JPH058693U - ロツカ装置の扉 - Google Patents

ロツカ装置の扉

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JPH058693U
JPH058693U JP1647291U JP1647291U JPH058693U JP H058693 U JPH058693 U JP H058693U JP 1647291 U JP1647291 U JP 1647291U JP 1647291 U JP1647291 U JP 1647291U JP H058693 U JPH058693 U JP H058693U
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JP
Japan
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door
coin
hole
lock
rocker
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Withdrawn
Application number
JP1647291U
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English (en)
Inventor
泰司 中村
三良 金子
Original Assignee
株式会社アルフア
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Publication date
Application filed by 株式会社アルフア filed Critical 株式会社アルフア
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Publication of JPH058693U publication Critical patent/JPH058693U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッカ装置には施錠待機型と解錠待機型の2
種類があり、施錠待機型では閉扉時でもコイン投入口が
表面に露出し、解錠待機型では閉扉時のコイン投入口が
扉に覆われるので、扉の形状が異なり扉を兼用すること
が出来なかった。本考案はかかる課題を解決し容易に兼
用できる扉を提供する。 【構成】 扉9のコイン投入口11に重なる位置に貫通
孔16を設け、この貫通孔16にコイン投入口11を覆
う閉塞カバー18及び貫通孔16と重なる位置に挿入口
22を有するカバー20を選択し取り付けることにより
扉9を施錠待機型と解錠待機型のロッカ装置に兼用でき
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロッカ装置の扉に関し、詳しくは、扉に極めて簡単な加工を加える だけで、2種のロッカ装置に兼用できる扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロッカ装置には、解錠待機型と施錠待機型の2種類がある。解錠待機型のロッ カ装置は、錠装置が解錠され扉が開扉可能な状態で閉まっている。従って、ロッ カ利用客は扉を開いて荷物を格納した後に、ロッカ装置の前面にあるコイン投入 口に所定金額のコインを投入し、扉を閉めると施錠されると共に投入されたコイ ンが内部の収納箱に収納され、鍵孔のキーが抜取り可能になり、ロッカ利用客は キーを携帯して立ち去る。
【0003】 ロッカ利用客がキーを鍵孔に挿入して回動すると、錠装置が解錠されて開扉可 能になると共にキーが抜取り不能になり、利用客は扉を開いて荷物を取り出す。 不使用状態になったロッカ装置は、開扉可能,キー抜取不能の状態にあり、次の 利用客を待つ。
【0004】 この解錠待機型のロッカ装置は、コインを投入しなくても開扉可能であり荷物 の格納が可能であるので、コインを投入しないで、すなわち、施錠しないで荷物 を格納する不心得の利用客が生じると、正規の料金を支払ってロッカ装置を利用 しようとする利用客の妨げになる。
【0005】 かかる問題が生じないようにするために、閉扉状態の扉を施錠しておき、所定 の金額のコインを投入しなければ解錠しない型式、いわゆる施錠待機型のロッカ 装置がある。
【0006】 施錠待機型のロッカ装置を利用する場合には、先ず、ロッカ装置の前面に設け られたコイン投入口に所定金額のコインを投入すると、錠装置が解錠される。次 に、扉を開いて内部に荷物を格納し、閉扉した後にキーを操作して施錠するとキ ーの抜取が可能になり、利用客はキーを携帯して立ち去る。
【0007】 そして、荷物を受取にきた利用客が携帯していたキーを鍵孔に差し込んで回動 すると、錠装置が解錠され、開扉して荷物を取り出すことが出来る。扉を閉扉す ると錠装置が施錠され、次の利用客を待つ。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
