JPH0727676Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH0727676Y2
JPH0727676Y2 JP1988088830U JP8883088U JPH0727676Y2 JP H0727676 Y2 JPH0727676 Y2 JP H0727676Y2 JP 1988088830 U JP1988088830 U JP 1988088830U JP 8883088 U JP8883088 U JP 8883088U JP H0727676 Y2 JPH0727676 Y2 JP H0727676Y2
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JP
Japan
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electronic device
mounting plates
device mounting
pair
housing
Prior art date
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JP1988088830U
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治吉 五十嵐
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子装置における電子機器筐体に関し、 筐体内に実装される電子機器相互の側端面の保守などを
良好な状態で行ない得ることを目的とし、 筐体内左右に配置される一対の電子機器取り付け板の左
右の隣接間側は接続手段によって接続され、上記一対の
電子機器取り付け板の左右両端部側は支持手段によって
上記筐体に支持されてなり、 上記接続手段は蝶番であって、上記一対の電子機器取り
付け板を接続手段によって平面視直線状の収容位置と平
面視V字状の引き出し位置とにし得るよう、上記一対の
電子機器取り付け板の左右両端部側の支持手段はその少
なくとも一方を遠近移動可能に構成する。または、上記
接続手段は上記一対の電子機器取り付け板を平面視V字
状に接続させ、該左右の電子機器取り付け板上に実装さ
れる電子機器相互の側端面間が開脚面状態の位置関係に
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子装置における電子機器筐体に関する。
各種分野における電子装置の電子機器筐体内には、多数
の電子機器(ユニット)類が収容されるが、近年電子機
器筐体の小形化による高密度実装となってきており、狭
隘なことから筐体内部の電子機器類の保守時に際して不
都合を生じる。
このようなことから、筐体の小形化とともに保守点検な
どが不都合なく行なえることが望ましい。
〔従来の技術〕
従来の電子装置における電子機器筐体は、第3図の斜視
図に示されるように、筐体1内に複数の電子機器2a〜2d
を実装する場合には、たとえば、筐体1内に両側を水平
方向移動可能に支持させ、矢印A,B方向に挿抜し得るよ
うに設けられた1ないし複数の棚板3a,3bに搭載固定さ
せる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の電子機器筐体の筐体1内に収容されている電
子機器2a〜2dを保守点検の要に際しては、電子機器筐体
に設けられている扉やカバー(いずれも図示省略)を開
いて行なう。
しかしながら、扉やカバーを開いただけでは手が入らな
い場所や、目のとどかない箇所への作業や点検などは行
なえない。このような場合には、図示されるように電子
機器2a,2bの搭載された棚板3aを矢印A方向に引き出し
て行なう。
棚板3aに複数の電子機器2a,2bが隣接して搭載されてい
る場合、それらの対向間側端面C部分の保守点検は困難
なことから、電子機器2a,2bの少なくとも一方を取り外
さねばならない。従来の電子機器筐体においては、この
ような不都合を有するといった問題点があった。
以上のような問題点にかんがみて、本考案は、電子機器
筐体の筐体内に実装される電子機器の保守などを良好な
状態で行ない得ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案手段の構成要旨とする
ところは、第1の考案によると、筐体内左右に配置され
る一対の電子機器取り付け板の左右の隣接間側は接続手
段によって接続され、上記一対の電子機器取り付け板の
左右両端部側は支持手段によって上記筐体に支持されて
なり、上記接続手段は蝶番であって、上記一対の電子機
器取り付け板を接続手段によって平面視直線状の収容位
