目的を達成するため
に、複数個の角筒状の紙箱単位A,B,Cが、一
枚の厚紙から一連に連成されてなる包装用紙箱に
おいて、紙箱単位Aの右側壁4から紙箱単位Bの
右側壁14及び前側壁13が連設され、かつこの
前側壁13から紙箱単位Cの後側壁21が連設さ
れて、紙箱単位A,B,Cが蛇腹状に連成される
とともに、前記紙箱Aの前側壁3及び紙箱Bの後
側壁11の端縁から接合片5,15が連設される
一方、紙箱Bの左側壁12と紙箱Cの左側壁22
とが折返し片19bを有する二重の接合片19を
介して連設され、これら接合片5,15,19
が、各々紙箱A及びBの右側壁4,14、紙箱B
の前側壁13又は紙箱Cの後側壁21に接合され
てなることを特徴とする複連式包装用紙箱を要旨
とするものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
図示実施例の包装用紙箱は、紙箱単位Aの右側
壁4から縦折目31を介して紙箱単位Bの右側壁
14が連設され、この紙箱単位Bの前側壁13か
ら縦折目32を介して紙箱単位Cの後側壁21が
連設されることにより、3個の紙箱単位A,B,
Cが連成されたものとなされている。
紙箱単位Cの右側壁22には内方に折曲されて
後側壁21の内面に貼着される接合片29が連設
される一方、紙箱単位Bの左側壁12には内方に
折曲されて前側壁13の内面に貼着される接合片
19が連設されている。これらの接合片19,2
9はいずれも左側壁12,22から連設された内
方折曲片19a,29aと、この内方折曲片19
a,29aから連設された折返し片19b,29
bとからなり、内方折返し片19b,29bどう
しが連設されることにより、紙箱単位BとCとの
左側壁12,22どうしが前記接合片19,29
を介して連設されたものとなされている。これら
接合片19,29はいずれか一方だけでも良い。
紙箱単位Aの後側壁1の上下両端には外蓋フラ
ツプ30,30が連設され、第1図に示すように
3個の紙箱単位A,B,Cを束ねた状態で、共通
の上蓋ないしは底蓋となるにようになされてい
る。
図中、6,16,26は各前側壁3,13,2
3の上端に連設され、上面開口を閉鎖する上蓋フ
ラツプ、7,17,27は各前側壁3,13,2
3の下端に連設され下面開口を閉鎖する底蓋フラ
ツプ、8,18,28は各左右側壁2,4,1
2,14,22,24の上下両端から連設された
内フラツプ、5は紙箱単位Aの前側壁3の側縁か
ら連設され右側壁4の内面に貼着される接合片、
15は紙箱単位Bの側縁から連設され右側壁14
の内面に貼着される接合片である。
而して、上記構成を有する包装容器を組立てる
には、紙箱単位Aの側壁3,2,1,4を順次90
度ずつ折り曲げて接合片5を右側壁4の内面に貼
着する。ついで、紙箱単位Bの前側壁13を紙箱
単位Aの前側壁3に対向させるように90度折り曲
げ、紙箱単位Cの後側壁21を軽く紙箱単位Bの
前側壁13に対向させるように折り曲げる。そし
て、紙箱単位Cの右側壁24、前側壁23、左側
壁22を90度ずつ折曲げてゆき、接合片29の内
方折曲片29aを内方に折曲げて左側壁22の内
面に貼着する。また、折返し片29bを折返して
前記内方折曲片29aの上面に貼着する。あるい
は、左側壁22から内方に90度折曲した内方折曲
片29aから折返し片29bを折返して両者を貼
着し、折返し片29bの片面を後側壁21の内面
に貼着する。一方、紙箱単位Bの左側壁12を右
側壁14に対向させるようにして後側壁11から
折曲げ、接合片19の内方折曲片19aを内方に
折り曲げるとともに折返し片19bを折返してそ
の片面を内方折曲片19aに貼着し、他の片面を
前側壁13に貼着する。最後に接合片15を右側
壁14の内面に貼着することにより、紙箱単位
A,B,Cの周壁が組立てられる。
そして、各紙箱単位A,B,Cの底フラツプ
7,17,27及び内フラツプ8,18,28を
折り込んで底部を形成し、各紙箱単位A,B,C
に収納物を収納して上蓋フラツプ6,16,26
で上端開口を閉鎖した後、3個の紙箱単位を重ね
合わせて外蓋フラツプ30,30を紙箱単位A,
B,Cの上下面に冠せ、さらに外蓋フラツプ3
0,30と紙箱単位Cの前側壁23とをシール、
テープ等を用いて接合するかあるいは全体を透明
のセロフアン等で包装したり、あるいは外蓋フラ
ツプ30の長さ方向の中央部に後側壁1との折目
と平行に非連続状の切目を設けてジツパー部を形
成し、外蓋フラツプ30の先端縁部を紙箱単位C
の上蓋フラツプ23に貼着した状態で、輸送・保
管するのである。量販店等においては、前記状態
のまま展示販売されるが、購買者が必要に応じて
紙箱単位A,B,Cを分離独立させて用いること
もできる。
なお、紙箱単位Aの右側壁4と紙箱単位Bの右
