JP2001061558A - コンセントボックス付き天板 - Google Patents
コンセントボックス付き天板Info
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
通信用のコンセントを設けても、その天板の機能を低下
させたり、各コンセントに挿込まれるAC/DCコンバ
ータ付きプラグにおける当該コンバータ同士が干渉する
ことなく、しかも、コンセント口数が多くてもコンパク
トな形態のコンセントボックス付き天板を提供するこ
と。 【解決手段】 天板1に略長方形状の開口部4を設け、
該開口部4と対応する天板裏面側に、配線ダクト5を設
ける一方、前記開口部4に対応する天板表面側に、複数
の電源用コンセント8又は通信用コンセント9を屋根型
傾斜面7a上に具備すると共に、該傾斜面7aの末端7bが天
板1上面から浮いて位置するように形成したコンセント
ボックス7を設けた。
Description
ル,カウンター,キャビネットワゴンなどのような家具
に共通した天板の構造に関する。
ン化(OA化)の進展に伴い、オフィス等で使用される
家具は、パソコンを始めとするOA機器、或は、その端
末機器でもある、いわゆるモバイル機器等を支障なく使
用できるようにするため、天板などに電源コンセントや
通信用コンセントを配置したものが多くなった。
た家具は、デスクのように一人で使用するものを対象と
していた関係上コンセントの口数が少なく、多人数で使
用することが多い、例えば、会議用テーブルや打合せ用
テーブルなどではデスク用のコンセント配備の技術で
は、コンセントの口数が不足するという問題がある。
ば一見解決できるようにも考えられるが、単にコンセン
トの口数を増大させると、それがテーブル等の天板の上
に占める面積が大きくなって天板としての使い勝手を損
うおそれがある。
(直流)を電源とするものが大半であるが、これを商用
電源(通常100V)に接続するためには、AC/DCコ
ンバータを不可欠とするところ、OA機器の電源用コー
ドは、その挿込みプラグと一体にAC/DCコンバータ
を具備したものが多く、そのため複数台のAC/DCコ
ンバータを互に干渉することなく、電源用コンセントに
接続できるようにするには、電源用コンセント同士を相
当に隔離したパターンで天板上に設ける必要があり、そ
うすると上述したように、コンセントが天板上に占める
面積が大きくなって、天板の本来の機能が低下せしめる
からである。
点に鑑み、天板上で多数の口数の電源用及び/又は通信
用のコンセントを設けても、その天板の機能を低下させ
たり、各コンセントに挿込まれるAC/DCコンバータ
付きプラグにおける当該コンバータ同士が干渉すること
なく、しかも、コンセント口数が多くてもコンパクトな
形態のコンセントボックス付き天板を提供することを、
課題とするものである。
を目的としてなされた本発明天板の構成は、天板に略長
方形状の開口部を設け、該開口部と対応する天板裏面側
に、配線ダクトを設ける一方、前記開口部に対応する天
板表面側に、複数の電源用コンセント又は通信用コンセ
ントを屋根型傾斜面上に具備すると共に、該傾斜面の末
端が天板上面から浮いて位置するように形成したコンセ
ントボックスを設けたことを特徴とするものである。
ックスを、それを設けた開口部に着脱自在に設ける構成
とすることがある。また、コンセントボックスの前記開
口部への装着縁部には、合成ゴム等の柔軟部材を取付け
ることにより、前記縁部の任意の位置から天板裏面の配
線ボックスからの配線を取出すことができるようするこ
ともある。
ブルの一例の正面図、図2は図1のテーブルの側面図、
図3は図1のコンセントボックスの拡大平面図、図4は
図3のA−A矢視断面図、図5は図3のB−B矢視図で
ある。
板、2は天板1の裏面に配設した天板フレーム、3は前
記天板1の裏面四隅において、前記天板1とフレーム2
とに結合して設けた4本の脚であり、これらの部材1〜
3によって通常のテーブルを形成するが、本発明では図
4に示すように、前記天板1の略央部に平面から見て細
長い長方形の開口部4が形成されている。なお、Pは開
口部4を跨いだ形で天板1の上に立設された机上パネ
ル、Poは該パネルPを支持する支柱である。
て、この開口部4を全面的に覆うことができる大きさの
平面形状を有する配線収容ダクト5が設けられている。
この配線収容ダクト5は、図5に例示した側断面形状を
