JPS6341317Y2 - - Google Patents

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JPS6341317Y2
JPS6341317Y2 JP4942883U JP4942883U JPS6341317Y2 JP S6341317 Y2 JPS6341317 Y2 JP S6341317Y2 JP 4942883 U JP4942883 U JP 4942883U JP 4942883 U JP4942883 U JP 4942883U JP S6341317 Y2 JPS6341317 Y2 JP S6341317Y2
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JP
Japan
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dress
doll
packaging
packaging container
section
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JP4942883U
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JPS59153880U (ja
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一枚の紙シートから人形収納部と着せ
替えドレス収納部とを一体的に形成した着せ替え
人形用包装容器に関する。
一般に、着せ替え人形用包装容器は、通常の人
形用包装容器と同じく、人形用包装容器とドレス
用包装容器とが個別に製作されている。しかも、
ドレス用包装容器の内部空間に収納された人形用
ドレスは、収容外観を保持できるように、襟部、
袖部、裾部等を包装容器に糸止めする必要があ
り、このため包装自体に余分なコストがかかる欠
点があつた。
また、着せ替え人形はドレスを着せ替えて楽し
むことを前提としているから、人形とドレスとが
個別に展示されているときは、両者を店頭におい
て充分に見比べることができず、また着せ替え遊
びをするとき及びした後、人形とドレスの包装容
器が別々であるから、取扱い、保管等が煩わしい
欠点もあつた。
本考案は、上述の欠点を解決し、特に人形用包
装容器とドレス用包装容器とを一体化し、且つド
レスの包装を簡略化することにより、着せ替え人
形の展示を効率化して購買意欲を換起するだけで
なく、コストを低減することのできる着せ替え人
形用包装容器を提案することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の一実施態様につき
説明する。
第1図において符号Aは着せ替え人形用包装容
器本体で、この包装容器本体Aは人形用包装部1
と着せ替えドレス用包装部2とを一枚の紙製シー
ト材から互いに隣接して一体に形成したものであ
つて、人形用包装部1は、前面部10(及図示さ
れない後面部)の幅をaとし、両側壁部11,1
1の幅をbとして、人形3を収納可能な箱形に形
成され、その前面部10には透視窓13が設けら
れ、該透視窓13,14は断面コ字形で合成樹脂
製の透明窓カバー15,16によつて覆われてい
る。人形用包装部1に隣接するドレス用包装部2
は、前面部17(及び図示されない後面部)の幅
をcとして着せ替え用人形ドレス4を収納可能
に、前後面部が扁平に重ね折り形成されている。
この人形ドレス用包装部2の前面部17にも透視
窓14が設けられ、同様に透明窓カバー16によ
つて覆われている。また、上記ドレス用包装部2
の内部には台紙19が抜き差し自在に取付けら
れ、該台紙19には略V字形のドレス保持片20
が形成されている。人形用ドレス4をドレス用包
装部2に包装するときは、その襟部を上記台紙1
9のドレス保持片20に保持させてドレス用包装
部2に収納すればよい。ドレス用包装部2は、扁
平に形成されているから、内部に収納されたドレ
ス4はドレス包装部2の前面部17及び後面部の
両面部に挾持状に収納され、多少のシヨツクを受
けてもドレス4は位置ずれせず、同じ状態を保持
することができる。
このように、上記着せ替え人形用包装容器本体
Aは、人形用包装部1とドレス用包装部2とが互
いに隣接して一体に形成されているため、店頭に
展示した場合に、人形3と着せ替えドレス4とが
同じ包装容器に収納されているから、見比べやす
く、またメーカー側においては、消費者に対して
より直接に着せ替え人形のかわいさを訴えやす
く、購買意欲を換起することができる。また、ド
レスの包装部にあたつては、従来のような糸止め
は必要ないから、包装手間がかからず、コストダ
ウンが達成できる。なお、人形用包装部1の幅a
と人形ドレス用包装部2の幅cとを等しくすれ
