JP7025933B2 - ロッカーボックス - Google Patents

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Description

本発明は、例えば駅構内に設置されたロッカーシステムを構成するロッカーボックスに関する。
従来、駅構内等に配置される貸しロッカーとして、ICカード等の電子マネーで利用できるものが広く知られている(例えば、特許文献1)。このICカードを利用した電子マネー対応の集中制御ロッカーシステムでは、ロッカーボックスの框部に、操作レバー等の操作部が設けられている。
荷物の預け入れ時には扉を閉めて、操作レバー等を操作することにより、ロッカーボックスの框部の電気錠によりロッカーが仮施錠され、料金の支払いが終わると、ロッカーボックスが本施錠されるようになっている。
このように、この種のロッカーシステムでは、操作レバーの操作を仮施錠のためのトリガとしている。一方、荷物の取り出し時には、カードリーダ/ライタのカード操作部にICカードをタッチして、ICカードの認証が行われると電気錠が解錠状態となり、自動的に操作レバーが戻ってロッカーボックスが解錠するようになっている。
特開2007-113283号公報
従来のコインロッカー装置では、扉の回転端近傍に正対する框部分に、扉を仮施錠するための操作部が設けられている。
しかしながら、この構成では、ロッカーボックス2が複数配置されている場合、框に設けられた操作部が左右のロッカーボックス2のうちどちらのロッカーボックス2を操作するための操作部であるのが容易に判別できない。
本発明では、一態様として、いずれのロッカーボックスの操作部かの判別がしやすいロッカーボックス及びロッカーシステムを提供する。
本発明の一実施形態にかかるロッカーボックスは、物を収納するスペースと該スペースの開口部分とが形成された収納部と、前記開口部分に開閉可能に設けられ、該開口部分に形成された框を覆う扉と、前記扉の外表面に設けられた、前記扉を施錠する操作が入力される押ボタンを有する操作部と、前記框に設けられた固定部材と、前記扉が閉じられた状態にて前記押ボタンを押下する操作に基づいて前記固定部材との相対位置が変位する変位部材とからなり、該相対位置の変化を検知する検知機構と、前記検知の結果に応じて、前記扉を施錠する施錠部と、を備え、前記検知機構は、前記変位部材及び前記固定部材をそれぞれ、検知部及び被検知部、または被検知部及び検知部とする非接触式センサシステムである、ことを特徴とする。
上記ロッカーボックスにおいて、前記押ボタンは押し込み部を備え、前記変位部材は、前記押し込み部の利用者により押下される部位の側面かつ、前記框に設けられた前記固定部材と対向する位置に設けられている、ことを特徴とする。
上記ロッカーボックスにおいて、前記被検知部は、磁石を含み、前記検知部は、磁気センサであることを特徴とする。
上記ロッカーボックスにおいて、前記変位部材は、前記扉が閉じられた状態にて前記操作部に対する操作に基づいて前記框との相対位置が変位する被検知部であり、前記固定部材は、前記被検知部の相対位置の変化を検知する検知部であることを特徴とする。
本明細書に記載の技術によれば、いずれのロッカーボックスの操作部かの判別がしやすいロッカーボックス及びロッカーシステムを提供することができる。
本実施形態におけるロッカーシステムの外観正面図である。 本実施形態におけるロッカーシステムのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態におけるロッカーボックスの一例を示す図である。 図1の破線枠5で示される部分の拡大図である。 本実施形態における扉の裏面を示す図である。 本実施形態における押ボタンSWの構成例を示す図である。 本実施形態における仮施錠を行う場合に上方から観たロッカーボックスの断面図である。
本実施形態に係る、ロッカーボックスは、物を収納するスペースと該スペースの開口部分とが形成された収納部と、開口部分に開閉可能に設けられ、開口部分に形成された框を覆う扉と、扉の外表面に設けられた、扉を施錠する操作が入力される操作部と、框に設けられた固定部材と、扉が閉じられた状態にて操作部に対する操作に基づいて固定部材との相対位置が変位する変位部材とからなり、相対位置の変化を検知する検知機構と、検知の結果に応じて、扉を施錠する施錠部とを備える。ロッカーボックスの一例としては、後述するロッカーボックス2が挙げられる。収納部の一例としては、後述する収納部13が挙げられる。扉の一例としては、後述する扉3が挙げられる。操作部の一例としては、後述する操作部60が挙げられる。検知機構の一例としては、後述する被検知部67とホールセンサ53からなる検知機構が挙げられる。施錠部の一例としては、後述する電気錠33が挙げられる。
