JPH0516993A - 受取り容器 - Google Patents
受取り容器Info
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- JPH0516993A JPH0516993A JP3196987A JP19698791A JPH0516993A JP H0516993 A JPH0516993 A JP H0516993A JP 3196987 A JP3196987 A JP 3196987A JP 19698791 A JP19698791 A JP 19698791A JP H0516993 A JPH0516993 A JP H0516993A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G29/00—Supports, holders, or containers for household use, not provided for in groups A47G1/00-A47G27/00 or A47G33/00
- A47G29/14—Deposit receptacles for food, e.g. breakfast, milk, or large parcels; Similar receptacles for food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles, i.e. food or large parcels
- A47G29/20—Deposit receptacles for food, e.g. breakfast, milk, or large parcels; Similar receptacles for food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles, i.e. food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles
Abstract
(57)【要約】
【目的】大型の配達物の袋体への収納を便宜とし使い勝
手を高める。又不在時における配達物の安全性を高め
る。 【構成】家屋本体などに固定される固定板４と、該固定
板４の下端部で回動自在に枢支され上向き回動により前
記固定板４との間で空間Ｓを形成しうる蓋板５とからな
る箱状体２、及び折畳みにより前記空間Ｓに収容されか
つ箱状体２に着脱可能に取付けられるとともに前記蓋板
５の下向き回動による開放によって袋状に展開できしか
も閉止自在な開閉口７を有する袋体３からなる。
手を高める。又不在時における配達物の安全性を高め
る。 【構成】家屋本体などに固定される固定板４と、該固定
板４の下端部で回動自在に枢支され上向き回動により前
記固定板４との間で空間Ｓを形成しうる蓋板５とからな
る箱状体２、及び折畳みにより前記空間Ｓに収容されか
つ箱状体２に着脱可能に取付けられるとともに前記蓋板
５の下向き回動による開放によって袋状に展開できしか
も閉止自在な開閉口７を有する袋体３からなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に大型の配達物の不
在時における受取りを便宜とする受取り容器に関する。
在時における受取りを便宜とする受取り容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、いわゆる宅配業者の出現に伴い、
例えば、本店、支店等の間、あるいは一般家庭への配達
物を始めとして、種々な配達物の配達をこのような宅配
業者に委託する場合が多い。
例えば、本店、支店等の間、あるいは一般家庭への配達
物を始めとして、種々な配達物の配達をこのような宅配
業者に委託する場合が多い。
【０００３】他方、複数の会社、事務所などが入居する
ビルにおいては、通常、郵便などの配達物を受取るため
に複数の郵便受けを配置した郵便物の受取り室が準備さ
れている。
ビルにおいては、通常、郵便などの配達物を受取るため
