JP2001142572A - コネクタ取付部可動機構 - Google Patents

コネクタ取付部可動機構

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JP2001142572A JP32168399A JP32168399A JP2001142572A JP 2001142572 A JP2001142572 A JP 2001142572A JP 32168399 A JP32168399 A JP 32168399A JP 32168399 A JP32168399 A JP 32168399A JP 2001142572 A JP2001142572 A JP 2001142572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各周辺機器に対応する情報処理装置本体側のコ
ネクタの確認およびコネクタの接続を容易にする。 【解決手段】コネクタ取付部13は、四角形状の上面部
と、同じく四角形状で周辺機器接続用のコネクタ14を
実装した前面部と、前面部の下辺と上面部の後方側の辺
とを結ぶ球面状部と、扇形状の両側面部と、両側面部に
設けられたヒンジ部15と、両側面部に設けられたスト
ッパー16とを備え、コネクタ取付部13が情報処理装
置本体12の内部に収納されている状態では、コネクタ
14は情報処理装置の外側に向かって水平方向に向いて
おり、コネクタ取付部13の前面部を情報処理装置に向
かって手前に引き出すことにより、ヒンジ部15を回転
軸として回転し、任意の角度だけ回転したときにストッ
パー16により静止させることにより、前記コネクタ取
付部13のコネクタ実装面の向きを上方向に変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ取付部可
動機構に関し、特に情報処理装置等に備えられた周辺機
器接続用のコネクタを実装したコネクタ取付部のコネク
タ取付部可動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ,ワーク
ステーション,ワードプロセッサ,端末装置等の情報処
理装置においては、周辺機器との接続のためのコネクタ
を装置本体に装備したものが一般的である。
【0003】このコネクタを介した装置本体と周辺機器
との接続例としては、特開平7−220796号公報の
電子機器のコネクタ接続構造において、装置本体に1個
のコネクタを突設するとともに凸字状の案内凹部を設
け、前記装置本体のコネクタに対して、複数の周辺機器
にそれぞれ取り付けられた分岐接続コネクタを順次その
連結凸部を前記案内凹部に嵌合させた状態で滑らせ、そ
れらのプラグ部とソケット部とを互い違いにして直列に
嵌合接続することにより、多数の周辺機器を同時に装置
本体に接続することが開示されている。この公報に記載
の発明によれば、1個の装置本体側コネクタに各周辺機
器の1個のコネクタが順次直列接続されるだけであるた
め、各周辺機器を接続するときに接続相手先の装置本体
側コネクタを探す必要がないという効果が得られる。し
かし、前記公報に記載の発明においては、テレビゲーム
機本体にコントローラ等の周辺機器を複数台同時に接続
したい場合等のように、装置本体に接続する複数の周辺
機器がそれぞれ同じコネクタを備えているという条件が
前提となっている。
【0004】一般に、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置においては、周辺機器によりそれぞれ異なるコ
ネクタを装置本体に複数個装備しており、このコネクタ
の設置場所としては、装置本体の前面,側面または背面
に設けられるのが通常である。そして、各面に設けられ
たコネクタは、その接続面が外向き,水平方向に実装さ
れている。従って、ある周辺機器を情報処理装置に接続
する場合には、情報処理装置本体の前面,側面または背
面に設けられたコネクタ部を探し、そのコネクタ部の複
数のコネクタの中から対応するコネクタを見つけて接続
するという手順が必要となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術においては、周辺機器のコネクタを情報処理装置
のコネクタに接続するときに対応するコネクタの確認を
