JPH06330562A - パイプ構造材の接合装置およびその組付方法 - Google Patents

パイプ構造材の接合装置およびその組付方法

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JPH06330562A
JPH06330562A JP5141464A JP14146493A JPH06330562A JP H06330562 A JPH06330562 A JP H06330562A JP 5141464 A JP5141464 A JP 5141464A JP 14146493 A JP14146493 A JP 14146493A JP H06330562 A JPH06330562 A JP H06330562A
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pipe structure
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合ボルトの送りを確実にすると共に、接合
ボルトを回転させるスリーブの脱落を防止できるように
する。 【構成】 パイプ構造材2をノード3に接合するための
接合ボルト4に送り用ねじ8を形成する一方、パイプ材
2Pの先端を覆うスタブコーン2Sに雌ねじ9を形成し
て送り用ねじ8を噛みあわせる。接合ボルト4のボス6
に係合するスリーブ7の内面にストッパ10を形成し、
パイプ構造材2を移動するときに、スリーブ7を接合ボ
ルト4から外れないようにしておく。トラス構造物の組
立てが進むとノード3,3の間隔が規定されるが、スリ
ーブ7を逆回転して接合ボルト4を退避させ、パイプ構
造材2の介装を実現する。スリーブ7を正回転させる
と、接合ボルト4がノード3のねじ孔3aへ進出し、パ
イプ構造材2をノード3に強固に接合することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ構造材の接合装置
およびその組付方法に係り、詳しくは、大スパン構造物
等のトラス構造に適用される長尺なパイプ構造材の端部
を、ノードに容易かつ強固に接合することができる装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺なパイプ材などを多数使用して大き
い立体構造物を構築する場合に、端部を覆うスタブコー
ンを介してパイプ材をノードに接合することが多い。そ
して、多面体をなす一つのノードに対して幾本かのパイ
プ構造材を放射状に接合するために、パイプ材の軸方向
に変位可能とした接合ボルトが使用される。この接合ボ
ルトは、ノードのねじ孔に噛みあう接合用ねじと、パイ
プ構造材の内部に配置されるアンカーナットに噛みあう
締結用ねじと、該接合用ねじと締結用ねじとの間に位置
する多角形状断面のボスとを備える。そして、ボスの外
面に係合して回転力を伝達すると共に接合ボルトの軸方
向変位を可能にした挿通孔を有するスリーブの回転によ
って、パイプ構造材をノードに接合することができるよ
うになっている。
【0003】ところで、接合作業において接合用ねじの
先端をノードのねじ孔に噛みあわせるとき、接合用ねじ
とねじ孔との噛みあいを実現する初期噛合必要長さをス
リーブの挿通孔から予め突出させておかなければならな
い。この長さは一つないし二つのねじ山分である例えば
3mmないし5mmである。一方、立体トラスを組み進
めるとノードと他のノードとの間隔が、その間に介装さ
れるパイプ構造材の長さに一致してくる。したがって、
前記した接合用ねじの突出部分はパイプ構造材のノード
間介装作業を阻害する。米国特許第4,872,779
号明細書には、接合用ねじを一時的にスリーブ内へ退避
させることができるようにした接合装置が開示され、位
置の定まったノード間にパイプ構造材を介装することが
できるようになっている。この接合装置ではコイルスプ
リングが採用され、接合ボルトをスリーブへ押しこむと
コイルスプリングが圧縮される。そして、接合ボルトの
先端をノードのねじ孔に臨ませると、コイルスプリング
の弾発力によって接合用ねじとノードのねじ孔との初期
噛合必要長さが突出されるようになっている。しかし、
接合装置を構成する部品として、接合ボルトとスリーブ
のほかにコイルスプリング,ボルトとスタブコーンとを
接合するスリーブナットが必要となって、部品点数およ
びねじ加工部分が増加する。加えて、スリーブ内にコイ
ルスプリングを格納しておく空間も確保しておかなけれ
ばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,14
1,351号明細書には、スプリングを必要としない接
合装置が提案されている。これは、多角形状のボスの頂
点に部分的な送り用ねじが形成され、接合用ねじと同方
向螺旋の同一ねじピッチとなっている。そして、パイプ
材の端部を覆うスタブコーンの中心部に、その送り用ね
じと噛みあう雌ねじが形成されている。その雌ねじに送
り用ねじを予め噛みあわせると共に、ボスの外面にスリ
ーブを係合させる。スリーブの逆回転によって雌ねじに
噛みあう送り用ねじの噛合量を大きくすると、接合用ね
じをスリーブ内に退避させることができる。接合用ねじ
をノードのねじ孔に臨ませてスリーブを正回転すると、
接合ボルトは送り用ねじによってノードの方向へ送り出
される。上記の送り用ねじはボスの各頂点に形成される
