JP2001008739A - 配線機能付きキャビネット - Google Patents

配線機能付きキャビネット

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JP2001008739A
JP2001008739A JP11186670A JP18667099A JP2001008739A JP 2001008739 A JP2001008739 A JP 2001008739A JP 11186670 A JP11186670 A JP 11186670A JP 18667099 A JP18667099 A JP 18667099A JP 2001008739 A JP2001008739 A JP 2001008739A
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JP
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top plate
main body
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duct
cabinet
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JP11186670A
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English (en)
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Tokuyuki Ofuji
徳幸 大藤
Yoshiaki Ebihara
良明 海老原
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体部に物品の収納部を有するキャビネット
において、その天板上に電気機器を載置して又は他の机
と併用してOA机として利用することができるように、
本体部の上部に配線機能を付与するとともに、本来の機
能である物品収納機能をも損なわない配線機能付きキャ
ビネットを提供する。 【解決手段】 本体部1に収納部2を設けるとともに、
本体部の上位に机天板と略同程度の高さの天板3を設
け、該天板の前後縁部のうち、少なくとも一方に配線用
ダクト4を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線機能付きキャ
ビネットに係わり、更に詳しくは内部に物品の収納部を
有する本体部の上縁部に配線用ダクトを設けた配線機能
付きキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、本体部に物品の収納部を有するキ
ャビネットにおいて、配線機能を備えたものは非常に少
ない。例えば、本出願人の先願に係る実用新案登録第2
509850号公報には、机や実験台のように天板を備
えたテーブル装置で、天板の上位に棚装置を設け、該棚
装置の棚板下面の前縁部に配線を施して複数のコンセン
トを設けたものが開示されている。
【0003】また、実用新案登録第2502147号公
報には、キャビネットの外側面の適所に、その全高にわ
たる縦凹溝を形成するとともに、上面に前記両縦凹溝の
上端部と連通する左右方向の横凹溝を形成し、且つ前記
縦凹溝に、キャビネットの外側面より突出することのな
いカバーを嵌合し、またキャビネットの上面に、側端に
縦凹溝と整合する凹入部を有する天板を止着したユニッ
ト式収納キャビネットが開示されている。
【0004】しかし、後者の公報記載のキャビネット
は、上面の縦凹溝に配線する場合、天板を外さなくては
ならず、配線作業に手間がかかるとともに、天板上に重
量の重い電気機器を載置している場合には配線作業は殆
ど不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、本体部に物
品の収納部を有するキャビネットにおいて、その天板上
に電気機器を載置して又は他の机と併用してOA机とし
て利用することができるように、本体部の上部に配線機
能を付与するとともに、本来の機能である物品収納機能
をも損なわない配線機能付きキャビネットを提供する点
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、本体部に収納部を設けるとともに、本体部
の上位に机天板と略同程度の高さの天板を設け、該天板
の前後縁部のうち、少なくとも一方に配線用ダクトを設
けてなる配線機能付きキャビネットを構成した。
【0007】ここで、前記本体部とその上位に設けた天
板との間に前記配線用ダクトを設けるとともに、該配線
用ダクトに沿って該ダクトを隠蔽可能であるダクトカバ
ーを上下回転開閉可能に設け且つ該ダクトカバーを閉止
した状態でその遊端に沿ってダクト開口縁との間に介在
させる軟質材を設けてなることが好ましい。
【0008】更に、前記本体部の上面板と前記天板との
間に配線空間を形成すべく、本体部の両側で前後中央部
に立設した保高板の上部に天板を固定するとともに、該
天板の前後縁を前記上面板の前後縁より中央寄りに設定
して本体部前後に斜め上方に開口した配線用ダクトをそ
れぞれ形成し、そして前記ダクトカバーの下縁を上面板
の前後縁に蝶着するとともに、ダクトカバーの上縁部に
前記天板の前後縁に当接するように軟質材を設けてなる
ことがより好ましいのである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に
係る配線機能付きキャビネットの要部を示し、図中符号
Aはキャビネット、1は本体部、2は収納部、3は天
板、4は配線用ダクト、5はダクトカバーをそれぞれ示
している。
【0010】本発明の配線機能付きキャビネットAは、
本体部1に収納部2を設けるとともに、本体部1の上位
に机天板と略同程度の高さの天板3を設け、該天板3の
前後縁部のうち、少なくとも一方に配線用ダクト4を設
けてなるものである。ここで、前記本体部1に設ける収
納部2は、どのような構造のものでも良く、図例のよう
な開閉扉6を備えたものでも、また引出しタイプでも、
オープン棚でも、更に前後両面に収納部2を設けたもの
でも良いのである。
【0011】更に詳しくは、前記本体部1は、両側板
7,7と、その上端に上面板8を有し、内部を適宜分割
して複数の収納部2、あるいは使用目的の異なる収納部
2を設けたものである。そして、前記本体部1の両側で
前後中央部に立設した保高板9,9の上部に前記天板3
を固定して、当該本体部1の上面板8と前記天板3との
間に配線空間10を形成し、更に該天板3の前後縁を前
記上面板8の前後縁より中央寄りに設定し、つまり天板
3の前後幅を上面板8の前後幅よりも狭く設定し、本体
部1の前後に斜め上方に開口した前記配線用ダクト4,