に複数の郵便受けを配置した郵便物の受取り室が準備さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配達物には、ときに一般家庭の郵便受けあるいはビ
ルの前記受取り室に設ける郵便受けには収容しきれない
大型のものが含まれ、しかも、配達すべき相手が、外出
などの理由により不在である場合もある。従来このよう
なときには、宅配業者は、やむをえず、再度配達する
か、隣人に託するか、又は配達先の部屋の扉近傍に配達
物を放置せざるをえず、配達の安全性に劣るとともに、
特に配達物が屋外に放置される場合、風雨等により前記
配達物が損傷する危険があった。
うな配達物には、ときに一般家庭の郵便受けあるいはビ
ルの前記受取り室に設ける郵便受けには収容しきれない
大型のものが含まれ、しかも、配達すべき相手が、外出
などの理由により不在である場合もある。従来このよう
なときには、宅配業者は、やむをえず、再度配達する
か、隣人に託するか、又は配達先の部屋の扉近傍に配達
物を放置せざるをえず、配達の安全性に劣るとともに、
特に配達物が屋外に放置される場合、風雨等により前記
配達物が損傷する危険があった。
【０００５】本発明は、家屋本体などに固定される箱状
体に、蓋板の開放によって袋状に展開できしかも閉止自
在な開閉口を有する袋体を着脱可能に取付けることを基
本として、配達物の安全性を高めうるとともに、大型の
配達物にも対応しうる受取り容器の提供を目的としてい
る。
体に、蓋板の開放によって袋状に展開できしかも閉止自
在な開閉口を有する袋体を着脱可能に取付けることを基
本として、配達物の安全性を高めうるとともに、大型の
配達物にも対応しうる受取り容器の提供を目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の受取り容器は、家屋本体又は家屋本体の付属
物に垂直に固定される固定板と、該固定板の下端部で回
動自在に枢支され上向き回動により前記固定板と合わさ
ることによって内部に空間を形成しうる蓋板とからなる
箱状体、及び折畳みにより前記空間に収容されかつ箱状
体に着脱可能に取付けられるとともに前記蓋板の下向き
回動による開放によって袋状に展開できしかも閉止自在
な開閉口を有する袋体からなる。
に本発明の受取り容器は、家屋本体又は家屋本体の付属
物に垂直に固定される固定板と、該固定板の下端部で回
動自在に枢支され上向き回動により前記固定板と合わさ
ることによって内部に空間を形成しうる蓋板とからなる
箱状体、及び折畳みにより前記空間に収容されかつ箱状
体に着脱可能に取付けられるとともに前記蓋板の下向き
回動による開放によって袋状に展開できしかも閉止自在
な開閉口を有する袋体からなる。
【０００７】
【作用】受取り人は、配達物を、家屋本体又は門扉など
の家屋本体の付属物に固定された受取り容器を介して受
取ることができる。配達物は受取り容器の蓋板の下向き
回動による開放によって袋状に展開された袋体の内部に
収納され、該袋体を例えば錠前により閉止することによ
り外部からの第三者による取出しを不可とすることがで
きる。このように不在時においても配達物を安全に受渡
しすることができ、配達、受取りを便宜とする。
の家屋本体の付属物に固定された受取り容器を介して受
取ることができる。配達物は受取り容器の蓋板の下向き
回動による開放によって袋状に展開された袋体の内部に
収納され、該袋体を例えば錠前により閉止することによ
り外部からの第三者による取出しを不可とすることがで
きる。このように不在時においても配達物を安全に受渡
しすることができ、配達、受取りを便宜とする。
【０００８】又袋体は、家屋本体などに固定される箱状
体に着脱可能に取付けられる。従って、例えば配達物が
ゴルフバック等の大型のものであっても、袋体をこの配
達物を収容しうる大型のものに取替えることにより、そ
の受取りを可能とする。又配達物は例えばビニール製の
袋体に収容されかつ該袋体を閉止するため、屋外にあっ
ても風雨等による配達物の損傷等の被害を防止しうる。
体に着脱可能に取付けられる。従って、例えば配達物が
ゴルフバック等の大型のものであっても、袋体をこの配
達物を収容しうる大型のものに取替えることにより、そ
の受取りを可能とする。又配達物は例えばビニール製の
袋体に収容されかつ該袋体を閉止するため、屋外にあっ