施錠待機型のロッカ装置では、扉を開く前にコインを投入するので、閉扉状態 においてもコイン投入口がロッカ装置の前面になければならない。これに対して 解錠待機型のロッカ装置は、閉扉した状態でコインを投入すると扉がそのまま施 錠されてしまうので、開扉した状態でコインを投入することが必要であり、コイ ン投入口が閉めた扉によって閉鎖される位置になければならない。
【0009】 従って、施錠待機型のロッカ装置の扉は、閉扉時にコイン投入口を閉鎖する形 状の扉であり、解錠待機型のロッカ装置の扉は、閉扉時にコイン投入口を閉鎖し ない形状の扉でなければならないので、2種類の扉を製造しなければならない不 便があった。本考案はかかる課題を解決することを目的としており、扉に極めて 簡単な加工を加えるだけで、2種のロッカ装置に兼用できる扉を提供するもので ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のロッカ装置の扉は、箱状に形成され前面 が開口されたロッカケースの前面の一端にヒンジを介して扉の一端を枢着し、ロ ッカケースの前面の他端にコイン投入口及び鍵孔を有する錠装置が設けられるロ ッカ装置において、上記扉に、上記コイン投入口と重なる位置に貫通孔を設け、 該貫通孔に上記コイン投入口が露出する挿入口を有するカバーを設けて施錠待機 型のコインロッカ装置の扉を構成し、該施錠待機型のコインロッカ装置の扉の上 記貫通孔に、上記コイン投入口を覆う閉塞カバーを設けて解錠待機型のコインロ ッカ装置の扉を構成し、扉を2種のロッカ装置に兼用できるようにした。
【0011】
【作用】
上記のように構成されたロッカ装置の扉は、ロッカケースの前面の一端にヒン ジを介して扉の一端を枢着すると、扉の貫通孔に設けたカバーの挿入口が錠装置 のコイン投入口と重なるので、閉扉並びに施錠された状態でコインを投入する施 錠待機型のコインロッカ装置の扉になる。
【0012】 ロッカケースの前面の一端にヒンジを介して一端を枢着すると、扉の貫通孔の 設けた閉塞カバーがコイン投入口が重なるので、閉扉状態でコイン投入口を閉鎖 した解錠待機型のコインロッカ装置の扉になる。
【0013】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図3の正面図に示すよう に、ロッカケース1は、下壁2の左右両端縁に側壁3,4が立設され、側壁3, 4の上端縁に上壁5が設けられ、下壁2,側壁3,4及び上壁5の後端縁に裏壁 (図示しない)が設けられて、前面に開口6を有する箱形に形成される。
【0014】 そして、左側の側壁3の内面にはヒンジブラケット7が取り付けられ、ヒンジ ブラケット7に固着されるヒンジ8に扉9(図1及び図4参照)の左端が枢着さ れ、右側の側壁4の内面には錠装置10が取り付けられ、錠装置10の上部には コイン投入口11が設けられ、錠装置10の下部には一般の利用客が使用するシ リンダ錠12とロッカ装置の管理人が使用する非常用のシリンダ錠13が設けら れる。符号14は閉扉感知用のレバーである。
【0015】 錠装置10には、コイン投入口11に所定金額のコインが投入されたときに扉 を施錠する解錠待機型ロッカ装置用の錠装置と、コイン投入口11に所定金額の コインが投入されたときに扉を解錠する施錠待機型ロッカ装置用の錠装置との2 種類があるが、両型式の錠装置10とも、コイン投入口11,シリンダ錠12, 13の位置は同じ位置にある。
【0016】 コイン投入口11に投入されたコインは、錠装置10により施錠或いは解錠動 作が行われたときに下方に落下し、下壁2の内部に設けられたコイン収容箱に供 給される。
【0017】 扉9の表面は円筒面に形成された金属材料で覆われ、照明を受けた表面が見る 角度により色調が変化し、ロッカ装置の外観を美しくしているが、扉9の表面の ほぼ中央に横方向に長い小判形の凹部15が形成され、凹部15の右半分に貫通 孔16が設けられる。
【0018】 貫通孔16の位置は錠装置10のコイン投入口11と重なる位置にあり、貫通 孔16の右端側にはピン17の両端が嵌着され、ピン17には図1に示す閉塞カ バー18の端部に設けられた孔19、或いは図2に示すカバー20の端部に設け られた孔21のいずれかが回動可能に取り付けられ、ばね(図示しない)により 閉塞カバー18或いはカバー20が貫通孔16を閉鎖する方向に付勢される。
【0019】 カバー20には挿入孔22が設けられ、カバー20が貫通孔を閉鎖したときに 挿入孔22がコイン投入口11と重なる。従って、コインを挿入孔22を通して コイン投入口11に投入することができる。
【0020】 錠装置10の非常用のシリンダ錠13は、一般の利用客が使用するものでない ので、常時は、錠装置10の表面にカバーケイシング23を取り付け、カバーケ イシング23に設けられた孔24からシリンダ錠12が露出し、一般の利用客に はシリンダ錠12のみ操作できるようになっている(図4参照)。
