JPH0615538Y2 - 配達物受取袋 - Google Patents

配達物受取袋

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JPH0615538Y2
JPH0615538Y2 JP4949990U JP4949990U JPH0615538Y2 JP H0615538 Y2 JPH0615538 Y2 JP H0615538Y2 JP 4949990 U JP4949990 U JP 4949990U JP 4949990 U JP4949990 U JP 4949990U JP H0615538 Y2 JPH0615538 Y2 JP H0615538Y2
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功 小林
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功 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 家庭、事務所等に配達される配達物を受け取る袋に関す
る。
「従来技術」 留守の時や、乳児や夜勤明けの昼寝の時に、宅配便、ク
リーニング完了品、料理材料等が、家庭や事務所等に配
達されると、受け取ることができず、近所に預かっても
らったり、配達人が持ち帰ったりしなければならず、受
け取る側も、配達する側も非常に不便である。
このような問題を解決するために、留守でも安全に配達
物を受け取ることができるようにする方法が種々提案さ
れ、例えば、実開昭62−144393号、実開昭61
−167887号等には、配達物を受け取る箱が開示さ
れ、また、例えば、実開昭60−48887号、実開昭
57−20289号等には、郵便受けの内側に袋を取り
付けておくことが開示されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、配達物を受け取る箱を置くものは、配達
物の大きさや形に対応することができず、配達物が収納
されていない時でも大きいままで邪魔になるという問題
があった。また、郵便受けの内側に袋を設けておくもの
は、郵便受けの開口部の大きさより大きい配達物は受け
取ることができないという問題があるなど、取り扱いの
簡便さや、配達物の大きさへの対応等に問題を残してい
た。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、配達物を、留守でも簡便にかつ安全に、複数個受
け取れて、簡単に脱着でき、配達物を収納するまでは小
さく体裁良くまとまり、配達物の形や大きさへの対応も
しやすく、配達員に対して配達証明も発行できるように
した配達物受取袋を提供することにある。
「問題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案の配達物受取袋は、1
または2以上の収納部を有しこの収納部が開口部を閉じ
て施錠できるようにされている袋と、この袋が折り畳ま
れて収納される収納体と、この収納体または前記袋に固
着されドアや窓等の建造物等に係止可能にされた係止部
とからなる。
さらに、本考案の好ましい態様においては、前記袋また
は前記収納体が、再転貼不能シール収納部を有する。
そして、本考案の他の好ましい態様においては、前記係
止部が、抜け止め部を有する紐からなる。
また、本考案のさらに他の好ましい態様においては、前
記袋が、網からなる。
さらに、本考案のさらに他の好ましい態様においては、
前記袋が、金属からなる網で被覆されている。
「作用」 袋を折り畳んで収納袋に収納させた後、係止部をドアや
窓等の建造物等に係止させ、配達物受取袋を屋外側に保
持しておく。
配達物が配達されると、配達人は、収納体から袋を出し
た後、袋に配達物を収納し、開口部を閉じて施錠する。
そして、袋または収納体に再転貼不能シール収納部を有
し、再転貼不能シールが収納されている場合には、必要
に応じて再転貼不能シールを取り出して口配達伝票の所
定位置に貼って、配達を終了する。
なお、袋が収納部を2以上有する場合、上記操作を繰り
返して、収納部の数に応じた個数の配達物を受け取るこ
とができる。
また、係止部が、抜け止め部を有する紐からなる場合、
例えば、ドアや窓等に、抜け止め部が屋内側、配達物受
取袋が屋外側となるように紐を挟み、ドアや窓等を閉め
て施錠するだけで、ドアや窓等の建造物に配達物受取袋
を取り付けられる。
さらに、袋であるので、箱体の場合より、配達物の形や
大きさへの対応がしやすいが、袋が網からなる場合、配
達物の形や大きさへの対応が更にしやすい。
さらにまた、袋が、金属からなる網で被覆されている場
合、例えば、カッター等で袋が切られて、収納された配
達物を持ち去られることを防止することができる。
「実施例」 以下、実施例により本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の配達物受取袋の第一の実施例を示す
斜視図である。
配達物受取袋1は、図示しない配達物を収納した後、開
