JPH08508364A - 回路板を端子板に接続するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 外部配線をハウジング装置（７）内に挿入された回路板（１）に接続する場合に、慣用の方法で回路板の対応するコネクタ素子（３）を受け入れるためのコネクタ素子（１５）を有するバックパネル（１３）がある。外部配線は交換及び取り外し可能なコネクタユニット（２１）上の接触子（２９）に接続される。ユニットは回路板と同じ方法でハウジング内に挿入されるが、バックパネル（１３）には接続されず、回路板（１）の対応するコネクタ（５）と接続するためのコネクタ接触子（２７）を備える。従って、回路板（１）がハウジング（７）内に挿入されると、バックパネル（１３）の接触子（１５）と、配線用コネクタユニット（２１）の接触子（２７）の両方と電気的な接触が得られる。コネクタユニット（２１）の接触子（２７）から各種の接触ピン（２９）に導線が延び、これらのピンはハウジング（７）の正面から容易にアクセスできるように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 回路板を端子板に接続するための装置 産業上の利用分野 この発明は、種々の電気構成部品を備えた回路板又は構成部品板を端子板又は バックプレーンに接続するための装置に係り、更に詳しくは回路板の電気的接続 を容易にするための接続ユニットに関する。 発明の背景 例えば遠距離通信回路網の小接続点に見られるように、電気回路のハウジング 即ちケーシングの内部には、通常異なる種類の数個の電気回路板が配列され接続 される。これらの回路板には、他のユニット、特に外部ユニット或いは臨時の付 加ユニット、との接続方法、換言すれば外部配線の構成、に関して、異なる必要 条件が存在する。将来使用されるこのような外部或いは付加的接続にハウジング を適用できるようにするためには、ハウジングの構造になんらの基本的再構成を 施さずにハウジング及び特にその内部構造が外部配線の種々の構成方法を可能に する適切な方法で構成されると有利である。 例えば、自由端に配置された外部配線との接続手段を有する回路板では、回路 板を交換する取扱者は、特定の配線及びそれからの多様な接続に関する知識を有 し、それを取り扱う必要があるから、回路板の前端又は上端及び接続端でない他 の２端での外部配線を避け得ることが望ましい。 また、前側面又は開放側面から異なる外部配線にアクセス可能なことも一般に 望ましい。例えば、新たな回路板を挿入及び接続する際にはハウジングを単一の 側面のみで開放することが必要になる。従って、例えば、回路板の２個のハウジ ング即ちケーシングの後側面を互いに対面させて筐体に組み立てることが可能に なる。なぜなら、このような配置では、ハウジングの後側面の空間にアクセスす る必要はないからである。 従来の技術 特許明細書ＤＥ−Ｃ２ ３２ ０８ ９９１では、本発明が好適な一般構 造のハウジング装置が開示されている。この場合、外部配線は背面パネル背後の 空間即ち余地に配設され、回路板ハウジンク迫体の外側に在ってハウジングの一 方からアクセス可能な接続手段を有する。また、特許明細書ＵＳ−Ａ ４，９０ ３，１７０では、外部配線が背面の背後の空間に配列されるハウジング装置が開 示されている。外部配線はハウジングの前方からアクセス可能にはなっていない 。 特許公報ＥＰ−Ａ１ ０ １８８ ９６５では、ハウジングの上面において前 方外側からアクセス可能な外部配線を有する回路板ハウジングが開示されている 。更に、特許明細書ＵＳ−Ａ ４，５１１，９５０では、回路板の背面パネルは 周知のものであって、同一面に配列された分離形式の小型回路板によって個々の 回路板への電力分配が行われ、回路板のコネクタに整列されたコネクタを有する 。 特許明細書ＵＳ−Ａ ４，４２０，７９３では、各構成部品板用のコネクタを 接触コネクタの行又は列が２つの分離した群に区分して割り込ませた接続組立体 即ちバックパネルが開示されている。 発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、異なる形式の回路板に対する外部配線の簡単な接続を可能に するハウジング構成方法と回路板を提供することである。 