JPH058709Y2 - - Google Patents

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JPH058709Y2
JPH058709Y2 JP13988788U JP13988788U JPH058709Y2 JP H058709 Y2 JPH058709 Y2 JP H058709Y2 JP 13988788 U JP13988788 U JP 13988788U JP 13988788 U JP13988788 U JP 13988788U JP H058709 Y2 JPH058709 Y2 JP H058709Y2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンピユータのモデムを多数収納す
る収納棚に関するものである。
従来技術 コンピユータのモデムを一箇所に多数設置する
際に、従来では、背板がなくて前後間口面が開放
している単列棚にこのモデムを収納していた。
ところが、このように前後間口面が開放した単
列棚にモデムを収納した場合、棚の後方間口面に
はこのモデムにそれぞれ接続されたケーブルが不
規則に多数垂れ下がつて見苦しくなり、またその
配線を変える時には、多数のケーブルを識別して
所要のケーブルを見付け出すことが困難であつ
た。
これを改良したものとして、実開昭63−110244
号公報に記載されたケーブル収容空間付き収納家
具(第8図参照)がある。
この家具では、筐体01を前記支柱02,03
と塞板04とで左右に仕切り、一方の空間05に
棚板06を上下方向に亘り所定間隔に多数架設
し、他方の空間07にケーブル08を上下方向に
指向して配置し、後方支柱03と塞板04との間
にこのケーブル08を通し、ケーブル08の先端
を棚板06上の機器09に接続するよになつてい
た。
解決しようとする課題 しかしながら、第8図に図示のものでも、棚板
06が固定式であつて、前後が開放しているた
め、機器およびケーブルの接続作業や調整、点検
作業と、操作作業とを行う場合には、作業員が前
後に分かれて相互に声をかけ合いながら所要の作
業を行う必要があり、人手が多くかかつて作業能
率が低い。
課題を解決するための手段および作用効果 本考案はこのような難点を克服した収納棚の改
良に係り、底板および頂板の後部を鉛直方向に指
向する連結部材で相互に一体に連結した枠体と、
鉛直方向に指向して棚底部および棚頂部を相互に
一体に連結する左右両側の中空棚支柱に上下方向
に亘り間隔を存して多数棚板を架設した棚本体と
よりなり、該棚本体の棚底部および棚頂部は前記
枠体の底板および頂板に鉛直軸を中心に旋回自在
に枢着され、前記中空棚支柱は前記棚板上に載置
されるモデムから引出されたケーブルが上下方向
に指向して収納される空間と開口部を備え、前記
ケーブルは前記棚支柱に沿い延長して前記棚頂部
および棚底部のいずれか一方または両方を貫通し
たことを特徴とするものである。
本考案では、底板および頂板の後部を鉛直方向
に指向する連結部材で相互に一体に連結した枠体
と、鉛直方向に指向して棚底部および棚頂部を相
互に一体に連結する左右両側の中空棚支柱に上下
方向に亘り間隔を存して多数棚板を架設した棚本
体とよりなり、該棚本体の棚底部および棚頂部を
前記枠体の底板および頂板に鉛直軸を中心に旋回
自在に枢着したため、通常時は前記棚本体の前部
を前方に位置させることにより、該棚本体の棚板
上に載置されたモデムの前部を外方へ露出させ、
モデムの正面の表示ランプの点滅状態を見てモデ
ムの動作状態を観察することができる。またモデ
ムの設置、取除、交換、点検等を行う際に、前記
棚本体を前後に約180°旋回して、棚本体の後部を
棚前方に位置させることにより、作業者は場所を
変えずに収納棚の前方に位置したまま、前記棚本
体の後部に相対面することができ、所要の作業を
1人で頗る能率良く簡単かつ容易に短時間で遂行
することができる。
さらに本考案においては、前記棚板上に載置さ
れるモデムから引出されたケーブルが上下に指向
して収納される空間と開口部を前記中空棚支柱に
設けたため、前記モデムから引出されたケーブル
を、前記棚本体の背後に不規則に露出させずに、
該中空棚支柱の開口部からその空間内に収納する
ことができ、収納棚の外観を洗練させることがで
きる。
さらに本考案では、前記棚板上のモデムから引
出されたケーブルが前記棚支柱に沿い延長して前
記棚頂部および棚底部のいずれか一方または両方
