JPH0588333B2 - - Google Patents

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JPH0588333B2
JPH0588333B2 JP62197123A JP19712387A JPH0588333B2 JP H0588333 B2 JPH0588333 B2 JP H0588333B2 JP 62197123 A JP62197123 A JP 62197123A JP 19712387 A JP19712387 A JP 19712387A JP H0588333 B2 JPH0588333 B2 JP H0588333B2
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JP
Japan
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bolt
joint
main body
truss
sleeve
Prior art date
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Application number
JP62197123A
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English (en)
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JPS6439434A (en
Inventor
Tatsumi Tanaka
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、橋梁や建築構造物の屋根等を構築す
る立体トラスにおいて、上下の弦材及び斜材を集
中連結するジヨイント構造に関する。
〔従来の技術〕
大型のドーム等の建築構造物は、たとえば鋼管
等を弦材及び斜材として立体トラス構造によつて
構築されることが、近来では最も効率のよい構築
工法でありまた強度面でも十分な点から広く採用
されている。
鋼管を弦材及び斜材として利用するのは、引張
応力及び圧縮応力が立体トラスの構造上で曲げや
剪断よりも大きく作用するため、座屈に強い部材
とする必要性が要求されるからである。そして、
このような鋼管を用いるため、各弦材及び斜材を
集中的に接合するジヨイントは、ボルト等を利用
したピン接合構造が依らざるを得ない。
このような立体トラスに利用されるジヨイント
として、たとえば特公昭61−42059号に記載され
たものがある。これは、ジヨイント本体と弦材と
の間に介装されてこれらを連結するボルトの周り
にスリーブを設けたものである。そして、このス
リーブの両端を弦材側及びジヨイント本体に突き
当て、弦材に負荷される圧縮力をジヨイント本体
に直接作用させることでこれを吸収させ、弦材の
強度を向上させるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、実際のトラスの構築作業では、施工
誤差によつてジヨイント本体と弦材との接合にか
なり手間をとることが多い。たとえば、前記公報
に記載のものでは、スリーブによつてボルトの姿
勢が拘束されているので、その軸線をジヨイント
本体の雌ネジ孔に合わせるのに苦労する。つま
り、ボルトを雌ネジ孔に調心させるには、弦材自
体もその軸線上になる姿勢とする必要があり、弦
材が長ければ作業がかなり煩雑となる。
したがつて、弦材の接合作業には、かなりの労
力と熟練を必要とし、施工性の向上を妨げる一つ
の原因ともなつているのが実情である。
そこで、本発明は、弦材の接合作業が楽に行え
るジヨイントを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、以上の目的を達成するために、トラ
ス部材の端部にボルトを連接し、前記ボルトの周
りにはトラス構築時に前記トラス部材及びジヨイ
ントの本体のそれぞれに両端が突き当たるスリー
ブを備え、該スリーブは、前記ボルトをその軸線
方向へ移動可能且つ相対回転不能に保持する拘束
孔を軸線方向に有し、前記ボルトを前記ジヨイン
トの本体にねじ込んで接合したジヨイント構造で
あつて、前記トラス部材の端部に前記ボルトが螺
合する雌ネジ孔を設け、前記ボルトのネジの外径
を前記雌ネジ孔のネジの内径よりも小さくして該
ボルトの揺動螺進を可能とし、更に、前記ボルト
に前記トラス部材を前記本体方向へ拘束挟持する
係合体を設けてなることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すジヨイント部
分の部分断面図である。
ジヨイントの本体1には所定の方向をその軸線
が指向する雌ネジ孔1aが設けられ、この雌ネジ
孔1aに螺合する高張力のボルト2及びその周囲
に設けたスリーブ3を介して上下の弦材及び斜材
となる鋼管等のトラス部材4を接合している。
第2図はトラス部材4をジヨイントの本体1に
接合する前の状態を示し、第3図は同第2図の
−線矢視による断面図である。
ボルト2は、雌ネジ孔1aに螺合する第1雄ネ
ジ部2a、スライダ部2b、トラス部材4側にね
じ込まれる第2雄ネジ部2cをこの順に形成し、
トラス部材4内に位置してこれを本体1側に拘束
挟持するための係合体としてのナツト5を他端部
に螺合している。そして、スライダ部2bは、第
3図に示すように、六角形の縦断面として形成さ
れている。更に、第2雄ネジ部2cのトラス部材
4側の端部は不完全ネジ部2dとしている。
スリーブ3は、本体1に当接する側を尖塔状に
形成してその一端を本体1の周壁に着座させると
共に、他端をトラス部材4に設けたブツシユ4a
に突き当てている。そして、このスリーブ3に
は、その軸線方向にボルト2のスライダ部2bの
周面を回転不可に拘束する拘束孔3aを貫設して
いる。この拘束孔3aは、ブツシユ4aに当接す
る側の部分を除いて、第3図に示すように六角形
の縦断面形状を持つ。すなわち、この拘束孔3a
は、ボルト2のスライダ部2bの外郭形状とほぼ
同じ形状であり、ボルト2を回転させずにその軸
線方向のみの移動が可能となるように拘束する。
また、トラス部材4の端部に設けたブツシユ4
aには、ボルト2の第2雄ネジ2cが螺合する雌
ネジ孔4bを設ける。これらの雌ネジ孔4bと第
2雄ネジ部2cとの間には、第2図において拡大
して示すように、隙間ができるような寸法関係を
持たせる。すなわち、雌ネジ孔4bの内径(谷の
径)は第2雄ネジ部2cの外径(山の径)よりも
大きくし、ガタ付きを持つようにしてボルト2が
