JP2597400Y2 - 荷物等自動管理ロッカー装置 - Google Patents
荷物等自動管理ロッカー装置Info
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- JP2597400Y2 JP2597400Y2 JP1993052007U JP5200793U JP2597400Y2 JP 2597400 Y2 JP2597400 Y2 JP 2597400Y2 JP 1993052007 U JP1993052007 U JP 1993052007U JP 5200793 U JP5200793 U JP 5200793U JP 2597400 Y2 JP2597400 Y2 JP 2597400Y2
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- Japan
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- trolley
- luggage
- electric lock
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- Handcart (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マンション、アパート
などの共同住宅のエントランス・ホールに設置される荷
物等自動管理ロッカー装置に関する。
などの共同住宅のエントランス・ホールに設置される荷
物等自動管理ロッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、居住人が不在であっても、宅配荷
物などのお届け、保管が無人で行えるように、複数のロ
ッカー・ボックスを備えた共用の荷物等自動管理ロッカ
ー装置が知られている。通常、配達業者が本装置の所定
の操作を行うと、本装置の指定によって、電気錠が自動
的に解錠し、空のロッカー・ボックスの扉を開くことが
できる。そして、配達業者はそのロッカー・ボックスの
中に荷物を置き扉を閉じる。すると自動的に電気錠が施
錠され無人で荷物等のお届け、保管が行える。その後
に、居住人は自分宛に届けられた荷物の有無や保管され
ているロッカーの番号を知らされ、本装置で指定する居
住人確認手続きと受け取り操作を経て、その荷物を受け
取る事が出来るものである。
物などのお届け、保管が無人で行えるように、複数のロ
ッカー・ボックスを備えた共用の荷物等自動管理ロッカ
ー装置が知られている。通常、配達業者が本装置の所定
の操作を行うと、本装置の指定によって、電気錠が自動
的に解錠し、空のロッカー・ボックスの扉を開くことが
できる。そして、配達業者はそのロッカー・ボックスの
中に荷物を置き扉を閉じる。すると自動的に電気錠が施
錠され無人で荷物等のお届け、保管が行える。その後
に、居住人は自分宛に届けられた荷物の有無や保管され
ているロッカーの番号を知らされ、本装置で指定する居
住人確認手続きと受け取り操作を経て、その荷物を受け
取る事が出来るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このようなロ
ッカーから取り出した荷物が重かったり、大きかったり
する場合や、居住人が受け取り荷物とは別に買物品など
の手荷物を既に持っている場合には、これら荷物を住居
まで持ち運ぶのは大変である。
ッカーから取り出した荷物が重かったり、大きかったり
する場合や、居住人が受け取り荷物とは別に買物品など
の手荷物を既に持っている場合には、これら荷物を住居
まで持ち運ぶのは大変である。
【0004】このような状況を想定して、エントランス
・ホールに荷物運搬用の一般的な台車を置いておくこと
も考えられるが、エントランス・ホールの外観を損うと
いう問題や台車の使用者が、元の場所に戻さず、次に利
用しようとする者が台車を見付けるのに時間を要し、あ
るいは、発見できずに台車を利用できないといった問題
が考えられる。
・ホールに荷物運搬用の一般的な台車を置いておくこと
も考えられるが、エントランス・ホールの外観を損うと
いう問題や台車の使用者が、元の場所に戻さず、次に利
用しようとする者が台車を見付けるのに時間を要し、あ
るいは、発見できずに台車を利用できないといった問題
