JP2007324427A - ケーブル処理構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ラックキャビネット内に多数の電子装置が搭載される場合、電子装置の電源ケーブルと信号ケーブルが多数混在するため、装置搭載作業やケーブルルーティング作業が困難になる。かつ電子装置が稼動中に障害を起こした場合にケーブルが入り乱れてルーティングされているため、交換保守が難しくなる。
【解決手段】
電源ケーブルの余長処理用棚と電源コンセントボックスを一体構造にし、その余長処理棚の中で余長処理を行って電子装置までの電源ケーブルの長さ最適化することにより、整然と電源ケーブルのルーティングを行い、かつ信号ケーブル処理をラックキャビネット内の左右に振り分け整理できるケーブルサポートを設置する。
【選択図】 図1
ラックキャビネット内に多数の電子装置が搭載される場合、電子装置の電源ケーブルと信号ケーブルが多数混在するため、装置搭載作業やケーブルルーティング作業が困難になる。かつ電子装置が稼動中に障害を起こした場合にケーブルが入り乱れてルーティングされているため、交換保守が難しくなる。
【解決手段】
電源ケーブルの余長処理用棚と電源コンセントボックスを一体構造にし、その余長処理棚の中で余長処理を行って電子装置までの電源ケーブルの長さ最適化することにより、整然と電源ケーブルのルーティングを行い、かつ信号ケーブル処理をラックキャビネット内の左右に振り分け整理できるケーブルサポートを設置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の電子装置が順次搭載されるラックキャビネットにおいて、多量のケーブルを順次効率良く、接続作業、確認作業ができることを可能にするケーブル処理構造に関する。
複数の電子装置が順次搭載されるラックキャビネットにおいて、電子装置が小型化されラックキャビネット内に多量に搭載されるようになり、一台の電子装置に接続する電源や信号ケーブル量が増加し、ラックキャビネット内でいかに接続作業を容易に行い、収納するか、或るいは、ラックキャビネット内の多量のケーブルをどのように処理するかが大きな課題となってきている。前記課題を解決する手法として一般的にキャビネット内に多量に搭載されている電子装置に給電する方法は、ラックキャビネット内にACコンセントボックスを実装しそこから給電を行う。
しかし標準的な寸法で作られたラックキャビネットには、多数の電子装置への給電方法を考慮した設計がなされておらず、ACコンセントの実装位置を決めた場合に、電子装置への電源ケーブルが一定の長さのものを多数使用する事が多いため、ACコンセントと電子装置との距離の違いにより、電源ケーブルの余長処理がまちまちになり他のケーブルに影響をおよぼすことが多い。
一般的に信号等のケーブル処理は、電子装置よりすだれ式にケーブルを落としキャビネット内にて処理する場合が多く、キャビネット内で上部の装置から接続していくと、下部の電子装置を搭載する際に、上部から垂れ下がったすだれ状のケーブルが邪魔をして、搭載作業が困難になる。
逆に下部の装置から接続した場合には、ラックキャビネット下部の電子装置で稼動中に問題が発生した場合には、電子装置に接続されたケーブルの取り外し・取り付け等での作業が困難になるという組立作業、保守作業の問題があった。
図2は、信号ケーブル8をすだれ状に垂れ下げる従来のルーティングの方法を示している。信号ケーブル8がすだれ状になっているため、電源ケーブル5とケーブル同志がクロスして、ケーブルルーティングが非常に困難になっている。また電子装置が稼動中に故障した場合には、すだれ状の信号ケーブルが邪魔をして保守が困難になる。
上述のように、従来は電源ケーブルの余長処理がまちまちで他のケーブルに影響をおよぼすという問題がある。又、ケーブルをすだれ式に垂らす従来構造では、ケーブルが邪魔になり、装置搭載作業やケーブル接続作業に困難が生じ、また装置が稼動中に障害を起こした場合に、簡単に装置を保守することが難しくなるという問題がある。
本発明は、ラックキャビネットに搭載された電子装置の電源ケーブル処理において、電子装置が搭載される位置で、電子装置間に給電用コンセントボックスを搭載した棚を実装して電源ケーブルの余長処理を行い、電子装置への給電長を最短で行い、信号ケーブルへの影響を低減しておき、信号ケーブル接続作業が容易に行える実装構造を特徴とする。
さらに、本発明は、ラックキャビネット内で信号ケーブルのルーティングにおいて、接続作業が済んだ信号ケーブルが次の信号ケーブルの接続作業に邪魔な存在とならないように、信号ケーブルを搭載された電子装置の左右に振り分け効率よく分離し、ラックキャビネット内に実装されたケーブルサポートおよび支柱等を利用し、支柱等に支持することを特徴とする。
本発明により、信号ケーブルは、ケーブルサポート・支柱等を活用して左右に配線することが可能となる。またケーブルは左右に振り分けられるため、中央部に大きなエリアを確保し、ケーブル接続作業・確認作業が容易に行うことが可能になる。
以下、本発明による多数の電子装置が搭載されたラックキャビネット内のケーブル処理構造を実施例により詳細に説明する。
図1は、本発明によるラックキャビネット内に搭載された電子装置を裏面より見た図であり、電子装置間に搭載する電源コンセントボックスの実装方法と電源ケーブルの余長処理を表した図である。1はラックキャビネット、2は電源コンセントボックス、3は電子装置、4は棚、5は電源ケーブル、6は給電コネクタ。7はケーブルサポートを示す。
