JPS6123961Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6123961Y2 JPS6123961Y2 JP15156783U JP15156783U JPS6123961Y2 JP S6123961 Y2 JPS6123961 Y2 JP S6123961Y2 JP 15156783 U JP15156783 U JP 15156783U JP 15156783 U JP15156783 U JP 15156783U JP S6123961 Y2 JPS6123961 Y2 JP S6123961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- connecting bolt
- shaped
- saddle
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 6
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adornments (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は船舶用チエーンや荷役用ロープに用
いられるチエーンジヨイントに関する。
いられるチエーンジヨイントに関する。
この種のチエーンジヨイントの一つの原理は、
接続すべきチエーンあるいはロープソケツトの大
きさに見合う寸法のC形リンクの両端に、接続す
べきチエーンあるいはロープソケツトのリング部
分を嵌めたあと、C形リンクの欠切部を接続する
閉鎖素子をC形リンクに結合する構成からなつて
いる。
接続すべきチエーンあるいはロープソケツトの大
きさに見合う寸法のC形リンクの両端に、接続す
べきチエーンあるいはロープソケツトのリング部
分を嵌めたあと、C形リンクの欠切部を接続する
閉鎖素子をC形リンクに結合する構成からなつて
いる。
この種の従来のもので例えば実用新案出願公告
42−1767ではC形リンクに中子体を装入すること
により被接続チエーンのリンクの収容孔を形成
し、前記中子体とC形リンクの欠切部を閉塞する
カバー体を、テーパーピンで締結しなければなら
ない。テーパーピンを締結するには、打込み用の
ハンマーを必要とする。
42−1767ではC形リンクに中子体を装入すること
により被接続チエーンのリンクの収容孔を形成
し、前記中子体とC形リンクの欠切部を閉塞する
カバー体を、テーパーピンで締結しなければなら
ない。テーパーピンを締結するには、打込み用の
ハンマーを必要とする。
今一つの原理はチエーンリンクを対称形状の半
部に分割し、これを合体してリンクとするのに両
者の中間に締結片を挿入し、各半部と締結片とを
一本の固定ピンで連結する形式のものである(実
公昭49−1240)。しかしこのものでも固定ピンを
打ち込むためのハンマーを必要とする。
部に分割し、これを合体してリンクとするのに両
者の中間に締結片を挿入し、各半部と締結片とを
一本の固定ピンで連結する形式のものである(実
公昭49−1240)。しかしこのものでも固定ピンを
打ち込むためのハンマーを必要とする。
高所でチエーンや荷役用ロープを接続するチエ
ーンジヨイントのジヨイント作業にハンマーを使
用することは、ハンマーの打込力が充分に得られ
なかつたり、ピンを打込む際にピンとハンマーと
それぞれ片手で持たねばならないから、作業に危
険が伴なう。本考案はこれに鑑み、ハンマーの打
込みを必要としないで、片手で操作し得る棒状ツ
ールによりジヨイント作業を行ない得るチエーン
ジヨイントを得ることを目的とする。
ーンジヨイントのジヨイント作業にハンマーを使
用することは、ハンマーの打込力が充分に得られ
なかつたり、ピンを打込む際にピンとハンマーと
それぞれ片手で持たねばならないから、作業に危
険が伴なう。本考案はこれに鑑み、ハンマーの打
込みを必要としないで、片手で操作し得る棒状ツ
ールによりジヨイント作業を行ない得るチエーン
ジヨイントを得ることを目的とする。
実施例について説明すれば、C形主体1の各端
部に鞍形部2,2′を形成しかつ中腹部にネジ孔
3を穿設する。
部に鞍形部2,2′を形成しかつ中腹部にネジ孔
3を穿設する。
上記鞍形部2,2′に対応する鞍形凹部4,
4′を形成した閉塞杆5の中央に連結ボルト保持
孔6を設け該保持孔の外側一部は座ぐり孔7とす
る。次に上記保持孔6に端部10に六角形ツール
孔10を形成した連結ボルト16の軸部に保持さ