【0021】 扉9には、カバーケイシング23との干渉を避けるため、扉9の右側の下端部 を切欠した切欠部25が設けられる。
【0022】 図4は、ロッカケース1の上面に上部板26をねじ27で締着し、ロッカケー ス1の上面に下部板28を取り付けて、独立した1個のロッカ装置を構成する状 態を示し、図5は、上下複数段に連結したロッカケース1を更に横方向に配列し 、最上段のロッカケース1の上面に設けたねじ孔29に、連結金具30に挿入し たねじ31を螺合して連結する状態を示す。
【0023】 次に、施錠待機型のロッカ装置と解錠待機型のロッカ装置に扉を兼用する方法 を説明する。施錠待機型のロッカ装置の扉9には、ピン17にカバー20を枢着 する。カバー20の挿入孔22はコイン投入口11と重なる位置にあるので、閉 扉時においてもコイン投入口11が表面に露出している。従って、コインを挿入 孔22を通してコイン投入口11に投入して扉9を解錠し、扉9を開けて荷物を 格納することができる。
【0024】 解錠待機型のロッカ装置の扉9には、ピン17に閉塞カバー18を枢着する。 閉塞カバー18はコイン投入口11と重なる位置にあるので、閉扉時においては コイン投入口11が閉塞され、扉9を開いた後でないとコインをコイン投入口1 1に投入することができない。扉9を開いて荷物を格納した後にコインをコイン 投入口11に投入すると、扉9が施錠される。
【0025】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、扉にカバー或いは閉塞カバーを取 り付ける簡単な操作により、施錠待機型のロッカ装置と解錠待機型のロッカ装置 に扉を兼用することができる。
【提出日】平成3年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 従って、解錠待機型のロッカ装置の扉は、閉扉時にコイン投入口を閉鎖する形 状の扉であり、施錠待機型のロッカ装置の扉は、閉扉時にコイン投入口を閉鎖し ない形状の扉でなければならないので、2種類の扉を製造しなければならない不 便があった。本考案はかかる課題を解決することを目的としており、扉に極めて 簡単な加工を加えるだけで、2種のロッカ装置に兼用できる扉を提供するもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】解錠待機型のロッカ装置用の扉の分解斜視図で
ある。
【図2】施錠待機型のロッカ装置用の扉に使用するカバ
ーの斜視図である。
【図3】ロッカケースの正面図である。
【図4】独立型のロッカー装置の分解斜視図である。
【図5】複数段,複数列に組み付けるロッカー装置の分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 ロッカケース 2 下壁 3,4 側壁 5 上壁 6 開口 9 扉 10 錠装置 11 コイン投入口 12,13 シリンダ錠 16 貫通孔 17 ピン 18 閉塞カバー 20 カバー 22 挿入口

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 箱状に形成され前面が開口されたロッカ
    ケースの前面の一端にヒンジを介して扉の一端を枢着
    し、ロッカケースの前面の他端にコイン投入口及び鍵孔
    を有する錠装置が設けられるロッカ装置において、上記
    扉に、上記コイン投入口と重なる位置に貫通孔を設け、
    該貫通孔に上記コイン投入口が露出する挿入口を有する
    カバーを設けて施錠待機型のコインロッカ装置の扉を構
    成し、該施錠待機型のコインロッカ装置の扉の上記貫通
    孔に、上記コイン投入口を覆う閉塞カバーを設けて解錠
    待機型のコインロッカ装置の扉を構成したことを特徴と
    するロッカ装置の扉。
JP1647291U 1991-02-28 1991-02-28 ロツカ装置の扉 Withdrawn JPH058693U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230696A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置
JP2006255244A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置

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JP4601453B2 (ja) * 2005-02-24 2010-12-22 中東産業株式会社 ゲーム機の施錠装置
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