ば、カートン詰めの際に抱合わせられるので、梱
包が効率的になる。
次に、上記着せ替え人形用包装容器本体Aは、
第2図に示す一枚の紙製シート材から容易に折曲
げ形成することができる。
すなわち、長辺pと短辺qとから成る長方形状
の紙製シート材5の略中央の基線21よりも図に
おいて左側に人形用包装部1を、右側に人形ドレ
ス用包装部2を地取りし、人形用包装部1にはそ
の長辺pの長手方向に沿い、中央基線21から端
部に向つて間隔a,b,a,bをおいてそれぞれ
短辺qに平行に折曲げ線22,23,24が形成
され、間隔aを有する折曲げ線23,24に挾ま
れた部分10′は折曲げ時に人形用包装部1の前
面部10を構成し、上記折曲げ線23,24の近
傍には透視窓用開口部13′が開口形成されてい
る。間隔bを有する折曲げ線22,23に挾まれ
た部分及び折曲げ線24とシート材5端部rに挾
まれた11′,11′は、折曲げ時に人形用包装部
1の両側壁部11,11を構成する。これに対し
て、ドレス用包装部2には、その長辺pの長手方
向に沿つて中央基線21よりも間隔c,cをおい
て短辺qに平行に折曲げ線25,26が形成さ
れ、さらに折曲げ線26の外側に間隔dをおいて
接続代27が形成されている。上記間隔cを有す
る折曲げ線25,26に挾まれた部分17′は、
折曲げ時に人形ドレス用収納部2の前面部17を
構成する。また、折曲げ線22及び25基線21
とによつて挾まれた部分12′及び18′は人形用
包装部1及び人形ドレス用包装部2の後面部を構
成する。さらに、上記折曲げ線25,26の間に
は透視窓用開口部14′が形成され、該開口部1
4′には透明の窓カバー16が貼着される。
上記シート材5の長辺pの外側には舌片が突出
形成されている。これら舌片は、包装容器本体A
の上下開口部を閉塞するもので、まず人形用包装
部1には、一方の長辺pに三個の舌片31,3
2,33が形成され、その中央舌片32の端部に
は差込み部32aが設けられている。他方の長辺
pには四個の舌片34,35,36,37が形成
されている。一対の舌片34と36とはそれぞれ
向きあいに係止部34a,36aを有し、その間
の舌片35は凹部35aを有し、他の舌片37は
凸部37aを備えている。人形ドレス用包装部2
には、部分17′の外側に舌片38,38が形成
され、部分18′の内側には弯曲した切込み溝3
9,39が形成されている。なお、上記舌片3
8,38の端部には係止突部38a,38aが設
けられている。
以上の展開構成のシート材5を折曲げて第1図
の包装容器本体Aを作るためには、まず人形用包
装部1においては、各折曲げ線22,23,24
を内側に直角に折曲げ、人形ドレス用包装部2に
おいては、接続代27を外側に折曲げ、部分1
7′を折曲げ線25を中心に重ね折りした後、上
記人形用包装部1の側壁部11の端部rと人形ド
レス用包装部2側の端部の接続代27とを重ね合
わせて貼着接合する。上記包装容器本体Aは、一
方が箱形であるのに対し、他方が扁平であるか
ら、箱形部分の方が扁平部分の方に倒れて形くず
れしやすいが、箱形部分と扁平部分との境界とな
る接合部は二重構成となるので、人形用包装部1
の側壁部11,11が補強され、形くずれしにく
い。また、人形ドレス用包装部2側の窓開口部1
4′には、既に透明の窓カバー16が貼着されて
いるので、この状態のシート材5を折曲げてその
両端部を接続するという折曲げ加工は、自動機に
よつて行なうことができる。
次に、上記人形用包装部1内に窓カバー15を
取付けて人形3を収納し、人形ドレス用包装部2
内にドレス4付き台紙19を収納した後、上下開
口部を閉塞する。人形用包装部1の下部開口部
は、第3図のように、各舌片34,35,36,
37を折曲げて、舌片35の凹部35aに舌片3
4及び36の係止部34a,36aを差込んで係
止し、さらにその上から舌片37を重ね、その隙
間に凸部37aを差込んで閉塞する。該包装部1
の上部開口部は、舌片31と33とを重ね合わ
せ、さらにその上から舌片32を重ねて差込み部
を隙間に差込めばよい。さらに、人形ドレス用包
装部2は、舌片38,38を180度折返してその
先端の係止突部38a,38aをそれぞれ切込み
溝39,39の間に差込み係止すればよい。
なお、シート材5に地取りする際、接続代27
は人形包装部側の側壁部11,11側の端部rに
設けてもよい。この場合でも、包装容器本体Aは
自動機によつて折曲げ加工することができ、また
補強効果を有する。
また、透視窓13,14の位置は上記図示例と
反対側、つまり第2図の部分12′,18′に設け
てもよい。
以上詳しく説明したように、本考案の着せ替え
人形用包装容器本体によれば、人形用包装部とド
レス用包装部とが互いに隣接して一体に形成され
ているので、店頭に展示した場合に、人形と着せ
替えドレスとを同じ包装容器本体に収納でき、こ