を貫通しているため、前記棚本体の旋回時には、
該棚本体は前記ケーブルによつて拘束されること
もなければ、また該ケーブルは無理な力が作用し
て破損されることもない。
また本考案では、上下に細長い棚本体に上下方
向に亘り多数の棚板を配置し、この各棚板にモデ
ムを載置することができるようになつているた
め、壁際はもとより床面積の狭い場所に多数モデ
ムを効率良く設置することができる。
実施例 以下第1図ないし第7図に図示された本考案の
一実施例について説明する。
コンピユータのモデム1を収納するモデム収納
棚2は、枠体3と棚本体10とより構成されてい
る。
また枠体3は、矩形状の底板4の後部と、これ
と同一の平面形状をした頂板5の後部とを連結部
材6でもつて一体に連結することにより、構成さ
れており、連結部材6の両側補強部分7で挟まれ
た平板8の内面にケーブル掛9が取り付けられて
いる。
さらに棚本体10では、枠体3の底板4,頂板
5の巾と同一寸法の巾で、かつ底板4,頂板5の
前後長さよりも短い長さに、棚底板11、棚頂板
12が形成され、枠体3の連結部分6の長さより
も底板4、頂板5の厚さ分だけ短い寸法に左右一
対の断面C型状の中空棚支柱13が形成され、棚
底板11、棚頂板12の左右両側辺中央に左右一
対の中空棚支柱13の上下両端が一体に固着さ
れ、この左右一対の中空棚支柱13の内側面に上
下方向に亘り一定間隔毎に棚板14が水平に架設
され、該左右一対の中空棚支柱13の後辺に横断
面がアングル状の左右一対の背面扉15の前辺が
蝶番16を介して枢着されており、前記棚本体1
0の後部は左右一対の背面扉15でもつて開閉自
在に密閉されるようになつている。
さらにまた棚本体10の下部には箱状の密閉収
納部17が形成され、左右一対の背面扉15のい
ずれか一方の基部15aに、各棚板14に対応し
て電源コンセント18およびアース線付き電源コ
ンセント19が対をなして配設され、この基部1
5a内には各電源コンセント18,19に接続す
る電線(図示されず)が上下方向に指向して配線
されている。
しかも枠体3の底板4の上面と、棚本体10の
棚底板11とには円形状の凹部4a,11aが形
成され、この両凹部4a,11aにボールベアリ
ング20の両リング20aがそれぞれ嵌装され、
枠体3の頂板5の下面と棚本体10の棚頂板12
の上面とには前記した円形状凹部4a,11aと
同様な凹部5a,12aが形成されるとともにこ
れと同心状の孔5b,12bが形成され、この凹
部5a,12aにボールベアリング20の両リン
グ20aがそれぞれ嵌装されており、前記棚板1
4上のモデム1より引出されたケーブルは断面C
型状の中空棚支柱13内に収納されて上方へ延長
した後、この孔5b,12bを貫通して枠体3の
頂板5の上方へ引き出され、あるいは、連結部分
6の平板8とケーブル掛9との間を通過してモデ
ム収納棚2の底部から外方へ引き出されるように
なつている。
第1図ないし第7図に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、棚本体10の前部を
モデム収納棚2の前方に位置させた状態で、棚本
体10の前方開口部より所要の棚板14にモデム
1を載置した後、棚本体10を180°旋回してから
背面扉15を開放し、あるいは棚本体10を180°
旋回させてから背面扉15を開放した後、棚本体
10の後方開口部より所要の棚板14にモデム1
を載置し、上方の孔5b,12bより断面C型状
の中空棚支柱13内に収納して下方へ延長したケ
ーブル(図示されず)の先端をモデム1に差込
み、背面扉15の一方基部15aの電源コンセン
ト18,19をモデム収納棚2の前方に露出さ
せ、棚板14上のモデム1の電源プラグ(図示さ
れず)を電源コンセント18,19に差し込め
ば、モデム1をモデム収納棚2に設置して動作可
能にすることができる。
また前記した順序と逆の順序の作業でもつて、
モデム収納棚2内に収納されていたモデム1をモ
デム収納棚2より取り出すことができる。
さらに作業者はモデム収納棚2前方に位置した
まま、棚本体10を180°旋回させるだけで、棚本
体10の前部または後部を作業者の前方に対面さ
せることができるので、モデム1の保守、点検を
一人でもつて頗る容易にかつ楽におこなうことが
できる。
さらにまた背面扉15を閉じ、棚本体10の前
部をモデム収納棚2の前方に位置させた状態で
は、モデム収納棚2に収納されたモデム1の前部
は棚本体10の前方開口から外方へ露出し、モデ
ム1がどのように動作しているかを観察すること