4をそれぞれ形成している。
【0012】また、前記本体部1の上面板8とその上位
に天板3を設けることにより、両板間に前記配線用ダク
ト4が形成されるが、本実施形態では前記配線用ダクト
4に沿って該ダクトを隠蔽可能であるダクトカバー5を
上下回転開閉可能に設け且つ該ダクトカバー5を閉止し
た状態でその遊端に沿ってダクト開口縁との間に介在さ
せる軟質材11を設けている。この軟質材11を設ける
ことによって、配線用ダクト4からコード12,…を引
き出した状態で前記ダクトカバー5を閉止しても、コー
ド12に対応する軟質材11が変形し、該軟質材11の
その他の部分で配線用ダクト4を閉止することができる
とともに、コード12の移動も規制することができるの
で、コード12が邪魔になることがなく、またコード1
2を不意に引っ掛けてコンセント等の接続部から外れて
電気機器に重大な損害を与える事故を未然に防止するこ
とができる。
【0013】更に具体的には、前記本体部1の両側に立
設した保高板9は、下部よりも上部の前後幅を狭く設定
することで、前記配線用ダクト4は本体部1の両側面に
開口している。こうすることによって、複数のキャビネ
ットA,…を側方に隣接させて設置した場合でも、各キ
ャビネットAの配線用ダクト4が連通するので、複数の
キャビネットA,…に渡って配線することが可能であ
る。
【0014】また、前記両保高板9,9の上部に天板3
を固定することで、前後の配線用ダクト4,4がその間
に形成された配線空間10を介して連通し、それによっ
て天板3の上面を通さなくてもキャビネットAの前後方
向にも配線することができるのである。
【0015】また、前記ダクトカバー5は、その下縁を
上面板8の前後縁にそれぞれ蝶着するとともに、ダクト
カバー5の上縁部に前記天板3の前後縁に当接するよう
に前記軟質材11を設けている。ここで、前記上面板8
の前後縁は、前記天板3の前後縁よりも前後方向へ突出
しているので、前記ダクトカバー5を閉止した状態で
は、その自重が閉止方向に作用するので、ダクトカバー
5で配線用ダクト4が閉止された状態を維持するのであ
る。
【0016】また、前記天板3の両側で前後中央部に後
述の上部収納部を支持するための支柱板13,13を立
設している。
【0017】次に本発明のキャビネットAを実際にオフ
ィスシステムに組み込んだ使用例を図3〜図5に基づいて
説明する。図3は第1使用例を示し、本発明のキャビネッ
トAを複数台側方に列設し、更に各キャビネットAの上
方に前記支柱板13,13を利用して上部収納部14を
設け、そして通常のOA机Bと組み合わせてオフィスシ
ステムを構成したものである。この場合、前記各キャビ
ネットAの天板3は、OA机Bの机天板15の高さより
も若干高く設定しているので、電気機器E例えばパソコ
ン等のモニターを天板3上に載置し、キーボードをOA
机Bの机天板15上に載置して使用すれば、非常に使い
勝手の良いオフィスシステムとなる。
【0018】また、図4は第2使用例を示し、前記同様
に本発明のキャビネットAを複数台側方に列設し、更に
各キャビネットAの上方に前記支柱板13,13を利用
して上部棚16を設けるとともに、前記本体部1に設け
た収納部2を前後面に開放したものとし且つOA机Bの
机天板15の後部一部を該収納部2内に収納した状態で
使用できるようにしたものであり、キャビネットAの天
板3とOA机Bの机天板15とで多段の天板を構成して
いる。
【0019】また、図5は第3使用例を示し、本発明の
キャビネットAを複数台側方に列設し、更に各キャビネ
ットAの上方に前記支柱板13,13を利用して上部収
納部14を設けるとともに、前記本体部1に設けた収納
部2を前後面に開放したものとし且つOA机Bの机天板
15の全部を該収納部2内に収納した状態で使用できる
ようにしたものであり、キャビネットAの天板3のみを
使用したり、必要に応じてOA机Bを収納部2から引き
出してその机天板15を使用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の配
線機能付きキャビネットは、本体部に収納部を設けると
ともに、本体部の上位に机天板と略同程度の高さの天板
を設け、該天板の前後縁部のうち、少なくとも一方に配
線用ダクトを設けてなるので、天板上に電気機器を載置
して又は他の机と併用してOA机として利用することが
できるように、本体部の上部に設けた配線用ダクトを利
用して電気機器に配線することができ、しかも本来の機
能である物品収納機能をも損なわないのである。
【0021】請求項2によれば、配線用ダクトからコー
ドを引き出した状態で前記ダクトカバーを閉止しても、
コードに対応する軟質材が変形し、該軟質材のその他の
部分で配線用ダクトを閉止することができるとともに、
コードの移動も規制することができるので、コードが邪
魔になることがなく、またコードを不意に引っ掛けてコ
ンセント等の接続部から外れて電気機器に重大な損害を
与える事故を未然に防止することができる。
【0022】請求項3によれば、複数のキャビネットを
側方に隣接させて設置した場合でも、各キャビネットの
配線用ダクトが連通するので、複数のキャビネットに渡
って配線することができ、また前記両保高板の上部に天
板を固定することで、前後の配線用ダクトがその間に形
成された配線空間を介して連通し、それによって天板の
上面を通さなくてもキャビネットの前後方向にも配線す
ることができ、また前記ダクトカバーを閉止した状態で
は、その自重が閉止方向に作用するので、ダクトカバー
で配線用ダクトが閉止された状態を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線機能付きキャビネットの要部斜視
図である。
【図2】同じくダクトカバーを開いた状態の要部斜視図
である。
【図3】本発明の配線機能付きキャビネットの第1使用
例を示す斜視図である。
【図4】本発明の配線機能付きキャビネットの第2使用
例を示す斜視図である。
【図5】本発明の配線機能付きキャビネットの第3使用
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A キャビネット B OA机 E 電気機器 1 本体部 2 収納部 3 天板 4 配線用ダクト 5 ダクトカバー 6 開閉扉 7 側板 8 上面板 9 保高板 10 配線空間 12 コード 13 支柱板 14 上部収納部 15 机天板 16 上部棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B053 NN01 4E360 AB03 AB08 AB12 AB61 BA01 BB02 BB12 BB16 BB22 BC05 BD05 CA03 EA18 EC05 EC11 ED03 ED13 ED27 FA08 GA02 GA06 GA53 GB99

