JP3855676B2 - 郵便受けの南京錠の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、郵便受けの取出し用開口に設けた蓋板部を固定して開かないようにするための郵便受けの南京錠の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、新聞や郵便物等の配達物が投入される郵便受けには、郵便受けの本体に開口を設けてこの開口より配達物を出し入れするものが用いられている。郵便受けの本体に開口を一つ設けてこの開口より配達物を出し入れするもの、あるいは、郵便受け本体に開口を二つ設け、一方の開口より配達物を投入すると共に他方の開口より配達物を取出すようにしたもの等がある。
【0003】
後者の郵便受けとしては、略箱状をした本体の前面に略矩形状をした投入用開口を設けると共に、本体の背面に略矩形状をした取出し用開口を設け、配達人が前面側の投入用開口より配達物を本体に投入し、使用者が背面側の取出し用開口より本体に投入された配達物を取出すものが用いられる。
【0004】
ところで、このような郵便受けには、本体内に投入された配達物が取出し用開口より本体外に出ないように、取出し用開口に蓋板を設けるものであった。これは、取出し用開口に略矩形状をした蓋板の上辺を枢支して、回動自在な蓋板で取出し用開口を開閉自在に覆うものである。そして更に、このような蓋板を取付けた郵便受けに、蓋板が使用者以外の者に勝手に開かれたりすることのないように錠を取付けることがあった。
【0005】
これは、図8に示すように、略箱状をした郵便受け本体1の背面に略矩形状をした取出し用開口3を設け、取出し用開口3の上縁に略矩形状をした蓋板4’の上辺を枢支して、蓋板4’の下辺を回動して取出し用開口3を開閉自在に覆うものにおいて、蓋板4’を閉じた状態において蓋板4’の下辺と取出し用開口3とを南京錠7で固定して施錠するものである。南京錠7で施錠するにあたっては、蓋板4’の回動側に取付けた把手5に南京錠7固定用のアーム84’を取付ける。アーム84’には、一側端部に蓋板4’の把手5が挿通される把手挿通口84a’を穿設し、他側端部に南京錠7の略U字状をした挿通金具71が挿通される金具挿通口84b’が穿設され、把手5には上記把手挿通口84a’に把手5を挿通して回動自在に取付けられる。そして、蓋板4’の閉状態において、このアーム84’の金具挿通口84b’近傍の郵便受け本体1に錠固定部材6’を取付け、蓋板4’の閉状態において錠固定部材6’の錠挿通口63’及びアーム84’の金具挿通口84b’とに南京錠7の略U字状をした挿通金具71を挿通し、蓋板4’と取出し用開口3とを固定して施錠するものであった。
【0006】
ところが、把手5にアーム84’を取付けるには、まず蓋板4’より把手5を取外してアーム84’の金具挿通口84b’に挿通し、その後アーム84’を取付けた把手5を蓋板4’に取付けるものであるため、この取外し,取付け作業が煩わしいものであった。なお、図中の64’は錠取付金具を示し、85’はワッシャを示し、86’はビスを示し、87’は補強板を示し、Dはドライバー等の工具を示し、Hはハンマー等の工具を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、南京錠で蓋板を施錠するための部材が容易に取付けられる郵便受けの南京錠の取付構造を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る郵便受けの南京錠の取付構造は、略箱状をした郵便受け本体1の背面に取出し用開口3を設け、該取出し用開口3に一端部を枢支して回動開閉自在とする蓋板部4を取付け、該蓋板部4外面の他端部側に略コ字状をした棒状の把手5の両端部を取付け、蓋板部4の閉状態で把手5近傍に位置する郵便受け本体1に南京錠7の略U字状の挿通金具71が挿通される錠挿通孔63を穿設した錠固定部材6を取付け、郵便受け本体1に取付けた錠固定部材6の錠挿通孔63及び把手5と蓋板部4との間に形成される手挿入れ部53に南京錠7の挿通金具71を挿通施錠してなる郵便受けの南京錠の取付構造であって、前記錠固定部材6を、取出し用開口3縁に嵌入して郵便受け本体1に取付ける取付部61と、該取付部61より外方に向けて連設されて蓋板部4の閉状態で該蓋板部4の下端部を弾性係止する上方に向けて開口した係止部62とで構成し、前記係止部62に錠挿通孔63を穿孔すると共に、取付部61に該錠