このように構成することにより、いずれのロッカーボックスの操作部かの判別がしやすくなる。
検知機構は、変位部材及び固定部材をそれぞれ、検知部及び被検知部、または被検知部及び検知部とする非接触式センサシステムである。例えば、被検知部は、磁石を含むものであり、検知部は、磁気センサであってもよい。
変位部材は、扉が閉じられた状態にて操作部に対する操作に基づいて框との相対位置が変位する被検知部であってもよく、固定部材は、被検知部の相対位置の変化を検知する検知部であってもよい。また、固定部材は、框に設けられた被検知部であってもよく、変位部材は、扉が閉じられた状態にて操作部に対する操作に基づいて被検知部との相対位置の変位の変化を検知する検知部であってもよい。
以下に、本実施形態の詳細について説明する。
図1は、本実施形態におけるロッカーシステムの外観正面図である。ロッカーシステム1は、ICカードによりロッカーを利用できる電子マネー対応機である。ロッカーシステム1は、コンピュータ等からなる制御部(後述する)を内蔵した集中制御装置20を有しており、その両側及び下側にそれぞれ複数のロッカーボックス2が配置されている。以下では、ロッカーボックス2の総称をロッカー部6という。
集中制御装置20には、操作表示部21、レシート発行部22a,22b、バーコードリーダ23、ICカードリーダ/ライタ24、紙幣投入部25、硬貨投入部26、返金操作部27、返金口28、スピーカ29が設けられている。
操作表示部21は、例えば利用者に情報を表示する液晶ディスプレイ(liquid crystal display(LCD))とタッチパネルからなる。レシート発行部22a,22bは、清算内容や使用したロッカーボックス2を特定する情報が記されたレシートを発行する。
バーコードリーダ23は、一次元または二次元バーコードを読み取る。ICカードリーダ/ライタ24は、RFID(Radio Frequency Identification)技術により、非接触でICカードに対してデータの読み書きを行う。
紙幣投入部25は、紙幣を投入する投入口である。硬貨投入部26は、貨幣を投入する投入口である。返金操作部27は、返金をする場合に操作されるコック状の部材である。返金口28には、返金された貨幣が返金される。スピーカ29は、音(音声を含む。)を出力する。
ロッカー部6は、1個または複数個のロッカーボックス2で構成されている。ロッカーボックス2は、扉3が紙面の手前側に開閉可能に設けられている。扉3には、取っ手4と操作部(後述する)が設けられている。
符号2aで示される破線枠で囲ったものは、ロッカーボックス2の扉3が開いた状態を示す。ロッカーボックス2の内部は、底面11、天井面10、側面8,9、及び背面12で構成され、物を収納するスペース(収納部13)として機能する。框7には後述するセンサ及びLED(light emitting diode)が設けられている。
図2は、本実施形態におけるロッカーシステムのハードウェア構成を示す図である。図2において、ロッカーシステム1は、集中制御装置20とロッカー部6を含む。集中制御装置20は、制御部41、操作表示部21、バーコードリーダ23、ICカードリーダ/ライタ24、プリンタ44、紙幣処理部45、硬貨処理部46、スピーカ29を含む。
制御部41は、操作表示部21、バーコードリーダ23、ICカードリーダ/ライタ24、プリンタ44、紙幣処理部45、硬貨処理部46、スピーカ29、及びロッカー部6の各構成要素と通信可能に接続され、ロッカーシステム1全体を制御する中央演算装置(CPU)等のプロセッサである。
制御部41は、記憶部42、認証部43含む。記憶部42は、ロッカーボックスへの預け入れの際の決済後に利用者に対して発行される、ロッカーボックスを識別するボックス番号と、暗証番号とを組み合わせた情報(利用者識別情報)を記憶する。
認証部43は、利用者の認証処理を行う。ここでは、ロッカーボックス2からの預け入れた物の取り出しの際、制御部41は、バーコードリーダ23で読み取った一次元または二次元バーコードまたはICカードリーダ/ライタ24で読み取ったICカードの所定の情報と、記憶部42に記憶された利用者識別情報とを照合して、認証処理を行う。
操作表示部21、バーコードリーダ23、ICカードリーダ/ライタ24、スピーカ29は、図1で説明した通りなので、ここではその説明を省略する。
プリンタ44は、レシート発行部22a,22bに設けられた、レシートに印字するための出力装置である。ロッカーボックス2へ預け入れて決済が完了すると、利用者識別情報に対応する一次元または二次元バーコードをレシートに印刷して発行する。
紙幣処理部45は、紙幣投入部25から投入された紙幣を処理し、必要に応じて返金口28より返金を行う。硬貨処理部45は、硬貨投入部26から投入された紙幣を処理し、必要に応じて返金口28より返金を行う。