行うが、このとき利用者は、装置の前面,側面または背
面に設けられたコネクタ部をのぞき込む必要性があり、
何のコネクタであるかを示すラベルの視認性や、コネク
タがプラグかジャックか等の視認性が悪いとともに、コ
ネクタ接続面が水平方向に実装されているためコネクタ
接続が困難かつ煩雑となっていた。
【0006】本発明は、各周辺機器に対応する装置本体
側のコネクタの確認およびコネクタの着脱を容易にする
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のコネクタ
取付部可動機構は、情報処理装置等に備えられ他の装置
との接続に使用するコネクタを実装したコネクタ取付部
のコネクタ取付部可動機構であって、前記コネクタ取付
部を回転させて任意の角度だけ回転したときに静止させ
ることにより、前記コネクタ取付部のコネクタ実装面の
向きを変えることを特徴とする。
【0008】本発明の第2のコネクタ取付部可動機構
は、情報処理装置等に備えられ他の装置との接続に使用
するコネクタを実装したコネクタ取付部のコネクタ取付
部可動機構であって、前記コネクタ取付部を回転させて
特定の角度だけ回転したときに静止させることにより、
前記コネクタ取付部のコネクタ実装面の向きを変えるこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の第3のコネクタ取付部可動機構
は、情報処理装置等に備えられ他の装置との接続に使用
するコネクタを実装したコネクタ取付部のコネクタ取付
部可動機構であって、前記コネクタ取付部は、四角形状
の上面部と、同じく四角形状で前記コネクタを実装した
前面部と、前記前面部の下辺と前記上面部の後方側の辺
とを結ぶ球面状部と、扇形状の両側面部と、前記両側面
部に設けられたヒンジ部と、前記両側面部に設けられた
ストッパーとを有し、前記コネクタ取付部が前記情報処
理装置等の内部に収納されている状態においては、前記
コネクタ取付部の前面部に実装されたコネクタは前記情
報処理装置等の外側に向かって水平方向に向いており、
前記コネクタ取付部の前面部を前記情報処理装置等に向
かって手前に引き出すことにより、前記ヒンジ部を回転
軸として回転し、任意の角度だけ回転したときに前記ス
トッパーにより静止させることにより、前記コネクタ取
付部のコネクタ実装面の向きを上方向に変えることを特
徴とする。
【0010】本発明の第4のコネクタ取付部可動機構
は、情報処理装置等に備えられ他の装置との接続に使用
するコネクタを実装したコネクタ取付部のコネクタ取付
部可動機構であって、前記コネクタ取付部は、四角形状
の上面部と、同じく四角形状で前記コネクタを実装した
前面部と、前記前面部の下辺と前記上面部の後方側の辺
とを結ぶ球面状部と、扇形状の両側面部と、前記両側面
部に設けられたヒンジ部と、前記両側面部に設けられた
ストッパーとを有し、前記コネクタ取付部が前記情報処
理装置等の内部に収納されている状態においては、前記
コネクタ取付部の前面部に実装されたコネクタは前記情
報処理装置等の外側に向かって水平方向に向いており、
前記コネクタ取付部の前面部を前記情報処理装置等に向
かって手前に引き出すことにより、前記ヒンジ部を回転
軸として回転し、特定の角度だけ回転したときに前記ス
トッパーにより静止させることにより、前記コネクタ取
付部のコネクタ実装面の向きを上方向に変えることを特
徴とする。
【0011】本発明の第5のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3のコネクタ取付部可動機構において、
前記コネクタ取付部の収納時から最大回転角度に至る前
記コネクタ取付部のストッパーの移動軌跡部分に溝を設
け、前記コネクタ取付部の回転に伴って、前記ストッパ
ーは円弧状に前記情報処理装置等に設けられた溝の中を
摩擦しながら移動し、前記コネクタ取付部の回転が止ま
った時点で前記摩擦の抵抗により静止することを特徴と
する。
【0012】本発明の第6のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第4のコネクタ取付部可動機構において、
前記コネクタ取付部の収納時および前記特定の角度だけ
回転した時の前記コネクタ取付部のストッパーの位置と
相対する位置に前記情報処理装置等側のストッパーをそ