本発明の別の目的は、各形式の回路板に任意の結線を可能にし、特にハウジン グ内で同時に異なる構造を有する回路板の接続が可能なハウジング構成方法と回 路板を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ハウジング装置の前面から異なる外部配線のアクセ スを可能にするハウジング装置と回路板を提供することである。 本発明の更に別の目的は、相互に対面するハウジングの背側を有する筐体内に 組込み可能なハウジング装置と回路板を提供することである。 上述の目的は、回路板を接続するための装置、特に装置内で使用する接続装置 及び接続ユニットを含むハウジング装置、を提供する本発明によって達せられる 。本発明の特徴は添付の特許請求の範囲に明示される。 課題を解決するための手段 外部ケーブル、即ち、種々な形式の固定されていない或いは連結されていない 配線に接続する回路板を提供するために、回路板は、慣用の形式のハウジング即 ちサブラックの内部に挿入される際に、バックパネルのコネクタソケット（ここ では一般的に接続パネルと称する）のような慣用のコネクタ素子とも、また他の コネクタ素子（これらも慣用の形式のコネクタソケットであってもよいが、交換 及び取り外し可能な配線用コネクタユニットに配設され、回路板上で他方のコネ クタ素子が配設されるのと同一端に配列されている）とも接触する。取り外し可 能なコネクタユニットは該ユニットに対応する回路板であって、通常は先に述べ た回路板よりも小型であり、表面又は内部に回路板及び固定されない即ち着脱可 能な配線を止める接触端子に接続するために接触素子間に導線を有する。これら のコネクタ端子即ち接続ピンは、適当な設計の配線用コネクタユニットを備え、 ハウジングは回路板が挿入されるのと同じ側からアクセスできるように配列され てよい。 バックパネルのコネクタ素子は、各回路板がバックパネルに接続されるように 、慣用の方法で実質的には１列又は数列の線状に配列され、更にこれらの列は回 路板と接触するようにコネクタ接触子の列と平行に配置される。バックパネルの これらのコネクタ素子とコネクタユニットは実質的には更に相互に又は配線用コ ネクタのコネクタ接触子と整列されて、回路板への接続がバックパネル上に配置 されたコネクタ接触子の列の正面で取り外せるようにされる。 接続パネルは慣用の方法で、相互に横並びに平行かつ隣接して配置され、すべ て同じ側から、或いは同じ方向へ（ここではパネル及びハウジングの正面と称す る）挿入される数種の回路板用のコネクタソケットを備える。接続パネルは、回 路板と接続するために、異なるコネクタ接触子間を結ぶ導線を有するとともに、 必要に応じて、他の外部装置、例えば電源ユニット、との導線を有する。回路板 のコネクタ接触子は、接続パネル上の対応するコネクタ素子と電気的に接触する ために設けられるが、回路板には他のコネクタ端子が更に配列され、回路板と他 の装置の間で各種の信号を伝送し、これらの信号が更に種々の固定されない又は 着脱可能なケーブル又は配線を通過し得 るようになっていてもよい。 配線用コネクタユニットは、側面から見て概略矩形状の本体を有している。こ の本体は前端面と側端面と後端面の側面を有する。前端面には第１及び第２のコ ネクタ接触子が配置され、それぞれ回路板の第２のコネクタ接触子への接続、及 び配線又はケーブルへの接続のために用いられる。適当に配設された電導線がコ ネクタユニットのコネクタ接触子を接続する。コネクタユニットの第１及び第２ のコネクタ接触子間を接続する導線は、インタフェース手段、更に詳しくは、フ ィルタ、電圧変換回路、変調及び復調回路、を含んでもよい。 コネクタユニットの第２のコネクタ接触子は、該ユニットの第１のコネクタ接 触子が配置される前端面に実質的に平行な前端面に配置される。矩形状の配線用 コネクタユニットの一隅に凹所があれば有利であり、この凹所に前端面を形成し て配線用コネクタユニットの第１のコネクタ接触子を配置する。凹所によって形 成された隅部には、関節腕状のロック装置が配設され、ハウジング内の挿入位置 に置かれたユニットを固定位置に保持する。 図面の簡単な説明 以下では、添付の図面に示す実施例を参照して本発明を更に詳細に説明するが 、この実施例は本発明を限定するものではない。 第１図は、外部配線用の簡単な接続を有する回路板の概要を示す。 