側壁14との間の折目31、紙箱単位Bの前側壁
13と紙箱単位Cの後側壁21との間の折目3
2、および接合片19と29との間の折目33は
繰り返し屈伸させることにより紙に疲労が生じて
容易に各紙箱単位A,B,Cを分離することがで
きるが、紙の厚さに応じて折目31,32,33
に不連続の切目を設けて切断し易くしても良い。
また、図示実施例では紙箱単位は断面方形となさ
れているが、三角形、五角形等種々の多角形とす
ることができるし、紙箱単位を4個、5個……と
連成することも可能である。
考案の効果 この考案に係る包装用紙箱は上記構成を有する
ものであるから、複数の種類の収納物を各紙箱単
位A,B,Cが蛇腹状に連成されることにより、
この考案に係る包装用紙箱を独特の興趣性を有す
るものとすることができる。また、各紙箱単位
A,B,Cの前後側壁と左右側壁とが互いに分離
しないように接合されているので、四側壁の接合
のみで各紙箱単位の箱形態を十分に維持すること
ができ、底部における接合を不要とする。従つ
て、機械的生産にも適合して、量産することがで
き安価に提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案に係る包装用紙
箱の実施例を示すもので、第1図は各紙箱単位を
束ねた状態の斜視図、第2図は各紙箱単位を連結
したまま前後側壁を引き離した状態の斜視図、第
3図は第2図−線の断面図、第4図は展開
図、第5図及び第6図は従来品を示すもので、第
5図は全体斜視図、第6図は第5図−線断面
図である。 A,B,C……紙箱単位、3,13……前側
壁、4,14……右側壁、5,15,19,29
……接合片、19b,29b……折返し片、21
……後側壁、31,32……折目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の角筒状の紙箱単位A,B,Cが、一枚
    の厚紙から一連に連成されてなる包装用紙箱にお
    いて、紙箱単位Aの右側壁4から紙箱単位Bの右
    側壁14及び前側壁13が連設され、かつこの前
    側壁13から紙箱単位Cの後側壁21が連設され
    て、紙箱単位A,B,Cが蛇腹状に連成されると
    ともに、前記紙箱Aの前側壁3及び紙箱Bの後側
    壁11の端縁から接合片5,15が連設される一
    方、紙箱Bの左側壁12と紙箱Cの左側壁22と
    が折返し片19bを有する二重の接合片19を介
    して連設され、これら接合片5,15,19が、
    各々紙箱A及びBの右側壁4,14、紙箱Bの前
    側壁13又は紙箱Cの後側壁21に接合されてな
    ることを特徴とする複連式包装用紙箱。
JP8164786U 1986-05-28 1986-05-28 Expired JPH0248343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8164786U JPH0248343Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8164786U JPH0248343Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191618U JPS62191618U (ja) 1987-12-05
JPH0248343Y2 true JPH0248343Y2 (ja) 1990-12-19

Family

ID=30933576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8164786U Expired JPH0248343Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JP (1) JPH0248343Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072586A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Toli Corp 浴室用床材の施工キット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072586A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Toli Corp 浴室用床材の施工キット

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JPS62191618U (ja) 1987-12-05

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