JPH0740979B2 - 受取りボックス - Google Patents

受取りボックス

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JPH0740979B2
JPH0740979B2 JP2212774A JP21277490A JPH0740979B2 JP H0740979 B2 JPH0740979 B2 JP H0740979B2 JP 2212774 A JP2212774 A JP 2212774A JP 21277490 A JP21277490 A JP 21277490A JP H0740979 B2 JPH0740979 B2 JP H0740979B2
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JP
Japan
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receiving
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勝美 横山
哲徳 星野
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Yamato Transport Co Ltd
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Yamato Transport Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の会社、事務所等が入居するビル等にお
いて好適に使用できかつ不在時における配達物の受取を
便宜とする受取りボックスに関する。
〔従来の技術〕
複数の会社、事務所等が入居するビルにおいては、通
常、郵便などの配達物を受取るために複数の郵便受けを
設置した郵便物の受取り室が準備される。
他方、近年、いわゆる宅配業者の出現に伴い、例えば、
本店、支店等の間の配達物を始めとして、種々な配達物
の配達を、このような宅配業者に依存する場合が多い。
さらに配達物には大型のものも含まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような大型化した配達物は、ビルの
前記受取り室に設ける郵便受けには収容しきれない場合
があり、しかも、配達すべき相手が、就業時間外などの
理由により不在である場合もある。従来このようなとき
には、宅配業者は、やむをえず、配達先の部屋の扉近傍
に配達物を放置せざるをえず、配達の安全性に劣るもの
であった。
本発明は、外部から取外し不能かつ着脱自在に開き扉に
取付けでき、不在時における配達物の受取りの安全性を
高め、かつ取扱性、操作性に優れる受取りボックスの提
供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、開き扉の外面に配されかつ配達物を収容しう
る容器本体に、前記配達物を出し入れする蓋体、および
開き扉の下縁又は自由端側の側縁に沿って内方にのびる
張出し片と、この張出し片の内方端で折曲がり開き扉の
内面に沿う受片とを有し前記容器本体と受片との間に前
記開き扉の下縁又は前記側縁が入る凹部を形成する係止
金具を設けるとともに、係止金具は、前記容器本体と前
記受片との間の前記凹部の長さを変化させうる調整手段
を具えてなる受取りボックスである。
〔作用〕
配達物を収容しうる容器本体は、開き扉の下縁又は自由
端側の側縁に沿って内方にのびる張出し片と、この張出
し片の内方端で折曲がり開き扉の内面に沿う受片とを有
する係止金具を具えることにより、開き扉の閉止時にお
ける該容器本体の外部からの取外しが不能となるととも
に、容易に開き扉に着脱できる。
従って、配達物を取外しができない容器本体に収容する
ことによって、第三者による配達物の受取りの危険を減
じ、配達の安全性を高める。
又前記係止金具は、容器本体と受片との間の凹部の長さ
を変化させうる調整手段を具えるため、厚さの異なる開
き扉を便宜に前記凹部に挿入することができ、使い勝手
を高めうる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1〜3図において受取りボックス1は、開き扉Dの外
面に配されかつ配達物を収容しうる容器本体2に、蓋体
3と、該容器本体2を開き扉Dに取付ける係止金具6と
を設けるとともに、本実施例では、容器本体2の下面
に、床面走行用のキャスタ7、7を設けている。
開き扉Dは、壁に設ける周囲枠11に蝶番12、12を用いて
枢支され、又開き扉Dの周縁である下縁、上縁及び自由
端側の側縁には、枢支側の側縁を含めて、前記周囲枠11
との間に間隙g1、g2、g3が形成されている。
前記容器本体2は、例えばB4サイズをこえる大きさの背
板13の上下、両側縁に、外向きの底板14、上板15、側板
16、17を設けた前開放の箱体からなる。又底板14、上板
15、側板16には、その前縁にコ字に折り返したリブ19を
設けるとともに、側板17の前縁には、内方に向く戸当た
り片20を有してZ字に折曲がるリブ21を設けている。
前記蓋体3は、前記容器本体2の前開口部を遮蔽しうる
基板23の周縁に前記と同様なコ字のリブ24を周設してい
る。またこの蓋体3は、前記側板16に、該蓋体3を閉止
側に付勢するバネ蝶番を用いて枢支され、又蓋体3は、
前記戸当たり片20に当接することによって容器本体2の
前開口部を閉止しうる。
又蓋体3には、前記基板23に、キーを用いて該蓋体3を
施錠しうる錠Kが設けられ、また前面には、把手25を取
りつける。
前記底板14下面には、前記キャスタ7、7が両側に配設
される。キャスタ7は、前記底板14下面に固定されかつ
下方に突設する台座26に、球27を回転可能に取付けてお
り、球27が床面を転動することにより自在に移動しう
る。なお前記構成のキャスタ7を用いることによって高
さを減じうるが、車軸を転動するローラを有するものな
ど、種々なキャスタを利用しうる。
前記係止金具6は、本実施例では第2、3図に示すよう
に、コ字金物46と、ネジ金物47とからなる。コ字金物46
は、前記背板13に、高さ調節自在にビス止めされ容器本
体2に固定されることにより該容器本体2の内面を形成
する取付け片31と、その下端から開き扉Dの下縁下方の
前記間隙g1を通って該下縁に沿い内方にのびる張出し片
32と、この張出し片32の内方端で立上がる立上げ片35と
からなる。
又前記ネジ金物47は、前記立上げ片35に螺合するネジ軸
49の外端に、開き扉Dの内面に沿う受片52を設けてい
る。従って、該受片52は、前記張出し片32の内方端で折
曲がる前記立上げ片35を介して該内方端上方に設けられ
るとともに、前記容器本体2の内面をなす前記取付け片
31と受片52の間に開き扉Dの下縁が入る凹部34を形成し
ている。
なお係止金具6は、ネジ軸49の、頭部50を用いた螺進退
によって、前記容器本体2の内面と前記受片52との間の
前記凹部34の長さを変化させることができ、厚さの異な
る開き扉Dを該凹部34に嵌入できる。従って、本実施例
では、係止金具6は凹部34の長さを変化させうる調整手
段として、前記ネジ軸49を用いている。
又ネジ金物47は、前記ネジ軸49に螺合するロックナット
53を用いて、所定位置で固定しうる。なおロックナット
53を用いることなく、ネジ金物47により開き扉Dを押圧
し挟着させることもできる。
このように係止金具6の凹部34に開き扉Dの下縁を嵌着
し、かつ該開き扉Dが閉止されしかも施錠されることに
より、外部からの受取りボックス1の取外しは不能とな
る。
このような受取りボックス1は、入居者の退室に際して
開扉された開き扉Dの自由端からの横移動によって、前
記係止金具6の凹部34に、開き扉Dの下縁を挿入しかつ
ネジ軸49によって固定させる。また開き扉Dを閉じかつ
施錠する。開き扉Dの開閉に際しては受取りボックス1
はキャスタ7により床面を移動でき、円滑な扉Dの開閉
操作が可能となる。
かかる状態において、宅配業者は、蓋体3を開き配達物
を収納したのち、マスターキーを用いて蓋体3を施錠す
る。なお錠が自動締まりであるときには、開蓋に際して
解錠する。翌朝など、受取り人は、子キーにより解錠す
ることによって、蓋体3を開蓋でき、配達物を取出しう
る。又ネジ軸49を緩め自由端側へ横移動させることによ
り受取りボックス1を取外し、室内に収納する。
なお、退室時において、宅配業者に手渡すべき配達物が
あるときには、手渡すべき配達物を容器本体2に収容し
ておき、前記子キーを用いて施錠しておく。錠が自動締
まりであるときには、閉蓋により施錠される。また宅配
業者は、マスターキーを用いて蓋体3を開き収納物を取
り出す。
第4図は本発明の他の実施例を示す。
本実施例では、受取りボックス1が、容器本体2に、前
記蓋体3に加えて、該容器本体2の前記上板15に穿設し