第２図は、回路板とコネクタユニットが挿入されたハウジング構成体の側面図 の概要を示す。 第３図は、コネクタユニットと1個の回路板を挿入されたハウジングの正面図 の概要を示す。 第４図は、回路板の別の実施例の概要を示す。 第５図は、第４図の回路板に適用されたハウジングの第２図と同じ側面図を示 す。 実施例 第１図では、大面積を示す向きから見た回路板１の概略図である。回路板は、 表面にプリントされた伝導体経路を有し、電子部品及びその他の構成部 品が配列されている（図示せず）慣用のプリント回路板やパターンボード（ＰＣ Ｂ）であってよい。回路板１は概略矩形状の輪郭を有し、端面の一つ、後端面に は、この図では示していないが共通の筐体即ちハウジング構造体内で慣用の方法 で横並びに平行に配列される電力分配用及び他の回路板との情報伝達用の接触子 を含む第１の群のコネクタ３と、 外部配線又はケーブルによって付属ユニットとの情報伝達用であって、同一ハ ウジング内の別の回路板間を接続する特別な固定されない遊動線状導線又はケー ブルとの接触用でもある第２の群のコネクタ５を備える。 各群のコネクタ接触子は一直線状に隣接して配置され、その結果、一方のコネ クタ群は回路板１の端面の上方部分に配置され、他方のコネクタ群は同一端面の 下方部分に配置される。 回路板の反対側の端面、即ち前端面には、ボードフロント６が、ＥＣＭ防護手 段を備えて枠状に配列される。 第２図では、ハウジング構成体７に搭載された回路板１の側面図が示してある 。筐体部分即ちハウジング部９の前面は開口され、前面片即ち蓋板１１の断面が 示してある。ハウジング構成体の一部である部分９及び１１は電気的シールド材 料、例えば金属板から通常の方法で形成される。回路板１は電気的には接続板即 ちバックパネル１３に接続され、バックパネル１３は、図示しないが何らかの保 持手段によってハウジングの後側面に隣接してハウジング内に固着される。バッ クパネル１３は１５で示されるコネクタを含み、このコネクタはハウジング構成 体７に挿入される回路板１上あって第１図で３と示される対応する第１の接触子 群のコネクタ接触子と共動する。バックパネル１３は慣用の方法によるプリント 回路板であってよく、接触素子１５間を結ぶ図示しない接続線即ち導線を含む。 回路板１をハウジング構成体７内に配置しようとする際には、ハウジング前面即 ち蓋部１１を取り去り、上部及び下部の案内レールに沿って回路板１を挿入する が、これらの案内レールは、それぞれ１７及び１９と表示され、ハウジング構成 体７のハウジング部分９に固着されている。図示の実施例では、案内レール１７ 及び１９はハウジング構成体７の前方側面付近、即ち蓋部１１の近く、から始ま り、ハ ウジング構成体７の後方側面に向かってハウジング内の適当な位置まで延びる。 上部案内レール１７はハウジング部分９の上方の側面即ち壁の内側表面に取り付 けられてよく、また下部案内レール１９はハウジング部分９の内部に適当な方法 で装着された横断水平隔壁２０に取り付けられてよい。回路板１を挿入すれば、 第１の群のコネクタ素子３を備えた回路板１の後端はバックパネル１３のコネク タ接触子１５と接合する。 また、回路板１の第２の群に属する他方のコネクタ接触子５は第１図に示すよ うに回路板の後端の下部に配置されているが、これらの接触子５を接続しようと する際には、交換及び離脱可能な配線用コネクタユニット２１をハウジング７内 に挿入する。回路板１の装着以前にコネクタユニットはハウジング構成体のケー シング部分９の内部に取り付けられているが、このコネクタユニット２１は開口 したケーシング部分９の前方側面から隔壁２０及び回路板１用の下部案内レール １９の下方にある下側区画に挿入される。 配線用コネクタ部分２１は、図示の実施例では、隔壁２０の下方にあるケーシ ング９の内部空間の高さに、回路板１の後端の下側部分に配置された第２の群の 全接続部５の全長を加えた長さに対応する垂直長即ち高さを有する。したがって 配線用コネクタユニットをハウジング内部の所定の位置に挿入する際の移動にお いては、コネクタユニットはハウジング構成体７内に最終的に装着される角度位 置とは異なる姿勢角をとる必要がある。