せる。連結ボルト16の先端および保持孔6に保
持される部分を除く中間部に第1ネジ部17およ
び第2ネジ部18を設ける。次に中心孔の上半部
をネジ孔部11、下半部を大径孔12とし、周囲
にツール孔13を配設したロツクナツト14のネ
ジ孔部11を前記連結ボルト16の第2ネジ部に
螺合する。図において8は閉塞杆5の内側の凹
部、9は連結ボルト16を閉塞杆5の保持孔6に
保持するための抜け止め用座金である。
4′を形成した閉塞杆5の中央に連結ボルト保持
孔6を設け該保持孔の外側一部は座ぐり孔7とす
る。次に上記保持孔6に端部10に六角形ツール
孔10を形成した連結ボルト16の軸部に保持さ
せる。連結ボルト16の先端および保持孔6に保
持される部分を除く中間部に第1ネジ部17およ
び第2ネジ部18を設ける。次に中心孔の上半部
をネジ孔部11、下半部を大径孔12とし、周囲
にツール孔13を配設したロツクナツト14のネ
ジ孔部11を前記連結ボルト16の第2ネジ部に
螺合する。図において8は閉塞杆5の内側の凹
部、9は連結ボルト16を閉塞杆5の保持孔6に
保持するための抜け止め用座金である。
実施例において鞍形部2,2′は端部に膨大部
2a,2′aが形成されており、之が閉塞杆5の
鞍形凹部4,4′と係合して、チエーンジヨイン
トとしての所定の引張応力を発揮するようにされ
ている。19はC形主体の中腹部に形成されたロ
ツクナツト14のシート面としての座ぐり面であ
る。
2a,2′aが形成されており、之が閉塞杆5の
鞍形凹部4,4′と係合して、チエーンジヨイン
トとしての所定の引張応力を発揮するようにされ
ている。19はC形主体の中腹部に形成されたロ
ツクナツト14のシート面としての座ぐり面であ
る。
使用方法について説明すれば、第1図の如く、
閉塞杆5の取り外されたC形主体1の両端に被接
続チエーンを連鎖状態に掛け合せたのち、閉塞杆
5をC形主体1に連結する。その連結は、閉塞杆
5にセツト状態に螺合されている連結ボルト16
のなるべく下方にロツクナツト14を移動させて
おき、該ロツクナツト14をC形主体1の側方か
ら中腹部内に位置させると、閉塞杆5が、C形主
体1の鞍形部2,2′の上方に臨む位置となり、
鞍形凹部4,4′を前記鞍形部2,2′に嵌合し得
る状態となる。
閉塞杆5の取り外されたC形主体1の両端に被接
続チエーンを連鎖状態に掛け合せたのち、閉塞杆
5をC形主体1に連結する。その連結は、閉塞杆
5にセツト状態に螺合されている連結ボルト16
のなるべく下方にロツクナツト14を移動させて
おき、該ロツクナツト14をC形主体1の側方か
ら中腹部内に位置させると、閉塞杆5が、C形主
体1の鞍形部2,2′の上方に臨む位置となり、
鞍形凹部4,4′を前記鞍形部2,2′に嵌合し得
る状態となる。
そこでロツクナツト14を手で回転し、ロツク
ナツト14が閉塞杆5に近づくようにすると、C
形主体1の中腹部とロツクナツト14との間に空
間ができるので、その分だけ閉塞杆5の鞍形凹部
4,4′をC形主体1の鞍形部に嵌合させ得るの
である、上記嵌合の深さが大きくなると、次には
連結ボルト16の第1ネジ17がロツクナツト1
4の下方に突出するので、これをC形主体1のネ
ジ孔3に螺入させ、連結ボルト16をその上端の
六角形ツール孔10により、図示しないツールを
用いて回転すると、第3図に示すように閉塞杆5
が、C形主体1の鞍形部2,2′と完全に嵌合す
るに至る。この後ロツクナツト14を逆方に回転
すると、ロツクナツト14はC形主体1の中腹部
に当るので、ツール孔13に図示しないツールを
バールとしてさし込み回転させながら強く締付け
ることにより、C形主体1と閉塞杆5との連結ボ
ルト16による完全な締結が行われるのである。
ナツト14が閉塞杆5に近づくようにすると、C
形主体1の中腹部とロツクナツト14との間に空
間ができるので、その分だけ閉塞杆5の鞍形凹部
4,4′をC形主体1の鞍形部に嵌合させ得るの
である、上記嵌合の深さが大きくなると、次には
連結ボルト16の第1ネジ17がロツクナツト1
4の下方に突出するので、これをC形主体1のネ
ジ孔3に螺入させ、連結ボルト16をその上端の
六角形ツール孔10により、図示しないツールを
用いて回転すると、第3図に示すように閉塞杆5
が、C形主体1の鞍形部2,2′と完全に嵌合す
るに至る。この後ロツクナツト14を逆方に回転
すると、ロツクナツト14はC形主体1の中腹部
に当るので、ツール孔13に図示しないツールを
バールとしてさし込み回転させながら強く締付け