ので、スタブコーンに形成される雌ねじの直径も送り用
ねじの直径に対応して大きくなり、それゆえ雌ねじの成
形加工が容易でない。加えて、スタブコーンの断面欠損
も大きくなり、強度の低下を招く。そこで、スタブコー
ンの厚みを増すなどの対策が要求され、結局は、スタブ
コーンの重量増加をきたす。
【0005】上記の接合装置では、米国特許第4,87
2,779号明細書に記載されているような接合ボルト
がスタブコーンから抜けないようにするためのアンカー
ナットを使用していない。アンカーナットに代わるもの
として、ボルトヘッドが接合ボルトの端部に形成されて
いる。アンカーナットを採用する場合には、そのアンカ
ーナットに噛みあう締結用ねじの外径が接合ボルトの軸
部の直径よりも小さくなる。一方、ボルトヘッドを形成
する場合には、直径の小さな締結用ねじが不要となり、
大荷重に耐える接合ボルトを得るのに好適である。しか
し、接合ボルトが太くなるにつれてボルトヘッドも大き
くなるので、接合ボルトを製作するとき極めて太い棒材
を準備しなければならない。それゆえ、素材の削り代が
多く、接合ボルトの製作が容易でないと共にコスト高と
なる。
【0006】以上のいずれの接合装置も工場出荷前にパ
イプ構造材に組みつけられ、スリーブも接合ボルトと共
にパイプ構造材と一体で輸送される。スリーブはボスの
外面に係合されているが、接合ボルトに対しては変位可
能である。パイプ構造材をトラス構築現場へ車両で輸送
したり、ノードの位置する高所へクレーンで運搬すると
きも、スリーブはパイプ構造材に拘束されていない。パ
イプ構造材は輸送時に振動を受けたり、クレーンで吊持
しているときに傾くことがある。また、パイプ構造材を
垂直もしくは傾斜した姿勢でノードに接合しなければな
らないこともある。このような場合に、スリーブが接合
ボルトから外れ落ちると、トラス構築作業の円滑を欠
く。これを解消するために、パイプ構造材を輸送する前
に粘着テープなどによってスリーブがパイプ構造材に仮
止めされる。しかし、輸送中にテープの剥がれるおそれ
があること、スリーブを回転させるときテープを除去し
なければならないことなどの手間を要する。
【0007】本発明は上述の問題に鑑みなされたもの
で、その目的は、接合装置の構成部品点数が少なくなる
こと、接合ボルトを製作する際の削り量を少なくし、大
荷重に耐える大径の接合ボルトを安価に製造できるこ
と、パイプ構造材に組みつけられた接合ボルトからスリ
ーブが抜け落ちるのを防止してトラス構築作業の円滑を
図ること、を実現するパイプ構造材の接合装置およびそ
の組付方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノードのねじ
孔に噛みあう接合用ねじと多角形状断面のボスとを備え
る接合ボルトがパイプ構造材の端部に装着され、ボスの
外面に係合して回転力を伝達すると共に接合ボルトの軸
方向変位を許容した挿通孔を有するスリーブの回転によ
って、パイプ構造材をノードに接合するようになってい
るパイプ構造材の接合装置に適用される。その特徴とす
るところは、図5を参照して、ボス6の反ノード側周部
に当接してスリーブ7がノード方向へ抜けないようにす
るストッパ10が、接合用ねじ4Fのノード側端面から
ボス6の反ノード側端面までの長さLF +L6 以上にス
リーブ7のノード側端面から離れた位置のスリーブ7内
面に設けられていることである。上記のストッパ10
は、スリーブ7の内面の一部に溶接ビードあるいは金属
接着剤によって形成することができる(図3参照)。
【0009】上記の接合ボルト4が、パイプ構造材2の
内部に配置されるアンカーナット5に噛みあい接合用ね
じ4Fと逆方向螺旋の締結用ねじ4Cを備える場合は、
以下のように構成される。図1を参照して、ボス6と締
結用ねじ4Cとの間には、接合用ねじ4Fと同方向螺旋
の同一ねじピッチpを有し、締結用ねじ4Cの直径より
大きくスリーブ7の挿通孔7aを変位することができる
直径d8 の送り用ねじ8が形成される。パイプ構造材2
の端部を覆うスタブコーン2Sの中心部に貫通孔2aが
設けられ、その貫通孔2aの内面には送り用ねじ8に噛
みあう雌ねじ9が形成される。ボス6の反ノード側周部
に当接してそのスリーブ7がノード方向へ抜けないよう
にするストッパ10は、送り用ねじ8が挿通孔7a内で
変位するのを阻害しない突出量とされる。図4に示すよ
うに、スタブコーン2Sの端面に密着しているスリーブ
7のノード側端面より雌ねじ9のノード側端面までの寸
法L9Nは、接合用ねじ4Fとノードとの初期噛合必要長
さEI がスリーブ7から突出している状態で、接合用ね
じ4Fのノード側端面より送り用ねじ8の反ノード側端
面までの長さL8Cから初期噛合必要長さEI を差し引い
た長さL8C−EI よりも短い。そして、図5に示すよう
に、スタブコーン2Sの端面に密着しているスリーブ7
のノード側端面より雌ねじ9の反ノード側端面までの寸
法L9Cは、ボス6がストッパ10に当接している状態
で、スリーブ7のノード側端面より接合用ねじ4Fのノ
ード側端面までの長さL0 に、接合用ねじ4Fのノード
側端面より送り用ねじのノード側端面までの長さL8N
加えた長さL0 +L8Nよりも長くなっている。
【0010】スタブコーン2Sに設けた貫通孔2aの雌
ねじ9の形成されていない部分の直径D2a(図1参照)
は、送り用ねじ8が摺接する寸法としておくとよい。送
り用ねじ8と締結用ねじ4Cとの間の軸部4mS の直径