が考えられる。
【0005】また、管理人室内に台車を置き、管理人が
台車を貸すことも考えられるが、管理人にとっては、台
車の管理の仕事が増え、また、返却されない台車を捜す
手間や管理人の不在時には台車を利用できないという問
題が考えられる。
台車を貸すことも考えられるが、管理人にとっては、台
車の管理の仕事が増え、また、返却されない台車を捜す
手間や管理人の不在時には台車を利用できないという問
題が考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点は、請求項1
に記載の台車を備えた荷物等自動管理ロッカー装置、す
なわち、荷台等自動管理ロッカー装置の台輪部を台車用
の収納部とし、台車には電気錠フックを取り付け、収納
部の奥部にはこの電気錠フックに施錠する電気錠を設
け、この電気錠フックの施錠と解錠を電気的に制御する
ことによって、台車の使用を管理することを特徴とした
荷物等自動管理ロッカー装置によって解決される。
に記載の台車を備えた荷物等自動管理ロッカー装置、す
なわち、荷台等自動管理ロッカー装置の台輪部を台車用
の収納部とし、台車には電気錠フックを取り付け、収納
部の奥部にはこの電気錠フックに施錠する電気錠を設
け、この電気錠フックの施錠と解錠を電気的に制御する
ことによって、台車の使用を管理することを特徴とした
荷物等自動管理ロッカー装置によって解決される。
【0007】また、本考案の好ましい実施態様において
は、請求項2に記載のように、所定の居住人確認を行っ
た後に収納部の奥部の電気錠が解錠され、一旦引き出さ
れた台車が返却され、台車の電気錠フックが再び奥部の
電気錠に係合する迄、当該居住人のデーターが記憶され
る。
は、請求項2に記載のように、所定の居住人確認を行っ
た後に収納部の奥部の電気錠が解錠され、一旦引き出さ
れた台車が返却され、台車の電気錠フックが再び奥部の
電気錠に係合する迄、当該居住人のデーターが記憶され
る。
【0008】本考案の別の好ましい実施態様において
は、請求項3に記載のように、台車の荷台フレームの後
端に、台輪部の収納部の開口を略塞ぐための台輪カバー
が取り付けられている。
は、請求項3に記載のように、台車の荷台フレームの後
端に、台輪部の収納部の開口を略塞ぐための台輪カバー
が取り付けられている。
【0009】
【作用】荷物等自動管理ロッカー装置の台輪部の中に台
車を挿入することができる。そして、台車の荷台フレー
ムの先端に取り付けた電気錠フックと台輪部の奥部に取
り付けた電気錠とが係合して連結し固定できる。
車を挿入することができる。そして、台車の荷台フレー
ムの先端に取り付けた電気錠フックと台輪部の奥部に取
り付けた電気錠とが係合して連結し固定できる。
【0010】また、好ましい実施態様においては、電気
錠に対し電気信号を送り、解錠すると、台車を取り出す
ことができるようになる。そして、台車が返還され、施
錠されるまで当該居住人すなわち当該台車使用者のデー
タが記憶されている。
錠に対し電気信号を送り、解錠すると、台車を取り出す
ことができるようになる。そして、台車が返還され、施
錠されるまで当該居住人すなわち当該台車使用者のデー
タが記憶されている。
【0011】別の好ましい実施態様においては、台車を
台輪部に完全に挿入すると、台車の台輪カバーを用いて
台輪部の出し入れ口を閉じることができる。
台輪部に完全に挿入すると、台車の台輪カバーを用いて
台輪部の出し入れ口を閉じることができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を用いて、本考案の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0013】図1、図2は台車収納時の台輪部を表わ
し、それぞれ、その側面図、その平面図である。図6、
図7は台車取出し後の台輪部を表わし、それぞれ、その
側面図、その平面図である。
し、それぞれ、その側面図、その平面図である。図6、
図7は台車取出し後の台輪部を表わし、それぞれ、その
側面図、その平面図である。
【0014】荷物等自動管理ロッカー装置の台輪部1の
底の補強板9上にアジャスターボルト10を避けるよう
に断面L型のアングルのキャスターレール8が2本、奥
から手前へ伸び、互いに平行に配置し、溶接されてい