固定部材6を郵便受け本体1に取付けるためのネジ等の固着具65が挿通される固着孔64を穿孔し、蓋板部4の閉状態で略コ字状をした把手5の両方の連設部51の蓋板部4外面への取付け端部近傍に位置する郵便受け本体1に上記固着具65が挿通される固着具挿通孔32をそれぞれ穿孔し、いずれかの固着具挿通孔32に錠固定部材6の固着孔64を連通させ、この連通させた固着具挿通孔32と固着孔64とに上記固着具65を挿通して錠固定部材6を郵便受け本体1に取付けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、錠固定部材6を郵便受け本体1の取出し用開口3の下端縁部3aに取付け、南京錠7の略U字状をした挿通金具71を錠固定部材6に形成した錠挿通孔63と、把手5によって形成される手挿入れ部53とに挿通して蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部3aに固定させて施錠することが可能となって、蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部に固定させるために蓋板部4に取付けられた把手5に取付けるアームのような別部材が不要となると共に、前記アームを把手5に取付けるために蓋板部4より把手5を取外したり取付けたりといった煩わしい作業が不要となるものである。
【0009】
また更に、蓋板部4の下端部を係止部62で係止して停止させた後で南京錠7の挿通金具71を錠固定部材6に形成した錠挿通孔63と手挿入れ部53とに挿通することができて、この作業がし易くなるものであり、また、南京錠7を取付けない場合でも係止部62にて蓋板部4の下端部を係止して蓋板部4が風等で勝手に開いたりするのを防止することができるものである。
【0010】
また更に、錠固定部材6の郵便受け本体1への取付けが容易に行えると共に、南京錠7の略U字状をした挿通金具71を把手5の連設部51に挿通させることができるようになって、把手5に挿通する南京錠7が把手5の掴み部52と蓋板部4との間にコンパクトに納めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図1乃至図7に基づいて説明する。
【0012】
図1及び図2に示すように、郵便受け本体1は大略箱状をしたもので、前面に投入用開口2を形成すると共に、背面に取出し用開口3が形成してある。このような郵便受けは、前面側の投入用開口2より配達人が新聞や郵便物等の配達物8を本体に投入し、背面側の取出し用開口3より郵便受けの使用者が郵便受け本体1に投入された配達物8を取出すことで使用するものである。
【0013】
郵便受け本体1の前面は、上半部が前方に突出すると共に突出した前面の上部が上に行く程前方に湾曲しており、この突出した前面を開口して投入用開口2が形成してある。
【0014】
投入用開口2には、異物が本体内に侵入したりしないように投入口蓋21が設けてある。投入口蓋21は、前面視において投入用開口2とほぼ同形同大の板状の部材で、側面視においては上部が上に行く程前方に湾曲しており、同様に湾曲した投入用開口2周縁に沿う形状となっている。投入口蓋21は、上端部を投入用開口2の上端縁部に枢支し、投入口蓋21の下端部を回動して投入用開口2を開閉自在に覆うものである。ただし、投入口蓋21の下端部に前方及び下方に開口する段部22を形成し、この段部22の前面側にて投入用開口2の下端縁部2aと当接するようにしてあるため、投入口蓋21は下端部が投入用開口2の下端縁部2aと当接して投入用開口2を閉じている状態から背方(郵便受け本体1内方)にのみ回動する。すなわち、投入口蓋21は投入用開口2の前方に回動して開いたりしないものである。そして、後述するが、このような投入口蓋21が回動し過ぎないようにするため、郵便受け本体1内には開制限部材9が設けてある。
【0015】
郵便受け本体1の背面には前面視略矩形状をした取出し用開口3が形成してあると共に、取出し用開口3には、郵便受け本体1内に投入された配達物8が外に出てしまわないように蓋板部4を設けてある。
【0016】
蓋板部4は、前面視において取出し用開口3とほぼ同形同大の板状の部材で、上端部を取出し用開口3の上端縁部に枢支し、蓋板部4の下端部を回動端部として取出し用開口3を開閉自在に覆うものである。蓋板部4は、下端部の前面側が取出し用開口3の下端縁部3aの背面側と当接するようにしてあり、蓋板部4の下端部が取出し用開口3の下端縁部3aと当接して取出し用開口3を閉じた状態から背方(郵便受け本体1外方)に回動して取出し用開口3を開けた状態とするものである。そして、このような蓋板部4には、回動端部である下端部の外表面に把手5が取付けてある。
