JPH0338852Y2 - - Google Patents

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JPH0338852Y2
JPH0338852Y2 JP6492585U JP6492585U JPH0338852Y2 JP H0338852 Y2 JPH0338852 Y2 JP H0338852Y2 JP 6492585 U JP6492585 U JP 6492585U JP 6492585 U JP6492585 U JP 6492585U JP H0338852 Y2 JPH0338852 Y2 JP H0338852Y2
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JP
Japan
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cover
housing
slide rail
casing
electronic device
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JP6492585U
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JPS61182085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子装置、特に通信機用交換装置の機
器部品を収納する筐体のカバー取付構造に関す
る。
(従来の技術) 従来の通信機筐体カバーの構造について説明す
る。
筐体を構成する前部の柱等に角孔を設ける一
方、筐体開口部を覆うためのカバーの一部に引つ
掛け金具を設け、この引つ掛け金具を角孔に係止
させるようにした構造のものがある。
この構造の筐体カバーは上述のように引つ掛け
金具と角孔を結合することにより筐体に装着で
き、その開口部を覆うことができる。
他の構造として筐体前部の柱とカバーの端部間
をヒンジにより連結し、カバーおよび筐体前部の
他端部にロツク機構を設けたものがある。
これはロツク機構を解除することによりカバー
を回転させることができ、筐体内部を開放でき
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のカバー取付構造のうち前者は筐体より完
全に分離されるものであり、分離されたカバーは
通信機筐体の周囲に放置され、後者の場合は回転
式構造であるため、カバーは開いた状態となる。
いずれの場合も多数の通信機器の前面あるいは
それらの間に設置されている通路を狭くすること
になるので保守工事等の作業性を著しく悪くし、
また、安全面に対しても好ましいものではない。
これに加えて前者の場合はカバーを破損、紛失す
る等の問題もある。
本考案の目的は上述の各欠点を解決するもの
で、筐体のカバーを筐体開口時には所定の部分に
収納しておくことができる電子装置用筐体のカバ
ー取付構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案による電子装
置用筐体のカバー取付構造は電子装置の機器部品
を収納する筐体のカバー取付構造において、筐体
の左右側面に凹部を設け、各側面に複数個のスラ
イドレールを前後方向に固着し、スライドレール
内を滑動する可動部とカバー端部との間をヒンジ
により連結し、前記可動部がスライドレールの端
部に位置しているとき、前記カバーをヒンジを支
点に回転させることにより筐体の開口部を覆い、
前記カバーを側面と平行位置関係にして前記可動
部をスライドレールの一方端に移動することによ
り前記凹部にカバーを収納するように構成してあ
る。
(作用) 前記構成によれば筐体開口時にはカバーは側面
の凹部に収納され、作業等をするための通路のス
ペースは充分に確保され、本考案の目的は完全に
達成される。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案をさらに詳しく説
明する。
第1図、第2図およひ第3図は本考案による電
子装置筐体のカバー取付構造の一実施例を示す斜
視図である。この実施例は通信機筐体1の前部と
後部にフロントおよびリヤカバー5,6を開いた
状態を、第2図はフロントおよびリヤカバー5,
6を閉じた状態を、第3図はフロントおよびリヤ
カバー5,6をそれぞれの側面に収納した状態を
示している。
通信機筐体1の上面板12の両端部12a,1
2bおよび底面板13の両端部を左右の側面板1
4,15より外側に突出させて組立て、それぞれ
の側面に凹部すなわちフロントおよびリヤカバー
5,6の収納のためのスペース2a,2bを確保
している。右側側面板14の上方および下方にス
ライドレール3aおよび3bが前後方向にそれぞ
れネジ4によつて固定されている。
左側側面板15についても同様スライドレール
が固定されている。スライドレール3aおよび3
bはその内部を滑動する可動部9aおよび9bを
それぞれ有しており、この可動部9a,9bとフ
ロントカバー5の端部との間はヒンジ7a,7b
によつて結合されている。すなわち、ヒンジ7
a,7bの両端部はネジ8によつて可動部9a,
9bとフロントカバー5の端部にそれぞれ固定さ
れ、ヒンジ7a,7bの軸16を支点にフロント
カバー5が90度回転可能になつている。
左側側面板15についてもリヤカバー6が同様
の構成で取付られている。
第1図に示すように前面、後面ともフロントカ
バー5およびリヤカバー6を90度回転させること
により筐体内部を開放できる。
この状態から矢印16,17の方向にフロント
カバー5およびリヤカバー6を押すことにより可
動部はスライドレール内を滑動し、第3図に示す
ように両カバーをそれぞれ筐体側面に設けられた
スペース2a,2bに収納できる。
(考案の効果) 以上、説明したように本考案は電子装置筐体用
のカバーを筐体内部開放時には筐体側面に設けら
れたスペースに収納することができる。
したがつて、例えば通信機筐体を多数並設する
ことにより設けられる各筐体の前面または各筐体
間の通路を保守工事等の作業時にも充分確保で
き、作業を容易とする。また、従来の筐体構造の
ように取外したカバーを通路に置いたり、開いた
カバーを通路に突出させることはないので、カバ
ーを破損、紛失することはなくなり、安全性も数
段向上する。さらに通路にカバーを突出させた場
合等の作業性を考慮した通路スペースを確保する
必要はないので、フロアのスペース減少につなが
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案による電
子装置筐体の取付構造の一実施例を示す斜視図
で、第1図は通信機筐体カバーが開放になつてい
る状態、第2図は通信機筐体カバーが閉じている
状態、第3図は通信機筐体が側面に収納されてい
る状態をそれぞれ示している。 1……通信機筐体、2……カバー収納スペー
ス、3……スペースレール、4……ネジ、5……
フロントカバー、6……リヤカバー、7……ヒン
ジ金具、8……ネジ、9……可動部、10,11
……開口部、12……上面板、13……底面板、
14,15……側面板、16,17……矢印。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子装置の機器部品を収納する筐体のカバー取
    付構造において、筐体の左右側面に凹部を設け、
    各側面に複数個のスライドレールを前後方向に固
    着し、スライドレール内を滑動する可動部とカバ
    ー端部との間をヒンジにより連結し、前記可動部
    がスライドレールの端部に位置しているとき、前
    記カバーをヒンジを支点に回転させることにより
    筐体の開口部を覆い、前記カバーを側面と平行位
    置関係にして前記可動部をスライドレールの一方
    端に移動することにより前記凹部にカバーを収納
    するように構成したことを特徴とする電子装置用
    筐体カバーの取付構造。
JP6492585U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0338852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6492585U JPH0338852Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6492585U JPH0338852Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61182085U JPS61182085U (ja) 1986-11-13
JPH0338852Y2 true JPH0338852Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=30596458

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JP6492585U Expired JPH0338852Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61182085U (ja) 1986-11-13

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