ることにより、C形主体1と閉塞杆5との連結ボ
ルト16による完全な締結が行われるのである。
上記締結を解除するには、上記手順を反対に行
えばよいので、説明は省略する。
えばよいので、説明は省略する。
本考案によれば、閉塞杆5の締結あるいは取外
しに際しては、ロツクナツト14のツール孔13
にバール状に作用する丸軸状ツールと、連結ボル
ト16を回転させるカギ形六角軸ツールが用いら
れるだけである。従つて従来のように連結ピンを
打込むための打撃ツールを必要とせずに、締結し
又は分解し得るので、作業を楽に行い得ると共
に、打撃作業のミスによつて生ずる危険を解消し
得る効果を奏する。
しに際しては、ロツクナツト14のツール孔13
にバール状に作用する丸軸状ツールと、連結ボル
ト16を回転させるカギ形六角軸ツールが用いら
れるだけである。従つて従来のように連結ピンを
打込むための打撃ツールを必要とせずに、締結し
又は分解し得るので、作業を楽に行い得ると共
に、打撃作業のミスによつて生ずる危険を解消し
得る効果を奏する。
上記実施例は、閉塞杆5がC形主体1の中腹部
に対して対向に締結すべく鞍形部2,2′を形成
した例で示したが、C形主体1の鞍形部90゜姿勢
変更することによつて、閉塞杆をC形主体1の正
面から連結する変形の構成および鞍形部と鞍形凹
部による主体1と閉塞杆の結合構造を、他の溝形
状による一体的嵌合構造に変形した態様も、本考
案の実施に該当するものとする。
に対して対向に締結すべく鞍形部2,2′を形成
した例で示したが、C形主体1の鞍形部90゜姿勢
変更することによつて、閉塞杆をC形主体1の正
面から連結する変形の構成および鞍形部と鞍形凹
部による主体1と閉塞杆の結合構造を、他の溝形
状による一体的嵌合構造に変形した態様も、本考
案の実施に該当するものとする。
第1図は本考案に係るチエーンジヨイントのC
形主体の斜面図、第2図は閉塞杆とロツク部材の
セツト状態の斜面図、第3図はチエーンジヨイン
トとしてC形主体と閉塞杆が締結された状態の正
面図、第4図は第3図A−A線における縦断側面
図である。 1……C形主体、2,2′……鞍形部、3……
ネジ孔、5……閉塞杆、6……保持孔、7……座
ぐり孔、11……ネジ孔部、12……バカ孔、1
3……ツール孔、14……ロツクナツト、16…
…連結ボルト、17……第1ネジ、18……第2
ネジ。
形主体の斜面図、第2図は閉塞杆とロツク部材の
セツト状態の斜面図、第3図はチエーンジヨイン
トとしてC形主体と閉塞杆が締結された状態の正
面図、第4図は第3図A−A線における縦断側面
図である。 1……C形主体、2,2′……鞍形部、3……
ネジ孔、5……閉塞杆、6……保持孔、7……座
ぐり孔、11……ネジ孔部、12……バカ孔、1
3……ツール孔、14……ロツクナツト、16…
…連結ボルト、17……第1ネジ、18……第2
ネジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 各端部に鞍形部を形成し中腹部にネジ孔を穿
設したC形主体、前記鞍形部に対応する鞍形凹
部を両端に形成し中央に連結ボルト保持孔を設
けた閉塞杆、上記連結ボルト保持孔に保持させ
た端部にツール孔を有する連結ボルト、該連結
ボルトの先端および中央部に設けた第1および
第2のネジ部前記第2のネジ部と螺合するネジ
孔を一方にまた他方に大径孔を設け、周囲にツ
ール孔を設けたロツクナツトによりなるチエー
ンジヨイント (2) 前記連結ボルトのツール孔が六角形孔よりな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のチエー
ンジヨイント。 (3) 前記連結ボルトの抜止め座金が閉塞杆の内側
部において連結ボルトに取付けられている実用
新案登録請求の範囲第1項記載のチエーンジヨ
イント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156783U JPS6058949U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | チエ−ンジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156783U JPS6058949U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | チエ−ンジヨイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058949U JPS6058949U (ja) | 1985-04-24 |