回路板用の下部案内レール１９及び隔壁 ２９は、挿入される回路板の前端から後端に至る全長にわたって延びてはおらず 、ハウジング構成体７の前面部分１１の近くから始まり、ハウジング構成体７の 後方側面に向かって若干の距離だけ延びているに過ぎない。したがって、隔壁１ ９の内側部分には空間が生じ、その空間を通って配線用コネクタユニット２１は それぞれ２３及び２５と表示される比較的短い上部及び下部の案内レールに正対 する位置まで上方に向かって挿入できる。上部案内レール２３は、略垂直なバッ クパネル１３の下端からハウジング構成体７の後方側面に向かって延びる短い横 断水平隔壁２６に取り付けられる。下部案内レール２５は、ハウジング構成体７ のケーシング部分９の底部側面に取り付けられる。その後で、配線用コネクタユ ニット２１ の上方及び下方側面をそれぞれの案内レール２３、２５に挿入し、コネクタユニ ット２１を所定の位置に、例えば、後端がハウジング７の背面に平行にかつ隣接 して延びるように、押し込む。 配線用コネクタユニット２１を案内レール２３及び２５に容易に挿入できるよ うにしようとするのであれば、配線用コネクタユニットの内側、後方及び下方の 隅を丸くしたり、斜めに切ったりする。そして、配線用コネクタユニット２１の 下方部分全体を上方部分よりもハウジング７の後方側面から遠ざけるように傾け て、配線用コネクタユニット２１をまず上部案内レール２３に挿入する。その後 で、配線用コネクタユニット２１を所定の角度位置まで回転させて後端を垂直に し、この回転で下端が下部案内レール２５に入るようにする。 配線用コネクタユニット２１の上部の前方側面はコネクタユニット２１の下部 の前方側面に対して湾入しており、このコネクタユニット２１の上部でコネクタ 接触子２７と回路板１の対応するコネクタ５とが接合する。配線用コネクタユニ ット２１上にあるこれらのコネクタ２７は、図示した構造では、配線用コネクタ ユニット２１がハウジング構成体７の内部の所定の位置に装着されると、バック プレーン１３のコネクタ接触子２５と整列する。 配線用コネクタユニット２１の下部は垂直な前端即ち前方側面を有し、ユニッ ト２１が挿入位置にある場合には、バックパネル１３のコネクタ接触子１５より もハウジング構成体７の前面に近い位置に配置される。ユニット２１の下部の前 方側面即ち前面には、２９で表示される種々のコネクタ接触子即ち端子があり、 種々の固定されない即ち着脱自在な配線又はケーブル（図示せず）を接続するた めに用いられる。これらのケーブルは、例えば、同軸線、オプティカルファイバ 、同一のハウジング７内の種々の回路板間を結ぶ外部付属ケーブル等でもよい。 配線用コネクタユニット２１の底部側面近くの前面には、取っ手穴３１が配設 され、例えば、ユニット２１の修理或は交換のため配線用コネクタユニット２１ をハウジング７の装着位置から引き出すために用いるもとができる。 配線用コネクタユニット２１の形状は、ハウジング装置の側面図及びユニ ット２１の正面図から分かるように、略矩形状であって、ユニット２１の深さ即 ち水平長の２倍又はそれ以上に相応する高さを有する。側面図から分かるように 、矩形の基本形状において、頂上部の前方隅は取り除かれ、上述のようにコネク タ２７の列の湾入を形成し、かつユニット２１の後下方隅は丸められている。 ロック用アーム３３は、配線用コネクタユニット２１の前面に在る点３４に関 節式に連結され、配線用コネクタユニット２１をハウジング装置７内に挿入した 状態でロックするために用いられる。点３４はユニット２１の上部前面の凹所に よって形成された突出部の一角に在る。ロックするための操作は、ロック用アー ム３３をユニット２１の横正面に平行な面内で回動させて、コネクタユニット２ １の前面近くの角度位置から、関節点３４から離れたロック用アームの端末部が 回路板１用の下部案内レール１９の後方内側端末部に触れるまで移動させる。こ のようにしてロックの位置に在るアーム３３は、隔壁２０に対して水平方向に整 列して延び、平行連続体を形成する。ロック用アーム３３は完全に或は部分的に 導電性材料製とし、ロック位置に在るときには、配線用コネクタユニット２１の コネクタを収容する下方区画を回路板１が装着された空間から電磁遮蔽するよう にしてもよい。 当然のことながら、配線用コネクタユニット２１は、バックパネル１３と同様 に、種々の内部接続線を有し、回路板に接続するための接触素子２７と配線に接 続するためのコネクタ接触子２９の間を連絡する。