S は、スタブコーン2Sに形成された雌ねじ9と摺接
する寸法としておいくこともできる。図7に示すよう
に、送り用ねじ8と噛みあう雌ねじ9を、スタブコーン
2Sに設けた貫通孔2aの全内面に形成しておいてもよ
い。
【0011】組付方法の発明にあっては、図8に示すよ
うに、スリーブ7のノード側端面から締結用ねじ4Cを
挿入して、送り用ねじ8をスリーブ7から突出させる。
図9のように、スリーブ7を回転させて送り用ねじ8を
スタブコーン2Sの雌ねじ9に噛みあわせる。スタブコ
ーン2Sから突出した締結用ねじ4Cにアンカーナット
5を噛みあわせ、そのアンカーナット5をねじロック剤
によって固定する。最後に、スタブコーン2Sをパイプ
材2P(図1参照)の端部に溶接する。
【0012】
【作用】締結用ねじ4Cをスリーブ7のノード側端面か
ら挿入し、締結用ねじ4Cをスリーブ7から突出させ
る。その締結用ねじ4Cにアンカーナット5を噛みあわ
せると、スリーブ7が接合用ねじ4F方向にずれても、
ストッパ10がボス6の反ノード側周部に当接し、スリ
ーブ7は接合ボルト4から抜けることがない。スリーブ
7の内面に形成されるストッパ10は溶接ビードもしく
は金属接着剤によればよく、例えば、挿通孔7aの頂点
部分に施すことができる。
【0013】接合ボルト4に送り用ねじ8が設けられて
いる場合には、まず、締結用ねじ4Cをスリーブ7のノ
ード側端面から挿入し、送り用ねじ8をスリーブ7から
突出させる。スリーブ7を回転させて、送り用ねじ8を
スタブコーン2Sの雌ねじ9に噛みあわせる。スタブコ
ーン2Sから突出した締結用ねじ4Cにアンカーナット
5を噛みあわせ、アンカーナット5をねじロック剤を用
いて締結用ねじ4Cに固定し、そのスタブコーン2Sを
パイプ材2Pの一方の端部に溶接する。他方の端部にも
接合装置1を伴ったスタブコーン2Sを溶接する。スリ
ーブ7がノード方向へずれても、ストッパ10がボス6
の反ノード側周部に当接し、スリーブ7の脱落は阻止さ
れる。
【0014】トラス構造物の組立てが進むと、ノード
3,3の位置が規定される。スリーブ7を逆回転して、
送り用ねじ8をスタブコーン2Sの方向へ送りこむ。接
合用ねじ4Fがスリーブ7内に退避するまで、ボス6は
ストッパ10に当たることがない。接合用ねじ4Fがス
リーブ7の端面から突出していなければ、パイプ構造材
2をクレーンなどで吊りあげ、位置の定まっているノー
ド3,3間に配置することができる。パイプ構造材2が
運搬中に所望外に傾くことがあったり、意図的に傾斜さ
せてもスリーブ7はストッパ10によって脱落が防止さ
れる。スリーブ7のノード側端面をノード3のねじ孔3
aに臨ませ、スリーブ7を正回転させる。ボス6を介し
て接合ボルト4が回転され、接合用ねじ4Fがノード3
のねじ孔3aに噛みあいを開始するまで、送り用ねじ8
によって接合ボルト4が送り出される。接合用ねじ4F
が送り出される途中で送り用ねじ8が雌ねじ9から外れ
ても、すでにねじ孔3aに噛みあっている接合用ねじ4
Fをスリーブ7の正回転によってノード3内へ進出させ
ることができる。ストッパ10の突出量は少なく、送り
用ねじ8が挿通孔7aで変位するのを阻害することはな
い。接合用ねじ4Fとは逆方向の螺旋ねじである締結用
ねじ4Cがアンカーナット5との噛みあいを増長させる
方向へ回転され、アンカーナット5と締結用ねじ4Cと
の噛みあいが緩むこともない。接合用ねじ4Fがノード
3のねじ孔3aに所定の捩じこみ長さEF を噛みこむ
と、スリーブ7はノード3とスタブコーン2Sとに密着
し、パイプ構造材2は強固にノード3に接合される。パ
イプ構造材2をノード3から外すときは、スリーブ7を
逆回転させる。接合ボルト4の逆回転によって、接合用
ねじ4Fとねじ孔3aとの噛みあいが少なくなると、送
り用ねじ8が雌ねじ9に噛みあい始める。スリーブ7を
さらに逆回転すると、送り用ねじ8は雌ねじ9によって
反ノード方向へ変位され、接合用ねじ4Fはスリーブ7
の中へ退避される。それゆえ、ノード3,3の間からパ
イプ構造材2を取り除くことができる。
【0015】スタブコーン2Sの貫通孔2aの一部に雌
ねじ9が形成されている場合、雌ねじ9の形成されてい
ない貫通孔2aの直径D2aが、送り用ねじ8と摺接でき
る寸法になっていると、送り用ねじ8が雌ねじ9から外
れた状態においても、接合ボルト4をスタブコーン2S
の中心部に位置させることができる。接合用ねじ4Fを
ノード3のねじ孔3aから外す場合に、接合ボルト4の
姿勢が維持され、送り用ねじ8を雌ねじ9に噛みあわせ
やすくなる。送り用ねじ8と締結用ねじ4Cとの間の軸
部4mS の直径DS が、スタブコーン2Sに形成した雌
ねじ9と摺接する寸法になっている場合も、接合ボルト
4の姿勢が維持され、送り用ねじ8を雌ねじ9に噛みあ
わせやすくできる。上記したように、雌ねじ9を貫通孔
2aの一部に形成しておいてもよいが、雌ねじ9を貫通
孔2aの全内面に形成しておくこともできる。接合用ね
じ4Fをスリーブ7内に退避させたときも、接合用ねじ
4Fをノード3のねじ孔3aに噛みあわせるときも、送
り用ねじ8が雌ねじ9に噛みあっている状態を長く保つ
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、スリーブを用いてパイ
プ構造材をノードに強固に接合することができる。パイ
プ構造材を運搬する際にストッパによってスリーブの脱
落が防止され、トラス構築作業の円滑化が図られる。ス