ロッカー部6のそれぞれには、ブザー31が設けられ、各ロッカーボックス2には、ロック部32が設けられている。ロック部32は、扉3を施錠及び解錠する機構であり、本実施形態では後述するように、扉3及び框7に設けられている。ブザー31は、そのロッカー部6に属するロッカーボックス2が所定の状態において所定の操作が行われた場合に制御部41からの指示に基づいて警告音等がなる。なお、本実施形態では、一例として、ロッカー部6単位でブザー31を設けたが、これに限定されず、ロッカーボックス単位でブザー31を設けてもよい。
ロック部32は、電気錠33、扉開閉スイッチ(以下、スイッチを「SW」と称する)34、押ボタンSW35、ホールセンサ53、LED1(36)、LED2(37)、LED3(38)、LED4(39)を含む。
扉開閉SW34は、扉3の開閉状態を判定するスイッチであり、例えば、電気錠33に設けられたマイクロスイッチである。扉開閉SW34がON/OFFされると、そのON/OFFされたことを示す情報が制御部41へ送信される。
押ボタンSW35は、扉3を閉じた状態で仮施錠する場合に押下するボタン型スイッチであり、押下されると、押下されたことを制御部41に通知する信号が送信される。押ボタンSW35は、後述する非接触型の磁気センサによって構成される。
電気錠33は、扉3の開閉を規制する機構であって、扉開閉SW34及び押ボタンSW35の状態に基づいて、または集中制御装置20からの指示に応じて、扉3の施錠または解錠を行う。
LED1(36)、LED2(37)、LED3(38)、LED4(39)は、框7に設けられている。LED1(36),LED2(37),LED3(38),LED4(39)はそれぞれ、扉3が開いているときは消灯しているが、扉3が閉じると、条件に応じて点灯する。これにより、扉3の操作部(図3にて説明する)に設けられた、光を透過するカバー部材を介してそれぞれ表示1、表示2、表示3、表示4として点灯する。
次に、ロッカーボックス2について説明する。
図3は、本実施形態におけるロッカーボックスの一例を示す図である。図4は、図1の破線枠5で示される部分の拡大図であって、本実施形態における操作部の一例を示す図である。図5は、本実施形態における扉3の裏面を示す図である。
扉3の左端側は、収納部13の開口部分を形成する側面9にヒンジを介して開閉可能に固定され、扉3の右端は、框7を覆うように構成されている。框7には、クッション部材51a,51b、LED1(36),LED2(37),LED3(38),LED4(39)、ホールセンサ53、フック受入部52が設けられている。
クッション部材51a,51bは、扉3を閉めた場合に扉3が框7へ衝突するのを防止するクッション材である。LED1(36),LED2(37),LED3(38),LED4(39)は、扉3を閉じると点灯することにより、扉3の操作部(図4にて説明する)に設けられた、光を透過するカバー部材を介して表示1(61)、表示2(62)、表示3(63)、表示4(64)として点灯する。
フック受入部52は、扉3の裏面に設けられたフック66が挿入されて、電気錠33により施錠がなされる。
ホールセンサ53は、ホール効果を利用して磁石が発する磁界や電流が発する磁界を電気信号に変換して出力する非接触型の磁気センサであり、扉3に設けられた押ボタンSW5に連動して動作する磁石の相対位置の変位を検知する。
図4に示すように、扉3には操作部60が設けられている。操作部60は、表示1(61)、案内ラベル65、表示2(62)、表示3(63)、表示4(64)を含む。
ここで、表示1(61)、表示2(62)、表示3(63)、表示4(64)は、それぞれ扉3の該当する部分を貫通させ、貫通させた孔の開口部分それぞれを、LED1(36),LED2(37),LED3(38),LED4(39)から発せられた光を透過する部材で覆うことで構成されている。
表示1(「空き」61)は、点灯している場合は、ロッカーボックス2が使用されていない場合、すなわちそのロッカーボックス2が使用可能な状態であることを示し、消灯している場合は、ロッカーが他人に占有されて使用することができないことを示す。
表示2(「施錠する」62)は、点灯している場合は、そのロッカーボックス2が本施錠されて、そのロッカーボックス2が荷物を預けたユーザによって占有されていることを示し、消灯している場合は、そのロッカーが解錠されている状態であることを示す。
表示3(「支払う」63)は、点滅中は、そのロッカーボックス2の仮施錠後決済が未だ完了していないことを示す(すなわち支払いを促している)。表示3が点滅表示することで、集中操作装置20での入金操作が終わっていないまたは本施錠が済んでいないことが報知されるので、操作なれしていない利用者は、仮施錠を本施錠と勘違いして立ち去ってしまうリスクが軽減される。