ても風雨等による配達物の損傷等の被害を防止しうる。
【０００９】さらに前記袋体は、未使用時には固定板と
該固定板に合わさる蓋板とがなす内部の空間に折畳みに
より収容され、該未使用時の受取り容器をコンパクトに
でき、外観を損ねることなくしかも大型の配達物の受取
りを便宜とする。
該固定板に合わさる蓋板とがなす内部の空間に折畳みに
より収容され、該未使用時の受取り容器をコンパクトに
でき、外観を損ねることなくしかも大型の配達物の受取
りを便宜とする。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図１〜６において本発明の受取り容器１は、家屋本
体Ａに取付けられる箱状体２と、該箱状体２に着脱可能
に取付けられる袋体３とからなり、前記箱状体２は、前
記家屋本体Ａに垂直に固定される固定板４と、該固定板
４の下端部で回動自在に枢支される蓋板５とからなる。
る。図１〜６において本発明の受取り容器１は、家屋本
体Ａに取付けられる箱状体２と、該箱状体２に着脱可能
に取付けられる袋体３とからなり、前記箱状体２は、前
記家屋本体Ａに垂直に固定される固定板４と、該固定板
４の下端部で回動自在に枢支される蓋板５とからなる。
【００１１】受取り容器１は、本実施例では、図１に示
すように、玄関口Ｅ近傍かつ家屋本体Ａの外周に沿って
設けられた布基礎Ｆに固定される。又前記固定板４は、
前記布基礎Ｆに垂直に固定される矩形の基部２０と、該
基部２０の四方の各側縁から屋外に小長さに突出する突
出部２１…とを具えたます形状をなすとともに、前記基
部２０は、図４、図５に示すように、布基礎Ｆに各ネジ
部Ｂ１、Ｂ１を屋外かつ地上に突出させて上下２か所に
植設されたアンカーボルトＢ、Ｂの前記ネジ部Ｂ１、Ｂ
１を、基部２０に上下２か所で透設されたボルト挿入孔
２０ａ、２０ａに貫入しかつナット金具Ｎを螺着するこ
とにより、布基礎Ｆ屋外面に垂直に固定される。なお前
記基部２０の下端は、地表面から前記突出部２１の突出
長さに略等しい距離Ｈを隔てて布基礎Ｆに取付けられ
る。又基部２０の上端から突出する水平な突出部２１Ａ
には、その屋外端近傍に、図３に示すように、孔部２２
を形成するコ字金具２３を取付けている。
すように、玄関口Ｅ近傍かつ家屋本体Ａの外周に沿って
設けられた布基礎Ｆに固定される。又前記固定板４は、
前記布基礎Ｆに垂直に固定される矩形の基部２０と、該
基部２０の四方の各側縁から屋外に小長さに突出する突
出部２１…とを具えたます形状をなすとともに、前記基
部２０は、図４、図５に示すように、布基礎Ｆに各ネジ
部Ｂ１、Ｂ１を屋外かつ地上に突出させて上下２か所に
植設されたアンカーボルトＢ、Ｂの前記ネジ部Ｂ１、Ｂ
１を、基部２０に上下２か所で透設されたボルト挿入孔
２０ａ、２０ａに貫入しかつナット金具Ｎを螺着するこ
とにより、布基礎Ｆ屋外面に垂直に固定される。なお前
記基部２０の下端は、地表面から前記突出部２１の突出
長さに略等しい距離Ｈを隔てて布基礎Ｆに取付けられ
る。又基部２０の上端から突出する水平な突出部２１Ａ
には、その屋外端近傍に、図３に示すように、孔部２２
を形成するコ字金具２３を取付けている。
【００１２】蓋板５は、前記固定板４の基部２０と同形
同大の矩形の基部２９の四方の各側縁から前記突出部２
１…の屋外端に合わさる突部３０…を張出すとともに、
図４に示すように、固定板４の突出部２１…屋外端に蓋
板５の突部３０…端部を当接させた未使用状態Ｘにおい
て、前記基部２０の下端から張出す突出部２１Ｂと蓋板
５の基部２９下端から突出する突部３０Ｂとの下面に蝶
番金具３２が添着され、これにより蓋板５は固定板４の
下端部で回動自在に枢支される。なお突部３０…の突出
長さは、前記距離Ｈに略等しく設定されている。
同大の矩形の基部２９の四方の各側縁から前記突出部２
１…の屋外端に合わさる突部３０…を張出すとともに、
図４に示すように、固定板４の突出部２１…屋外端に蓋
板５の突部３０…端部を当接させた未使用状態Ｘにおい
て、前記基部２０の下端から張出す突出部２１Ｂと蓋板
５の基部２９下端から突出する突部３０Ｂとの下面に蝶
番金具３２が添着され、これにより蓋板５は固定板４の
下端部で回動自在に枢支される。なお突部３０…の突出