リーブの内面のストッパを溶接ビードもしくは金属接着
剤によって形成すれば、極めて手軽にストッパをつける
ことができる。
【0017】ノードのねじ孔に噛みあわす接合ボルトの
初期噛合必要長さを実現する送り用ねじが接合ボルトに
形成されていれば、スタブコーンの雌ねじに噛みあう送
り用ねじによって接合ボルトを変位させることができ
る。ノードとノードの間隔が規定されても、接合用ねじ
をスリーブ内に退避させてパイプ構造材がノード間に介
装される。スリーブの正回転によって接合ボルトをノー
ド方向へ進出させると、パイプ構造材をノードに接合す
ることができる。スリーブの逆回転によって接合ボルト
をスリーブ内に退避させれば、パイプ構造材をノードか
ら外すことができる。接合ボルトの初期噛合必要長さの
突出量の確保はスプリングを使用することなく実現さ
れ、接合装置の部品点数を少なくできる。送り用ねじの
直径はボスの外形よりも小さく、また、アンカーナット
の採用によって削り代が大きくなるボルトヘッドは不要
となる。したがって、接合ボルトは素材の無駄が少なく
容易に製作され、低廉なものとなる。逆に言えば、大き
い荷重に対処できる大径の接合ボルトの製作が実現しや
すくなる。スタブコーンの貫通孔には、送り用ねじの噛
みあいが許容される直径の雌ねじを形成できればよい。
スタブコーンの断面欠損は小さくなり、薄くても大きい
耐力を発揮し、パイプ構造材の軽量化が図られる。
【0018】スタブコーンに設けた貫通孔の雌ねじの形
成されていない部分の直径を、送り用ねじが摺接するこ
とができる寸法としたり、送り用ねじと締結用ねじとの
間の軸部の直径を、雌ねじと摺接することができる寸法
にしておけば、変位の多少によらず接合ボルトの姿勢を
維持して、送り用ねじと雌ねじとの噛みあわせが容易と
なる。もちろん、雌ねじをスタブコーンに設けた貫通孔
の全内面に形成しておくと、送り用ねじと雌ねじとの噛
みあい状態を長く保つことができ、接合ボルトの進退動
作が極めて容易になる。
【0019】パイプ構造材の接合装置の組付方法による
と、接合装置をパイプ構造材に簡単に組みつけることが
できると共に、スリーブをノード方向へ抜けないように
接合ボルトに装着することができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明をその実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は接合装置1の全体断面図で、パイプ
構造材2の先端がノード3に放射状に接合されるように
なっている。パイプ構造材2は、長尺なパイプ材2P
と、その端部に溶接される厚板状のスタブコーン2Sと
からなる。そのスタブコーン2Sには、パイプ構造材2
をねじ孔3aの形成したノード3に接合するための接合
ボルト4を通すことができる貫通孔2aが形成されてい
る。接合ボルト4は、ノード3のねじ孔3aに噛みあう
接合用ねじ4Fと、パイプ構造材2の内部に配置される
アンカーナット5に噛みあう締結用ねじ4Cと、その接
合用ねじ4Fと締結用ねじ4Cとの間に位置する多角形
状断面のボス6とを備える。そして、接合用ねじ4Fは
右ねじであり、締結用ねじ4Cは接合用ねじ4Fと逆方
向の左ねじが採用される。これは、パイプ構造材2をノ
ード3に接合する場合に、締結用ねじ4Cに噛みあわさ
れたアンカーナット5が、接合用ねじ4Fをノード3の
ねじ孔3aに噛みあわせるための回転によって、パイプ
構造材2の中で緩まないようにするためである。
【0021】上記のボス6は軸部4mに形成され、その
外面に係合するスリーブ7を回転させると、ボス6を介
して接合ボルト4に回転力を伝えることができる。ボス
6の形状は六角などの多角形であり、ボス6の外面に係
合する挿通孔7aも同じ形であって、パイプ構造材2を
ノード3に接合する際などに接合ボルト4の軸方向変位
を許容する寸法となっている。一方、スリーブ7の外形
も多角形とされ、ボス6を回転するためのスパナなどを
掛けやすくした回転力作用部7bが形成されている。上
記のボス6と締結用ねじ4Cとの間には、接合用ねじ4
Fと同方向螺旋の同一ねじピッチpを有する送り用ねじ
8が形成される。これは、締結用ねじ4Cの直径dC
り大きくスリーブ7の挿通孔7aを変位することができ
る直径d8 を有している。そして、スタブコーン2Sの
中心部に設けた貫通孔2aの内面の一部には、送り用ね
じ8に噛みあう雌ねじ9が形成される。
【0022】一方、スリーブ7の内面の一部には、ボス
6の反ノード側周部に当接してスリーブ7がノード方向
へ抜けないようにするストッパ10が設けられる。その
ストッパ10のスリーブ7のノード側端面からの距離L
10は、接合用ねじ4Fの長さLF とボス6の長さL6
を加えた寸法LF +L6 以上に選定されている(図5参
照)。図2に仮想線で示したストッパ10は、接合用ね
じ4Fのノード側端面からボス6の反ノード側端面まで
の長さに等しい位置に描かれている。実線で示したスト
ッパ10は、スリーブ7の奥深くに設けられている。い
ずれか一方のストッパ10が採用されることは言うまで
もない。ストッパ10は、例えば金属接着剤を固着して
おいたり溶接ビードによって形成することができる。溶
接ビードなどは、挿通孔7aの例えば頂点部分に施され
る。ストッパ10の突出量は、ボス6の変位を阻止する
に十分であると共に、送り用ねじ8を通過させるに十分
な空間を残すものでなければならない。図3は溶接ビー