雌ネジ孔4bの中を回転しながら移動可能とす
る。このような第2雄ネジ部2c及び雌ネジ孔4
bの関係によつて、ボルト2はブツシユ4aの軸
線周りに或る程度の自由度を持つことができ、そ
の結果ボルト2はトラス部材4の軸線に対しても
その周りで姿勢を傾斜させる等の揺動が可能とな
る。
トラス部材4を第2図の状態から本体1に接続
する作業は以下の要領で行う。
まず、ボルトの第1雄ネジ部2aを本体1の雌
ネジ孔1aに合うようにトラス部材4又は本体1
の姿勢を設定する。そして、スリーブ3を手で回
してゆくと、スライダ部2bが拘束孔3aに拘束
されてるので、スリーブ3の回転と一体となつて
ボルト2が回転する。このとき、第2雄ネジ部2
cはブツシユ4aの雌ネジ孔4bに遊嵌状に螺合
しているので、ボルト2の姿勢は或る範囲で自由
に変化する。したがつて、トラス部材4の軸線が
本体1の雌ネジ孔1aに同軸設定されていなくて
も、ボルト2の姿勢の変化によつて雌ネジ孔1a
がこれを受容して楽に接合の開始が行われる。
次いで、更にスリーブ3を回転させると、ボル
ト2が本体1方向へ進み、最終的には第1図に示
すようにナツト5がブツシユ4aの端面に当接す
る状態となる。そして、レンチ等の工具を用いて
スリーブ3を更に締め上げると、本体1に対して
トラス部材4が強固に連結される。
この連結状態においては、スリーブ3の両端面
がそれぞれ本体1の周面及びブツシユ4aに当接
するので、トラス部材4に負荷される圧縮応力
は、ボルト2及びスリーブ3によつて本体1へ直
接負荷される。したがつて、圧縮力の吸収が効果
的に行われ、系全体の強度が向上する。
なお、ボルト2は、市販の高張力用のものが利
用でき、コストの低減も可能となる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の立体トラスの
ジヨイントにおいては、ジヨイント本体に螺合す
るボルトをその軸線方向に移動可能として一体回
転するスリーブによつて外挿し、ボルトをトラス
部材に対して軸線が揺動可能な程度に螺合してい
る。このボルトの揺動によつて、ジヨイント本体
との接合時には、ボルトをジヨイントの雌ネジ孔
に容易に合わせることができる。したがつて、ジ
ヨイントに対してトラス部材の姿勢の自由度が大
きくなるので、労力の軽減が図れ、施工性の向上
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す立体トラスの
ジヨイント部分の部分断面図、第2図はトラス部
材を接続する前を示し、第3図は第2図の−
線矢視による断面図である。 1:本体、2:ボルト、3:スリーブ、4:ト
ラス部材、5:ナツト(係合体)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラス部材の端部にボルトを連接し、前記ボ
    ルトの周りにはトラス構築時に前記トラス部材及
    びジヨイントの本体のそれぞれに両端が突き当た
    るスリーブを備え、該スリーブは、前記ボルトを
    その軸線方向へ移動可能且つ相対回転不能に保持
    する拘束孔を軸線方向に有し、前記ボルトを前記
    ジヨイントの本体にねじ込んで接合したジヨイン
    ト構造であつて、 前記トラス部材の端部に前記ボルトが螺合する
    雌ネジ孔を設け、 前記ボルトのネジの外径を前記雌ネジ孔のネジ
    の内径よりも小さくして該ボルトの揺動螺進を可
    能とし、 更に、前記ボルトに前記トラス部材を前記本体
    方向へ拘束挟持する係合体を設けてなることを特
    徴とする立体トラスのジヨイント構造。
JP62197123A 1987-08-05 1987-08-05 Joint structure of three-dimensional truss Granted JPS6439434A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62197123A JPS6439434A (en) 1987-08-05 1987-08-05 Joint structure of three-dimensional truss

Applications Claiming Priority (1)

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JP62197123A JPS6439434A (en) 1987-08-05 1987-08-05 Joint structure of three-dimensional truss

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6439434A JPS6439434A (en) 1989-02-09
JPH0588333B2 true JPH0588333B2 (ja) 1993-12-21

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ID=16369120

Family Applications (1)

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JP62197123A Granted JPS6439434A (en) 1987-08-05 1987-08-05 Joint structure of three-dimensional truss

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752243Y2 (ja) * 1989-03-27 1995-11-29 川鉄建材工業株式会社 立体トラス用構造部材の接合装置
JPH02134102U (ja) * 1989-04-12 1990-11-07

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210135A (ja) * 1983-05-14 1984-11-28 新日本製鐵株式会社 立体トラスの部材接合方法
JPS6142059A (ja) * 1984-08-03 1986-02-28 Shimizu Constr Co Ltd 労務安全管理システム
JPS6255347A (ja) * 1985-09-04 1987-03-11 川鉄建材工業株式会社 構造部材の接合装置

Patent Citations (3)

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