長さは、前記距離Ｈに略等しく設定されている。
【００１３】又受取り容器１は、前記蓋板５の上向き回
動により、蓋板５が前記固定板４と合わさる前記未使用
状態Ｘをとるとともに、前記突出部２１と突部３０との
各端縁が当接することにより、内部に空間Ｓを形成しう
る。なお未使用状態Ｘにおいて蓋板５の上面をなす突部
３０Ａには、図３に示すように、前記固定板４上に形成
される前記孔部２２に位置を合わせて孔部３４を形成す
るコ字金具３５が固着されている。
動により、蓋板５が前記固定板４と合わさる前記未使用
状態Ｘをとるとともに、前記突出部２１と突部３０との
各端縁が当接することにより、内部に空間Ｓを形成しう
る。なお未使用状態Ｘにおいて蓋板５の上面をなす突部
３０Ａには、図３に示すように、前記固定板４上に形成
される前記孔部２２に位置を合わせて孔部３４を形成す
るコ字金具３５が固着されている。
【００１４】前記未使用状態Ｘにある蓋板５は、図１、
図４に示すように、前記孔部２２、３４を共に挿通する
錠金具Ｋを施錠することにより回動不能に垂直に保持さ
れ、第三者による蓋板５の下向き回動を防止している。
図４に示すように、前記孔部２２、３４を共に挿通する
錠金具Ｋを施錠することにより回動不能に垂直に保持さ
れ、第三者による蓋板５の下向き回動を防止している。
【００１５】なお蓋板５、固定板４の側の突出部２１
Ｃ、突部３０Ｃ間には、図１〜３に示すように、各側面
に枢着しかつ略中央で枢支されることにより未使用状態
Ｘでは下向きに折曲がり、しかも蓋板５が略水平となる
開放状態Ｙでは一直線状となるリンク５３…が設けられ
ている。
Ｃ、突部３０Ｃ間には、図１〜３に示すように、各側面
に枢着しかつ略中央で枢支されることにより未使用状態
Ｘでは下向きに折曲がり、しかも蓋板５が略水平となる
開放状態Ｙでは一直線状となるリンク５３…が設けられ
ている。
【００１６】さらに箱状体２には、折畳みにより前記空
間Ｓに収容される袋体３が取付けられる。袋体３は、図
２に示すように、前記固定板４に着脱可能に取付けられ
る上の袋体４１と、蓋板５に着脱可能に取付けられる下
の袋体４３とからなる例えばビニール等から形成される
袋状体である。
間Ｓに収容される袋体３が取付けられる。袋体３は、図
２に示すように、前記固定板４に着脱可能に取付けられ
る上の袋体４１と、蓋板５に着脱可能に取付けられる下
の袋体４３とからなる例えばビニール等から形成される
袋状体である。
【００１７】上の袋体４１は、前記固定板４の上の突出
部２１Ａ下面及び側の突出部２１Ｃ、２１Ｃの向き合う
側面に連続して配設される断面矩形のコ字の例えば鋼製
の周囲枠４０に端部を巻回固着させ、かつ図５、６に示
すように、固定板４の側の突出部２１Ｃに楕円状に穿設
された透孔２１Ｃａに外方から回動不能に嵌入するダボ
部６０を有するネジ孔付金具６１を用いて固定板４に着
脱可能に取付けられる。すなわち前記周囲枠４０に袋体
４１端部を含んで設けられた透孔４０ａを通りかつ前記
ダボ部６０を透孔２１Ｃａに嵌入したネジ孔付金具６１
のネジ孔６１ａに螺着するチョウボルト６２を固定板４
の内部から螺合することにより、袋体４１は固定板４に
固定され、しかも前記チョウボルト６２の取外しにより
周囲枠４０、袋体４１を固定板４から取外すことができ
る。なお前記ネジ孔付金具６１は、前記ダボ部６０と一
体に前記リンク５３上端近傍に設けられた透孔５３ａに
貫入する円柱部６３と、該透孔５３ａより大径の円盤部
６４とを具え、前記チョウボルト６２のネジ孔６１ａへ
の螺着により、リンク５３の上端近傍は前記突出部２１
Ｃと円盤部６４との間に回動自在に挟持される。
部２１Ａ下面及び側の突出部２１Ｃ、２１Ｃの向き合う
側面に連続して配設される断面矩形のコ字の例えば鋼製
の周囲枠４０に端部を巻回固着させ、かつ図５、６に示
すように、固定板４の側の突出部２１Ｃに楕円状に穿設
された透孔２１Ｃａに外方から回動不能に嵌入するダボ
部６０を有するネジ孔付金具６１を用いて固定板４に着
脱可能に取付けられる。すなわち前記周囲枠４０に袋体
４１端部を含んで設けられた透孔４０ａを通りかつ前記
ダボ部６０を透孔２１Ｃａに嵌入したネジ孔付金具６１