口部2aを閉じて施錠できるようにされている袋2と、
この袋2に固着され、ドアや窓等の建造物7等に係止可
能にされた係止部3とからなる。
袋2は、その外表面が金属からなる網8で被覆されてお
り、金属からなる網8の外表面には、袋2を折り畳んで
収納することができるポケット状の収納体5と、再転貼
不能シール収納部6とが形成されている。また、袋2の
開口部2aには、開口部2aの縁の全周にわたって、図
示しない複数のリングが取り付けられており、このリン
グに、鎖2bが挿通されている。そして、袋2に図示し
ない配達物を収容した後、鎖2bを結束させることによ
って、開口部2aを閉じ、鎖2bどうしを結ぶ形で鍵4
を締めることにより施錠できるようにされている。
この実施例においては、袋3の開口部2aに取り付けら
れているリングに挿通されている鎖2bの一部が建造物
7に取り付けられるようにされており、したがって、鎖
2bが係止部3の役割もはたすようにされている。
また、袋2は、配達物が収納されるまでは、収納体5の
中に、折り畳んで収納される。
袋2は、配達物を収納し、保持可能な強度を有する素材
により形成するのが好ましく、例えば、天然繊維、合成
繊維等からなる布等を、所望の形状の袋に縫製して形成
する。例えば、ケプラー等の強度の強い布を使用すると
より好ましい。
また、袋2を網で形成することもできる。網の材質は金
属、天然繊維、合成繊維、プラスチック材等を用いるの
が好ましい。
本考案の配達物受取袋1は、袋であることから、配達物
を収納していない場合は、かさばらず、配達物を収納し
た場合は、その大きさ分だけ膨らみ、また、配達物の形
や大きさに対応しやすい。袋を網で形成した場合その効
果はより大きくなる。さらに、袋2を金属からなる網で
形成した場合、または、袋2を金属からなる網8で被覆
した場合は、袋2をカッター等で切られ、収納された配
達物を持ち去られることが防止される。
本考案に用いる再転貼不能シールは、剥離紙に貼った状
態で保持され、剥離紙から剥がして、例えば配達伝票等
の紙に貼りつけた後に、他の紙等に貼り変えようとする
と、破れてしまったり、粘着面に印刷したインクが剥が
れてしまったりして、貼り変えができないようにされた
粘着シールである。この再転貼不能シールに、認め印を
押したり、日付けや通し番号等を記載しておき、配達物
との照合表などを作っておけば、配達員が、配達伝票の
認め印押捺部に貼り付けて配達証明とすることができ、
また、不正使用を防止することもできる。
なお、必要に応じて、金属からなる網8、再転貼不能シ
ール収納部6を設けないものであってもよい。
次に、この配達物受取袋1の、使用方法を説明する。
袋2を折り畳んで収納体5に収納させた後、係止部3を
ドアや窓等の建造物7等に係止させ、配達物受取袋1を
屋外側に保持しておく。
配達物が配達されると、収納体5から袋2を出した後、
袋2に配達物を収納し、開口部2aを閉じて施錠する。
その後、必要に応じて、再転貼不能シール収納部6から
再転貼不能シールを取り出して伝票の所定位置に貼っ
て、配達を終了する。
第2図、第3図には、本考案の配達物受取袋の第二の実
施例が示されている。第2図は、袋を収納体に収納した
状態を示す斜視図、第3図は、収納体から袋を取り出し
た状態を示す斜視図である。
配達物受取袋11は、袋21を収納体51に収納した場
合、箱56からなる収納体51と、収納体51に固着さ
れた図示されない係止部とからなるコンパクトなものと
なる。
収納体51は、本体部51aと蓋部51bとが一端部で
結合され、開閉可能にされた箱56からなる。
収納体51の蓋部51bを開き、袋21を取り出した状
態が第3図に示されている。
袋21は、袋21内部に図示されない中仕切りを有し、
従って、収納部を二つ有し、各々の収納部にチャック2
6a、26bからなる開口部21a、21bが設けら
れ、各々の開口部21a、21bに鍵41a、41bが
設けられて施錠可能にされている。
また、収納体51の蓋部51bの内側には、再転貼不能
シール収納部61が形成されている。
この配達物受取袋11は、配達物の収納部を二つ有する
ので、配達物を二個受け取ることができる。袋21の材
質は前記した第一の実施例と同様のものを用いることが
でき、中仕切りも同様の材質で形成されるので、前述し
た袋へ収納することによる配達物の形や大きさへの対応
のしやすさに加えて、二個の配達物の形や大きさへの対
応がしやすく、例えば、一方の収納部に収納部の容積よ
り小さい配達物が収納された場合には、他方の収納部に
は、他方の収納部の容積よりやや大きい配達物でも収納
できる等の効果がある。
なお、図示されない係止部は、例えば外壁、ドア等に工
具等を用いることなく取り外すことはできないように取
り付ける構成にすることもできる。この場合、取り付け
たり、取り外したりの面倒が少なく、配達物が収納され
ない場合は、箱56からなる収納体51が常に屋外に保
持されていることになり、在宅か留守かを他人に知られ
てしまうことが防止される。
第4図、第5図には、本考案の配達物受取袋の第三の実