【0017】
把手5は、蓋板部4の外表面の下端部の中央部両側に取付けられて蓋板部4より背方(郵便受け本体1外方)に突出する連設部51と、両連設部51の背方側端部を接続する掴み部52とからなる、断面円形状をした平面視略コ字状の棒状部材である。ただし、把手5の断面形状は円形状に限定されない。この把手5は、蓋板部4の閉状態において、略コ字状の把手5と蓋板部4との間に形成される手挿入れ部53に手を挿入れ、掴み部52を手で掴んで蓋板部4の下端部を回動することで取出し用開口3を開閉し易くするものである。そして、本発明においては、この把手5を直接利用して南京錠7で蓋板部4を施錠するものである。
【0018】
取出し用開口3の下端縁部3aには、南京錠7を取付けるための錠固定部材6が取付けられる。更に詳述すると、蓋板部4の閉状態において、蓋板部4外面に取付けた把手5の両方の連設部51の近傍に位置する郵便受け本体1に、上記固着具65が挿通される固着具挿通孔32をそれぞれ穿孔し、このいずれかの固着具挿通孔32に錠固定部材6を取付けるものである。
【0019】
錠固定部材6は、図6に示すように、下方に開口する側面視略コ字状をした取付部61と、取付部61の下端部より背方(郵便受け本体1外方)に突出して蓋板部4の下端部を係止する係止部62とで主体が構成される。
【0020】
また、係止部62の中央部には、南京錠7の略U字錠をした挿通金具71が挿通される錠挿通孔63が穿設してある。錠挿通孔63は、前後方向に長い長孔として穿孔してあり、横方向幅は南京錠7の挿通金具71の径よりも大きく形成して、該挿通金具71が挿通可能となっている。
【0021】
錠固定部材6の取付部61は、下方を向く開口に取出し用開口3の下端縁部3aを嵌め込んで引掛けるものである。このように嵌め込んだ取付部61を郵便受け本体1に取付けるための固着具65が挿通される固着孔64が穿孔してある。
【0022】
また、取付部61の下端部より背方に連設される係止部62は、蓋板部4が取出し用開口3を閉じた状態において、該蓋板部4の下端部を弾性係止が嵌め込まれる上方に向いた開口が形成してある。蓋板部4の下端部が取出し用開口3の下端縁部3aと当接して取出し用開口3を閉じた状態にする際、係止部62を下方に撓ませて蓋板部4の下端部を嵌め込み、蓋板部4の下端部を回動して取出し用開口3を開いた状態にする際、係止部62の背方側端部を指で摘まんで、下方に撓ませて、蓋板部4の下端部の係止を解除するものである。
【0023】
この錠固定部材6を取出し用開口3の下端縁部3aに取付けるには、まず、取付部61を開口を下向きにして上方より取出し用開口3の下端縁部3aに嵌め込んで引掛ける。次に、取出し用開口3の下端縁部3aに形成した固着具挿通孔32と、錠固定部材6の取付部61に穿孔した固着孔64とを連通させ、ネジ等の固着具65をこれらの連通した孔に挿通してナット66に螺着して固定するのであるが、上述したように、錠固定部材6はいずれかの固着具挿通孔32に取付けるもので、錠固定部材6を取付けない方の固着具挿通孔32には、図5(b)に示すような栓部材81を無理嵌めして固着具挿通孔32を塞いでおくものである。
【0024】
郵便受け本体1の取出し用開口3の下端縁部3aに錠固定部材6を取付けても、錠固定部材6は薄い金属板で形成してあるので、蓋板部4の下端部の前面側が取出し用開口3の下端縁部3aの背面側と当接して取出し用開口3を閉じた状態は、錠固定部材6を取付けていない場合に蓋板部4で取出し用開口3を閉じた状態とほぼ同じ状態となるものである。
【0025】
以上のようにして郵便受け本体1に取付けた錠固定部材6と、南京錠7とで蓋板部4が開かないように施錠する方法について説明する。
【0026】