のネジ孔６１ａに螺着するチョウボルト６２を固定板４
の内部から螺合することにより、袋体４１は固定板４に
固定され、しかも前記チョウボルト６２の取外しにより
周囲枠４０、袋体４１を固定板４から取外すことができ
る。なお前記ネジ孔付金具６１は、前記ダボ部６０と一
体に前記リンク５３上端近傍に設けられた透孔５３ａに
貫入する円柱部６３と、該透孔５３ａより大径の円盤部
６４とを具え、前記チョウボルト６２のネジ孔６１ａへ
の螺着により、リンク５３の上端近傍は前記突出部２１
Ｃと円盤部６４との間に回動自在に挟持される。
【００１８】又上の袋体４１は、前記未使用状態Ｘにお
いては折畳まれ固定板４内部に納まることにより前記空
間Ｓに収容されるとともに、蓋体５の下向き回動による
開放によって、図２に示すように、袋状に展開される。
いては折畳まれ固定板４内部に納まることにより前記空
間Ｓに収容されるとともに、蓋体５の下向き回動による
開放によって、図２に示すように、袋状に展開される。
【００１９】又前記下の袋体４３は、上の袋体４１と同
様に、周囲枠４２を介してチョウボルト６２を、蓋板５
の側の突部３０Ｃに回動不能に嵌入されたネジ孔付金具
６１に螺着することにより蓋体５に着脱可能に取付けら
れるとともに、未使用状態Ｘにおいては折畳まれ蓋体５
内部に納まることにより前記空間Ｓに収容され、かつ該
蓋体５の開放により袋状に展開される。
様に、周囲枠４２を介してチョウボルト６２を、蓋板５
の側の突部３０Ｃに回動不能に嵌入されたネジ孔付金具
６１に螺着することにより蓋体５に着脱可能に取付けら
れるとともに、未使用状態Ｘにおいては折畳まれ蓋体５
内部に納まることにより前記空間Ｓに収容され、かつ該
蓋体５の開放により袋状に展開される。
【００２０】さらに上下の袋体４１、４３は、前記展開
により向き合う各端縁にファスナー４６、４７を夫々具
えるとともに、該ファスナー４６、４７の前記突出部２
１Ａ、突部３０Ａ外方の各部分６５、６６には、該部分
６５、６６を一直線に保持する針金等の金物（図示せ
ず）が埋着されている。
により向き合う各端縁にファスナー４６、４７を夫々具
えるとともに、該ファスナー４６、４７の前記突出部２
１Ａ、突部３０Ａ外方の各部分６５、６６には、該部分
６５、６６を一直線に保持する針金等の金物（図示せ
ず）が埋着されている。
【００２１】前記上下の袋体４１、４３は、図２に示す
ように、前記蓋板５の下向き回動により該蓋板５が略水
平となる開放状態Ｙにおいて、前記ファスナー４６、４
７との間の開閉口７を、該ファスナー４６、４７の両端
部に設けられたチャック４９、４９を用いて、図３に示
すような閉止状態Ｚに閉止される。なお上下の袋体４
１、４３の前記各部分６５、６６の略中央には、前記チ
ャック４９、４９がより前方に進むことを防止する止め
金具５１…が設けられるとともに、前記錠金具Ｋをチャ
ック４９、４９に穿設された透孔４９ａ、４９ａに挿通
しかつ施錠することにより、前記閉止状態Ｚを開放不能
に保持する。
ように、前記蓋板５の下向き回動により該蓋板５が略水
平となる開放状態Ｙにおいて、前記ファスナー４６、４
７との間の開閉口７を、該ファスナー４６、４７の両端
部に設けられたチャック４９、４９を用いて、図３に示
すような閉止状態Ｚに閉止される。なお上下の袋体４
１、４３の前記各部分６５、６６の略中央には、前記チ
ャック４９、４９がより前方に進むことを防止する止め
金具５１…が設けられるとともに、前記錠金具Ｋをチャ
ック４９、４９に穿設された透孔４９ａ、４９ａに挿通
しかつ施錠することにより、前記閉止状態Ｚを開放不能
に保持する。
【００２２】このように前記蓋板５の下向き回動による
開放によって、前記袋体３は袋状に展開でき、しかもチ
ャック４９、４９により前記開閉口７を閉止しうる。
開放によって、前記袋体３は袋状に展開でき、しかもチ
ャック４９、４９により前記開閉口７を閉止しうる。
【００２３】然して配達人は、前記未使用状態Ｘで前記
箱状体２を施錠する錠金具Ｋをマスターキーを用いて解
錠し、前記蓋板５を前記コ字金具３５を把手として下向
きに回動させて前記空間Ｓを開放し袋体３を露出し折畳
んで収納された該袋体３を展開する。さらに配達物を収
納させたのち、袋体３の開閉口７を閉止するとともに、