れぞれ設け、前記コネクタ取付部の回転に伴って前記コ
ネクタ取付部のストッパーは円弧状に前記情報処理装置
等側の両ストッパー間を移動し、前記情報処理装置等側
のいずれかのストッパーの位置にきたときに、前記コネ
クタ取付部の回転が停止することを特徴とする。
【0013】本発明の第7のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3または第4のコネクタ取付部可動機構
において、前記コネクタ取付部に、凹状または凸状の取
っ手のような操作部をさらに有し、前記コネクタ取付部
を回転させるときにこの操作部を用いて行うことを特徴
とする。
【0014】本発明の第8のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3または第4のコネクタ取付部可動機構
において、前記コネクタ取付部をある角度回転させたと
きに、前記ヒンジ部が前記情報処理装置等から離れ、前
記コネクタ取付部を取り外せることを特徴とする。
【0015】本発明の第9のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3または第4のコネクタ取付部可動機構
において、前記コネクタ取付部を、前記情報処理装置等
の前面,側面,背面のいずれか1つの面または複数の面
に有することを特徴とする。
【0016】本発明の第10のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3または第4のコネクタ取付部可動機構
において、前記コネクタ取付部の上面部に開口部分を設
け、この開口部分と前記コネクタ取付部の前面部に実装
された前記コネクタとの間を中空状態とし、これを前記
コネクタと前記情報処理装置等の内部回路とを接続する
ケーブルの通路としたことを特徴とする。
【0017】本発明の第11のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第3または第4のコネクタ取付部可動機構
において、前記コネクタ取付部の上面部と球面状部とに
連続した開口部分を設け、この開口部分と前記コネクタ
取付部の前面部に実装された前記コネクタとの間を中空
状態とし、これを前記コネクタと前記情報処理装置等の
内部回路とを接続するケーブルの通路としたことを特徴
とする。
【0018】本発明の第12のコネクタ取付部可動機構
は、本発明の第10または第11のコネクタ取付部可動
機構において、前記ケーブルは、前記コネクタ取付部の
収納時または回転時のいずれの場合にも、前記コネクタ
と前記情報処理装置等の内部回路とを接続するのに余裕
のある長さを持ち、前記収納時または回転時のいずれの
場合にも、前記コネクタと前記情報処理装置等の内部回
路とを電気的に接続することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態を示す斜視
図である。図1を参照すると、11はLCDパネル、1
2は情報処理装置本体、12aは本体背面部、13はコ
ネクタ14を実装したコネクタ取付部、14はコネクタ
である。コネクタ取付部13は可動式であり、コネクタ
取付部13を回転させてコネクタ14の実装面(周辺機
器のコネクタとの接続面)を水平方向から垂直方向(上
方向)にした状態を示している。なお、コネクタ取付部
13は、本体背面部12a以外にも本体側面部や本体前
面部に備えてもよいが、ここでは本体背面部12aに備
えられた場合を想定して説明する。また、図1の情報処
理装置1は、LCDパネル11と一体型の場合を例示し
ているが、情報処理装置本体12が独立して設置されて
いる場合であっても構わない。
【0021】図2は、本発明の一実施の形態を示す情報
処理装置内部における斜視図である。本体底部12bの
プリント基板21に取り付けられたプリント基板上コネ
クタ端子22は、ケーブル23によって、コネクタ取付
部13内部のケーブル通路を通り抜けて、本体背面部1
2aのコネクタ取付部13に取り付けられているコネク
タ14と接続されている。コネクタ取付部13は、四角
形状の上面部と、同じく四角形状でコネクタ14を実装
した前面部と、前面部の下辺と上面部の後方側の辺とを
結ぶ曲面部(球面状部)と、扇形状の両側面部と、両側
面部に設けられたヒンジ部15と、両側面部に設けられ
たストッパー16とを含んでおり、コネクタ取付部13