ド10が挿通孔7aの頂部の三個所に設けられている例
であるが、溶接ビード10,10の内接円の直径D10
送り用ねじ8の直径d8 より大きくなっていることが分
かる。なお、送り用ねじ8の直径d8 は図1に示すごと
く接合用ねじ4Fの直径dFより大きくても、また、接
合用ねじ4Fと同等以下としておいてもよく、螺旋方向
とねじピッチとが同じであれば差し支えない。ちなみ
に、締結用ねじ4Cの螺旋は送り用ねじ8と逆であるの
で、締結用ねじ4Cの直径dC は雌ねじ9の直径d9
りも小さく選定される。
【0023】ところで、送り用ねじ8と雌ねじ9とは常
時噛みあっていなければならないというものではない
が、以下の条件を満たしていることが要求される。図1
に示すように、接合用ねじ4Fがノード3のねじ孔3a
に噛みあうに必要な長さ(以下、捩じこみ長さという)
F がスリーブ7の端面から突出している状態から、図
2のように接合用ねじ4Fがスリーブ7内に退避した状
態となるまでに、接合ボルト4は距離EF を変位する。
接合用ねじ4Fがスリーブ7内に退避した状態から接合
ボルト4をスリーブ7の回転によって送り出すために
は、送り用ねじ8と雌ねじ9とが噛みあっていなければ
ならない。それゆえ、図1にあるように、送り用ねじ8
の反ノード側端面から雌ねじ9のノード側端面までの距
離L89は、捩じこみ長さEF より短く選定されなければ
ならない。
【0024】しかし、もう少し詳しく考察すると、以下
のことが言える。図1のように接合用ねじ4Fがノード
3のねじ孔3aに完全に噛みあっている場合、送り用ね
じ8は雌ねじ9に噛みあっている必要がない。一方、図
2のように、端面がスリーブ7のノード側端面と一致す
る位置に接合用ねじ4Fがある場合には、送り用ねじ8
が雌ねじ9と噛みあっている必要がある。それのみなら
ず、図5のように、ストッパ10がLF +L6 以上に奥
深く設けられている場合には、ボス6がストッパ10に
当接している状態でも、送り用ねじ8と雌ねじ9との噛
みあいが持続されていなければならない。さらに、図4
に示すように、接合用ねじ4Fのノード3との初期噛合
必要長さEI がスリーブ7から突出している状態でも送
り用ねじ8が雌ねじ9と噛みあっていることが必要であ
る。これは、スリーブ7内に退避していた接合用ねじ4
Fを少なくとも初期噛合必要長さEI だけ突出させるこ
とができなければならないからである。
【0025】このようなことから、接合ボルト4に形成
される送り用ねじ8の位置とスタブコーン2Sに形成さ
れる雌ねじ9との位置は、以下の関係を満たすことが要
求される。図4を参照して、スタブコーン2Sの端面に
密着しているスリーブ7のノード側端面より雌ねじ9の
ノード側端面までの寸法L9Nは、接合用ねじ4Fとノー
ド3との初期噛合必要長さEI がスリーブ7から突出し
ている状態で、接合用ねじ4Fのノード側端面より送り
用ねじ8の反ノード側端面までの長さL8Cから初期噛合
必要長さEI を差し引いた距離L8C−EI よりも短くな
ければならない。加えて、図5を参照して、スタブコー
ン2Sの端面に密着しているスリーブ7のノード側端面
より雌ねじ9の反ノード側端面までの寸法L9Cは、ボス
6がストッパ10に当接している状態で、スリーブ7の
ノード側端面から接合用ねじ4Fのノード側端面までの
長さL0 に、接合用ねじ4Fのノード側端面と送り用ね
じ8のノード側端面までの長さL8Nを加えた長さL0
8Nよりも長くなければならない。
【0026】上記した送り用ねじ8の長さを図4にある
ようにL8 とし、雌ねじ9の長さを図5のようにL9
すると、以下のことが言える。図4から理解されるL9N
<L8C−EI は、L9N<L8N+L8 −EI と表すことが
できる。図5から理解されるL9C>L0 +L8Nは、L9N
+L9 >L0 +L8Nとなる。したがって、L0 +L8N
9 <L9N<L8N+L8 −EI となり、L0 −L9 <L
8 −EI が得られる。ストッパ10は、図2で述べたよ
うに、LF +L6 以上の位置になければならならず、図
5の例ではL10=L0 +LF +L6 となっている。そこ
で、ボス6がストッパ10に当接している状態でのスリ
ーブ7のノード側端面から接合用ねじ4Fのノード側端
面までの長さは、L0 <L8 +L9 −EI と表される。
例えば図2の仮想線で示した位置にストッパ10が設け
られている場合はL0=0であり、図示はしないが、上
式に基づき、送り用ねじ8の長さL8 や雌ねじ9の長さ
9 を短くできることが分かる。図6に示すように送り
用ねじ8をボス6に接近して設ければ、より一層短い接
合ボルト4とすることができる。なお、雌ねじ9自体
は、図7のようにスタブコーン2Sの貫通孔2aの全内
面に形成しておいても差し支えはない。
【0027】図1に示すごとく、接合用ねじ4Fがノー
ド3のねじ孔3aに完全に噛みあっている場合、すなわ
ち、接合用ねじ4Fの捩じこみ長さEF がスリーブ7の
ノード側端面から出ているときは、送り用ねじ8が雌ね
じ9と噛みあっている必要がない。しかし、ノード3に
接合したパイプ構造材2を外すときに接合ボルト4が雌
ねじ9の方向へ真っ直ぐに変位することが必要であり、
スリーブ7に摺接するボス6が接合ボルト4の姿勢を維
持させる。しかし、接合ボルト4が長い場合には、スタ
ブコーン2Sに設けた貫通孔2aの直径D2aを、送り用
ねじ8の直径d8 より僅かに大きくしておくとよい。貫