JPS6123961Y2 true JPS6123961Y2 (ja) | 1986-07-18 |
Family
ID=30335832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15156783U Granted JPS6058949U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | チエ−ンジヨイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058949U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL192005C (nl) * | 1985-09-26 | 1996-12-03 | Nemag Nv | Afsluitbare kettingschalm. |
DE102010048200A1 (de) * | 2010-10-13 | 2012-04-19 | Rud Ketten Rieger & Dietz Gmbh U. Co. Kg | Verbindungselement für Ketten, insbesondere für Reifenketten |
AT512055B1 (de) * | 2012-04-25 | 2013-05-15 | Pewag Austria Gmbh | Verbindungsglied - Montage ohne Werkzeug |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP15156783U patent/JPS6058949U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058949U (ja) | 1985-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4065941A (en) | Universal joint | |
JP2004510102A (ja) | 取り外し不可能な構造のファスナ組立体およびその製造方法 | |
US20010028836A1 (en) | Pull stud bolt | |
US4005629A (en) | Truss bolt drift pin | |
JPS6123961Y2 (ja) | ||
US5141351A (en) | Joint device of truss structure member | |
CA2206230A1 (en) | Bolted connection for connecting two profiles | |
CA1218213A (en) | Modular construction | |
JP2683190B2 (ja) | 立体トラスの球継手と杆材との接合方法 | |
KR200337822Y1 (ko) | 체결상태를 확인할 수 있는 스페이스 프레임의 연결구조 | |
CZ282107B6 (cs) | Čep ke spojení dvou součástí | |
KR20010059806A (ko) | 체결볼트 | |
JP4177741B2 (ja) | 箱形断面材と接合金物とのボルト接合方法および箱形断面材へのボルト挿入治具 | |
KR0114249Y1 (ko) | 관이음구의 지지공구 | |
JP2748100B2 (ja) | 立体トラスの継手 | |
KR200187870Y1 (ko) | 인공암벽용 클라임홀드 체결구 | |
GB2294420A (en) | Seized nut removal tool | |
US2973677A (en) | Internal wrenching tools | |
GB2268106A (en) | Wrench | |
JPH0618786Y2 (ja) | レンチ回動用パイプハンドル | |
JP3377597B2 (ja) | 立体トラスのジョイント構造 | |
WO2019107050A1 (ja) | 木造住宅用補強金物 | |
JPH0588333B2 (ja) | ||
JPH0716802Y2 (ja) | 立体トラスのジョイント構造 | |
JPH11310957A (ja) | トラスの接合構造 |