JP4289733B2 - コンセントボックス付き天板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デスク,テーブル,カウンター,キャビネットワゴンなどのような家具に共通した天板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のいわゆるオフィスオートメーション化(OA化)の進展に伴い、オフィス等で使用される家具は、パソコンを始めとするOA機器、或は、その端末機器でもある、いわゆるモバイル機器等を支障なく使用できるようにするため、天板などに電源コンセントや通信用コンセントを配置したものが多くなった。
【0003】
しかし、従来の前記コンセントを具備させた家具は、デスクのように一人で使用するものを対象としていた関係上コンセントの口数が少なく、多人数で使用することが多い、例えば、会議用テーブルや打合せ用テーブルなどではデスク用のコンセント配備の技術では、コンセントの口数が不足するという問題がある。
【0004】
コンセント口数の不足は、その口数を増せば一見解決できるようにも考えられるが、単にコンセントの口数を増大させると、それがテーブル等の天板の上に占める面積が大きくなって天板としての使い勝手を損うおそれがある。
【0005】
即ち、パソコン等のOA機器は、バッテリ(直流)を電源とするものが大半であるが、これを商用電源(通常100V)に接続するためには、AC/DCコンバータを不可欠とするところ、OA機器の電源用コードは、その挿込みプラグと一体にAC/DCコンバータを具備したものが多く、そのため複数台のAC/DCコンバータを互に干渉することなく、電源用コンセントに接続できるようにするには、電源用コンセント同士を相当に隔離したパターンで天板上に設ける必要があり、そうすると上述したように、コンセントが天板上に占める面積が大きくなって、天板の本来の機能が低下せしめるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような点に鑑み、天板上で多数の口数の電源用及び/又は通信用のコンセントを設けても、その天板の機能を低下させたり、各コンセントに挿込まれるAC/DCコンバータ付きプラグにおける当該コンバータ同士が干渉することなく、しかも、コンセント口数が多くてもコンパクトな形態のコンセントボックス付き天板を提供することを、課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明天板の構成は、天板に略長方形状の開口部を設け、該開口部と対応する天板裏面側に、配線ダクトを設ける一方、前記開口部に対応する天板表面側に、複数の電源用コンセント又は通信用コンセントを屋根型傾斜面上に具備すると共に、該傾斜面の下縁が立壁に支えられて天板上面から浮いて位置するように形成したコンセントボックスを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
本発明は、上記構成において、立壁は、その下縁の側面から見た幅を、側面から見た屋根型傾斜面の下縁の幅より小さくすると共に、コンセントボックスを、それを設けた開口部に着脱自在に設ける構成とすることがある。また、コンセントボックスの前記開口部への装着縁部には、合成ゴム等の柔軟部材を取付けることにより、前記縁部の任意の位置から天板裏面の配線ダクトからの配線を取出すことができるようすることもある。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明天板を具備したテーブルの一例の正面図、図2は図1のテーブルの側面図、図3は図1のコンセントボックスの拡大平面図、図4は図3のA−A矢視断面図、図5は図3のB−B矢視図である。
【0010】
図1,図2において、1はテーブルの天板、2は天板1の裏面に配設した天板フレーム、3は前記天板1の裏面四隅において、前記天板1とフレーム2とに結合して設けた4本の脚であり、これらの部材1〜3によって通常のテーブルを形成するが、本発明では図4に示すように、前記天板1の略央部に平面から見て細長い長方形の開口部4が形成されている。なお、Pは開口部4を跨いだ形で天板1の上に立設された机上パネル、Poは該パネルPを支持する支柱である。
【0011】
天板1の裏面には、前記開口部4に対応して、この開口部4を全面的に覆うことができる大きさの平面形状を有する配線収容ダクト5が設けられている。この配線収容ダクト5は、図5に例示した側断面形状を有し、左右の側板5aには配線挿通用の楕円状の穴5bが形成されていると共に、前,後面板5cは、このダクト本体に対し、開閉並びに着脱できるように装着されている。5dは前,後面板5cの上部とダクト本体の間に形成された隙間である。
【0012】
6は上記配線収容ダクト5の上方に位置する天板1の開口部4に装着した着脱自在の蓋、7は同じく開口部4に着脱自在に装着したコンセントボックスである。図3〜図5に示した例では、開口部4をその長さ方向において三区分に分け、左右の両側に前記蓋6を装着すると共に、中央部にコンセントボックス7が装着される構成を採っている。なおPnは、机上パネルPの支柱Poを立設する穴である。
【0013】
上記の蓋6とコンセントボックス7との装着形態は、図1,図2に示したものでは、長目に形成した開口部4の左,右側に2つのコンセントボックス7,7を設け、中央部に1個の蓋6(図1では表われず)を設ける形態が採られている。このように、本発明において蓋6とコンセントボックス7の装着形態は、開口部4の長さ、或は、蓋6やコンセントボックス7の長さを調整することにより、上記の装着以外の装着形態を任意に採ることができる。
【0014】
上記の蓋6は、図3の上,下側に位置する縁部に、合成ゴム製等による柔軟な縁部材6a,6aを装着していることにより、この縁部材6aを変形させて配線収容ダクト5からの配線を天板1の上面側に引出すことができる。6bは蓋6の左右側に形成した半円形状の切欠きで、蓋着脱用の指掛け、或は、配線通し用の切欠部として機能する。
