JP6591776B2 - 収容ボックス及びストッカシステム - Google Patents

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Description

本発明は、収容ボックス及びストッカシステムに関する。
従来、ストッカシステムとしては、複数のボックスを有するロッカーにおいて、顧客が使用するボックスを解錠するシステムが知られている。例えば、特許文献1は、顧客が宅配ロッカーのテンキーを利用して暗証番号を入力するか、又は予め登録したカードを宅配ロッカーのカードリーダーに挿入すると、管理センターのデータベースサーバが入力された暗証番号やカード番号が正しいか否かを判定する。そして、データベースサーバが正しいと判定すると、管理センターからの信号によりロッカーボックスの扉が開放される。
特許第3560327号
しかしながら、この特許文献1に記載されたロッカーでは、商品を取り出して持ち運ばなければならないため、商品を簡単に持ち運ぶことができることが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、物品を収容したまま移動することができる収容ボックス及びストッカシステムを提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の収容ボックスは、
固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースを備えたストッカシステムに用いられる収容ボックスであって、
開口部が形成され物品を収容する収容本体と、
前記開口部を閉塞する蓋部材と、
前記蓋部材と前記収容本体とをロックするロック機構と、
前記収容本体に配設され前記ストックベースの前記固定部に固定される固定機構と、を備え、
前記固定機構が前記固定部から固定解除されると前記ストックベースから分離移動可能となるものである。
この収容ボックスは、収容本体に配設された固定機構がストックベースの固定部に固定されており、固定機構が前記固定部から固定解除されるとストックベースから分離移動可能となる。したがって、この収容ボックスは、ストッカシステムに用いられるものであるが、物品を収容したまま移動すること(持ち運ぶこと)ができる。
本発明の収容ボックスにおいて、前記ロック機構及び前記固定機構は、前記固定部の固定解除動作により連動してロック解除及び固定解除されるものとしてもよい。この収容ボックスは、固定部の固定解除動作により連動してロック解除及び固定解除されるため、複数の操作を行うことなく、手間をかけずに移動することができる。
本発明の収容ボックスにおいて、前記ロック機構は、一端側が前記ストックベースに接触し他端側が前記蓋部材に接触する接続部材を有し、前記接続部材の他端側が前記蓋部材の移動を規制する規制部であるものとしてもよい。この収容ボックスは、ストックベースに接触する接続部材を利用して蓋部材をロックすることができる。
本発明の収容ボックスにおいて、前記固定機構は前記収容本体の一端側に配設され、前記ロック機構は前記収容本体の他端側に配設されており、前記ロック機構は、前記固定機構から該ロック機構まで形成された接続部材を有し、前記接続部材は前記固定機構側に付勢されており、前記固定機構が前記固定部に固定されると、前記接続部材は前記ロック機構側に移動して前記蓋部材の移動を規制するものとしてもよい。この収容ボックスは、収容本体がストックベースに固定された際に、接続部材を利用して蓋部材をロックすることができる。この収容ボックスにおいて、前記収容本体は、前記固定部の固定解除動作によって前記接続部材が前記ストックベースを押圧することにより該ストックベースから離間移動するものとしてもよい。この収容ボックスは、例えば、左右方向に配列して複数の収容ボックスが固定されている場合などに、固定解除した収容本体が移動するため、固定解除された収容本体を認識しやすい。また、ロック機構の構成(付勢された接続部材)を利用して、収容本体をストックベースから離間移動させることができる。なお、収容ボックスは、台車上に配設されているものとしてもよい。
本発明の収容ボックスにおいて、前記蓋部材は、前記収容本体の上部側に移動して前記開口部を開放するものとしてもよい。この収容ボックスは、蓋部材が左右方向ではなく、上部側に移動するため、左右方向に複数の収容ボックスが配列された場合に、収容本体の前方での作業性がよく、収容本体へ物品を出し入れしやすい。
本発明の収容ボックスにおいて、前記収容本体は、天井面が底面よりも狭くなるように上方に向かって傾斜して前記開口部が形成されており、前記蓋部材は、前記収容本体の上部側で回動可能に配設されており、該蓋部材の上面が前記収容本体の天井面上に当接すると、該蓋部材の側方縁と前記開口部の側方縁とが傾斜した直線となるよう形成されているものとしてもよい。この収容ボックスは、蓋部材を開けたときに開口縁が直線状であり突出する部分がないため、収容本体へ物品を出し入れしやすい。
本発明のストッカシステムは、固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースと、上述したいずれかの収容ボックスと、を備えたものである。このストッカシステムは、上述した収容ボックスと同様に、物品を収容したまま移動することができる。
本発明のストッカシステムは、認証部での認証により前記固定部を固定解除動作させる制御部を備えたものとしてもよい。このストッカシステムでは、認証により収容ボックスを移動可能にするため、セキュリティが高い。
ストッカシステム10の一例を表す概略説明図。 収容ボックス20の一例を表す概略説明図。 蓋部材35を開放した収容部30の説明図。 固定機構25及びロック機構40の説明図。 収容ボックス20に収容物品を収容し利用する説明図。 誤ロック防止機構45の一例を表す説明図。 別の収容ボックス20Bの一例を表す概略説明図。 別の収容ボックス20Cの一例を表す概略説明図。
次に、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるストッカシステム10の構成の概略説明図である。図2は、収容ボックス20の一例を表す概略説明図である。図3は、蓋部材35を開放した収容部30の説明図である。図4は、固定機構25及びロック機構40の説明図である。ストッカシステム10は、例えば、ネットワークショッピングなどで購入した商品をその購入者が受け取る際に利用される。ストッカシステム10は、認証装置11と、収容ボックス20とストックベース18とを備えている。このストッカシステム10は、例えば、複数の収容ボックス20がストックベース18に固定された状態で隣に並んで配列されている。図1に示したストッカシステム10では、収容ボックス20が向かい合って2列配列されているものを図示したが、1列であってもよいし、3列以上配列されていてもよい。
ストックベース18は、図4に示すように、収容ボックス20を固定及び固定解除する固定部15が複数並んで配列した横長の板状の部材である。固定部15は、ストックベース18の下板部分から上方に向かって形成されたクランパであり、固定解除部16により固定位置と退避位置との間を移動する。固定解除部16は、ストックベース18の下板に形成された有底孔に配設され、バネと電磁石とを有しており、通常はバネにより固定部15を上方に付勢し(ロック状態)、電磁石を作動させると固定部15を下方に固定(アンロック状態)する。
認証装置11は、商品を購入した購入者の認証を行い、認証された収容ボックス20を固定解除し、移動可能にするものである。認証装置11は、制御部12と、記憶部13と、表示入力部14とを備えている。制御部12は、CPU、ROM及びRAMなどにより構成され装置全体の制御を司るものである。この制御部12は、表示入力部14での認証により固定部15を固定解除動作させる。記憶部13は、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶するものであり、商品の購入者の情報と商品を収容した収容ボックス20との対応関係を記憶している。表示入力部14は、認証部としての機能を有し、各種情報を表示すると共に、表示された画像に触れることにより各種指令を入力するタッチパネルとして構成されている。
収容ボックス20は、台車部21と、収容部30とを備えている。台車部21は、図2に示すように、基部22と、車輪23と、アーム24とを備えている。基部22は、収容部30を載置固定する平板状の台であり、下面に車輪23が配設されている。アーム24は、台車部21を移動する際に購入者が手押しする部材であり、基部22に固定され、収容部30の中段後方に購入者が握るバーが形成されている。
収容部30は、図2、3に示すように、開口部31が形成され物品を収容する収容本体32と、開口部31を閉塞する蓋部材35と、を備えている。収容本体32は、図3に示すように、商品を含む収容物品50、51を収容する空間が形成された箱体である。収容本体32は、天井面32aが底面32bよりも狭くなるように上方に向かって傾斜して開口縁33が形成されている。蓋部材35は、開口部31を閉塞した際に収容部30が直方体を形成するよう、傾斜して開口縁36が形成されている。この蓋部材35は、収容本体32の上部側でヒンジ34により回動可能に配設されており、収容本体32の上部側に移動して開口部31を開放する。蓋部材35は、蓋部材35の上面37が収容本体32の天井面32a上に当接するまで開放されると、この蓋部材35の側方の開口縁36と収容本体32の側方の開口縁33とが傾斜した直線となるよう形成されている(図3参照)。なお、収容本体32の開口縁33は、図3に示すように内側が外側に比して高く形成されており、例えば、雨など外部からの水の浸入をより抑制するようになっている。また、蓋部材35の開口縁36は、外側が内側に比して高く形成されており、開口縁33との密着性がより高められている。蓋部材35には、棒状の規制部42(図4参照)が挿入される挿入穴38が基部22側に形成されている(図2参照)。
収容ボックス20は、図4に示すように、固定機構25と、ロック機構40とを備えている。固定機構25は、収容本体32に配設されストックベース18の固定部15に固定されるものである。この固定機構25は、基部22の下面側に設けられた固定穴26である。ストックベース18に配設された固定部15がこの固定穴26に挿入されると、収容ボックス20はストックベース18に固定される。この収容ボックス20は、固定機構25が固定部15から固定解除されるとストックベース18から分離移動可能となる。ロック機構40は、蓋部材35と収容本体32とをロックするものであり、収容部30に収容された収容物品50、51の他人による持出しを防止するものである。ロック機構40は、一端側がストックベース18に接触し他端側が蓋部材35に接触する接続部材41を有し、接続部材41の他端側が蓋部材35の移動を規制する規制部42である。接続部材41は、固定機構25側からロック機構40側まで形成された棒状体であり、その先端に、やや細い棒状体である規制部42が形成されている。なお、収容ボックス20は、収容本体32の背面側(一端側)に固定機構25が形成されており、収容本体32の正面側(他端側)にロック機構40が形成されている。この接続部材41は、バネ43により背面側(固定機構25側)に付勢されており、固定機構25が固定部15に固定されるとストックベース18により押圧されて、接続部材41は、正面側(ロック機構40側)に移動して蓋部材35の挿入穴38に規制部42が挿入され、蓋部材35の移動を規制する。このように、ロック機構40及び固定機構25は、収容ボックス20のストックベース18への取り付け動作(固定部15の固定動作)により、接続部材41が移動し、収容ボックス20の固定と連動して蓋部材35のロックがなされる。また、ロック機構40及び固定機構25は、収容ボックス20のストックベース18からの固定解除動作(固定部15の固定解除動作)により連動して蓋部材35のロック解除がなされる。このとき、収容本体32は、固定部15の固定解除動作によって接続部材41がストックベース18を押圧することにより、ストックベースから離間移動する。
次に、ストッカシステム10の利用方法について説明する。図5は、収容ボックス20に収容物品を収容し利用する説明図であり、図5(a)が収容物品50,51を収容ボックス20へ収容する図、図5(b)が受取待機中の図、図5(c)が受取時の図である。まず、作業者は、蓋部材35を開放し、収容物品50,51を収容する収容ボックス20の前に並べる(図5(a))。蓋部材35は、上方に開放されるので、収容ボックス20の前方の作業スペースが確保される。収容物品を収容本体32へ収容すると、作業者は、蓋部材35を閉じて、収容ボックス20をストックベース18に当接させる。このとき、固定部15が固定穴26に挿入されて収容ボックス20がストックベース18に固定される。さらに、ストックベース18により押圧されて接続部材41が前方に移動し、規制部42が挿入穴38に挿入され、蓋部材35がロックされる(図5(b))。そして、購入者が、認証装置11で認証情報を表示入力部14から入力する。すると、制御部12は、認証処理を行い、正常に認証された場合は、該当する固定部15の固定解除動作、即ち固定解除部16により固定部15を下方に移動させる。固定解除された収容ボックス20は、バネ43により接続部材41がストックベース18を押圧し、そのバネ力で、前方に移動する(図5(c))。即ち、収容本体32は、固定部15の固定解除動作によって接続部材41がストックベース18を押圧することによりストックベース18から離間移動する。これにより、購入者は、自分の購入した収容物品が収容された収容ボックス20を認識することができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の挿入穴38、接続部材41、規制部42がロック機構に相当し、固定穴26が固定機構に相当する。
以上説明した実施形態の収容ボックス20は、収容本体32に配設された固定機構25がストックベース18の固定部15に固定されており、固定機構25が固定部15から固定解除されるとストックベース18から分離移動可能となる。したがって、この収容ボックス20は、ストッカシステム10に用いられるものであるが、物品を収容したまま移動すること(持ち運ぶこと)ができる。また、ロック機構40及び固定機構25は、固定部15の固定解除動作により連動してロック解除及び固定解除されるため、複数の操作を行うことなく、手間をかけずに収容ボックス20を移動することができる。
更に、ロック機構40は、一端側がストックベース18に接触し他端側が蓋部材35に接触する接続部材41を有し、接続部材41の他端側が蓋部材35の移動を規制する規制部42であるため、この収容ボックス20は、ストックベース18に接触する接続部材41を利用して蓋部材35をロックすることができる。更にまた、固定機構25は収容本体32の一端側(背面側)に配設され、ロック機構40は収容本体32の他端側(正面側)に配設されており、ロック機構40は、固定機構25からロック機構40まで形成された接続部材41を有し、接続部材41は固定機構25側に付勢されており、固定機構25が固定部15に固定されると、接続部材41はロック機構40側に移動して蓋部材35の移動を規制する。この収容ボックス20は、収容本体32がストックベース18に固定された際に、接続部材41を利用して蓋部材35をロックすることができる。また、収容本体32は、固定部15の固定解除動作によって接続部材41がストックベース18を押圧することによりストックベース18から離間移動するため、この収容ボックス20は、例えば、左右方向に配列して複数の収容ボックス20が固定されている場合などに、固定解除した収容本体32が移動するため、固定解除された収容本体32を認識しやすい。また、ロック機構40の構成(付勢された接続部材41)を利用して、収容本体32をストックベース18から離間移動させることができる。また、収容本体32は、台車部21上に配設されているため、車輪23により台車部21ごと移動することができる。
また、蓋部材35は、左右方向ではなく、収容本体32の上部側に移動して開口部31を開放するため、例えば、左右方向に複数の収容ボックス20が配列された場合に、収容本体32の前方での作業性がよく、収容本体32へ収容物品50,51を出し入れしやすい。更に、収容本体32は、天井面32aが底面32bよりも狭くなるように上方に向かって傾斜して開口部31が形成されており、蓋部材35は、収容本体32の上部側で回動可能に配設されている。そして、蓋部材35の上面37が収容本体32の天井面32a上に当接すると、蓋部材35の側方の開口縁36と開口部31の側方の開口縁33とが傾斜した直線となるよう形成されている。この収容ボックス20は、蓋部材35を開けたときに開口縁33,36が直線状であり突出する部分がないため、収容本体32へ収容物品50,51を出し入れしやすい。また、ストッカシステム10は、認証部での認証により固定部15を固定解除動作させる制御部12を備えており、認証により収容ボックス20を移動可能にするため、セキュリティが高い。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、特に説明しなかったが、図6に示すように、誤ロック防止機構45を備えるものとしてもよい。誤ロック防止機構45は、蓋部材35を閉め忘れて収容ボックス20をストックベース18に固定してしまうのを防止する機構であり、ブロック47と、バネ48とを備えている。ブロック47は、バネ48により付勢され、規制部42の前方に配置される部材である。このブロック47は、基部22の前方に形成された有底溝46に配設され、蓋部材35が閉じられると、蓋部材35の先端に当接して下方に押し下げられる。ブロック47が下方に押し下げられると、接続部材41は、前方に移動可能になる。このとき、接続部材41の先端の規制部42が蓋部材35の挿入穴38に挿入可能になる。このように、誤ロック防止機構45を有すれば、蓋部材35を閉めない状態では接続部材41の移動が規制され、固定部15による収容ボックス20の固定が防止される。こうすれば、蓋部材35のロックと、収容ボックス20の固定とをより確実に行うことができる。
上述した実施形態では、固定部15と固定穴26により収容ボックス20を固定するものとしたが、収容ボックス20をストックベース18に固定するものとすれば、特にこれに限定されない。また、挿入穴38と規制部42とにより蓋部材35をロックするものとしたが、蓋部材35をロックするものとすれば、特にこれに限定されない。図7は、別の収容ボックス20Bの一例を表す概略説明図である。収容ボックス20Bは、固定機構25Bと、ロック機構40Bとを備えている。ストックベース18Bは、先端がU字状に形成され前後方向に回動する固定部15Bを備えている。固定機構25Bは、接続部材41の後端に0字状の固定穴26Bが形成されている。固定機構25Bは、固定部15Bの回動により接続部材41Bが引き込まれつつ固定部15Bの先端が固定穴26Bに入れ込まれることにより収容ボックス20Bとストックベース18Bとを固定する。また、ロック機構40Bは、J字状(釣り針形状)に形成された規制部42Bが接続部材41Bの先端に形成されており、接続部材41Bが固定部15Bにより後方に引き込まれることによって規制部42Bの先願が挿入穴38Bに挿入されて蓋部材35がロックされる。このような機構によっても、収容ボックス20Bの固定や、蓋部材35のロックを行うことができる。
上述した実施形態では、接続部材41を用いた機構により、収容ボックス20の固定や蓋部材35のロックを行うものとしたが、特にこれに限定されない。図8は、別の収容ボックス20Cの一例を表す概略説明図である。収容ボックス20Cは、収容本体32に回動可能に配設されたC字状の規制部42Cと、規制部42Cに形成された貫通孔である挿入穴38Cとを有する固定ロック機構25Cを備えている。蓋部材35にはその先端に規制部42Cにより挟み込まれる鍔部が形成されている。ストックベース18には、挿入穴38Cに挿入されるピン形状の固定部15Cが上下動可能に支持されている。なお、固定部15Cの上下動は、鍵などによりロックするものとして作業者が手動で行ってもよいし、認証装置11の認証により制御部12が駆動制御してもよい。この固定ロック機構25Cは、規制部42Cにより蓋部材35の鍔部を挟み込んだ状態で、挿入穴38Cに固定部15Cが挿入されると、規制部42Cの回動及び台車部21の移動が規制される。このような機構を用いても、ストッカシステムの収容ボックスは、物品を収容したまま移動することができる。
上述した実施形態では、ロック機構40及び固定機構25は、固定部15の固定解除動作に連動して、ロック及び固定、又はロック解除及び固定解除を行うものとしたが、特にこれに限定されず、別々に行うものとしてもよい。こうしても、収容ボックス20は、物品を収容したまま移動することができる。
上述した実施形態では、接続部材41を用いるものとしたが、特にこれに限定されない。また、固定機構25は、固定部15による固定穴26としたが、特にこれに限定されない。ロック機構40は、挿入穴38及び規制部42としたが、特にこれに限定されない。
上述した実施形態では、バネ43のバネ力によって、固定部15の固定解除時に収容ボックス20がストックベース18から離間移動するものとしたが、特に収容ボックス20が固定解除によりストックベース18から離間移動しなくてもよい。
上述した実施形態では、蓋部材35は上方に回動するものとしたが、蓋部材をシャッター構造として上方にスライドするものとしてもよい。また、蓋部材は、上方以外、例えば、左右方向や下方に移動するものとしてもよい。上述した実施形態では、開口縁33、36は、蓋部材35の解放時に直線を形成するものとしたが、特にこれに限定されず、開口縁33,36は、直線を形成しなくてもよい。
上述した実施形態では、ストッカシステム10は、認証装置11を備えるものとしたが、認証装置11を省略して、鍵などを用いて手動で固定解除するものとしてもよい。こうすれば構成を簡略化することができる。
上述した実施形態では、収容ボックス20は、台車部21を備えるものとしたが、特にこれに限定されず、収容部30のみとしてもよい。このとき、固定機構25やロック機構40(接続部材41)などは収容部30に配設すればよい。
本発明は、例えば、ネットワークショッピングなど商品を購入者に配送受け取りする装置の技術分野に利用可能である。
10 ストッカシステム、11 認証装置、12 制御部、13 記憶部、14 表示入力部、15,15B,15C 固定部、16 固定解除部、18,18B ストックベース、20,20B,20C 収容ボックス、21 台車部、22 基部、23 車輪、24 アーム、25,25B 固定機構、25C 固定ロック機構、26,26B 固定穴、30 収容部、31 開口部、32 収容本体、32a 天井面、32b 底面、33 開口縁、34 ヒンジ、35 蓋部材、36 開口縁、37 上面、38,38B,38C 挿入穴、40,40B ロック機構、41 接続部材、42,42B,42C 規制部、43 バネ、45 誤ロック防止機構、46 有底溝、47 ブロック、48 バネ、50,51 収容物品。

Claims (10)

  1. 固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースを備えたストッカシステムに用いられる収容ボックスであって、
    開口部が形成され物品を収容する収容本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部材と、
    前記蓋部材と前記収容本体とをロックするロック機構と、
    前記収容本体に配設され前記ストックベースの前記固定部に固定される固定機構と、を備え、
    前記固定機構が前記固定部から固定解除されると前記ストックベースから分離移動可能となり、
    前記ロック機構及び前記固定機構は、前記固定部の固定解除動作により連動してロック解除及び固定解除される、収容ボックス。
  2. 前記ロック機構は、一端側が前記ストックベースに接触し他端側が前記蓋部材に接触する接続部材を有し、前記接続部材の他端側が前記蓋部材の移動を規制する規制部である、請求項1に記載の収容ボックス。
  3. 固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースを備えたストッカシステムに用いられる収容ボックスであって、
    開口部が形成され物品を収容する収容本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部材と、
    前記蓋部材と前記収容本体とをロックするロック機構と、
    前記収容本体に配設され前記ストックベースの前記固定部に固定される固定機構と、を備え、
    前記固定機構が前記固定部から固定解除されると前記ストックベースから分離移動可能となり、
    前記ロック機構は、一端側が前記ストックベースに接触し他端側が前記蓋部材に接触する接続部材を有し、前記接続部材の他端側が前記蓋部材の移動を規制する規制部である、収容ボックス。
  4. 前記固定機構は前記収容本体の一端側に配設され、前記ロック機構は前記収容本体の他端側に配設されており、
    前記ロック機構は、前記固定機構から該ロック機構まで形成された接続部材を有し、
    前記接続部材は前記固定機構側に付勢されており、前記固定機構が前記固定部に固定されると、前記接続部材は前記ロック機構側に移動して前記蓋部材の移動を規制する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の収容ボックス。
  5. 固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースを備えたストッカシステムに用いられる収容ボックスであって、
    開口部が形成され物品を収容する収容本体と、
    前記開口部を閉塞する蓋部材と、
    前記蓋部材と前記収容本体とをロックするロック機構と、
    前記収容本体に配設され前記ストックベースの前記固定部に固定される固定機構と、を備え、
    前記固定機構が前記固定部から固定解除されると前記ストックベースから分離移動可能となり、
    前記固定機構は前記収容本体の一端側に配設され、前記ロック機構は前記収容本体の他端側に配設されており、
    前記ロック機構は、前記固定機構から該ロック機構まで形成された接続部材を有し、
    前記接続部材は前記固定機構側に付勢されており、前記固定機構が前記固定部に固定されると、前記接続部材は前記ロック機構側に移動して前記蓋部材の移動を規制する、収容ボックス。
  6. 前記収容本体は、前記固定部の固定解除動作によって前記接続部材が前記ストックベースを押圧することにより該ストックベースから離間移動する、請求項4又は5に記載の収容ボックス。
  7. 前記蓋部材は、前記収容本体の上部側に移動して前記開口部を開放する、請求項1〜のいずれか1項に記載の収容ボックス。
  8. 前記収容本体は、天井面が底面よりも狭くなるように上方に向かって傾斜して前記開口部が形成されており、
    前記蓋部材は、前記収容本体の上部側で回動可能に配設されており、該蓋部材の上面が前記収容本体の天井面上に当接すると該蓋部材の側方縁と前記開口部の側方縁とが傾斜した直線となるよう形成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の収容ボックス。
  9. 固定及び固定解除動作する固定部が複数並んで配設されたストックベースと、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の収容ボックスと、
    を備えたストッカシステム。
  10. 請求項に記載のストッカシステムであって、
    認証部での認証により前記固定部を固定解除動作させる制御部、
    を備えたストッカシステム。
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