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部に収納部を設けるとともに、本体
    部の上位に机天板と略同程度の高さの天板を設け、該天
    板の前後縁部のうち、少なくとも一方に配線用ダクトを
    設けてなることを特徴とする配線機能付きキャビネッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記本体部とその上位に設けた天板との
    間に前記配線用ダクトを設けるとともに、該配線用ダク
    トに沿って該ダクトを隠蔽可能であるダクトカバーを上
    下回転開閉可能に設け且つ該ダクトカバーを閉止した状
    態でその遊端に沿ってダクト開口縁との間に介在させる
    軟質材を設けてなる請求項1記載の配線機能付きキャビ
    ネット。
  3. 【請求項3】 前記本体部の上面板と前記天板との間に
    配線空間を形成すべく、本体部の両側で前後中央部に立
    設した保高板の上部に天板を固定するとともに、該天板
    の前後縁を前記上面板の前後縁より中央寄りに設定して
    本体部前後に斜め上方に開口した配線用ダクトをそれぞ
    れ形成し、そして前記ダクトカバーの下縁を上面板の前
    後縁に蝶着するとともに、ダクトカバーの上縁部に前記
    天板の前後縁に当接するように軟質材を設けてなる請求
    項1又は2記載の配線機能付きキャビネット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093161A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Kokuyo Co Ltd テーブルの配線構造
JP2003093160A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Kokuyo Co Ltd テーブル

Cited By (3)

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