表示4(「お待ちください」64)は、点滅中は、操作表示部21を他人が操作しているので、ユーザによる操作表示部21の支払い操作については待つようにすることを報知する。すなわち、表示4が点滅表示することによって、他人が操作表示部21を操作中であるから、操作表示部21の操作ができない旨を報知することができる。また、このときは、ロッカーボックス2側での操作部60での操作を行うことができないので、仮施錠することができない。
なお、表示2(62)は、押下可能になっており、その背面には押ボタンSW35が設けられている。したがって、表示2(62)は押ボタンSW35としても機能する。図5(a)は、表示2の押下前における扉3の裏面図である。図5(b)は、表示2の押下後における扉3の裏面図である。表示2を押下すると、扉3から磁石を包含する突起物(被検知部67)が突き出す。
図6は、本実施形態における押ボタンSW35の構成例を示す図である。図6(a1)は、押し込み部の押し込み前における押ボタンSW35の外観図であり、図6(a2)は、その場合の断面図である。図6(b1)は、押し込み部の押し込み後における押ボタンSW35の外観図であり、図6(b2)は、その場合の断面図である。
押ボタンSW35は、押し込み部71、カバー72、底板73、キャップ74、ゴム75、ネオジム磁石76、コイルバネ77、ネジ78で構成されている。押ボタンSW35は、外観的には、底板73上にコイルバネ77を配置し、コイルバネ77上に押し込み部71を配置して、カバー72を被せ、ネジ78で留めたものである。
押し込み部71は、高さに比べて上面の直径が長い円筒形の側面の一部に円筒形状の被検知部67を設けたものである。被検知部67には、ネオジム磁石76が埋め込まれている。ネオジム磁石76の上にゴム75が配置されその上からキャップ74で塞がれている。
まず、押し込み部71は、コイルバネ72の付勢力により通常は落ち込んでいない状態になっている(図6(a1)、図6(a2))。押し込み部71が押下されると、押し込み部71全体が沈降し、押し込み部71の一部である突起物(被検知部67)も沈降する(図6(b1)、図6(b2))。これにより、ホールセンサ53に対する、ネオジム磁石76の相対位置が変動する。
図7は、本実施形態における仮施錠を行う場合に上方から観たロッカーボックス2の断面図である。図7(a)は、扉3が開いている場合に上方から観たロッカーボックス2の断面図である。扉3と側面9とはヒンジ81によって支持されている。また、框7には、電気錠33と、ホールセンサ53とが内蔵させている。
電気錠33には、フック66がフック受入部52より挿入されて、所定の部材に当接すると、扉開閉SW34としてのマイクロスイッチがONになり、扉3が閉められたことが検知される。また、解錠された場合には、フック66による当接がなくなり、扉開閉SW34としてのマイクロスイッチがOFFになり、制御部41によって扉3が開いていることが検知される。
図7(b)は、扉3が閉められて押ボタンSW35が押下されるまでの待機中に上方から観たロッカーボックス2の断面図である。扉3が閉められると、フック66がフック受入部52より挿入されて、電気錠33内の所定の部材に当接すると、マイクロスイッチがONになり、制御部41によって扉3が閉められたことが検知され、押しボタンSW35の押下待機状態となる。
図7(c)は、押ボタンSW35押下時の上方から観たロッカーボックス2の断面図である。押ボタンSW35が押下されると、被検知部67が変位する。すると、ホールセンサ53が被検知部67の接近を検知し、電気錠33によりフック66が一時的に固定され、仮施錠される。
本実施形態によれば、ロッカーボックス2は、物を収納するスペースを保持するための、底面、対向する2つの側面、天井面及び背面からなる収納部13と、収納部13の開口部分を形成するいずれの面に開閉可能に設けられ、いずれの面に対向する面側の框7を覆う扉3と、扉3の外表面に設けられた、扉を仮施錠する操作が入力される操作部60と、扉3が閉じられて操作部60に対する操作が行われることにより、框7との相対距離が変位する被検知部67と、框7に設けられ、被検知部67の相対位置の変位の変化の検知を行う検知部(例えば、ホールセンサ53)と、検知の結果に応じて、扉3を仮施錠する仮施錠部(電気錠33)とを備える。
このように構成することにより、いずれのロッカーボックスの操作部かの判別が容易となる。
また、被検知部67は、磁石(例えば、ネオジム磁石76)を含み、検知部(例えば、ホールセンサ53)は、磁石の相対位置の変位により発生する起電力を検出するホールセンサであってもよい。