施例が示されている。第4図は、袋を収納体に収納した
状態を示す斜視図、第5図は、収納体から袋を取り出し
た状態を示す斜視図である。
配達物受取袋12は、袋22を収納体52に収納した場
合、外観上は、第2図に示されるように、チャック57
aにより開閉可能にされた小袋57からなる収納体52
と、収納体52に固着された係止部32とからなるコン
パクトなものとなる。
係止部32は、一端が収納体52に固着され、他端部に
例えば棒からなる抜け止め部32aが形成された紐32
bからなる。
収納体52のチャック57aを開き、袋22を取り出し
た状態が第3図に示されている。
袋22は、収納体52に紐52aにより連結されてい
て、袋22内部に図示されない中仕切りを有し、従っ
て、収納部を二つ有し、各々の収納部にチャック27
a、27bからなる開口部22a、22bが設けられ、
各々の開口22a、22bに鍵42a、42bが設けら
れて施錠可能にされている。
この配達物受取袋12は、例えば、ドアや窓等の建造物
72に、係止部32の抜け止め部32aが屋内側、収納
体52が屋外側となるように紐32bを挟み、ドアや窓
等を閉めて施錠することによりドアや窓等の建造物72
に配達物受取袋11を取り付けられる。
また、配達物が収容されるまでは、屋外に小袋57から
なる収納体52が保持されているだけなので体裁がよ
い。
さらに、第三の実施例における配達物受取袋12におい
ても、配達物を収容するまではコンパクトであり、複数
個受け取れて、配達物の形や大きさへの対応がしやす
く、簡単に脱着できる等の効果は第一の実施例または第
二の実施例と同様である。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の配達物受取袋を用いれ
ば、配達物を、留守でも簡便にかつ安全に、複数個受け
取ることができ、配達物を収納するまでは小さく体裁良
くまとまり、配達物の形や大きさへの対応もしやすい。
また、係止部が抜け止め部を有する紐からなる場合、ド
アや窓等の建造物に簡単に脱着できる。さらに必要に応
じて、配達員に対して配達証明も発行することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の配達物受取袋の第一の実施例を示す
斜視図、第2図は、本考案の配達物受取袋の第二の実施
例において、袋を収納体に収納した状態を示す斜視図、
第3図は、同第二の実施例において、収納体から袋を取
り出した状態を示す斜視図、第4図は、本考案の配達物
受取袋の第三の実施例において、袋を収納体に収納した
状態を示す斜視図、第5図は、同第三の実施例におい
て、収納体から袋を取り出した状態を示す斜視図であ
る。 図中、1、11、21は配達物受取袋、2、21、22
は袋、3、32は係止部、4、41a、41b、42
a、42bは鍵、5、51、52は収納体、6、61は
再転貼不能シール収納部、7、72は建造物、8は金属
からなる網、32aは抜け止め部である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1または2以上の収納部を有しこの収納部
    が開口部を閉じて施錠できるようにされている袋と、こ
    の袋が折り畳まれて収納される収納体と、この収納体ま
    たは前記袋に固着されドアや窓等の建造物等に係止可能
    にされた係止部とからなる配達物受取袋。
  2. 【請求項2】前記袋または前記収納体が、再転貼不能シ
    ール収納部を有する請求項1記載の配達物受取袋。
  3. 【請求項3】前記係止部が、抜け止め部を有する紐から
    なる請求項1または2に記載の配達物受取袋。
  4. 【請求項4】前記袋が、網からなる請求項1〜3のいず
    れか一つに記載の配達物受取袋。
  5. 【請求項5】前記袋が、金属からなる網で被覆されてい
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の配達物受取袋。
JP4949990U 1990-05-11 1990-05-11 配達物受取袋 Expired - Lifetime JPH0615538Y2 (ja)

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JPH049187U JPH049187U (ja) 1992-01-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6644420B2 (ja) * 2016-03-01 2020-02-12 俊二 土屋 宅配システムおよび宅配システム用授受セット
JP2019005443A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 杉田エース株式会社 宅配物収納容器
JP6667748B2 (ja) * 2018-10-19 2020-03-18 Yper株式会社 配送荷物保管装置

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