ユニット２１及びその内部に も、十分な空間があれば、図示しないが、フィルタ、アダプタ、干渉抑圧デバイ スなどの構成部品を配列してもよい。 第３図は、前面プレート１１を取り去ったハウジング装置７の正面図である。 ハウジング７に挿入された1枚の回路板１の前面６が見える。ハウジング装置７ の下部には、配線用コネクタユニット２１の各種の端子形態が示してある。配線 用コネクタユニット２１は、最も簡単な場合には、図面の最左側及び中央に示す ように単一の回路板１に対して構成されてもよい。最右側には、参照記号「ＣＣ 」を付した配線用コネクタユニット２１が示してあり、相互に隣接するように配 置された３枚の異なる回路板１（図示せず）に対す るコネクタ２７を備えている。このコネクタユニットは、３枚の構成回路板１の 幅をもち、ユニット「ＣＣ」に接続される３枚の回路板間は相互接続されている 。更に、このユニットＣＣは外部の固定されていない電線に通ずる接続端子を有 する。更に、必要なら、かつハウジング７内に十分な空間があれば、第３図の最 左側から２番目にある配線用コネクタ２１で示すように、配線用コネクタユニッ ト２１の上部を単一回路板１用に設計し、また下部をそれより広くとって例えば ３枚の隣接回路板１の合計幅に対応するように設計してもよい。 第４図は、別の実施例の回路板１’を示し、ここでは回路板１’の後下方隅に は矩形の切欠きがあって、第２の群のコネクタ素子５は垂直側面に取り付けられ ている。したがって、切欠きは少なくとも第２の群のコネクタ５の列の全長に相 当する垂直長即ち高さを有する必要がある。このようにして、これらのコネクタ ５は、バックパネル１３に接続しようとする回路板１’の第１の群のコネクタ３ に平行な列即ち直線上に配置されるが、回路板１’の内側に向かって横方向に、 換言すれば、回路板１’の前端方向に変位する。 この場合には、配線用コネクタユニット２１’の形状は、それに応じて第５図 に示すように変形する必要があり、回路板１’に接続すべきコネクタユニット２ １’の接触コネクタ２７は、バックパネル１３のコネクタ接触子１５を貫く直線 に平行な直線上に配置されるが、対応する距離だけハウジング７の前面方向に変 位する。したがって、第５図に示すように、変形されたコネクタユニット２１’ は、適当な寸法の切欠きをもった回路板１’を備え、第２図の実施例における切 欠き即ち湾入をもたず、側面から見て実質的には矩形状をなす。第４図による回 路板１’の設計の利点は、ハウジング１７の後方側面におけるバックパネル１３ の背後の空間を小さくできることである。 この場合には、バックパネル１３の下側面の小隔壁２６’は、やはりハウジン グ７の前方側面まで延びて、コネクタユニット２１’用の上部案内レール２３’ を支持する。ロック用アーム３３は、コネクタ素子２７とコネクタユニット２１ ’の配線用コネクタ端子との間の１点で関節式に取り付けられる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．回路板を端子板に接続するためのデバイスであって、 相互に平行に隣接して、即ち、並んで配置される数個の回路板のためのコネク タ接触子を具備する端子板、 前記コネクタ接触子間を結ぶ導線、及び 端子板のコネクタ接触子と接続するためのコネクタ接触子であって端子板に接 続される回路板が端子板の方向に変位されるようにするための第１のコネクタ接 触子と、第２のコネクタ接触子、詳しくは回路板と外部デバイスとの間の信号の 変換及び／又は電力供給のためのコネクタ接触子とを有する回路板、 具備するデバイスにおいて、 前記回路板の前記第２のコネクタ接触子に接続するための第１のコネクタ接触 子であって、これらの第１のコネクタ接触子は、前記回路板が前記端子板に接続 するために前記方向に変位されると、前記回路板の前記第２のコネクタ接触子と 接合するように配置されるコネクタ接触子と、 電線又はケーブル、詳しくは外部デバイスとの間の入出力及び／又は電源から の入力に用いられる電線又はケーブル、のための第２のコネクタ接触子と、 前記ユニットのコネクタ接触子間を結ぶ導線と、 を含む取り外し可能な配線用コネクタユニットを具備することを特徴とするデバ イス。 ２．