図1で電子装置3の搭載数より、電源・信号ケーブル量を考慮し、複数の電源コンセントを有する電源コンセントボックス2の実装エリアを確保する。棚4は、左右両サイドに設置された電源コンセントボックス2により複数の電子装置への給電が可能で、電源ケーブル5の余長処理を行なえる構造になっている。左右に設置された電源コンセントボックス2に電源ケーブル5を差込み、給電する電子装置3までの電源ケーブル長に調整し、棚4上での余長処理を行う。これにより電子装置3の電源ケーブルの余長を最小にして給電することができる。図4に、電源ケーブルの余長処理を示す。
図3は、電源ケーブル5と信号ケーブル8の両方をルーティングした本発明の実装形態を示している。上記で述べたように、電源ケーブル3の余長を余長処理棚4で処理することにより、信号ケーブル8への影響を低限できることにより、信号ケーブル8の接続作業エリアが大きく確保できる。
信号ケーブル8の配線作業では、ラックキャビネ1の左右の支柱に搭載された熊手形ケーブルサポート7を使用し、信号ケーブル8の配線ルートを明確化して、ケーブルのルーティングを行う。その際には、ラックキャビネット1の支柱なども活用し、左右に整理・整頓してクランプする。図5に、ケーブルサポート7の実装を示す。
これによりラックキャビネット1中央部に大きなエリアが確保でき、電子装置3への信号ケーブル8の接続作業・接続確認作業が容易に行える。
本実施例のようにラックキャビネット1内の電子装置3に多数のケーブルを配線・接続する場合には、各ケーブルの処理方法を考慮して、最適な形状のケーブルサポート7を必要な位置に実装することで、トラブル時のリカバリー配線・処理作業が容易になる。
本発明は、ラックキャビネット内に多数のケーブルを接続する構造において、多数のケーブルを整然と実装する構造を提供することができ、接続作業、接続確認作業、リカバリー配線・処理作業が容易になる。且つ現地での接続、敷設作業、確認作業、保守時の作業が容易になる構造を提供することができ、大幅な作業工数の低減を図ることが可能となる。
1 ラックキャビネット
2 電源コンセントボックス
3 電子装置
4 棚
5 電源ケーブル
6 電源コネクタ
7 ケーブルサポート
8 信号ケーブル
2 電源コンセントボックス
3 電子装置
4 棚
5 電源ケーブル
6 電源コネクタ
7 ケーブルサポート
8 信号ケーブル
Claims (3)
- 複数の電子装置が搭載されるラックキャビネットにおいて、複数の電子装置に給電するための複数の電源コンセントから成る電源コンセントボックスが実装され、各電源コンセントから各電子装置に給電する電源ケーブルの余長部分を載置するエリアを有する棚を、ラックキャビネット内の電子装置搭載位置に設置するケーブル処理構造。
- 前記電源コンセントボックスは前記棚の両サイドに実装される請求項1記載のケーブル処理構造。
- 電子装置の中央部より右に接続される信号ケーブルはラックキャビネの右側にケーブルルートを配置し、電子装置の中央部より左に接続される信号ケーブルはラックキャビネの左側にケーブルルートを配置し、ラックキャビネットの左右の支柱に搭載されたケーブルサポートで各信号ケーブルを支持する請求項1記載のケーブル処理構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006154169A JP2007324427A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ケーブル処理構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006154169A JP2007324427A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ケーブル処理構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007324427A true JP2007324427A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38856940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006154169A Pending JP2007324427A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ケーブル処理構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007324427A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016114791A1 (en) * | 2015-01-16 | 2016-07-21 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Plenum to deliver cool air and route multiple cables |
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-
2006
- 2006-06-02 JP JP2006154169A patent/JP2007324427A/ja active Pending
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