JPH071826Y2 - 電子機器の架構造 - Google Patents

電子機器の架構造

Info

Publication number
JPH071826Y2
JPH071826Y2 JP2641089U JP2641089U JPH071826Y2 JP H071826 Y2 JPH071826 Y2 JP H071826Y2 JP 2641089 U JP2641089 U JP 2641089U JP 2641089 U JP2641089 U JP 2641089U JP H071826 Y2 JPH071826 Y2 JP H071826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
movable rack
rack
electronic device
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2641089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02116782U (ja
Inventor
晃実 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2641089U priority Critical patent/JPH071826Y2/ja
Publication of JPH02116782U publication Critical patent/JPH02116782U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071826Y2 publication Critical patent/JPH071826Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子機器の架構造に関する。
[従来の技術] 従来、この種の架構造は第2図に示すように、前側に開
口を有した箱状の筐体20と、この筐体20内に収納される
可動架16とを備えたものがある。この可動架16の前側の
一側端部上下面には回転軸17が突設されており、この回
転軸17において可動架16は筐体20に回動可能に支持され
ている。また、可動架16の他側端部には筐体20に締結さ
れる締結部18が設けられている。また、この架構造は、
第2図に示すように、可動架16の下方に、サブユニット
を形成するモジュール19がラックマウントされる構造と
なっていた。そして、可動架16を筐体20から引出すとき
は、締結部18を解除して回転軸17を軸心にして可動架16
を回転させ、筐体20の開口から前側に引出すようにして
いた。
[考案が解決しようとする課題] 然しながら、上述した従来の電子機器の架構造にあって
は、可動架16が一方向にのみ回転可能な構造となってい
るので、可動架16の締結部18側に壁等の障害物があるよ
うに設置された場合においては、可動架16を回転させて
も障害物に妨げられて可動架16の後面に搭載されている
ユニットを保守するエリアの確保が出来ないという問題
があった。そのため、この場合には、保守する装置を移
動させなければならないので、作業が煩雑になってい
る。また、ラックマウント方式のモジュール19におい
て、モジュール19は筐体20に締結する構造となっている
ため、モジュール19の後面に搭載されているユニットを
保守する時は、装置の後面を保守エリアにし、もしくは
モジュール19を筐体20から取外す必要が生じるという欠
点がある。
[課題を解決するための手段] このような問題点を解決するための本考案の技術的手段
は、前側に開口を有した箱状の筐体とこの筐体内に上記
開口から引出し可能に収納される可動架とを備えた電子
機器の架構造において、可動架の前側かつ左右端部上下
面に夫々回転軸を突設し、筐体には、前側に開放する開
放端を有し該回転軸を回転可能かつ挿抜可能に保持する
略U字状の軸受金具を設け、筐体の開口両側には、該筐
体にヒンジを介して支持されるとともに上記軸受金具に
取外し可能に取付けられて上記回転軸を軸受金具から抜
脱不能に保持する取付金具を設けたものである。
[実施例] 次に本考案の実施例に係る電子機器の架構造について図
面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る電子機器の架構造を示
す斜視図である。第1図に示す電子機器の架構造の基本
的構成は、前側に開口を有した箱状の筐体1と、この筐
体1内に上記開口から引出し可能に収納される可動架2
とから構成されている。
可動架2の前側かつ左右端部上下面には夫々回転軸4が
突設されている。この回転軸4の突設面には後述の軸受
金具6に摺接する摩擦抵抗の小さいシート5が貼着され
ている。
一方、筐体1には、各回転軸4に夫々対応して軸受金具
6が設けられている。この軸受金具6は、上記回転軸4
が前側に開放する開放端6aを有し該回転軸4を回転可能
かつ挿抜可能に保持するよう略U字状に形成されてい
る。
また、筐体1の開口両側には、該筐体1にヒンジ7を介
して支持される取付金具3が一対設けられている。この
取付金具3は、その上下に上記回転軸4を軸受金具6か
ら抜脱不能に保持するよう後側に開放した保持部3aを備
えており、保持位置においては、固定ネジ8により軸受
金具6に取付けられる。符号6bはこの固定ネジ8がネジ
込まれる軸受金具6のメネジ部である。
更にまた、筐体1は筐体1外で接続されるケーブル12を
クランプするケーブル固定具14と、ケーブル12が挿通す
るケーブルホール15と、上記取付金具3に固着されてい
るヒンジ7が取付けられるブラケット11と、収納時にお
ける可動架2のストッパ台9と、ストッパ台9上の可動
架2を係脱可能に係止するストッパ10とを備えている。
一方、可動架2にも、前記ケーブル12をクランプするケ
ーブル固定具13が設けられている。
従って、この実施例に係る電子機器の架構造によれば、
可動架2が筐体1に収納された状態では、可動架2の回
転軸4が軸受金具6内に保持されているとともに、取付
金具3も軸受金具6に固定ネジ8で固定されており、こ
れにより、回転軸4は取付金具3の保持部3aに抜脱不能
に保持されている。
この状態から、可動架2を回転させる場合は、例えば、
第1図中左側の取付金具3の固定ネジ8を上下2ヶ所ゆ
るめて取付金具3をヒンジ7を介して前側に開ける。こ