有し、左右の側板5aには配線挿通用の楕円状の穴5bが形
成されていると共に、前,後面板5cは、このダクト本体
に対し、開閉並びに着脱できるように装着されている。
5dは前,後面板5cの上部とダクト本体の間に形成された
隙間である。
る天板1の開口部4に装着した着脱自在の蓋、7は同じ
く開口部4に着脱自在に装着したコンセントボックスで
ある。図3〜図5に示した例では、開口部4をその長さ
方向において三区分に分け、左右の両側に前記蓋6を装
着すると共に、中央部にコンセントボックス7が装着さ
れる構成を採っている。なおPnは、机上パネルPの支柱
Poを立設する穴である。
着形態は、図1,図2に示したものでは、長目に形成し
た開口部4の左,右側に2つのコンセントボックス7,
7を設け、中央部に1個の蓋6(図1では表われず)を
設ける形態が採られている。このように、本発明におい
て蓋6とコンセントボックス7の装着形態は、開口部4
の長さ、或は、蓋6やコンセントボックス7の長さを調
整することにより、上記の装着以外の装着形態を任意に
採ることができる。
縁部に、合成ゴム製等による柔軟な縁部材6a,6aを装着
していることにより、この縁部材6aを変形させて配線収
容ダクト5からの配線を天板1の上面側に引出すことが
できる。6bは蓋6の左右側に形成した半円形状の切欠き
で、蓋着脱用の指掛け、或は、配線通し用の切欠部とし
て機能する。
の構成を具備したものである。即ち、側断面が略屋根状
をなす傾斜面7a,7aを、それを平面からみたとき、天板
1の開口部4の短辺側の幅と同等乃至は少し小さ目に形
成すると共に、当該屋根状の傾斜面7a,7aの下縁7b,7b
が天板1の上面から浮いて位置するように、この下縁7
b,7bの下方を、前,後の立壁7cにより支えたように形
成することにより、ボックス本体に形成している。この
とき、立壁7c,7cの下縁の側面から見た幅は、同じ方向
から見た屋根状の傾斜面7a,7aの下縁7b,7bの幅より小
さくなっているので、省スペース的に大容量(コンセン
ト口数が多い)のコンセントボックスを設置することが
できる。7dは、上記傾斜面7a,7aと立壁7c,7cにより形
成されるボックス本体の両側端に被着したエンドキャッ
プである。
は、この例では、それぞれの左,右側に2口のAC電源
用コンセント8を合計4個、前記コンセント8に挟まれ
た中央部に合計4口の通信用コンセント9が設けられる
と共に、ボックス本体内の4口の通信用コンセント9
と、その左右側に位置したAC電源用コンセント8との
間には、シールド板10が立設されている。
着脱自在に装着するため、配線収容ダクト5の上面開口
部に跨設して設けた受け部材5eに載架支持される支持フ
レーム11を当該ボックス本体の下面側に具備すると共
に、支持フレーム11の外面に、合成ゴム製などの柔軟な
縁部材12を設けて、本発明におけるコンセントボックス
CBの一例に形成されている。
Bは上記の構成であるから、天板1に形成した上下幅が
小さ目の開口部4に対し、前,後で二列のコンセント
8,9の群を具備した屋根形の傾斜面7aを、天板1の上
面から浮かせた状態で配置した形態となる。この結果、
各AC電源コンセント8の挿込口に、一例として図5に
示す大き目のAC/DCコンバータAdを有するOA機器
の電源用プラグが挿込まれても、各AC/DCコンバー
タAd同士が互いに干渉しないことは勿論、AC/DCコ
ンバータAdが長目の外形であっても、傾斜面7aが天板1
の上面から斜めに浮いた姿勢であるから、天板上へのは
み出し量を小さく押えた形でコンセント8に挿込むこと
ができることとなり、省スペース的である。
部4を設け、この開口部4に、屋根形の2つの傾斜面7a
を有するボックス本体を、その傾斜面7a,7aに、複数個
の電源用コンセント8,通信用コンセント9を設けるこ
とにより、コンセントボックスCBを天板1の中央部に
配置した例であるが、本発明の天板1は、コンセントボ
ックスCBを天板の縁近くに配置した形態でも実施でき
るので、次にこの点について述べる。
えば、デスク天板の前端側近くに設ける場合には、デス
ク天板の前端近くに、上記例における開口部4の1/2
程度の上下幅を有する開口部を設け、この開口部に対応
する天板の裏面側に配線収容ダクトを配置すると共に、
前記開口部の上面側に、先の実施の形態において図3,
図5に示したコンセントボックスCBを、その半分の形