前記錠金具Ｋを前記各チャック４９、４９の各透孔４９
ａ、４９ａに挿通しかつ該錠金具Ｋを前記マスターキー
を用いて施錠することにより閉止状態Ｚを開放不能に保
持する。居住者である受取り人は、子キーにより解錠す
ることによって、前記袋体３を開放でき、その開閉口７
から配達物を取出しうる。又前記袋体３は、ビニール等
の可形性の材料から形成されるため、大型の配達物をも
収容しうるとともに、未使用状態Ｘでは、固定板４と蓋
板５とを合わさったコンパクトな箱状体２となり、使い
勝手を高めうる。さらに前記錠金具Ｋは、未使用状態
Ｘ、閉止状態Ｚにともに用いることができ、錠金具Ｋの
持ち運び等の煩わしさを排除しうる。
箱状体２を施錠する錠金具Ｋをマスターキーを用いて解
錠し、前記蓋板５を前記コ字金具３５を把手として下向
きに回動させて前記空間Ｓを開放し袋体３を露出し折畳
んで収納された該袋体３を展開する。さらに配達物を収
納させたのち、袋体３の開閉口７を閉止するとともに、
前記錠金具Ｋを前記各チャック４９、４９の各透孔４９
ａ、４９ａに挿通しかつ該錠金具Ｋを前記マスターキー
を用いて施錠することにより閉止状態Ｚを開放不能に保
持する。居住者である受取り人は、子キーにより解錠す
ることによって、前記袋体３を開放でき、その開閉口７
から配達物を取出しうる。又前記袋体３は、ビニール等
の可形性の材料から形成されるため、大型の配達物をも
収容しうるとともに、未使用状態Ｘでは、固定板４と蓋
板５とを合わさったコンパクトな箱状体２となり、使い
勝手を高めうる。さらに前記錠金具Ｋは、未使用状態
Ｘ、閉止状態Ｚにともに用いることができ、錠金具Ｋの
持ち運び等の煩わしさを排除しうる。
【００２４】又配達物がゴルフバッグ等の大型のもので
あり図３に示すような袋体３内部に収まり切らない場合
には、配達人は前記チョウボルト６２のネジ孔付金具６
１からの挿脱により周囲枠４０に固着した前記上、下の
袋体４１、４３を、図７に示すような、縦長の上、下の
袋体４１Ａ、４３Ｂに取替え、該袋体４１Ａ、４３Ｂ内
に配達物を収容する。なおこの上、下の袋体４１Ａ、４
３Ｂの構成は、縦長である点を除けば前記上、下の袋体
４１、４３と同様であり、錠金具Ｋにより開放不能に保
持される。
あり図３に示すような袋体３内部に収まり切らない場合
には、配達人は前記チョウボルト６２のネジ孔付金具６
１からの挿脱により周囲枠４０に固着した前記上、下の
袋体４１、４３を、図７に示すような、縦長の上、下の
袋体４１Ａ、４３Ｂに取替え、該袋体４１Ａ、４３Ｂ内
に配達物を収容する。なおこの上、下の袋体４１Ａ、４
３Ｂの構成は、縦長である点を除けば前記上、下の袋体
４１、４３と同様であり、錠金具Ｋにより開放不能に保
持される。
【００２５】なおこのような受取り容器１は、家屋本体
の付属物である例えば家屋内部の扉にも適宜の取付金具
を用いて固定され利用されうる。
の付属物である例えば家屋内部の扉にも適宜の取付金具
を用いて固定され利用されうる。
【００２６】図８は大型の配達物を収容するために固定
板４Ａ、蓋板５Ａおよび袋体３Ａを含む全体を取替えた
受取り容器１Ａを示す。
板４Ａ、蓋板５Ａおよび袋体３Ａを含む全体を取替えた
受取り容器１Ａを示す。
【００２７】すなわち受取り容器１Ａは縦長の固定板４
Ａを有し、該固定板４Ａを布基礎Ｆに植設されたアンカ
ーボルトに前記ナット金具Ｎを螺着することにより該布
基礎Ｆに垂直に固定される。配達人は、ナット金具Ｎの
着脱により、固定板４Ａと蓋板５Ａと袋体３Ａとを有す
る受取り容器１Ａ全体を前記受取り容器１と交換し、大
型の配達物を収容する。
Ａを有し、該固定板４Ａを布基礎Ｆに植設されたアンカ
ーボルトに前記ナット金具Ｎを螺着することにより該布
基礎Ｆに垂直に固定される。配達人は、ナット金具Ｎの
着脱により、固定板４Ａと蓋板５Ａと袋体３Ａとを有す
る受取り容器１Ａ全体を前記受取り容器１と交換し、大
型の配達物を収容する。
【００２８】なお固定板４Ａ、蓋板５Ａは、前記受取り
容器１の固定板４、蓋板５と固定板４Ａの縦長さを除け
ば略同構成であり、又袋体３Ａも、周囲枠４０Ａ、４２
Ａを介して固定板４Ａ、蓋板５Ａに取付けられる上、下
の袋体７０、７１を有する点では前記袋体３と同様であ