前記配線用コネクタユニットが略矩形状の形状をなし、前記ユニットの前 記第１及び第２のコネクタ接触子が前記配線用コネクタユニットの前端面に配置 されることを特徴とする請求項１記載のデバイス。 ３．前記配線用コネクタユニットの前記第１のコネクタ接触子が、前記ユニッ トの前記第２のコネクタ接触子が配置される前端面に平行な直線に沿って配置さ れることを特徴とする請求項２記載のデバイス。 ４．矩形状の前記配線用コネクタユニットの一隅に切欠きが設けられ、前 記配線用コネクタユニットの前記第１のコネクタ接触子が前記ユニットの前記第 ２のコネクタ接触子が配置される前端面に平行に変位した直線に沿って配置され ることを特徴とする請求項２記載のデバイス。 ５．前記配線用コネクタユニットの前記第１のコネクタ接触子と前記回路板に 接続される端子板の前記コネクタ接触子とが、相互に実質的に平行に延びる列状 に配列されることを特徴とする請求項１〜４記載のデバイス。 ６．前記配線用コネクタユニットの前記第１のコネクタ接触子と前記端子板上 にあって前記回路板に接続するためのコネクタ接触子とが、実質的に同一直線に 沿って延びる列状に配列されることを特徴とする請求項１〜５記載のデバイス。 ７．前記配線用コネクタユニットの案内装置が前記回路板の接続に適切な場所 に取り付けられ、前記端子板に接続するために前記回路板が変位される方向と略 同一方向に前記配線用コネクタを変位させることができることを特徴とする請求 項１〜６記載のデバイス。 ８．前記配線用コネクタユニットが第３のコネクタ接触子をさらに具備して、 電線またはケーブル、詳しくは同一の端子板に接続される他の回路板に延びる電 線またはケーブルを接続することを特徴とする請求項１〜７記載のデバイス。 ９．前記配線用コネクタユニットは、同一端子板に接続される別の回路板への 接続のために第４のコネクタ接触子を具備し、 前記の別の回路板は、 端子板との接続のための第１のコネクタ接触子であって前記端子板のコネクタ 接触子への接続のための前記別の回路板は前記端子板に向かって同一方向に変位 されるコネクタ接触子と、 第２のコネクタ接触子、詳しくは回路板と外部デバイスとの間の信号の変換及 び／又は電力供給のためのコネクタ接触子を具備し、 前記配線用コネクタユニットの前記第４のコネクタ接触子は前記の別の回路板 が端子板との接続のために前記方向に変位される際に、前記の別の回路板の第２ のコネクタ接触子と接合するように配置されることを特徴とする請 求項１〜８記載のデバイス。 10．前記回路板の前記第１及び第２のコネクタ接触子が前記回路板の前揣に沿 って配列されることを特徴とする請求項１〜９記載のデバイス。 11．前記回路板の前記第１及び第２のコネクタ接触子が、相互に実質的に平行 に延びる列状に配列されることを特徴とする請求項１〜１０記載のデバイス。 12．前記回路板の前記第１及び第２のコネクタ接触子が、実質的に同一の直線 に沿って延びる列状に配列されることを特徴とする請求項１〜１１記載のデバイ ス。 13．前記配線用コネクタユニットは前記回路板ユニットが挿入されて、前記回 路板ユニットに接続する位置に前記配線用コネクタユニットを保持するためのロ ック用デバイスを具備することを特徴とする請求項１〜１２記載のデバイス。 14．前記回路板が前記端子板への接続のために変位される方向が前記端子板の 大面積表面に実質的に垂直であることを特徴とする請求項１〜１３記載のデバイ ス。 15．前記配線用コネクタに具備される前記第１及び第２のコネクタ接触子を結 ぶ導線がインタフェース手段、詳しくはフィルタ、電圧変換回路、変調及び復調 回路、を備えることを特徴とする請求項１〜１４記載のデバイス。 16．端子板を具備してなる回路板のためのハウジング装置であって 相互に平行に隣接して、即ち、並んで配置される数個の回路板のためのコネク タ接触子を具備する端子板、 コネクタ接触子間を結ぶ導線、及び、 端子板に接続される回路板が前記端子板に向かう方向へ変位されて、前記端子 板のコネクタ接触子と接続する第１のコネクタ接触子と、第２のコネクタ接触子 を備える回路板を具備するハウジング装置において、 それぞれの配線用コネクタユニットが 回路板の第２のコネクタ接触子と接続するための第１のコネクタ接触子であっ て、該第１のコネクタ接触子は前記回路板が前記端子板に接続するため に前記方向に変位されると、前記回路板の前記第２のコネクタ接触子と接合する ように配置されるコネクタ接触子と、 電線又はケーブルのための第２のコネクタ接触子と、 前記ユニットのコネクタ接触子間を結ぶ導線と、 を備える配線用コネクタユニットと、 前記ハウジング装置の壁面に装着されて、前記配線用コネクタユニットを取り 外し可能に保持するための保持手段と、 を具備することを特徴とするハウジング装置。 