は、ヒンジ部15を中心にして回転することで、コネク
タ14を水平方向から垂直上方向に向けることが可能と
なる。なお、ストッパー16は、コネクタ取付部13が
必要以上に回転しないようにするためのものである。
【0022】図3は、本発明の一実施の形態を示す情報
処理装置内部における側面図であり、側面から情報処理
装置本体12とコネクタ取付部13を見た図である。通
常状態(コネクタ取付部13を収納時)においては、図
3(a)に示すように、コネクタ14の接続面は水平方
向に向いている。コネクタ取付部13をヒンジ部15を
軸にストッパー16が止まるまで回転することにより、
図3(b)に示すように、コネクタ14の接続面は垂直
方向(上方向)に向く。
【0023】図4は、情報処理装置本体シャーシの断面
図である。図4(a)は、コネクタ取付部13の側面と
接する本体シャーシ部分である。コネクタ取付部13の
ヒンジ部15が本体側ヒンジ部33と組合わさり、コネ
クタ取付部13の回転の軸となる。そして、コネクタ取
付部13の回転時は、コネクタ取付部13のストッパー
16が本体側ストッパー用溝31を通り、この溝の両端
は閉じているので、ストッパー16はこの両端部分で止
まり、コネクタ取付部13がある角度(ここでは、コネ
クタ取付部13を水平方向から垂直方向にするための9
0度として説明する)以上は回転しない仕組みとなって
いる。なお、図4(a)のストッパー用溝とストッパー
16とは、溝のどの位置でも干渉し合ってその位置で静
止させることができる程度の摩擦抵抗を持たせている。
或いは、図4(b)に示すように、特に溝を設けず、ス
トッパー16が通る本体側の部分は中空にし、本体側上
部ストッパー32aおよび本体側下部ストッパー32b
を設けることにより、これらの本体側ストッパーがコネ
クタ取付部13のストッパー16と干渉するようにし
て、コネクタ取付部13が特定の角度(ここでは、コネ
クタ取付部13を水平方向から垂直方向にするための9
0度)以上は回転しない仕組みとしてもよい。なお、本
体側上部ストッパー32aはコネクタ取付部13の収納
時の前記コネクタ取付部のストッパー16の位置と相対
する位置、本体側下部ストッパー32bは最大回転角度
だけ回転した時のコネクタ取付部13のストッパー16
の位置と相対する位置にそれぞれ設けられる。
【0024】図5は、情報処理装置本体12を前後方向
から見た断面図である。コネクタ取付部13のヒンジ部
15が本体側ヒンジ部33と組合わさって、コネクタ取
付部13が回転する機構となっている。コネクタ取付部
13側のストッパー16は、図4(a)の本体側ストッ
パー用溝31または図4(b)の中空部分を通るように
なっている。
【0025】図6は、コネクタ取付部13のケーブル用
穴の一例を示す図であり、上面にケーブル用穴17が各
コネクタ14対応に設けられ、このケーブル用穴17と
対応するコネクタ14との間はケーブル23が通るよう
な広さで中空の状態となっている。そして、図6(b)
に示すように、プリント基板21に設けられたプリント
基板上コネクタ端子22とコネクタ14を繋ぐケーブル
23は、このケーブル用穴17を通る。また、ケーブル
23は、コネクタ取付部13が最大に回転した場合で
も、プリント基板上コネクタ端子22とコネクタ14を
繋ぐのに余裕のある長さを持たせておくものとする。
【0026】図7は、コネクタ取付部13のケーブル用
穴の他の例を示す図であり、上面と曲面部分にケーブル
用通路18が各コネクタ14対応に設けられている。そ
して、図7(b)に示すように、プリント基板上コネク
タ端子22とコネクタ14を繋ぐケーブル23は、この
ケーブル用通路18を通る。このときも、ケーブル23
は、コネクタ取付部13が最大に回転した場合でもプリ
ント基板上コネクタ端子22とコネクタ14を繋ぐのに
余裕のある長さを持たせておくものとする。
【0027】上述した図6のケーブル用穴17と図7の
ケーブル用通路18とを比較すると、図6の場合では、
コネクタ取付部13が回転をしない通常時に、コネクタ
取付部13の上面と曲面が交わる角の部分でケーブル2
3にテンションがかかるが、図7の場合には、コネクタ
取付部13の曲面部分にもケーブル23が通るようにな
っているため、ケーブル23にテンションがあまりかか
らないという違いがある。