ができるとともに、モデム収納棚2における棚本
体10の後部は背面扉15で密閉されているた
め、モデム1の後部やこれから延出しているケー
ブル等が見えず、外観が良い。
しかも棚本体10に上下方向に亘り多数の棚板
14が架設されているため、床面積の割りに多数
のモデム1を収納設置することができる。
第1図ないし第7図に図示の実施例において、
枠体3と棚本体10とにストツパーを設ければ、
棚本体10を360°以上に旋回させないようにする
ことができるので、ケーブルに大きな捩れを与え
ず、ケーブルの損傷を防止することができる。
なお、前記実施例では、電源コンセント18,
19を背面扉に設けたが、この電源コンセント1
8,19を中空棚支柱13に設けてもよい。
また前記実施例では、枠体3の頂板5および棚
本体10の棚頂板12に孔5b,12bをそれぞ
れ形成したが、枠体3の底板4および棚本体10
の棚底板11に孔を形成してもよく、あるいは両
方共に孔を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るモデム収納棚の一実施例
を図示した正面斜視図、第2図はその裏面斜視
図、第3図は第2図に図示の状態で背面扉を開放
した状態の斜視図、第4図は該実施例の分解斜視
図、第5図は棚本体の旋回位置を図示した平面図
で、そのaは棚本体が前方へ正対した状態、bは
その旋回途中の状態、cは棚本体が後方へ指向し
て背面扉が開放された状態をそれぞれ示し、第6
図および第7図は枠体と棚本体との上下枢着部分
の断面図、第8図は従来の収納棚の斜視図であ
る。 1……モデム、2……モデム収納棚、3……枠
体、4……底板、5……頂板、6……連結部分、
7……補強部分、8……平板、9……ケーブル
掛、10……棚本体、11……棚底板、12……
棚頂板、13……中空棚支柱、14……棚板、1
5……背面扉、16……蝶番、17……密閉収納
部、18……電源コンセント、19……アース線
付電源コンセント、20……ボールベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板および頂板の後部を鉛直方向に指向する連
    結部材で相互に一体に連結した枠体と、鉛直方向
    に指向して棚底部および棚頂部を相互に一体に連
    結する左右両側の中空棚支柱に上下方向に亘り間
    隔を存して多数の棚板を架設した棚本体とよりな
    り、該棚本体の棚底部および棚頂部は前記枠体の
    底板および頂板に鉛直軸を中心に旋回自在に枢着
    され、前記中空棚支柱は前記棚板上に載置される
    モデムから引出されたケーブルが上下方向に指向
    して収納される空間と開口部を備え、前記ケーブ
    ルは前記棚支柱に沿い延長して前記棚頂部および
    棚底部のいずれか一方または両方を貫通したこと
    を特徴とするモデム収納棚。
JP13988788U 1988-10-28 1988-10-28 Expired - Lifetime JPH058709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13988788U JPH058709Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28

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JP13988788U JPH058709Y2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28

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JPH0262791U JPH0262791U (ja) 1990-05-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002261474A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Fujitsu Fip Corp ラック装置
JP2007324427A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Hitachi Ltd ケーブル処理構造

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