置と平面視V字状の引き出し位置とになし得るよう、上
記一対の電子機器取り付け板の左右両端部側の支持手段
はその少なくとも一方を遠近移動可能に構成されてなる
ことを特徴とする電子機器筐体である。
第2の考案によると、筐体内左右に配置される一対の電
子機器取り付け板の左右の隣接間側は接続手段によって
接続され、上記一対の電子機器取り付け板の左右両端部
側は支持手段によって上記筐体に支持されてなり、上記
接続手段は上記一対の電子機器取り付け板を平面視V字
状に接続させ、該左右の電子機器取り付け板上に実装さ
れる電子機器相互の側端面間が開脚面状態の位置関係に
構成されてなることを特徴とする電子機器筐体である。
〔作用〕
上記本考案の構成要旨による第1の考案は、一対の電子
機器取り付け板の隣接間側は接続手段である蝶番によっ
て接続されていることから、この接続部分は回動可能に
接続されている。また、一対の電子機器取り付け板の左
右両端部側の支持手段はいずれかの一方または両方が遠
近移動可能であるから、左右の電子機器取り付け板を平
面視直線状の収容姿勢位置と、同じく平面視V字状の引
き出し姿勢位置とに任意になし得る。
収容姿勢位置にあっては、左右の電子機器取り付け板に
実装されるそれぞれの電子機器の対向側端面は接近状態
であり、引き出し姿勢位置にあっては、それぞれの側端
面は開脚面状態の位置関係となり、これらの側端面につ
いての保守点検が容易に行なえるものとなる。
上記本考案の構成要旨による第2の考案は、一対の電子
機器取り付け板の隣接間側は接続手段によって平面視V
字状に接続されることから、左右の電子機器取り付け板
に実装されるそれぞれの電子機器の側端面は開脚面状態
の位置関係となるので、これらの側端面についての保守
点検が容易に行なえるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の電子機器筐体について、図を参照しなが
ら構成要旨にもとづいた実施例により具体的詳細に説明
する。なお、全図を通じて同様箇所には同一の符号を付
して示してある。
第1図および第2図は本考案の電子機器筐体の一実施例
であって、第1図の図(a)は平面視上面図、図(b)
は図(a)のD方向矢視図、である。
第1図によると、電子機器筐体の筐体1内の左右に配置
される一対の電子機器取り付け板6,6は、その左右の隣
接間6a側を接続手段5によって接続されている。この一
対の電子機器取り付け板6,6の左右両端部側は支持手段
4,4によって筐体1に支持されている。
本考案第1の考案によると、上記接続手段5は蝶番であ
って、左右の電子機器取り付け6,6はこの部分で回動し
得るように係合支持される。一対の電子機器取り付け板
6,6の左右両端部側の支持手段4,4は、第2図の図(a)
に示される部分拡大の側面図のように、電子機器取り付
け板6の端部側に設けられた支軸7と、筐体1側に形成
され支軸7を係合支持し得る孔部8と、からなる。
孔部8は、第2図の図(b)に示される図(a)のE−
E矢視図のように、同一の中心線l上に形成された左右
2箇所の長孔である。この孔部8,8に係合された左右の
支軸7,7は互いに長孔の範囲を遠近移動可能となる。
なお、孔部8の長孔は左右のいずれか一方のみとし、他
方を支軸7を嵌合支持し得る状態の丸孔とすることは必
要に応じて可能であり、この場合は一方の支軸7の移動
に依存することになる。
上記支持手段4,4は左右についてそれぞれ上下対称に設
けられるものである。
以上のような構成であるから、第1図の図(a)を参照
すると、電子機器取り付け板6,6は実線で示されるよう
な平面視直線状の収容姿勢位置と、図示二点鎖線で示さ
れるように、接続手段5の部分を矢印F方向の手前に引
き出した、平面視V字状の引き出し姿勢位置6′,6′と
にすることができる。このとき、支持手段4′,4′の接
近位置となり、電子機器取り付け板6′,6′の隣接間は
6a′の位置となる。
このような引き出し姿勢位置になし得ることは、接続手
段5が蝶番であることから一対の電子機器取り付け板6,
6の隣接間6a側部分が回動可能であり、両端側の支持手
段4,4は孔部8の長孔に依存して互いに接近可能なこと
で、その間移動し得るからである。
孔部8の一方が丸孔である場合には一方の長孔側により
支持手段4,4はそれによって遠近し得ることになる。
以上のようにして平面視V字状の引き出し姿勢位置にさ
れると、左右それぞれの電子機器取り付け板6′,6′上
に取り付け実装されている電子機器2a′,2b′および2
c′,2d′の、収容姿勢状態では対向状態であった相互の
側端面間が、開脚面状態の位置関係となり、開かれた状