17．前記保持手段が配線用コネクタユニットの対向する両端面を誘導するため の案内装置を備えることを特徴とする請求項１６記載のハウジング装置。 18．バックパネルの一端面に配置される隔壁と、該隔壁に配線用コネクタユニ ットの誘導装置が取り付けられることを特徴とする請求項１６〜１７記載のハウ ジング装置。 19．請求項１６〜１８記載のハウジング装置であって、 前記保持手段が前記配線用コネクタユニットの案内装置を備え、該誘導装置は 回路板が挿入される際に前記回路板を接続するために適切な場所に前記ユニット が装着されるように配列され、前記配線用コネクタユニットの装着は前記配線用 コネクタユニットを略同一方向に変位することによって行われ、それによって前 記回路板は端子板と接続するように変位されることを特徴とするハウジング装置 。 20．前記配線用コネクタユニットは前記配線用コネクタを回路板に接続する位 置に保持するためのロック用デバイスを備え前記回路板が挿入されると前記ロッ ク用デバイスは前記ハウジング装置に装着された支持手段と共働することを特徴 とする請求項１６〜１９記載のハウジング装置。 21．前記支持手段が挿入される回路板の横方向端面に配置される隔壁を備える ことを特徴とする請求項２０記載のハウジング装置。 22．端子板に接続するために回路板が変位される移動方向は端子板の大面積面 に実質的に垂直であることを特徴とする請求項１６〜２１記載のハウジング装置 。 23．端子板に回路板を接続するために用いられる配線用コネクタユニットであ って 前記端子板上のコネクタ接触子と接続するためのコネクタ接触子であって、端 子板に接続される回路板が端子板に向かう方向に変位されて接続する第１のコネ クタ接触子と第２のコネクタ接触子を備える回路板、及び、 並んで配置される数個の回路板のためのコネクタ接触子を備える端子板、及び これらのコネクタ接触子間を結ぶ導線を具備し、 前端面及び側端面を有する本体、 回路板の第２のコネクタ接触子に接続するために前端面に配置される第１のコ ネクタ接触子であって、該第１のコネクタ接触子は前記回路板が前記端子板に接 続するために前記方向に変位されると、前記回路板の第２のコネクタ接触子と接 合するように配置されるコネクタ接触子、 電線又はケーブルに接続するための第２のコネクタ接触子、及び 前記ユニットの前記コネクタ接触子間を結ぶ導線、 を具備することを特徴とする配線用コネクタ。 24．前記ユニットの第２のコネクタ接触子が前記ユニットの前端面に配置され ることを特徴とする請求項２３記載の配線用コネクタユニット。 25．前記ユニットの前記第２のコネクタ接触子が前記ユニットの前端面に配置 され、前記前端面は前記ユニットの前記第１のコネクタユニットが配置される前 端面に平行に配列されることを特徴とする請求項２３〜２４記載の配線用コネク タユニット。 26．前記配線用コネクタユニットは前記ユニットの側方から見て略矩形状の形 状を有する請求項２３〜２５記載の配線用コネクタユニット。 27．矩形状の前記配線用コネクタユニットの一隅に前端面を有する切欠きを設 け、前記配線用コネクタユニットの前記第１のコネクタ接触子が前記前端面に配 置されることを特徴とする配線用コネクタ。 28．前記ユニットの側端面が保持手段特に案内装置と共働するように配列され ることを特徴とする請求項２３〜２７記載の配線用コネクタユニット。 29．前記第１のコネクタ接触子が少なくとも２個の回路板を前記ユニットに接 続するための接触子を備える請求項２３〜２８記載の配線用コネクタユニット。 30．前記ユニットを固定位置に保持するためのロック用デバイスを特徴とする 請求項２３〜２９記載の配線用コネクタユニット。 31．前記ユニットの前記第１及び第２のコネクタ接触子間を結ぶ導線がインタ フェース手段、詳しくはフィルタ、電圧変換回路、変調及び復調回路を含むこと を特徴とする請求項２３〜３０記載の配線用コネクタユニット。