通孔2aが送り用ねじ8を案内し、接合ボルト4の変位
が円滑となる。同様の機能を発揮させるために、送り用
ねじ8と締結用ねじ4Cとの間の軸部4mS の直径DS
を、スタブコーン2Sに形成した雌ねじ9の直径d9
り僅かに小さくしておく。軸部4mS が雌ねじ9にガイ
ドされ、接合ボルト4がスリーブ7内へ退避しやすくな
る。
【0028】このような構成によれば、次のようにして
接合装置1をパイプ構造材2に組みつけ、そして、パイ
プ構造材2をノード3に強固に接合することができる。
まず、接合装置1のパイプ構造材2への組つけは以下の
ようにして行われる。図8に示すように、スリーブ7の
ノード側端面から締結用ねじ4Cを矢印のように挿入し
て、ボス6の反ノード側周部をストッパ10に当接させ
る。次に、図9に示す矢印のようにスリーブ7を回転さ
せ、スリーブ7から突出した送り用ねじ8をスタブコー
ン2Sの雌ねじ9に噛みあわせる。スタブコーン2Sか
ら突出した締結用ねじ4Cにアンカーナット5を噛みあ
わせると共に、アンカーナット5をねじロック剤を用い
て固定し、接合装置1のアッセンブリを作る。そして、
所定寸法に切断されたパイプ材2Pの両端に接合装置1
のアッセンブリを配置し、それぞれのスタブコーン2S
を図1のようにパイプ材2Pの端部に溶接する。
【0029】このようにして接合装置1,1が両端に取
りつけられたパイプ構造材2を運搬するとき、パイプ構
造材2の姿勢が傾いても図9のようにストッパ10がボ
ス6に当接し、スリーブ7は接合ボルト4から脱落する
ことがない。ボス6は接合ボルト4の最も大きい断面を
有するが、接合ボルト4にボルトヘッドを形成しておく
場合に比べれば、接合ボルト4が棒材の削り代を少なく
して廉価に製作される。接合装置1を大きい軸力が作用
するパイプ構造材2に適用する場合には、接合ボルト4
も太いものが使用されるが、スタブコーン2Sの貫通孔
2aの直径も締結用ねじ4Cや軸部4mS が通過できる
程度の大きさで済む。その結果、スタブコーン2Sの断
面欠損が少なく、その厚みT2Bを薄くしてパイプ構造材
2の軽量化を図ることができる。アンカーナット5はボ
ス6の外形よりも大きくなるが、アンカーナット単体の
製作は極めて容易であり、廉価に実現される。
【0030】接合装置1を備えたパイプ構造材2をトラ
ス構造物のノード3へクレーンなどで運搬し、接合用ね
じ4Fの先端をノード3のねじ孔3aに臨ませる。図1
0のように、回転力作用部7bを利用してスリーブ7に
ノード3に向かって矢印11で示す右回転を与えると、
ボスを介して接合ボルトが回転する。接合ボルトがスリ
ーブ7内を変位し、接合用ねじがノード3のねじ孔に噛
みあわされる。同様にして、他のパイプ構造材2,2も
ノード3に接合される。接合ボルト4の正回転によっ
て、接合用ねじ4Fとは逆方向の螺旋ねじを備える締結
用ねじ4Cは、アンカーナット5との噛みあいが増長さ
れる方向に回転され、アンカーナット5と締結用ねじ4
Cとの噛みあいが緩むことはない。なお、ノード3の位
置が組立てられたパイプ構造材2によって規定されるま
では、ノード3を動かすことができるので、図11のよ
うな接合装置1Aを使用すればよい。この接合装置1A
はパイプ構造材2Aに装着され、接合用ねじ4Fが初期
噛合必要長さEI を予め突出させておくことが許され
る。その接合ボルト4Aには図1に示した送り用ねじ8
が必要でなく、また、ストッパ10は、接合用ねじ4F
のノード側端面よりボス6の反ノード側端面までの長さ
F +L6 から初期噛合必要長さEI を差し引いた深さ
の位置に設けておけばよい。もちろん、スタブコーン2
Sに雌ねじ9を形成しておく必要もない。
【0031】パイプ構造材2の組立てが進むとノード3
の位置が規定され、図10の右側に示す最終のパイプ構
造材2を組みこむノード3,3の間隔が、パイプ構造材
2の長さL2 にスリーブ7の長さL7 の2倍を加えた長
さと一致する。この場合に、接合用ねじ4Fの先端をノ
ード3のねじ孔3aに臨ませるためにスリーブ7のノー
ド側端面から初期噛合必要長さEI を突出させていると
(図4参照)、パイプ構造材2をノード3,3間に介装
することができない。パイプ構造材2の両端のスリーブ
7,7を逆回転させ、送り用ねじ8,8をスタブコーン
2S,2S方向へ深く送りこむ。ボス6がストッパ10
に当接したときは接合用ねじ4Fがスリーブ7内へ完全
に退避した状態であっても、また、接合用ねじ4Fの先
端がスリーブ7のノード側端面と一致した状態でも、送
り用ねじ8と雌ねじ9との噛みあいが維持される。接合
用ねじ4Fがスリーブ7の端面から突出していなけれ
ば、パイプ構造材2を位置の定まっているノード3,3
間に配置することができる。
【0032】スリーブ7のノード側端面をノード3のね
じ孔3aに臨ませ、スリーブ7を正回転させる。ボス6
を介して接合ボルト4が回転され、雌ねじ9は送り用ね
じ8をノード方向へ送り出す。接合用ねじ4Fとノード
3との初期噛合必要長さEIがスリーブ7の端面から突
出するまでは、送り用ねじ8が雌ねじ9に噛みあってお
り、接合用ねじ4Fがノード3のねじ孔3aと噛みあい
を開始するまで、接合ボルト4をスリーブ7の正回転に
よって送り出すことができる(図4参照)。スリーブ7
をさらに正回転すると、接合用ねじ4Fがノード3のね
じ孔3aに噛みこむ。送り用ねじ8と雌ねじ9が依然と
して噛みあっていても、送り用ねじ8は接合用ねじ4F