態となるから、これれらの側端面についての保守点検を
容易に行なうことができる。
電子機器取り付け板6,6の収容姿勢位では、第1図の図
(b)および第2図の図(a)に示されるように、電子
機器取り付け板6,6の隣接間6a近傍をねじで取り付けら
れる金具9で押さえることで筐体1に固定させる。
本考案第2の考案によると、第1図の図(a)の電子機
器取り付け板6,6を二点鎖線で示されるような平面視V
字形姿勢位置6′,6′に固定して設けることにある。
このような構成は、第1図の図(a)を参照し、筐体内
左右に配置される一対の電子機器取り付け板6′,6′の
左右の隣接間6a′側は接続手段5′によって接続され、
一対の電子機器取り付け板6′,6′の左右両端部側は支
持手段4′,4′によって筐体1に固定支持される。さら
に、上記接続手段5′は一対の電子機器取り付け板
6′,6′を平面視V字状の姿勢状態に接続固定させるも
のであり、左右の電子機器取り付け板6′,6′上に実装
される電子機器2a′,2b′、2c′,2d′相互の側端面間
が、開脚面状態の位置関係に構成されてなる。
上記構成により、左右の電子機器取り付け板6′,6′に
実装される電子機器2a′,2b′、2c′,2d′の側端面は開
脚面状態の位置関係であるから、これらの側端面につい
ての保守点検が容易に行なえる。この第2の考案による
と第1の考案に比して、図示左右方向の電子機器筐体の
大きさはほとんど変わりないが、図示前後方向の大きさ
が大きくなる。図示前後方向についてはいずれの考案に
おいても作業空間として必要なことであるから、電子装
置の設置領域全体として問題となることは少ない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案の電子機器筐体によれ
ば、実装された電子機器を取り外すことなく保守点検な
どを行なえることから、保守時の作業性が向上するほ
か、電子機器は取り外さないので信頼性の良好な状態が
維持されるなど、種々の効果を奏し実用上きわめてすぐ
れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図の図(a)は本考案の電子機器筐体の上面図、 第1図の図(b)は図(a)のD矢視図、 第2図の図(a)は支持手段を示す部分拡大側面図、 第2図の図(b)は図(a)のE−E矢視図、 第3図は従来の電子機器筐体に電子機器を実装した斜視
図、 をそれぞれ示す。 各図において、 1は筐体、2a〜2d,2a′〜2d′は電子機器、3a〜3dは棚
板、4,4′は支持手段、5,5′は接続手段、6,6′は電子
機器取り付け板、6a,6a′は隣接間、7は支軸、8は孔
部、9は押さえ金具、 である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内左右に配置される一対の電子機器取
    り付け板の左右の隣接間側は接続手段によって接続さ
    れ、上記一対の電子機器取り付け板の左右両端部側は支
    持手段によって上記筐体に支持されてなり、 上記接続手段は蝶番であって、上記一対の電子機器取り
    付け板を接続手段によって平面視直線状の収容位置と平
    面視V字状の引き出し位置とになし得るよう、上記一対
    の電子機器取り付け板の左右両端部側の支持手段はその
    少なくとも一方を遠近移動可能に構成されてなることを
    特徴とする電子機器筐体。
  2. 【請求項2】筐体内左右に配置される一対の電子機器取
    り付け板の左右の隣接間側は接続手段によって接続さ
    れ、上記一対の電子機器取り付け板の左右両端部側は支
    持手段によって上記筐体に支持されてなり、 上記接続手段は上記一対の電子機器取り付け板を平面視
    V字状に接続させ、該左右の電子機器取り付け板上に実
    装される電子機器相互の側端面間が開脚面状態の位置関
    係に構成されてなることを特徴とする電子機器筐体。
JP1988088830U 1988-07-04 1988-07-04 電子機器筐体 Expired - Lifetime JPH0727676Y2 (ja)

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JPH0211389U JPH0211389U (ja) 1990-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61147599A (ja) * 1984-12-21 1986-07-05 富士通株式会社 複合形電子機器ユニツト

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