【0028】なお、図6および図7において、コネクタ
取付部13を回転する際にコネクタ取付部13を手で扱
い易いように、コネクタ取付部13の前面(コネクタ1
4の実装面)に凹状の操作部19または凸状の取っ手の
ような操作部19を設けてもよい。
【0029】また、図7の場合、コネクタ取付部13の
曲面部分のケーブル用通路18にシャッターを設けて、
通常時は重力によりシャッターが開いて、回転時は上下
逆になるので反対に重力によりシャッターが自動的に閉
まる機構を設けてもよい。これにより、コネクタ取付部
13を回転してコネクタ14を上面へ向けた時でも、コ
ネクタ取付部13の曲面部分のケーブル用通路18を通
して情報処理装置本体の中が見えたり、埃やゴミ等異物
が中に入り込まない。
【0030】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図1〜図7を用いて詳細に説明する。
【0031】まず、図2に示す通常時(コネクタ取付部
13を情報処理装置本体12の内部に収納時)において
は、図3(a)に示すように、コネクタ14の接続面は
水平方向を向いた状態にある。このとき、コネクタ取付
部13のストッパー16は、図4(a)のストッパー用
溝の最上部の位置、または図4(b)の本体側上部スト
ッパー32aの位置にあり、ストッパー16とストッパ
ー用溝または本体側上部ストッパー32aとは、その位
置で干渉して静止した状態となっている。なお、図4
(a)のストッパー用溝とストッパー16とは、溝のど
の位置でも干渉し合ってその位置で静止させることがで
きる程度の摩擦抵抗を持たせている。
【0032】次に、コネクタ確認時またはコネクタ接続
時に、コネクタ取付部13下部を持つか、図6または図
7に示すコネクタ取付部13に備えられた操作部19を
持ってコネクタ取付部13を引き出す。このとき、コネ
クタ取付部13は、図5に示すように、コネクタ取付部
13のヒンジ部15が本体側ヒンジ部33と組合わさっ
て、ヒンジ部15を軸として本体背面側に回転する。こ
の回転動作により、図3(a)の状態から図3(b)の
状態(図1も同様の状態)になり、コネクタ14が水平
方向から垂直上方向に向く。この状態において、コネク
タ取付部13のストッパー16は、図4(a)のストッ
パー用溝の最下部の位置、または図4(b)の本体側下
部ストッパー32bの位置にあり、ストッパー16とス
トッパー用溝または本体側下部ストッパー32bとは、
その位置で干渉して静止した状態となり、それ以上回転
することはない仕組みとなっている。これは、コネクタ
取付部13を元の収納状態に戻した場合にも同じであ
り、それ以上回転することはない仕組みとなっている。
【0033】以上、コネクタ取付部13のコネクタ14
が、図3(a)の水平方向から図3(b)の垂直方向に
90度回転するとして説明したが、コネクタ取付部13
の回転可能な角度は90度でなくてもよい。例えば、水
平方向から70度程度回転して斜め上方向を向くように
してもよい。この場合は、図4に示すストッパー用溝3
1の長さの調節、または本体側下部ストッパー32bの
位置をずらすことにより可能である。なお、図4(a)
のストッパー用溝とストッパー16とは、溝のどの位置
でも干渉し合ってその位置で静止させることができる程
度の摩擦抵抗を持たせているため、任意の回転角度の位
置で静止させることができる。。
【0034】また、コネクタ14を確認、接続した後
に、コネクタ取付部13を図3(a)の元の収納状態に
戻した状態でも、図3(b)の状態のままでも、コネク
タ14は、図6(b)または図7(b)に示すように、
ケーブル23により情報処理装置本体12のプリント基
板上コネクタ端子22に電気的に接続されたままである
ため、問題なく使用できる。
【0035】なお、以上の説明においては、コネクタ取
付部可動機構を情報処理装置に備えた場合について説明
したが、情報処理装置に限定されず、その周辺機器や付
属品、例えばドッキングステーション,ポートリプリケ
ーター等や、その他の電子機器に装備するコネクタにつ
いても同様な機構を設けることが可能である。
【0036】また、手動ではなく、ワンタッチボタンを
押すと自動的にコネクタ取付部が回転して、コネクタの
接続面が垂直方向に向く機構にしてもよい。
【0037】また、LCDパネルと連動して、LCDパ