と同方向螺旋の同一ねじピッチpを有しており、送り用
ねじ8は接合用ねじ4Fと共に進むことができる。接合
用ねじ4Fが送り出される間に送り用ねじ8が雌ねじ9
から外れるが、ねじ孔3aにすでに噛みあっている接合
用ねじ4Fによって、接合ボルト4を進出させることが
できる。送り用ねじ8はスリーブ7の挿通孔7aを変位
することができる直径d8 であると共に、ストッパ10
は送り用ねじ8が挿通孔7a内で変位するのを阻害しな
い突出量であるので、接合ボルト4のノード方向への変
位が許容される。接合用ねじ4Fがノード3のねじ孔3
aに捩じこみ長さEF を噛みこむと、スリーブ7はノー
ド3とスタブコーン2Sとに密着し、接合用ねじ4Fは
それ以上にねじ孔3a内に進むことはない。スリーブ7
を増締めすると、パイプ構造材2は強固にノード3に接
合される。ノード3からパイプ構造材2に作用する圧縮
力は、スリーブ7を介してパイプ構造材2に伝達され
る。パイプ構造材2に引張力が作用する場合には、接合
ボルト4がパイプ構造材2とノード3との接合状態を維
持する。
【0033】パイプ構造材2を誤って組みこんだことが
判明し、パイプ構造材2をノード3から外すときは、ス
リーブ7を逆回転させる。接合ボルト4の逆回転によっ
て、接合用ねじ4Fのねじ孔3aとの噛みあいが少なく
なると、送り用ねじ8が雌ねじ9に噛みあい始める。ス
リーブ7をさらに逆回転すると、送り用ねじ8は雌ねじ
9によって反ノード方向へ変位され、接合用ねじ4Fを
スリーブ7の中へ退避させることができる。そして、ノ
ード3,3の間からパイプ構造材2を取り除くことがで
きる。スタブコーン2Sの貫通孔2aの一部に雌ねじ9
が形成されている場合、雌ねじ9の形成されていない貫
通孔2aの直径D2aが、送り用ねじ8の摺接することが
できる寸法になっていると、送り用ねじ8が雌ねじ9か
ら外れた状態においても、接合ボルト4をスタブコーン
2Sの中心部に位置させることができる。したがって、
接合用ねじ4Fをノード3のねじ孔3aから外す場合
に、接合ボルト4の姿勢が維持され、送り用ねじ8を雌
ねじ9に噛みあわせやすくなる。送り用ねじ8と締結用
ねじ4Cとの間の軸部4mS の直径DS が、スタブコー
ン2Sに形成された雌ねじ9と摺接することができる寸
法になっている場合も、接合ボルト4の姿勢が維持さ
れ、送り用ねじ8を雌ねじ9に噛みあわせやすくなる。
【0034】ところで、上記したストッパ10はいずれ
の形態の接合装置にも適用することができる。図1に示
した送り用ねじ8を備える接合装置1はもちもんのこ
と、図11のように送り用ねじを備えない接合装置1A
の場合でも、スリーブ7の脱落を防止することができ
る。なお、図11の構造においては、スタブコーン2S
を挿通した締結用ねじ4Cにアンカーナット5を噛みあ
わせ、図9と同様にスタブコーン2Sをパイプ材2Pに
溶接するようにしている。図11の仮想線で示すスリー
ブナット12を採用する場合は、米国特許第4,87
2,779号明細書に開示されているように、パイプ材
2Pに溶接されているスタブコーン2Sに、スリーブナ
ット12を介して接合ボルト4Aを装着することができ
る。
【0035】以上の説明から分かるように、パイプ構造
材は、スリーブの多角形状外面を用いてノードに強固に
接合される。パイプ構造材を運搬する際やクレーンで吊
りあげるとき、スリーブの脱落がストッパによって防止
され、トラス構築作業の円滑化が図られる。送り用ねじ
は雌ねじとの噛みあいよって接合ボルトを変位させるこ
とができ、ノードとノードの間隔が規定されても、接合
用ねじをスリーブ内に退避させてノード間に介装するこ
とができ、また、パイプ構造材をノードから外すことも
できる。従来技術のところで触れたコイルスプリングを
採用した接合装置を装着したパイプ構造材が垂直な姿勢
にあると、コイルスプリングが接合ボルトの重みで圧縮
され、上方への所望する初期噛合必要長さを得ることが
できなくなる。本発明に係る送り用ねじを雌ねじによっ
て変位させると、初期噛合必要長さを得ることも接合ボ
ルトを進退させることも確実となる。接合ボルトの動き
はコイルスプリングを使用することなく実現され、接合
装置の部品点数を少なくできる。ボルトヘッドを伴わな
い接合ボルトは素材からの削り代が少なく、大きい荷重
に対処できる大径の接合ボルトであっても廉価に製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る接合装置がパイプ構造材の端部
に取りつけられた状態の断面図。
【図2】 接合用ねじの先端がスリーブのノード側端面
まで退避した状態の断面図。
【図3】 図1における III−III 線矢視拡大断面図。
【図4】 接合用ねじがスリーブのノード側端面から初
期噛合必要長さを突出させている状態の断面図。
【図5】 ボスの反ノード側周部がストッパに当接する
まで接合ボルトを退避させた状態の断面図。
【図6】 送り用ねじがボスに近接して設けられた接合
ボルトを使用した接合装置の断面図。
【図7】 スタブコーンの中心部の貫通孔の全内面に雌
ねじを形成した例の断面図。
【図8】 スリーブに接合ボルトを挿入した状態図。
【図9】 接合ボルトをスタブコーンに組みつける状態
の説明図。
【図10】 接合装置を用いてパイプ構造材をノードに
放射状に接合した状態図。
【図11】 送り用ねじを有しない接合ボルトを用いた
接合装置を備えるパイプ構造材の断面図。
【符号の説明】