る。ただし、該袋体３Ａは、ビス金具等を用いて固定板
４Ａ、蓋板５Ａに着脱不能に固着されている。
容器１の固定板４、蓋板５と固定板４Ａの縦長さを除け
ば略同構成であり、又袋体３Ａも、周囲枠４０Ａ、４２
Ａを介して固定板４Ａ、蓋板５Ａに取付けられる上、下
の袋体７０、７１を有する点では前記袋体３と同様であ
る。ただし、該袋体３Ａは、ビス金具等を用いて固定板
４Ａ、蓋板５Ａに着脱不能に固着されている。
【００２９】
【発明の効果】叙上の如く本発明の受取り容器は、垂直
な固定板と、上向き回動により該固定板に合わさせる蓋
板とを有する箱状体の内部に、前記蓋板の下向き回動に
よる開放によって袋状に展開しうる袋体を折畳みにより
収容している。従って受取り容器は、未使用時にはコン
パクトに配設でき、外観を損ねることなく家屋本体など
に取付けうる。
な固定板と、上向き回動により該固定板に合わさせる蓋
板とを有する箱状体の内部に、前記蓋板の下向き回動に
よる開放によって袋状に展開しうる袋体を折畳みにより
収容している。従って受取り容器は、未使用時にはコン
パクトに配設でき、外観を損ねることなく家屋本体など
に取付けうる。
【００３０】又前記袋体は、閉止自在な開閉口を有して
いる。従って、配達物の取出し用の開閉口は、例えば、
該開閉口を開放不能に閉止する錠金具の解錠により開放
するため、第三者による配達物の受取りの危険を除去
し、配達の安全性を高める。
いる。従って、配達物の取出し用の開閉口は、例えば、
該開閉口を開放不能に閉止する錠金具の解錠により開放
するため、第三者による配達物の受取りの危険を除去
し、配達の安全性を高める。
【００３１】さらに袋体は、前記箱状体に着脱可能に取
付けられるため、大型の配達物を収容する際には、該袋
体を大型のものに取替えることができ、使い勝手を向上
しうる。
付けられるため、大型の配達物を収容する際には、該袋
体を大型のものに取替えることができ、使い勝手を向上
しうる。
【図１】本発明の受取り容器の一実施例をその配設され
る場所とともに示す斜視図である。
る場所とともに示す斜視図である。
【図２】受取り容器の開放状態を示す斜視図である。
【図３】袋体の閉止状態を示す斜視図である。
【図４】受取り容器の布基礎への取付状態を示す一部を
破断した側面図である。
破断した側面図である。
【図５】袋体と箱状体との取付けを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図６】その部分断面図である。
【図７】受取り容器の他の実施例を示す斜視図である。
【図８】他の受取り容器を示す斜視図である。
２ 箱状体 ３ 袋体 ４ 固定板 ５ 蓋板 ７ 開閉口 Ａ 家屋本体 Ｓ 空間
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】家屋本体又は家屋本体の付属物に垂直に固
定される固定板と、該固定板の下端部で回動自在に枢支
され上向き回動により前記固定板と合わさることによっ
て内部に空間を形成しうる蓋板とからなる箱状体、及び
折畳みにより前記空間に収容されかつ箱状体に着脱可能
に取付けられるとともに前記蓋板の下向き回動による開
放によって袋状に展開できしかも閉止自在な開閉口を有
する袋体からなる受取り容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196987A JPH0516993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 受取り容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196987A JPH0516993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 受取り容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516993A true JPH0516993A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16366948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3196987A