ネルを開けると、コネクタ面は水平方向を向き、LCD
パネルを閉めると、コネクタ面は垂直方向を向くように
コネクタ取付部が回転する機構、或いはその逆の機構と
してもよい。
【0038】また、コネクタ取付部をある角度回転させ
ると、ヒンジ部で本体とコネクタ部が離れて、コネクタ
取付部が本体から取り外せる機構にしてもよい。この場
合、ケーブルは接続されたままであるので、コネクタ取
付部を本体から取り外している状態でもコネクタは電気
的に接続されており使用可能であるとともに、コネクタ
を接続した状態で、コネクタ取付部を本体に戻しても使
用可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタ取付部を回転
させる機構を設けたことにより、コネクタの接続面が垂
直上方向または斜め上方向に向けられるようになり、こ
の結果、従来のようにコネクタ部をのぞき込む必要性が
なく、各コネクタが何のコネクタであるかの確認やコネ
クタの接続を容易に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す情報処理装置内部
における斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す情報処理装置内部
における側面図である。
【図4】情報処理装置本体シャーシの断面図である。
【図5】情報処理装置本体12を前後方向から見た断面
図である。
【図6】コネクタ取付部13のケーブル用穴の一例を示
す図である。
【図7】コネクタ取付部13のケーブル用穴の他の例を
示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 11 LCDパネル 12 情報処理装置本体 12a 本体背面部 12b 本体底部 13 コネクタ取付部 14 コネクタ 15 ヒンジ部 16 ストッパー 17 ケーブル用穴 18 ケーブル用通路 19 操作部 21 プリント基板 22 プリント基板上コネクタ端子 23 ケーブル 31 ストッパー用溝 32a 本体側上部ストッパー 32b 本体側下部ストッパー 33 本体側ヒンジ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置等に備えられ他の装置との
    接続に使用するコネクタを実装したコネクタ取付部のコ
    ネクタ取付部可動機構であって、 前記コネクタ取付部を回転させて任意の角度だけ回転し
    たときに静止させることにより、前記コネクタ取付部の
    コネクタ実装面の向きを変えることを特徴とするコネク
    タ取付部可動機構。
  2. 【請求項2】 情報処理装置等に備えられ他の装置との
    接続に使用するコネクタを実装したコネクタ取付部のコ
    ネクタ取付部可動機構であって、 前記コネクタ取付部を回転させて特定の角度だけ回転し
    たときに静止させることにより、前記コネクタ取付部の
    コネクタ実装面の向きを変えることを特徴とするコネク
    タ取付部可動機構。
  3. 【請求項3】 情報処理装置等に備えられ他の装置との
    接続に使用するコネクタを実装したコネクタ取付部のコ
    ネクタ取付部可動機構であって、 前記コネクタ取付部は、四角形状の上面部と、同じく四
    角形状で前記コネクタを実装した前面部と、前記前面部
    の下辺と前記上面部の後方側の辺とを結ぶ球面状部と、
    扇形状の両側面部と、前記両側面部に設けられたヒンジ
    部と、前記両側面部に設けられたストッパーとを有し、 前記コネクタ取付部が前記情報処理装置等の内部に収納
    されている状態においては、前記コネクタ取付部の前面
    部に実装されたコネクタは前記情報処理装置等の外側に
    向かって水平方向に向いており、前記コネクタ取付部の
    前面部を前記情報処理装置等に向かって手前に引き出す
    ことにより、前記ヒンジ部を回転軸として回転し、任意
    の角度だけ回転したときに前記ストッパーにより静止さ
    せることにより、前記コネクタ取付部のコネクタ実装面
    の向きを上方向に変えることを特徴とするコネクタ取付
    部可動機構。
  4. 【請求項4】 情報処理装置等に備えられ他の装置との
    接続に使用するコネクタを実装したコネクタ取付部のコ