このように構成することにより、非接触で押ボタンSW35が押下されたことを検出することができので、操作部60及び框7の構造をシンプルにすることができる。
また、本実施形態では、操作部60には、押ボタンSWを採用しているが、扉の面内方向に操作するスライドレバーのような構成であってもよい。
なお、本実施形態では、ロッカーボックス2の扉3は左開きタイプとなっていたが、右開きタイプでもよい。この場合、框7もロッカーボックス2の左側に配置されることになる。また、扉3を天井面10にヒンジで接続して、下開きタイプとしてもよい。この場合、框7もロッカーボックス2の底面11側に配置されることになる。また、扉3を底面11にヒンジで接続して、上開きタイプとしてもよい。この場合、框7もロッカーボックス2の天井面10側に配置されることになる。
また、本実施形態では、検知機構である非接触式センサシステムの一例として、框7側に検知部としての磁気センサ、扉3側に磁石を包含する被検知部を設けたが、これに限定されず、框7側に被検知部、扉3側に検知部を設けてもよい。この場合、磁気センサにかわり静電容量センサを採用すれば、検知部は薄板状の電極であればよいため、ロッカーボックスのような薄肉状の扉であっても容易に設けることができる。
本実施形態に係るロッカーボックス及びロッカーシステムによれば、いずれのロッカーボックスの操作部かの判別がしやすくなる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 ロッカーシステム
2 ロッカーボックス
3 扉
4 取っ手
6 ロッカー部
7 框
8,9 側面
10 天井面
11 底面
12 背面
13 収納部
20 集中制御装置
21 操作表示部
22a,22b レシート発行部
23 バーコードリーダ
24 ICカードリーダ/ライタ
25 紙幣投入部
26 硬貨投入部
27 返金操作部
28 返金口
29 スピーカ
31 ブザー
32 ロック部
33 電気錠
34 扉開閉SW
35 押ボタンSW
36 LED1
37 LED2
38 LED3
39 LED4
41 制御部
42 記憶部
43 認証部
44 プリンタ
45 紙幣処理部
46 硬貨処理部
51a,51b クッション部材
52 フック受入部
53 ホールセンサ
60 操作部
61 表示1
62 表示2
63 表示3
64 表示4
66 フック
67 被検知部
71 押し込み部
72 カバー
73 底板
74 キャップ
75 ゴム
76 ネオジム磁石
77 コイルバネ
78 ネジ
81 ヒンジ

Claims (4)

  1. 物を収納するスペースと該スペースの開口部分とが形成された収納部と、
    前記開口部分に開閉可能に設けられ、該開口部分に形成された框を覆う扉と、
    前記扉の外表面に設けられた、前記扉を施錠する操作が入力される押ボタンを有する操作部と、
    前記框に設けられた固定部材と、前記扉が閉じられた状態にて前記押ボタンを押下する操作に基づいて前記固定部材との相対位置が変位する変位部材とからなり、該相対位置の変化を検知する検知機構と、
    前記検知の結果に応じて、前記扉を施錠する施錠部と、
    を備え
    前記検知機構は、前記変位部材及び前記固定部材をそれぞれ、検知部及び被検知部、または被検知部及び検知部とする非接触式センサシステムである、
    ことを特徴とするロッカーボックス。
  2. 前記押ボタンは押し込み部を備え、
    前記変位部材は、前記押し込み部の利用者により押下される部位の側面かつ、前記框に設けられた前記固定部材と対向する位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロッカーボックス。
  3. 前記被検知部は、磁石を含み、
    前記検知部は、磁気センサである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のロッカーボックス。
  4. 前記変位部材は、前記扉が閉じられた状態にて前記操作部に対する操作に基づいて前記框との相対位置が変位する被検知部であり、
    前記固定部材は、前記被検知部の相対位置の変化を検知する検知部である
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1項に記載のロッカーボックス。
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KR20210061793A (ko) * 2019-11-20 2021-05-28 재단법인 한국탄소산업진흥원 고결정성 코크스 제조방법
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