Pending JPH0516993A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 受取り容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516993A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009112535A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Myst:Kk | 収容箱セット |
| JP2018520074A (ja) * | 2015-05-11 | 2018-07-26 | シュアイ ジャンＳｈｕａｉ ＪＩＡＮＧ | 小荷物受取システム及び方法 |
| JP2019005443A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | 杉田エース株式会社 | 宅配物収納容器 |
| JP2019136467A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | ソフトバンク株式会社 | 収納装置 |
| WO2019175647A1 (en) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | Charbeneau Michael | Parcel receiving apparatus and collapsible parcel bin |
| CN110367797A (zh) * | 2018-08-28 | 2019-10-25 | 北京京东振世信息技术有限公司 | 配送终端 |
| US10588439B2 (en) | 2015-11-25 | 2020-03-17 | Michael Patrick Charbeneau | Parcel receiving apparatus, collapsible bin and associated methods |
| JP2022511284A (ja) * | 2018-08-28 | 2022-01-31 | ベイジン・ジンドン・チアンシ・テクノロジー・カンパニー・リミテッド | 物品保管回収装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50101446A (ja) * | 1974-01-11 | 1975-08-12 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3196987A patent/JPH0516993A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP3294098A4 (en) * | 2015-05-11 | 2019-01-09 | Shuai Jiang | SYSTEMS AND METHODS FOR RECEIVING PACKET |
| US10588439B2 (en) | 2015-11-25 | 2020-03-17 | Michael Patrick Charbeneau | Parcel receiving apparatus, collapsible bin and associated methods |
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| US11589675B2 (en) * | 2018-08-28 | 2023-02-28 | Beijing Jingdong Qianshi Technology Co., Ltd. | Article storage and retrieval apparatus |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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