    ネクタ取付部可動機構であって、 前記コネクタ取付部は、四角形状の上面部と、同じく四
    角形状で前記コネクタを実装した前面部と、前記前面部
    の下辺と前記上面部の後方側の辺とを結ぶ球面状部と、
    扇形状の両側面部と、前記両側面部に設けられたヒンジ
    部と、前記両側面部に設けられたストッパーとを有し、 前記コネクタ取付部が前記情報処理装置等の内部に収納
    されている状態においては、前記コネクタ取付部の前面
    部に実装されたコネクタは前記情報処理装置等の外側に
    向かって水平方向に向いており、前記コネクタ取付部の
    前面部を前記情報処理装置等に向かって手前に引き出す
    ことにより、前記ヒンジ部を回転軸として回転し、特定
    の角度だけ回転したときに前記ストッパーにより静止さ
    せることにより、前記コネクタ取付部のコネクタ実装面
    の向きを上方向に変えることを特徴とするコネクタ取付
    部可動機構。
  5. 【請求項5】 前記コネクタ取付部の収納時から最大回
    転角度に至る前記コネクタ取付部のストッパーの移動軌
    跡部分に溝を設け、前記コネクタ取付部の回転に伴っ
    て、前記ストッパーは円弧状に前記情報処理装置等に設
    けられた溝の中を摩擦しながら移動し、前記コネクタ取
    付部の回転が止まった時点で前記摩擦の抵抗により静止
    することを特徴とする請求項3記載のコネクタ取付部可
    動機構。
  6. 【請求項6】 前記コネクタ取付部の収納時および前記
    特定の角度だけ回転した時の前記コネクタ取付部のスト
    ッパーの位置と相対する位置に前記情報処理装置等側の
    ストッパーをそれぞれ設け、前記コネクタ取付部の回転
    に伴って前記コネクタ取付部のストッパーは円弧状に前
    記情報処理装置等側の両ストッパー間を移動し、前記情
    報処理装置等側のいずれかのストッパーの位置にきたと
    きに、前記コネクタ取付部の回転が停止することを特徴
    とする請求項4記載のコネクタ取付部可動機構。
  7. 【請求項7】 前記コネクタ取付部に、凹状または凸状
    の取っ手のような操作部をさらに有し、前記コネクタ取
    付部を回転させるときにこの操作部を用いて行うことを
    特徴とする請求項3または4記載のコネクタ取付部可動
    機構。
  8. 【請求項8】 前記コネクタ取付部をある角度回転させ
    たときに、前記ヒンジ部が前記情報処理装置等から離
    れ、前記コネクタ取付部を取り外せることを特徴とする
    請求項3または4記載のコネクタ取付部可動機構。
  9. 【請求項9】 前記コネクタ取付部を、前記情報処理装
    置等の前面,側面,背面のいずれか1つの面または複数
    の面に有することを特徴とする請求項3または4記載の
    コネクタ取付部可動機構。
  10. 【請求項10】 前記コネクタ取付部の上面部に開口部
    分を設け、この開口部分と前記コネクタ取付部の前面部
    に実装された前記コネクタとの間を中空状態とし、これ
    を前記コネクタと前記情報処理装置等の内部回路とを接
    続するケーブルの通路としたことを特徴とする請求項3
    または4記載のコネクタ取付部可動機構。
  11. 【請求項11】 前記コネクタ取付部の上面部と球面状
    部とに連続した開口部分を設け、この開口部分と前記コ
    ネクタ取付部の前面部に実装された前記コネクタとの間
    を中空状態とし、これを前記コネクタと前記情報処理装
    置等の内部回路とを接続するケーブルの通路としたこと
    を特徴とする請求項3または4記載のコネクタ取付部可
    動機構。
  12. 【請求項12】 前記ケーブルは、前記コネクタ取付部
    の収納時または回転時のいずれの場合にも、前記コネク
    タと前記情報処理装置等の内部回路とを接続するのに余
    裕のある長さを持ち、前記収納時または回転時のいずれ
    の場合にも、前記コネクタと前記情報処理装置等の内部
    回路とを電気的に接続することを特徴とする請求項10
    または11記載のコネクタ取付部可動機構。
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