1…接合装置、2…パイプ構造材、2P…パイプ材、2
S…スタブコーン、2a…貫通孔、3…ノード、3a…
ねじ孔、4…接合ボルト、4F…接合用ねじ、4C…締
結用ねじ、4mS …軸部、5…アンカーナット、6…ボ
ス、7…スリーブ、7a…挿通孔、8…送り用ねじ、9
…雌ねじ、10…ストッパ(溶接ビード)、p…ねじピ
ッチ、LF …接合用ねじの長さ、L6 …ボスの長さ、L
10…ストッパのスリーブのノード側端面からの距離、D
2a…貫通孔の直径、DS …送り用ねじと接合用ねじとの
間の軸部の直径、d8 …送り用ねじの直径、d9 …雌ね
じの直径、EI …初期噛合必要長さ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノードのねじ孔に噛みあう接合用ねじと
    多角形状断面のボスとを備える接合ボルトがパイプ構造
    材の端部に装着され、前記ボスの外面に係合して回転力
    を伝達すると共に前記接合ボルトの軸方向変位を許容し
    た挿通孔を有するスリーブの回転によって、前記パイプ
    構造材を前記ノードに接合するようになっているパイプ
    構造材の接合装置において、 前記ボスの反ノード側周部に当接して前記スリーブがノ
    ード方向へ抜けないようにするストッパが、前記接合用
    ねじのノード側端面から前記ボスの反ノード側端面まで
    の長さ(LF +L6 )以上にスリーブのノード側端面か
    ら離れた位置のスリーブ内面に設けられていることを特
    徴とするパイプ構造材の接合装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは、スリーブの内面の一部
    に溶接ビードあるいは金属接着剤によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載されたパイプ構造材
    の接合装置。
  3. 【請求項3】 前記接合ボルトは、パイプ構造材の内部
    に配置されるアンカーナットに噛みあい前記接合用ねじ
    と逆方向螺旋の締結用ねじを備え、 前記ボスと上記締結用ねじとの間には、前記接合用ねじ
    と同方向螺旋の同一ねじピッチ(p)を有し、前記締結
    用ねじの直径より大きく前記スリーブの挿通孔を変位す
    ることができる直径(d8 )の送り用ねじが形成され、 前記パイプ構造材の端部を覆うスタブコーンの中心部に
    貫通孔が設けられ、該貫通孔の内面には前記送り用ねじ
    に噛みあう雌ねじが形成され、 前記ストッパは、前記送り用ねじが前記挿通孔内で変位
    するのを阻害しない突出量であり、 前記スタブコーンの端面に密着している前記スリーブの
    ノード側端面より前記雌ねじのノード側端面までの寸法
    (L9N)は、前記接合用ねじとノードとの初期噛合必要
    長さ(EI )が前記スリーブから突出している状態で、
    前記接合用ねじのノード側端面より前記送り用ねじの反
    ノード側端面までの長さ(L8C)から前記初期噛合必要
    長さ(EI )を差し引いた長さ(L8C−EI )よりも短
    く、 前記スタブコーンの端面に密着している前記スリーブの
    ノード側端面より前記雌ねじの反ノード側端面までの寸
    法(L9C)は、前記ボスが前記ストッパに当接している
    状態で、前記スリーブのノード側端面より前記接合用ね
    じのノード側端面までの長さ(L0 )に、前記接合用ね
    じのノード側端面より前記送り用ねじのノード側端面ま
    での長さ(L8N)を加えた長さ(L0 +L8N)よりも長
    いことを特徴とする請求項1に記載されたパイプ構造材
    の接合装置。
  4. 【請求項4】 前記スタブコーンに設けた貫通孔の前記
    雌ねじの形成されていない部分の直径(D2a)は、前記
    送り用ねじが摺接する寸法であることを特徴とする請求
    項3に記載されたパイプ構造材の接合装置。
  5. 【請求項5】 前記送り用ねじと前記締結用ねじとの間
    の軸部の直径(DS)は、前記スタブコーンに形成され
    た雌ねじと摺接する寸法であることを特徴とする請求項
    3に記載されたパイプ構造材の接合装置。
  6. 【請求項6】 前記送り用ねじと噛みあう前記雌ねじ
    は、前記スタブコーンに設けた貫通孔の全内面に形成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載されたパイプ
    構造材の接合装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載された接合装置を前記パ
    イプ構造材に組みつける方法において、 前記スリーブのノード側端面から前記締結用ねじを挿入
    して、前記送り用ねじを該スリーブから突出させ、 前記スリーブを回転させて、上記送り用ねじを前記スタ
    ブコーンの雌ねじに噛みあわせ、 前記スタブコーンから突出した前記締結用ねじにアンカ
    ーナットを噛みあわせると共に、該アンカーナットをね
    じロック剤によって固定し、 前記スタブコーンをパイプ材の端部に溶接づけすること
    を特徴とするパイプ構造材における接合装置の組付方
    法。
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