の場合、保持部3aが左側の回転軸4から外れ、左側の回
転軸4が軸受金具6の開放端6aから抜脱可能になる。こ
の状態で、可動架2を引出すと、可動架2の後部のスト
ッパが解除され、可動架2は右側の回転軸4を中心に回
転をしていく。
即ち、右側の回転軸4は軸受金具6及び取付金具3に回
転可能に保持されている一方、左側の回転軸4は軸受金
具6から抜脱しうるので、可動架2は、右側の回転軸4
を中心にして回転して引出されていくのである。
また、壁などの障害物があって、右側の回転軸4を中心
に回転できないときは、上記とは逆に、右側の取付金具
3を軸受金具6から外し、左側の回転軸4を中心にして
回転するようにすれば良い。
尚、ケーブル12は、第1図に示すように、可動架2内の
右端でケーブル固定具13によってクランプされ、また、
筐体1の左端でケーブル固定具14によってクランプされ
ているため、可動架2を左右どちらに回転させても問題
なくケーブルホール15を通って外部へ出すことが可能で
ある。尚また、上記モジュールも可動架2と同様に筐体
1に支持すれば、逐一取外すことなく引出すことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電子機器の架構造によれ
ば、筐体内のユニットを可動架に搭載し、可動架を左右
どちらにも回転させることが可能になるので、設置され
た筐体を移動したり、もしくはモジュール等を筐体から
取り外すことなく装置の前後面の保守を前面のみの保守
エリアにて行うことができる。すなわち、1サイドアク
セスを可能にし、装置が壁面に設置されても保守可能に
なり、しかも、保守エリアを最小にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る電子機器の架構造を示す
斜視図、第2図は従来の架構造の一例を示す斜視図であ
る。 1:筐体、2:可動架 3:取付金具、4:回転軸 5:シート、6:軸受金具 6a:開放端、7:ヒンジ 8:固定ネジ、15:ケーブルホール 16:可動架、17:回転軸 19:モジュール、20:筐体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前側に開口を有した箱状の筐体とこの筐体
    内に上記開口から引出し可能に収納される可動架とを備
    えた電子機器の架構造において、可動架の前側かつ左右
    端部上下面に夫々回転軸を突設し、筐体には、前側に開
    放する開放端を有し該回転軸を回転可能かつ挿抜可能に
    保持する略U字状の軸受金具を設け、筐体の開口両側に
    は、該筐体にヒンジを介して支持されるとともに上記軸
    受金具に取外し可能に取付けられて上記回転軸を軸受金
    具から抜脱不能に保持する取付金具を設けたことを特徴
    とする電子機器の架構造。
JP2641089U 1989-03-08 1989-03-08 電子機器の架構造 Expired - Fee Related JPH071826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641089U JPH071826Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 電子機器の架構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641089U JPH071826Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 電子機器の架構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02116782U JPH02116782U (ja) 1990-09-19
JPH071826Y2 true JPH071826Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31248008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2641089U Expired - Fee Related JPH071826Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 電子機器の架構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071826Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02116782U (ja) 1990-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH071826Y2 (ja) 電子機器の架構造
JPS6028876Y2 (ja) 多用途三脚
JP2573573Y2 (ja) ピボットヒンジ
JP3477998B2 (ja) 分電盤
JP2719867B2 (ja) 射出成形機のベース構造体
JP3477853B2 (ja) 監視カメラ用ハウジング装置
JP2791207B2 (ja) 電子機器収納用ラック
JPH01274610A (ja) 配線装置
JPH0334741Y2 (ja)
JP2586125Y2 (ja) 電気機器収納用箱体の内扉の取付構造
JP2603802Y2 (ja) 電気機器収納用箱体の内扉の支柱
JPH0426940Y2 (ja)
JPH0541574Y2 (ja)
JPH0732849Y2 (ja) 召合せ部材取付け用ヒンジ
JP2573568Y2 (ja) ピボットヒンジ
JPH021423Y2 (ja)
JPS5944842B2 (ja) 筐体のドア−拘束装置
JP4582925B2 (ja) 分電盤の内扉取り付け構造
JPH0550908U (ja) 分電盤内扉の開閉機構
JPH0138931Y2 (ja)
JP2528823Y2 (ja) 補助鏡取付装置
JPH0716866Y2 (ja) ルーバサッシ用開閉装置
JP3024826B2 (ja) フロア用配線器具
JPS5843823Y2 (ja) 通信機器用架構造
JP2000124630A (ja) カメラハウジング

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees