JP2022039726A - ロッカー装置及び自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納空間の商品の防盗性を向上させること。【解決手段】前面に前方開口30aを有した筐体30と、前壁部58が前方開口30aに近接して収納空間51aが筐体30の内部に収容される収容位置と、収納空間51aが筐体30より露出された取出可能位置との間で筐体30に前後方向に沿ってスライド可能に設けられた箱体50とを有する複数のロッカー部20aが、装置本体21に上下左右に並ぶ態様で配設されて成るロッカー装置20であって、ロッカー部20aは、筐体30の後端部に配設され、箱体50が収容位置に配置される場合に、箱体50の後端部分に係合して箱体50が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となり、解除指令により解除動作を行う場合は、箱体50の後端部分との係合状態を解除して、箱体50が取出可能位置に向けてスライドすることを許容するロック機構部34を備えている。【選択図】図14

Description

本発明は、ロッカー装置及び自動販売機に関するものである。
従来、例えば宅配ロッカー等のロッカー装置として、装置本体に複数のロッカー部が上下左右に並ぶ態様で配設されたものが知られている。ロッカー部は、箱状体と扉体とを備えている。箱状体は、前面に前方開口を有しており、内部に収納空間を形成している。扉体は、箱状体の前方開口を開閉する態様で揺動可能に設けられており、施解錠可能なものである。
そのようなロッカー装置は、各ロッカー部の収納空間に商品が収納されており、利用者が所定の解錠操作を行うことで任意のロッカー部の扉体を開く方向に揺動させ、収納空間に収納された商品を受け取ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-121445号公報
ところで、上記ロッカー装置においては、ロッカー部の扉体が箱状体の前方開口を開閉する態様で揺動可能に設けられていたので、該扉体を施解錠するロック機構が扉体の近傍、すなわち箱状体の前方開口の近傍に設けられることになる。
そのため、悪意を持った者が、箱状体と扉体との隙間に例えば工具等の長尺部材を強引に侵入させてロック機構を破壊等させることにより、収納空間の商品を取り出す虞れがあり、防盗性の面で問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、収納空間の商品の防盗性を向上させることができるロッカー装置及び自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るロッカー装置は、前面に前方開口を有した筐体と、上面に開口を有するとともに内部に収納空間を形成する箱状を成し、前壁部が前記前方開口に近接して前記収納空間が前記筐体の内部に収容される収容位置と、前記収納空間が前記筐体より露出されて該収納空間に収納された商品が取出可能な取出可能位置との間で該筐体に前後方向に沿ってスライド可能に設けられた箱体とを有する複数のロッカー部が、装置本体に上下左右に並ぶ態様で配設されて成るロッカー装置であって、前記ロッカー部は、前記筐体の後端部に配設され、かつ前記箱体が前記収容位置に配置される場合には、該箱体の後端部分に係合して該箱体が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となる一方、解除指令により解除動作を行う場合は、前記箱体の後端部分との係合状態を解除して、前記箱体が前記取出可能位置に向けてスライドすることを許容するロック機構部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ロッカー装置において、前記ロック機構部は、前記解除動作を行う場合、前記箱体の後端部分を前方に向けて押圧して該箱体を前記取出可能位置に向けてスライドさせることを特徴とする。
また本発明は、上記ロッカー装置において、前記ロッカー部は、前記装置本体に対し、前記筐体が前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で取り付けられて配設されたことを特徴とする。
また本発明は、上記ロッカー装置において、前記ロッカー部は、前記箱体が前記収容位置に配置される場合、前記前壁部が前記装置本体の本体開口を閉塞することを特徴とする。
また本発明は、上記ロッカー装置において、前記ロッカー部は、前記箱体の収納空間に設置され、前記商品に索状体を介して連結された専用のキーが鍵穴に挿入された状態で、該キーが該鍵穴に対して抜き差し不可能な第1状態と該キーが該鍵穴に対して抜き差し可能な第2状態との間で切替可能な錠前部と、前記錠前部が前記第2状態にある場合にオフとなる一方、前記錠前部が前記第1状態にある場合にオンとなるキースイッチ部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記ロッカー装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、箱体が収容位置に配置される場合には、該箱体の後端部分に係合して該箱体が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となる一方、解除指令により解除動作を行う場合は、箱体の後端部分との係合状態を解除して、箱体が取出可能位置に向けてスライドすることを許容するロック機構部が、筐体の後端部に配設されているので、筐体の前方開口からの離間距離を十分に確保することができ、悪意を持った者による工具等の長尺部材による破壊を防止することができ、収納空間の商品の防盗性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるロッカー装置が適用された自動販売機、すなわち本発明の実施の形態である自動販売機の正面図である。 図2は、図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態であるロッカー装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図4は、図1及び図2に示したロッカー装置を示す斜視図である。 図5は、図1及び図2に示したロッカー装置を示す斜視図である。 図6は、ロッカー装置の構成要素の一部を示す分解斜視図である。 図7は、図4~図6に示した筐体の外観構成を示す斜視図である。 図8は、図4~図6に示した筐体の外観構成を示す斜視図である。 図9は、図4~図6に示した筐体の内部構造を断面で示す斜視図である。 図10は、図4~図6に示した箱体を示すもので一部の構成要素を分離して示す分解斜視図である。 図11は、図4~図6に示した箱体を示すもので一部の構成要素を分離して示す分解斜視図である。 図12は、図10及び図11に示した錠前部を示すもので、(a)は錠前部が第1状態を示し、(b)は錠前部が第2状態を示す説明図である。 図13は、箱体が筐体の内部にて収容位置に配置したロッカー部の外観構成を示す斜視図である。 図14は、箱体が筐体の内部にて収容位置に配置したロッカー部の内部構造を示す断面図である。 図15は、図13及び図14に示すように箱体が筐体の内部にて収容位置に配置される場合の、ロッカー装置の要部の縦断面図である。 図16は、ソレノイドを通電状態にさせた場合のロッカー部の外観構成を示す斜視図である。 図17は、ソレノイドを通電状態にさせた場合のロッカー部の外観構成を示す斜視図である。 図18は、ソレノイドを通電状態にさせた場合のロッカー部の内部構造を示す断面図である。 図19は、箱体が取出可能位置に配置したロッカー部の外観構成を示す斜視図である。 図20は、箱体が取出可能位置に配置したロッカー部の内部構造を示す断面図である。 図21は、箱体が取出可能位置から収容位置にスライドする場合の、ロックアームと被係止部との動作を示す説明図である。 図22は、箱体が取出可能位置から収容位置にスライドする場合の、ロックアームと被係止部との動作を示す説明図である。 図23は、箱体が取出可能位置から収容位置にスライドする場合の、ロックアームと被係止部との動作を示す説明図である。 図24は、ロッカー装置の運用例を模式的に示す説明図である。 図25は、ロッカー装置の運用例を模式的に示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るロッカー装置及び自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるロッカー装置が適用された自動販売機、すなわち本発明の実施の形態である自動販売機の正面図であり、図2は、図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す斜視図であり、図3は、本発明の実施の形態であるロッカー装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する自動販売機1は、例えば缶やペットボトル等の容器に入った飲料を商品として販売するもので、商品を収納する本体キャビネット2の前面に前面扉3を備えている。前面扉3は、一方の側縁部を介して本体キャビネット2に支持させたもので、本体キャビネット2の前面開口を開閉することが可能である。この前面扉3には展示室4が設けられている。
展示室4は、その内部に複数の商品見本(図示せず)が配置されているとともに、透明な樹脂パネル4aによって覆われており、外部からの異物の侵入が阻止される一方、樹脂パネル4aを介して内部を視認することが可能である。また樹脂パネル4aには、商品見本のそれぞれに対応して選択ボタン5が設けられている。
前面扉3の右側部分には、硬貨投入口6、紙幣挿入口7、返却レバー8、ポップアップハンドル9、表示部10、非接触式カードリーダライタ11が配置されており、前面扉3の下側部分には、硬貨返却口12及び商品取出口13が配置されている。表示部10は、投入された金銭等の商品購入に関する各種情報を表示するものである。非接触式カードリーダライタ11は、電子マネーカード情報の読み取り、あるいは書き込みを行うものである。商品取出口13は、本体キャビネット2の内部に所定の温度で収納された商品のうち、利用者が購入した商品を取り出すための開口である。
そして、前面扉3における表示部10の左側であって、展示室4の下方側で商品取出口13の上方側となる部分にロッカー装置20が設けられている。つまり、ロッカー装置20は、従来、広告配置部であった個所に設けられている。
図4及び図5は、それぞれ図1及び図2に示したロッカー装置20を示す斜視図であり、図6は、ロッカー装置20の構成要素の一部を示す分解斜視図である。ここで例示するロッカー装置20は、装置本体21及び制御部70(図3参照)を備えている。
装置本体21は、板金等により形成されたもので、前面に複数の本体開口22を有する略直方状のものであり、複数(図示の例では9個)のロッカー部20aが上下左右に並ぶ態様で配設されている。
ロッカー部20aは、筐体30と箱体50とを備え、筐体30が装置本体21の後方側から取り付けられ、箱体50が本体開口22を挿通する態様で筐体30に取り付けられることにより構成されている。
このようなロッカー部20aは、装置本体21に対して、前方に向かうに連れて下方に傾斜する態様、すなわち水平面に対する傾斜角度が約5°となる態様で配設されている。尚、各ロッカー部20aの構成は、同一であるので、以下においては1つのロッカー部20aの構成について説明する。
図7~図9は、それぞれ図4~図6に示した筐体30を示すものであり、図7及び図8は、外観構成を示す斜視図、図9は、内部構造を断面で示す斜視図である。
筐体30は、例えば板金等により形成されたもので、底板311、左右の側板312、天板313を備え、前面に前方開口30a及び後方に後方開口30bを有した直方状を成している。この筐体30は、第1ガイドローラ32、ガイドレール33及びロック機構部34を備えて構成されている。
第1ガイドローラ32は、前方開口30aの近傍において、底板311の左右両端部に取り付けられたローラ支持部材321に左右一対となる態様で軸支されており、左右方向に沿って延在する軸状部の中心軸回りに回動可能なものである。
ガイドレール33は、左右の側板312の上端部分に取り付けられた板金構造のレール構成部材により構成された左右一対のものであり、筐体30における前後方向に沿って延在する態様で形成されている。尚、図7~図9中の符号312aは、左右の側板312の前端部分の一部を切り欠くことにより形成された舌片状部分を内方に折り曲げることにより形成されたストッパである。
ロック機構部34は、筐体30の後方開口30bの近傍、すなわち筐体30の後端部に設けてあり、ロックアーム35及びソレノイド38を備えて構成されている。
ロックアーム35は、板金等により形成されるものである。このロックアーム35は、自身に形成された貫通孔351aを、筐体30における左右の側板312の後端部分に架設されたロッド36に貫通された状態で、該ロッド36とともに該ロッド36の中心軸回りに揺動可能なものである。このロッド36に巻回する態様でコイルバネ37が設けてあり、コイルバネ37の一端が筐体30の天板313に係止され、他端がロックアーム35に係止されている。このコイルバネ37は、ロックアーム35を基準姿勢になるように付勢する付勢手段である。尚、このロックアーム35の基準姿勢は、図7~図9に示すような姿勢である。
そのようなロックアーム35は、係止片352と押圧片353とを有している。これら係止片352及び押圧片353の説明においては、ロックアーム35が基準姿勢にあるものとして説明する。
係止片352は、左右一対となる態様で形成されている。これら係止片352は、上記貫通孔351aが形成された貫通孔形成部351より前方に向かう態様で形成されており、該貫通孔形成部351より前方に向けて延在する係止前延部352aと、この係止前延部352aの前端部分より下方に向けて延在する係止下延部352bとを有している。ここで係止下延部352bの後端縁部352cは、下方に向かうに連れて漸次後方に傾斜する態様で延在している。
押圧片353は、右側の係止片352の後方側に形成されている。この押圧片353は、貫通孔形成部351同士を連結する連結部354の右端部分の下端部より前方に向けて延在する押圧前延部353aと、この押圧前延部353aの前端部分より下方に向けて延在する押圧下延部353bとを有している。
ソレノイド38は、底板311に取り付けられ、かつ後端部分が上方に折り曲げられた取付板39の該後端部分に取り付けられている。このソレノイド38は、制御部70から与えられる解除指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合に、通電状態となってプランジャ38aを吸引するものである。このプランジャ38aには、リンク板40の一端部が連結されている。リンク板40の他端部は、ロックアーム35における左側の貫通孔形成部351より後方に向けて延在する連結用後延部355に軸支されている。
つまり、ソレノイド38は、駆動する場合には、プランジャ38aを吸引することにより、コイルバネ37の付勢力に抗してロックアーム35を右側から見て時計回りに揺動させるものである。このようにロックアーム35が右側から見て時計回りに揺動することにより、係止片352が上方に向けて変位することになる。
図10及び図11は、それぞれ図4~図6に示した箱体50を示すもので一部の構成要素を分離して示す分解斜視図である。ここで例示する箱体50は、収納本体部51、前壁部58及び被係止部60を備えて構成されている。
収納本体部51は、例えば板金等から形成されたもので、底壁構成部511、前壁構成部512、左右の側壁構成部513及び後壁構成部514を有し、上面に開口を有している。この収納本体部51は、内部にレンタル商品等の商品を収納するための収納空間51aを形成している。
この収納本体部51において、前壁構成部512は、上方に向かうに連れて漸次後方に傾斜延在している。ここで鉛直方向に対する前壁構成部512の傾斜角度は、例えば5°である。これは、上述したようにロッカー部20aが装置本体21に対して傾斜角度が例えば5°となるように前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜して配置される関係上、装置本体21に設置された際に、前壁構成部512が鉛直方向に沿って延在するためである。
また収納本体部51において、左右の側壁構成部513は、後端部分が後壁構成部514よりも後方側に突出しており、各上端部分の外面には第2ガイドローラ52が自身の中心軸回りに回転可能に配設されている。また左右の側壁構成部513の後端部分の下端部分513aは、内方に向けて屈曲されている。
更に収納本体部51において、前壁構成部512には、該前壁構成部512の前面を覆うとともに、該前壁構成部512の上縁部、左右の側縁部及び下縁部を覆う態様で、板金構造の補強部材53が取り付けられている。
そのような収納本体部51の内部には、錠前部54及びキースイッチ部55(図3参照)が設けられている。錠前部54は、上方を臨む態様で鍵穴541が形成されており、図12の(a)に示すように、専用のキー56が鍵穴541に挿入された状態で、該キー56が該鍵穴541に対して抜き差し不可能な第1状態と、図12の(b)に示すように、専用のキー56が鍵穴541に対して抜き差し可能な第2状態との間で切替可能なものである。ここで専用のキー56は、後述するように、収納空間51aに収納されるレンタル商品W(図24等参照)にワイヤーケーブル(索状体)WCを介して連結されるものである。
キースイッチ部55は、錠前部54が第2状態にある場合にオフとなる一方、錠前部54が第1状態にある場合にオンとなるものである。このキースイッチ部55は、制御部70に電気的に接続されており、オフとなる場合はオフ信号を制御部70に送出し、オンとなる場合にはオン信号を制御部70に送出するものである。
前壁部58は、上記補強部材53の前面を覆う態様で取り付けられている。前壁部58は、装置本体21における本体開口22を閉塞するのに十分な大きさを有した板状体である。上述したように、前壁構成部512が上方に向かうに連れて漸次後方に傾斜しているので、補強部材53を介して取り付けられた前壁部58も、前壁構成部512と同様に上方に向かうに連れて後方に傾斜している。
被係止部60は、例えば板金等から形成されたもので、後壁構成部514の後面に取り付けられている。この被係止部60は、被係止基部61と、被係止後延部62と、被係止傾斜延在部63とが一体に成形されて構成されている。被係止基部61は、平板状部分であり、後壁構成部514の後面に取り付けられている。被係止後延部62は、被係止基部61の上端部分より後方に向けて延在する部分である。被係止傾斜延在部63は、被係止後延部62の延在端部である後端部分より後方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在する部分である。
そのような被係止部60には、係止孔64及び被押圧片65が形成されている。係止孔64は、被係止部60の左右に形成されており、被係止基部61の上端部、被係止後延部62及び被係止傾斜延在部63の上端部に跨る態様で形成された長孔状のものである。これら係止孔64同士の離間距離は、筐体30におけるロックアーム35の係止片352同士の離間距離に等しい。被押圧片65は、被係止傾斜延在部63の延在端部より下方に向けて延在する平板状部分である。
これら係止孔64及び被押圧片65は、詳細は後述するが、箱体50が筐体30に挿入された場合に、ロックアーム35の係止片352及び押圧片353に対応している。
以上説明したように、箱体50は、収納本体部51、前壁部58及び被係止部60を備えて構成されていることにより、上面に開口を有するとともに内部に収納空間51aを形成する箱状を成している。
そのような箱体50は、装置本体21に後方側から取り付けられた筐体30に対し、装置本体21の本体開口22及び筐体30の前方開口30aより該筐体30の内部に進入し、第2ガイドローラ52がガイドレール33の上面を転動しつつ、収納本体部51の底壁構成部511が第1ガイドローラ32に載置される。そして、箱体50は、図13及び図14に示すように、被係止部60の各係止孔64に、ロックアーム35の係止片352の係止下延部352bが進入して該係止下延部352bの後端縁部352cが該係止孔64の開口縁部に接して係止することにより、収納空間51aが筐体30に内部に収容される収容位置に配置される。つまり、ロック機構部34は、箱体50が収容位置に配置される場合に、該箱体50に係合して該箱体50が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となっている。
このように箱体50が収容位置に配置される場合に、箱体50の前壁部58は、筐体30の前方開口30aに近接し、図15に示すように、本体開口22を閉塞している。
また箱体50の収納本体部51を構成する左右の側壁構成部513における後端部分の下端部分513aは、上述したように内方に向けて屈曲されているが、該箱体50が収容位置に一旦配置された後に、該下端部分513aに、板金等により構成されたストッパ板金57(図5、図17等参照)が締結部材により締結される。
ところで、筐体30の取付板39の後端部分には、収容位置検知センサ41が設けられている。この収容位置検知センサ41は、例えばマイクロスイッチ等により構成されるもので、箱体50が収容位置に配置された場合に接触子が押圧されてオン状態となり、オン信号を制御部70に送出するものである。
制御部70は、ロック機構部34のソレノイド38、キースイッチ部55、収容位置検知センサ41と電気的に接続されており、同じく電気的に接続されている記憶部71に記憶されたプログラムやデータにしたがってロッカー装置20の各部の動作を統括的に制御するものである。この制御部70は、ロッカー装置20が適用される自動販売機1の動作を統括的に制御する自販機制御部100とも電気的に接続されている。
尚、制御部70は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
以上のような構成を有するロッカー装置20の動作について以下に説明する。図13及び図14に示すように、箱体50が収容位置に配置されて前壁部58により本体開口22が閉塞されている状態、すなわちロック機構部34がロック状態にて、自販機制御部100より制御部70に対していずれかのロッカー部20aの解錠指令が与えられると、制御部70は、該当するロッカー部20aのロック機構部34のソレノイド38に対して解除指令を与える。
かかる解除指令が与えられたソレノイド38は、通電状態となり、プランジャ38aを吸引し、図16~図18に示すように、基準姿勢にあるロックアーム35をコイルバネ37の付勢力に抗して該ロックアーム35を右側から見て時計回りに揺動させる。
このようにロックアーム35が右側から見て時計回りに揺動することにより、上方に向けて変位する係止片352の係止下延部352bが係止孔64から離脱し、ロック機構部34(筐体30)と箱体50との係合状態が解除される解除動作を行う。