た投入口36を閉じる蓋体4と、背板13に設ける取出し口
39を閉じる蓋体5とを具え、又係止金具6は、容器本体
2に取付く外金物40と、該外金物40に取付けられる内金
物41とからなる。
前記蓋体4は、バネ蝶番により上回動に付勢され、常時
は前記投入口36を閉止している。また前記蓋体5は、適
宜の蝶番により枢支され前記取り出し口39を開閉でき
る。
又係止金具6の前記外金物40は、上下にのびる長孔によ
り高さ位置可変に前記背板13にビス止めされ容器本体2
の内面を形成する取付け片31の下端に、内方に向く第1
の張出し片32Aを設けており、又内金物41は、前記第1
の張出し片32Aに長孔を用いて前後に位置換え可能にビ
ス止される第2の張出し片32Bの内端に受片33を立上げ
る。
これにより、例えば開き扉D下端に、戸当たり43があ
り、開き扉Dの下縁の高さが異なるときにも外金物40に
よって高さを調節でき、かつ開き扉Dの厚さが異なると
きにも、内金物41の調整によって、開き扉Dを比較的密
に嵌入しうる前記凹部34を、容器本体2と受片33との間
で形成しうる。従って、本実施例では、凹部34の長さを
変化させうる調整手段として、前記第1、第2の張出し
片32A、32Bからなる張出し片32を採用している。
かかる受取りボックス1は、前記と同様に取付けでき
る。又前記背板13の蓋体5は、該受取りボックス1を開
き扉Dから取り外すことによってのみ開蓋しうる。従っ
て配達物の取出しに際しての解錠操作の手間をなくす。
又投入口36の蓋体4は、この投入口36からの配達物の取
出しを困難とする。従って配達時には、この投入口36か
ら配達物を投入することにより、前記前の蓋体3をマス
ターキーにより解錠しまた施錠するための操作をなく
し、取扱性を高めうる。なお居住者の宅配業者に配達物
を渡すことが生じないときには、前記容器本体2前面の
前記蓋体3を省略でき、このとき、キーによる施錠、解
錠動作が全く不要となる。
さらに受取りボックス1は、第5図に示すように、開き
扉Dの自由端側の側縁を嵌着できかつ前記間隙g2を通る
係止金具6を用いることもできる。このとき、受取りボ
ックス1を垂直に保持するのが容易となる。なお、開き
扉Dの下縁を嵌着する係止金具6は、併用することも省
略することもできる。
〔発明の効果〕
このように、本発明の受取りボックスは、配達物を収容
しうる容器本体に、開き扉の下縁に沿って内方にのびる
張出し片と、この張出し片の内方端で折曲がり開き扉の
内面に沿う受片とを有する係止金具を設けることによ
り、開き扉の閉止時における該容器本体の外部からの取
外しが不能となる。
従って、配達物を取外しができない容器本体に収容する
ことによって、第三者による配達物の受取りの危険を減
じ、配達の安全性を高める。
又前記係止金具の受片と容器本体との間に形成された開
き扉挿入用の凹部の長さを変化させうる調整手段を具え
るため、開き扉の厚さが異なる場合であっても容器本体
を容易に開き扉に取付けることが可能となり、使い勝手
を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
斜視図、第3図は係止金具を示す斜視図、第4図は本発
明の他の実施例を示す斜視図、第5図は本発明のさらに
他の実施例を示す正面図である。 2……容器本体、3……蓋体、6……係止金具、32……
張出し片、52、33……受片、34……凹部、D……開き
扉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開き扉の外面に配されかつ配達物を収容し
    うる容器本体に、前記配達物を出し入れする蓋体、およ
    び開き扉の下縁又は自由端側の側縁に沿って内方にのび
    る張出し片と、この張出し片の内方端で折曲がり開き扉
    の内面に沿う受片とを有し前記容器本体と受片との間に
    前記開き扉の下縁又は前記側縁が入る凹部を形成する係
    止金具を設けるとともに、係止金具は、前記容器本体と
    前記受片との間の前記凹部の長さを変化させうる調整手
    段を具えてなる受取りボックス。
JP2212774A 1990-08-10 1990-08-10 受取りボックス Expired - Fee Related JPH0740979B2 (ja)

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