態に形成したデスク天板用のコンセントボックスを配置
するのである。デスク天板用のコンセントボックスが、
先の例のコンセントボックスCBの半分の形態で済むの
は、このコンセントボックスを使用する者は、そのデス
クを使用する者が、コンセントボックスの一面側からし
かコンセントの利用をしないからである。この点は、カ
ウンターやキャビネットワゴンの天板についても同様で
ある。
者が一緒に使用することが多い打合せテーブルや会議用
テーブルなどの天板に、複数人が何ら支障なく同時に使
用できるように配置したAC電源用コンセント/通信用
コンセントを具備するコンセントボックスを設けたの
で、その天板の実質上の有効面積を損なうことなく、前
記の各コンセントを容易に使用することが可能となり、
その天板上でのOA機器を使用した作業等が行い易いと
いう利点が得られる。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 天板に略長方形状の開口部を設け、該開
口部と対応する天板裏面側に、配線ダクトを設ける一
方、前記開口部に対応する天板表面側に、複数の電源用
コンセント又は通信用コンセントを屋根型傾斜面上に具
備すると共に、該傾斜面の末端が天板上面から浮いて位
置するように形成したコンセントボックスを設けたこと
を特徴とするコンセントボックス付き天板。 - 【請求項2】 天板に略長方形状の開口部を設け、該開
口部と対応する天板裏面側に、配線ダクトを設ける一
方、前記開口部に対応する天板表面側に、複数の電源用
コンセント又は通信用コンセントを屋根型傾斜面上に具
備したコンセントボックスを着脱自在に設けたことを特
徴とするコンセントボックス付き天板。 - 【請求項3】 コンセントボックスの前記開口部への装
着縁部には、合成ゴム等の柔軟部材を取付けることによ
り、前記縁部の任意の位置から天板裏面の配線ボックス
からの配線を取出すことができるようにした請求項1又
は2のコンセントボックス付き天板。 - 【請求項4】 コンセントボックス内の通信用コンセン
トは、シールド板で遮蔽した請求項1〜3のいずれかの
コンセントボックス付き天板。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24351499A JP4289733B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | コンセントボックス付き天板 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=17105050
Family Applications (1)
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008259714A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Kokuyo Co Ltd | 天板付き家具 |
JP2011067363A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 天板取付収納具 |
JP2014151075A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Itoki Corp | 天板の配線出入れ部カバー |
JP2015519140A (ja) * | 2012-06-04 | 2015-07-09 | ベーべーべーエル イノベイション アーベーBbbl Innovation Ab | 調理装置、調理用鍋、および調理方法 |
JP2015213426A (ja) * | 2015-05-08 | 2015-11-26 | テック・パワー株式会社 | 電子機器用充電保管装置 |
JP2018075049A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | 株式会社イトーキ | テーブル |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24351499A patent/JP4289733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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