またロックアーム35を揺動させることで、ロックアーム35の押圧片353が前方に向けて変位して被係止部60の被押圧片65を押圧することで、箱体50が前方に向けて押し出される。ここでロッカー部20aを構成する筐体30及び箱体50は、装置本体21に対して、前方に向けて漸次下方に傾斜する態様で取り付けられているので、箱体50は、第2ガイドローラ52がガイドレール33を転動して前方に向けてスライドする。
そして、箱体50は、図19及び図20に示すように、収納本体部51の側壁構成部513に締結されたストッパ板金57が筐体30に形成されたストッパ312aに当接する取出可能位置までスライドする。この取出可能位置に配置された箱体50は、収納本体部51の収納空間51aが筐体30及び装置本体21から露出された状態であり、該収納空間51aに収納された商品が取出可能である。
このように箱体50が収容位置から取出可能位置までスライドする間に、ソレノイド38に対する通電状態が解除され、ロックアーム35がコイルバネ37の付勢力により右側から見て反時計回りに揺動して基準姿勢に戻る。
取出可能位置に配置された箱体50は、利用者により前方より後方に向けて押圧されることにより、後方に向けてスライドする。この際、底壁構成部511が第1ガイドローラ32に載置された状態で第2ガイドローラ52がガイドレール33を転動する。その後、図21に示すように、被係止部60の被係止傾斜延在部63が係止片352の係止下延部352bの前端縁部に当接する。かかる被係止傾斜延在部63は、後方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在しているので、図22に示すように、ロックアーム35をコイルバネ37の付勢力に抗して右側から見て時計回りに揺動させることができ、係止片352も上方に変位する。その後、図23に示すように、係止孔64(図11参照)に係止片352の係止下延部352bが進入してロック機構部34(筐体30)が箱体50と係合することで、箱体50が収容位置に配置される。
このように箱体50は、前壁部58が前方開口30aに近接して収納空間51aが筐体30の内部に収容される収容位置と、収納空間51aが筐体30より露出されて該収納空間51aに収納された商品が取出可能な取出可能位置との間で該筐体30に前後方向に沿ってスライド可能に設けられている。
次に、ロッカー装置20の運用例について説明する。尚、上述したロッカー装置20の動作の説明と一部重複して説明する。
説明の前提として、箱体50の収納空間51aには、例えば車鍵のようなレンタル商品Wが収納されているとともに、このレンタル商品WにワイヤーケーブルWCを介して連結された専用のキー56が錠前部54の鍵穴541に挿入されて該錠前部54が第1状態になっているものとする。
図24の(a)に示すように、ロッカー部20aにおいて箱体50が筐体30の内部にて収容位置に配置されている状態で、利用者が携帯端末機器等を利用して解錠操作を行うことにより、自販機制御部100から制御部70に対して任意のロッカー部20aに対しての解錠指令が与えられると、制御部70は、該当するロッカー部20aにおけるロック機構部34のソレノイド38に解除指令を与えて該ソレノイド38を通電状態にさせる。
これにより、ロックアーム35がコイルバネ37の付勢力に抗して揺動することにより、係止片352の係止下延部352bが係止孔64から離脱するとともに、押圧片353が被押圧片65を押圧することで、図24の(b)に示すように、箱体50が取出可能位置までスライドする。
箱体50が取出可能位置に配置される場合、収納空間51aが露出されるだけでなく、錠前部54も露出される。利用者は、鍵穴541に差し込まれた専用のキー56を摘まんで、図24の(c)に示すように、錠前部54を第2状態に切り替える。このように錠前部54が第1状態から第2状態に切り替わることで、キースイッチ部55がオンからオフになり、オフ信号を制御部70に送出する。
その後、利用者は、図24の(d)に示すように、専用のキー56を鍵穴541から抜き出してレンタル商品Wを収納空間51aから取り出し、図24の(e)に示すように、箱体50を後方に向けて押圧することで、該箱体50を取出可能位置から収容位置までスライドさせる。これにより、利用者は、レンタル商品Wを利用することができる。
また制御部70は、収容位置検知センサ41から与えられるオン信号により箱体50が収容位置に配置されたことを認識でき、しかもキースイッチ部55からオフ信号が与えられていることにより、レンタル商品Wが利用者に取り出されたことを認識することができる。
このようにレンタル商品Wを取り出した利用者が該レンタル商品Wを返却する場合について説明する。
図25の(a)に示すように、ロッカー部20aにおいて箱体50が筐体30の内部にて収容位置に配置されている状態で、利用者が携帯端末機器等を利用して解錠操作を行うことにより、自販機制御部100から制御部70に対して該ロッカー部20aに対しての解錠指令が与えられると、制御部70は、該ロッカー部20aにおけるロック機構部34のソレノイド38に解除指令を与えて該ソレノイド38を通電状態にさせる。
これにより、ロックアーム35がコイルバネ37の付勢力に抗して揺動することにより、係止片352の係止下延部352bが係止孔64から離脱するとともに、押圧片353が被押圧片65を押圧することで、図25の(b)に示すように、箱体50が取出可能位置までスライドする。
箱体50が取出可能位置に配置された場合に、図25の(b)及び(c)に示すように、利用者はレンタル商品Wを収納空間51aに収納してから、専用のキー56を第2状態の錠前部54の鍵穴541に挿入する。そして、利用者が、鍵穴541に差し込まれた専用のキー56を摘まんで、図25の(d)に示すように、錠前部54を第1状態に切り替える。このように錠前部54が第2状態から第1状態に切り替わることで、キースイッチ部55がオフからオンになり、オン信号を制御部70に送出する。
その後、利用者は、図25の(e)に示すように、箱体50を後方に向けて押圧することで、該箱体50を取出可能位置から収容位置までスライドさせる。これにより、利用者は、レンタル商品Wを返却することができる。
また制御部70は、収容位置検知センサ41から与えられるオン信号により箱体50が収容位置に配置されたことを認識でき、しかもキースイッチ部55からオン信号が与えられていることにより、レンタル商品Wが利用者より返却されたことを認識することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態であるロッカー装置20及び自動販売機1によれば、箱体50が筐体30の内部にて収容位置に配置される場合には、該箱体50の後端部分(被係止部60)に係合して該箱体50が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となる一方、解除指令により解除動作を行う場合は、箱体50の後端部分との係合状態を解除して、箱体50が取出可能位置に向けてスライドすることを許容するロック機構部34が、筐体30の後端部に設けてあるので、筐体30の前方開口30aからの離間距離を十分に確保することができ、悪意を持った者による工具等の長尺部材による破壊を防止することができ、収納空間51aの商品の防盗性を向上させることができる。
上記ロッカー装置20によれば、ロック機構部34が、ソレノイド38を通電状態にさせる解除動作を行う場合、箱体50の被押圧片65を押圧片353で押圧して該箱体50を取出可能位置に向けてスライドさせるので、利用者は、箱体50を引き出す動作を行うことなく、収納空間51aに収納された商品を取り出すことができる。
上記ロッカー装置20によれば、ロッカー部20aが、装置本体21に対して筐体30が前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で取り付けられて配設されているので、箱体50を良好に取出可能位置にスライドさせることができるとともに、筐体30の前方開口30aから進入した水等が筐体30の後端部のロック機構部34に到達することを回避することができる。
上記ロッカー装置20によれば、箱体50を構成する前壁部58は、収納本体部51を構成する前壁構成部512に対し、該前壁構成部512の前面及び上縁部、下縁部及び側縁部を覆う態様で配設された補強部材53を介して取り付けられているので、箱体50の前方部分の強度を十分に大きいものとすることができ、箱体50が収容位置に配置されて前壁部58が本体開口22を閉塞する状態において、悪意を持った者によって工具等により破壊されることを防止することができ、これによっても収納する商品の防盗性を確保することができる。
上記ロッカー装置20によれば、係止片352を構成する係止下延部352bの後端縁部352cが、ロックアーム35が基準姿勢にある場合に、下方に向かうに連れて漸次後方に傾斜する態様で延在しているので、悪意を持った者が収容位置に配置された箱体50を強引に前方に引きながら振動を加えても、ロックアーム35が下がる方向に力が加わることになり、被係止部60の係止孔64との係止状態を良好に保持することができる。
上記ロッカー装置20によれば、制御部70が自販機制御部100と電気的に接続されるだけで、その他の構成要素が自動販売機1の各構成要素と連係されていないので、既存の自動販売機1に対しても後付けで取り付けることができ、汎用性を良好なものとすることができる。
上記ロッカー装置20によれば、レンタル商品WにワイヤーケーブルWCを介して連結された専用のキー56が鍵穴541に挿入された状態で、該キー56が該鍵穴541に対して抜き差し不可能な第1状態と該キー56が該鍵穴541に対して抜き差し可能な第2状態との間で切替可能な錠前部54が箱体50の収納空間51aに設置され、錠前部54が第2状態にある場合にキースイッチ部55がオフとなる一方、錠前部54が第1状態にある場合にキースイッチ部55がオンとなるので、利用者が、商品を取り出す際には、錠前部54を第2状態にして箱体50を収容位置に配置させ、商品を返却する際には、錠前部54を第1状態にして箱体50を収容位置に配置させることにより、商品を誤って別の箱体50に返却して収納してしまうことを防止することができ、レンタル商品Wの運用の信頼性の向上を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、ロック機構部34を構成するロックアーム35の押圧片353が、ロックアーム35が揺動する場合に被押圧片65を押圧して箱体50を前方に向けてスライドさせていたが、本発明においては、ロック機構部が解除操作を行う場合に、箱体を前方に向けて押圧しなくてもよい。
上述した実施の形態では、ロッカー部20aが、装置本体21に対して前方に向かうに連れて下方に傾斜する態様で取り付けられていたが、本発明においては、ロッカー部の取付姿勢については特に限定されるものではない。
1…自動販売機、3…前面扉、20…ロッカー装置、20a…ロッカー部、21…装置本体、22…本体開口、30…筐体、30a…前方開口、30b…後方開口、32…第1ガイドローラ、33…ガイドレール、34…ロック機構部、35…ロックアーム、352…係止片、353…押圧片、38…ソレノイド、50…箱体、51…収納本体部、51a…収納空間、54…錠前部、55…キースイッチ部、56…キー、58…前壁部、60…被係止部、70…制御部、W…レンタル商品、WC…ワイヤーケーブル。

Claims (6)

  1. 前面に前方開口を有した筐体と、
    上面に開口を有するとともに内部に収納空間を形成する箱状を成し、前壁部が前記前方開口に近接して前記収納空間が前記筐体の内部に収容される収容位置と、前記収納空間が前記筐体より露出されて該収納空間に収納された商品が取出可能な取出可能位置との間で該筐体に前後方向に沿ってスライド可能に設けられた箱体と
    を有する複数のロッカー部が、装置本体に上下左右に並ぶ態様で配設されて成るロッカー装置であって、
    前記ロッカー部は、前記筐体の後端部に配設され、かつ前記箱体が前記収容位置に配置される場合には、該箱体の後端部分に係合して該箱体が前方に向けてスライドすることを規制するロック状態となる一方、解除指令により解除動作を行う場合は、前記箱体の後端部分との係合状態を解除して、前記箱体が前記取出可能位置に向けてスライドすることを許容するロック機構部を備えたことを特徴とするロッカー装置。
  2. 前記ロック機構部は、前記解除動作を行う場合、前記箱体の後端部分を前方に向けて押圧して該箱体を前記取出可能位置に向けてスライドさせることを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  3. 前記ロッカー部は、前記装置本体に対し、前記筐体が前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で取り付けられて配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロッカー装置。
  4. 前記ロッカー部は、前記箱体が前記収容位置に配置される場合、前記前壁部が前記装置本体の本体開口を閉塞することを特徴とする請求項3に記載のロッカー装置。
  5. 前記ロッカー部は、
    前記箱体の収納空間に設置され、前記商品に索状体を介して連結された専用のキーが鍵穴に挿入された状態で、該キーが該鍵穴に対して抜き差し不可能な第1状態と該キーが該鍵穴に対して抜き差し可能な第2状態との間で切替可能な錠前部と、
    前記錠前部が前記第2状態にある場合にオフとなる一方、前記錠前部が前記第1状態にある場合にオンとなるキースイッチ部と
    を備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載のロッカー装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1つに記載のロッカー装置を備えたことを特徴とする自動販売機。
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