のため、見比べやすいほか、メーカー側において
は、消費者に対してより直接に着せ替え人形のか
わいさを訴えやすく、購買意欲も換起することが
できる。また、ドレスは包装部内に挾持状に保持
されるから、従来のような糸止め作業をする必要
がなく、したがつてドレスの取出しも楽になる。
さらに、上記着せ替え人形用包装容器本体本体
は、一枚の紙製シート材から簡単に自動機を用い
て加工形成することができるから、製造手間を省
くことができ、上記糸止め作業の省略化とあいま
つて製造コストを大幅に低減することができる。
また、上記紙製シート材の一端部を人形用包装部
の端部とし、他端部を人形ドレス用包装部の端部
として地取りし、上記両端部の接合部を接続代を
介して二重の補強構成としているので、人形用側
壁部からは形くずれしにくい。したがつて、実用
的効果が非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る着せ替え人形用包装容器
の一例の斜視図、第2図は上記包装容器のシート
材の展開図であり、第3図は上記シート材の一部
の折曲げ状態図である。 符号A……着せ替え人形用包装容器本体、p…
…長辺、q……短辺、1……人形用包装容器、2
……人形ドレス用包装容器、3……人形、4……
ドレス、5……シート材、10……前面部、11
……側壁部、12……後壁部、17……前面部、
27……接続代。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の要件によつて構成されることを特徴とす
    る着せ替え人形用包装容器。 (イ) 着せ替え人形を収納する人形用包装部と着せ
    替え用人形ドレスを収納する人形ドレス用包装
    部とを、互いに隣接させ、且つ1枚の紙製シー
    ト材から連続的に折曲げ形成して包装容器本体
    が構成されていること。 (ロ) 着せ替え人形用容器部は、着せ替え人形を収
    容可能な空間を有する略箱状に折曲げ形成さ
    れ、また人形ドレス用包装部は上記ドレスを挾
    持状に収納可能に変平に重ね折り形成されてい
    ること。 (ハ) 上記紙製シート材は、一方の側に人形用包装
    部を地取りするとともに、他方の側に人形ドレ
    ス用包装部を地取りし、上記一方の側の端部で
    且つ人形用包装部の側壁部を構成する端部又は
    上記他方の側の端部で且つ人形ドレス用包装部
    の前面部若しくは後面部を構成する端部のいず
    れか一方に接続代を設け、該接続代を介して上
    記両包装部を接合すること。
JP4942883U 1983-04-01 1983-04-01 着せ替え人形用包装容器 Granted JPS59153880U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4942883U JPS59153880U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 着せ替え人形用包装容器

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JP4942883U JPS59153880U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 着せ替え人形用包装容器

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Publication Number Publication Date
JPS59153880U JPS59153880U (ja) 1984-10-16
JPS6341317Y2 true JPS6341317Y2 (ja) 1988-10-28

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ID=30179935

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JP4942883U Granted JPS59153880U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 着せ替え人形用包装容器

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JPH0320267Y2 (ja) * 1985-04-15 1991-05-01

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JPS59153880U (ja) 1984-10-16

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