まず、蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部3aに当接させ、蓋板部4で取出し用開口3を閉じた状態にする。次に、南京錠7の略U字状をした挿通金具71の可動側端部71aを南京錠本体70より離脱させて、この可動側端部71aを錠固定部材6の錠挿通孔63と、把手5によって形成される手挿入れ部53とに挿通させて、該可動側端部71aを再び南京錠本体70に装着する。このようにして、南京錠7によって蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部3aに固定させて施錠し、取出し用開口3を閉じた状態にしたままにすることができる。また、このように取出し用開口3を開じた状態から蓋板部4を回動して開く際には、南京錠7の挿通金具71の可動側端部71aを南京錠本体70より離脱させ、挿通金具71を錠固定部材6の錠挿通孔63と手挿入れ部53とから外して蓋板部4を回動して行う。
【0027】
以上のような構成とすることで、錠固定部材6を郵便受けの本体1の取出し用開口3の下端縁部3aに取付け、南京錠7の略U字状をした挿通金具71を錠固定部材6に形成した錠挿通孔63と、把手5によって形成される手挿入れ部53とに挿通して蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部3aに固定させて施錠することが可能となって、蓋板部4に取付けた把手5を直接利用して南京錠7で蓋板部4の下端部を取出し用開口3の下端縁部3aに固定させることで、把手5にアームのような別部材を取付けるための煩わしい作業を行うことなく、確実に取出し用開口3を蓋板部4で閉じて施錠することが可能となる。
【0028】
また、郵便受け本体1の投入用開口2の上端縁の内方には、開制限部材9が設けてある。郵便受け本体1には、上述したように、前面を開口して投入用開口2を形成すると共に、投入用開口2より異物が郵便受け本体1内に侵入したりしないように投入口蓋21を設けてある。投入用開口2より配達物8を郵便受け本体1に投入するには、投入用開口2の上下方向長さよりも短い上下方向長さの配達物8を、投入用開口2の前方よりほぼ水平かあるいは、若干斜め下方(投入用開口2の下端より郵便受け本体1下面の取出し用開口3側端部に向かう方向)に向けて投入する。このとき、投入口蓋21はほぼ水平かあるいは若干斜め下方を向くまで回動する。しかし、投入口蓋21をこれ以上回動するようにしてあると、使用者以外の者が投入用開口2の前方より手を挿入し、郵便受けの本体1内に投入された郵便物を掴み、投入用開口2より前記郵便物を取出してしまう惧れがある。そこで、開制限部材9を設けるものであり、以下に説明する。
【0029】
開制限部材9は、図7に示すように、固定縦片91と、該固定縦片91の下端部より内方に向けて連設される停止片92とからなる、側面視略L字状をした薄い屈曲した鉄製の板状部材である。開制限部材9は、固定縦片91に固着具挿入隙間93が形成してあり、この固着具挿入隙間93に固着具(図示せず)を挿通して固着具を郵便受け本体1に螺着して固定する。このとき、停止片92は投入口蓋21の枢支部よりも下方に位置しており、投入口蓋21は回動してもほぼ水平となった際にこの停止片92に当接するため、回動を停止させることが可能となる。このようにすることで、使用者以外の者が投入用開口2の前方より手を挿入しようとしても、投入口蓋21が開制限部材9の停止片92によって大きくは回動しないため、郵便受け本体1内に手を挿入することができず、郵便受け本体1内に投入された配達物8を掴んで投入用開口2より前記配達物8を取出される惧れがないものである。
【0030】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、略箱状をした郵便受け本体の背面に取出し用開口を設け、該取出し用開口に一端部を枢支して回動開閉自在とする蓋板部を取付け、該蓋板部外面の他端部側に略コ字状をした棒状の把手の両端部を取付け、蓋板部の閉状態で把手近傍に位置する郵便受け本体に南京錠の略U字状の挿通金具が挿通される錠挿通孔を穿設した錠固定部材を取付け、郵便受け本体に取付けた錠固定部材の錠挿通孔及び把手と蓋板部との間に形成される手挿入れ部に南京錠の挿通金具を挿通施錠してなる郵便受けの南京錠の取付構造であって、前記錠固定部材を、取出し用開口縁に嵌入して郵便受け本体に取付ける取付部と、該取付部より外方に向けて連設されて蓋板部の閉状態で該蓋板部の下端部を弾性係止する上方に向けて開口した係止部とで構成し、前記係止部に錠挿通孔を穿孔すると共に、取付部に該錠固定部材を郵便受け本体に取付けるためのネジ等の固着具が挿通される固着孔を穿孔し、蓋板部の閉状態で略コ字状をした把手の両方の連設部の蓋板部外面への取付け端部近傍に位置する郵便受け本体に上記固着具が挿通される固着具挿通孔をそれぞれ穿孔し、いずれかの固着具挿通孔に錠固定部材の固着孔を連通させ、この連通させた固着具挿通孔と固着孔とに上記固着具を挿通して錠固定部材を郵便受け本体に取付けたので、錠固定部材を郵便受け本体の取出し用開口の下端縁部に取付け、南京錠の略U字状をした挿通金具を錠固定部材に形成した錠挿通孔と、把手によって形成される手挿入れ部とに挿通して蓋板部の下端部を取出し用開口の下端縁部に固定させることが可能となって、蓋板部の下端部を取出し用開口の下端縁部に固定させるために蓋板部に取付けられた把手に取付けるアームのような別部材が不要となると共に、前記アームを把手に取付けるために蓋板部より把手を取外したり取付けたりといった煩わしい作業が不要となって、郵便受け本体に錠固定部材を取付けるだけの容易な作業のみで確実に取出し用開口を蓋板部で閉じて施錠することが可能となる。
【0031】
また更に、蓋板部の下端部を係止部で係止して停止させた後で南京錠の挿通金具を錠固定部材に形成した錠挿通孔と手挿入れ部とに挿通することができて、この作業がし易くなるものであり、また、南京錠を取付けない場合でも係止部にて蓋板部の下端部を係止して蓋板部が風等で勝手に開いたりするのを防止することができるものである。
【0032】
また更に、錠固定部材の郵便受け本体への取付けが容易に行えると共に、南京錠の略U字状をした挿通金具を把手の連設部に挿通させることができるようになって、把手に挿通する南京錠が把手の掴み部と蓋板部との間にコンパクトに納めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の郵便受けの南京錠の取付構造の一実施形態の一部省略斜視図である。
【図2】同上の実施形態の側断面図である。
【図3】同上の実施形態における郵便受けで、(a)は一部省略前面図であり、(b)は一部省略平面図であり、(c)は一部省略背面図であり、(d)は(c)の一部切欠き背面図である。
【図4】同上の実施形態において、錠固定部材の郵便受け本体への取付けを説明する斜視図である。
【図5】同上の実施形態において、(a)は南京錠を把手及び錠固定部材を挿通して施錠した状態を説明する側断面図であり、(b)は栓部材を郵便受け本体の錠固定部材の取付け部に取付けた状態を説明する側断面図であり、(c)は錠固定部材の郵便受け本体への取付状態を説明する側断面図である。
【図6】同上の実施形態における錠固定部材で、(a)は前面図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であり、(d)は下面図であり、(e)は背面図である。
【図7】同上の実施形態における開制限部材の説明図で、(a)は図2の一部拡大図であり、(b)は開制限部材の側面図であり、(c)は開制限部材の正面図である。
【図8】従来例においてアーム及び錠固定部材の郵便受け本体への取付けを説明する分解斜視図である。
【符号の説明】
1 郵便受け本体
3 取出し用開口
4 蓋板部
5 把手
53 手挿入れ部
6 錠固定部材
63 錠挿通孔
7 南京錠
71 挿通金具

Claims (1)

  1. 略箱状をした郵便受け本体の背面に取出し用開口を設け、該取出し用開口に一端部を枢支して回動開閉自在とする蓋板部を取付け、該蓋板部外面の他端部側に略コ字状をした棒状の把手の両端部を取付け、蓋板部の閉状態で把手近傍に位置する郵便受け本体に南京錠の略U字状の挿通金具が挿通される錠挿通孔を穿設した錠固定部材を取付け、郵便受け本体に取付けた錠固定部材の錠挿通孔及び把手と蓋板部との間に形成される手挿入れ部に南京錠の挿通金具を挿通施錠してなる郵便受けの南京錠の取付構造であって、前記錠固定部材を、取出し用開口縁に嵌入して郵便受け本体に取付ける取付部と、該取付部より外方に向けて連設されて蓋板部の閉状態で該蓋板部の下端部を弾性係止する上方に向けて開口した係止部とで構成し、前記係止部に錠挿通孔を穿孔すると共に、取付部に該錠固定部材を郵便受け本体に取付けるためのネジ等の固着具が挿通される固着孔を穿孔し、蓋板部の閉状態で略コ字状をした把手の両方の連設部の蓋板部外面への取付け端部近傍に位置する郵便受け本体に上記固着具が挿通される固着具挿通孔をそれぞれ穿孔し、いずれかの固着具挿通孔に錠固定部材の固着孔を連通させ、この連通させた固着具挿通孔と固着孔とに上記固着具を挿通して錠固定部材を郵便受け本体に取付けて成ることを特徴とする郵便受けの南京錠の取付構造。
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