【0015】
図に例示したコンセントボックス7は、次の構成を具備したものである。即ち、側断面が略屋根状をなす傾斜面7a,7aを、それを平面からみたとき、天板1の開口部4の短辺側の幅と同等乃至は少し小さ目に形成すると共に、当該屋根状の傾斜面7a,7aの下縁7b,7bが天板1の上面から浮いて位置するように、この下縁7b,7bの下方を、前,後の立壁7cにより支えたように形成することにより、ボックス本体に形成している。このとき、立壁7c,7cの下縁の側面から見た幅は、同じ方向から見た屋根状の傾斜面7a,7aの下縁7b,7bの幅より小さくなっているので、省スペース的に大容量(コンセント口数が多い)のコンセントボックスを設置することができる。7dは、上記傾斜面7a,7aと立壁7c,7cにより形成されるボックス本体の両側端に被着したエンドキャップである。
【0016】
上記ボックス本体の2つの傾斜面7a,7aには、この例では、それぞれの左,右側に2口のAC電源用コンセント8を合計4個、前記コンセント8に挟まれた中央部に合計4口の通信用コンセント9が設けられると共に、ボックス本体内の4口の通信用コンセント9と、その左右側に位置したAC電源用コンセント8との間には、シールド板10が立設されている。
【0017】
上記ボックス本体は、天板1の開口部4に着脱自在に装着するため、配線収容ダクト5の上面開口部に跨設して設けた受け部材5eに載架支持される支持フレーム11を当該ボックス本体の下面側に具備すると共に、支持フレーム11の外面に、合成ゴム製などの柔軟な縁部材12を設けて、本発明におけるコンセントボックスCBの一例に形成されている。
【0018】
本発明天板におけるコンセントボックスCBは上記の構成であるから、天板1に形成した上下幅が小さ目の開口部4に対し、前,後で二列のコンセント8,9の群を具備した屋根形の傾斜面7aを、天板1の上面から浮かせた状態で配置した形態となる。この結果、各AC電源コンセント8の挿込口に、一例として図5に示す大き目のAC/DCコンバータAdを有するOA機器の電源用プラグが挿込まれても、各AC/DCコンバータAd同士が互いに干渉しないことは勿論、AC/DCコンバータAdが長目の外形であっても、傾斜面7aが天板1の上面から斜めに浮いた姿勢であるから、天板上へのはみ出し量を小さく押えた形でコンセント8に挿込むことができることとなり、省スペース的である。
【0019】
以上の説明は、天板1の中央に横長の開口部4を設け、この開口部4に、屋根形の2つの傾斜面7aを有するボックス本体を、その傾斜面7a,7aに、複数個の電源用コンセント8,通信用コンセント9を設けることにより、コンセントボックスCBを天板1の中央部に配置した例であるが、本発明の天板1は、コンセントボックスCBを天板の縁近くに配置した形態でも実施できるので、次にこの点について述べる。
【0020】
図示しないが、コンセントボックスを、例えば、デスク天板の前端側近くに設ける場合には、デスク天板の前端近くに、上記例における開口部4の1/2程度の上下幅を有する開口部を設け、この開口部に対応する天板の裏面側に配線収容ダクトを配置すると共に、前記開口部の上面側に、先の実施の形態において図3,図5に示したコンセントボックスCBを、その半分の形態に形成したデスク天板用のコンセントボックスを配置するのである。デスク天板用のコンセントボックスが、先の例のコンセントボックスCBの半分の形態で済むのは、このコンセントボックスを使用する者は、そのデスクを使用する者が、コンセントボックスの一面側からしかコンセントの利用をしないからである。この点は、カウンターやキャビネットワゴンの天板についても同様である。
【0021】
【発明の効果】
本発明は以上の通りであって、多人数の者が一緒に使用することが多い打合せテーブルや会議用テーブルなどの天板に、複数人が何ら支障なく同時に使用できるように配置したAC電源用コンセント/通信用コンセントを具備するコンセントボックスを設けたので、その天板の実質上の有効面積を損なうことなく、前記の各コンセントを容易に使用することが可能となり、その天板上でのOA機器を使用した作業等が行い易いという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明天板を具備したテーブルの一例の正面図。
【図2】図1のテーブルの側面図。
【図3】図1のコンセントボックスの拡大平面図。
【図4】図3のA−A矢視断面図。
【図5】図3のB−B矢視図。
【符号の説明】
1 天板
2 天板フレーム
3 脚
4 開口部
5 配線収容ダクト
5a 左,右側板
5b 楕円穴
5c 前,後板
5d 隙間
6 蓋
7 コンセントボックス
8 電源用コンセント
9 通信用コンセント
10 シールド板
Ad AC/DCコンバータ

Claims (4)

  1. 天板に略長方形状の開口部を設け、該開口部と対応する天板裏面側に、配線ダクトを設ける一方、前記開口部に対応する天板表面側に、複数の電源用コンセント又は通信用コンセントを屋根型傾斜面上に具備すると共に、該傾斜面の下縁が立壁に支えられて天板上面から浮いて位置するように形成したコンセントボックスを設けたことを特徴とするコンセントボックス付き天板。
  2. 立壁は、その下縁の側面から見た幅を、側面から見た屋根型傾斜面の下縁の幅より小さくすると共に、コンセントボックスは、開口部に着脱自在に設けた請求項1のコンセントボックス付き天板。
  3. コンセントボックスの前記開口部への装着縁部には、合成ゴム等の柔軟部材を取付けることにより、前記縁部の任意の位置から天板裏面の配線ダクトからの配線を取出すことができるようにした請求項1又は2のコンセントボックス付き天板。
  4. コンセントボックス内の通信用コンセントは、シールド板で遮蔽した請求項1〜3のいずれかのコンセントボックス付き天板。
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