る。台輪部1の背板側の内側、すなわち、台輪部の奥部
には、電気錠5が電気錠取り付けブラケット4によって
取り付けられている。図示していないが、電気錠5と制
御部とは配線により接続されており、制御部から電気錠
へ解錠信号を出力することができる。また、荷物等自動
管理ロッカー装置を床に設置、固定、調節するために、
アンカーボルト12、床固定金具11、アジャスターボ
ルト10が用いられている。
底の補強板9上にアジャスターボルト10を避けるよう
に断面L型のアングルのキャスターレール8が2本、奥
から手前へ伸び、互いに平行に配置し、溶接されてい
る。台輪部1の背板側の内側、すなわち、台輪部の奥部
には、電気錠5が電気錠取り付けブラケット4によって
取り付けられている。図示していないが、電気錠5と制
御部とは配線により接続されており、制御部から電気錠
へ解錠信号を出力することができる。また、荷物等自動
管理ロッカー装置を床に設置、固定、調節するために、
アンカーボルト12、床固定金具11、アジャスターボ
ルト10が用いられている。
【0015】図3、図4、図5は折たたみ台車を表わ
し、それぞれ、その斜視図、そのハンドル付け根部詳細
図、そのハンドル付け根部側面図である。
し、それぞれ、その斜視図、そのハンドル付け根部詳細
図、そのハンドル付け根部側面図である。
【0016】台車はパイプによって組まれた荷台フレー
ム22と、ハンドル21と、キャスター23を主たる要
素として構成されている。そして、台車を台輪部の中に
挿入し収納できるように、ハンドル21が荷台フレーム
22との接合部で回動して、折りたたむことができる。
そして、図4に示すように、ハンドル21の接合部と荷
台フレーム22のストッパー25とは互いにかみ合う切
り欠きを持った円筒となっている。ストッパー25は、
荷台フレーム22に溶接され固定され、ハンドル21を
回動して起き上げる時の回動停止位置及びハンドルの左
右の位置を決める役割をしている。
ム22と、ハンドル21と、キャスター23を主たる要
素として構成されている。そして、台車を台輪部の中に
挿入し収納できるように、ハンドル21が荷台フレーム
22との接合部で回動して、折りたたむことができる。
そして、図4に示すように、ハンドル21の接合部と荷
台フレーム22のストッパー25とは互いにかみ合う切
り欠きを持った円筒となっている。ストッパー25は、
荷台フレーム22に溶接され固定され、ハンドル21を
回動して起き上げる時の回動停止位置及びハンドルの左
右の位置を決める役割をしている。
【0017】ハンドル21の接合部の円筒には、台輪カ
バー3が溶接されており、ハンドル21を倒した時に、
台輪カバー3が荷台フレーム22に対して垂直となり、
台車2を荷物等自動管理ロッカー装置の台輪部の中に挿
入して収納すると、台輪カバー3が当該台輪部の出し入
れ口をふさぐものである。一方、ハンドル21を起き上
げると、台輪カバー3も回動し、図3に示すように、荷
台フレーム22の下方で平行の位置になる。
バー3が溶接されており、ハンドル21を倒した時に、
台輪カバー3が荷台フレーム22に対して垂直となり、
台車2を荷物等自動管理ロッカー装置の台輪部の中に挿
入して収納すると、台輪カバー3が当該台輪部の出し入
れ口をふさぐものである。一方、ハンドル21を起き上
げると、台輪カバー3も回動し、図3に示すように、荷
台フレーム22の下方で平行の位置になる。
【0018】図3、図5に示すように、荷台フレーム2
2の内側には、逆U字形に軸ガイド26が切り抜かれて
いる。棒状の稼動プレート27の一端はハンドル21の
付け根の近くに軸支され、他端にはストッパー軸24が
取り付けられている。ストッパー軸24は軸ガイド26
に沿って案内されるが、ハンドル21を起こし、垂直の
位置にすると、軸ガイド26の手前の端にストッパー軸
24はひっかかり、ハンドル21が倒れ込むのを防止す
る。
2の内側には、逆U字形に軸ガイド26が切り抜かれて
いる。棒状の稼動プレート27の一端はハンドル21の
付け根の近くに軸支され、他端にはストッパー軸24が
取り付けられている。ストッパー軸24は軸ガイド26
に沿って案内されるが、ハンドル21を起こし、垂直の
位置にすると、軸ガイド26の手前の端にストッパー軸
24はひっかかり、ハンドル21が倒れ込むのを防止す
る。
【0019】荷台フレーム22の前端には、電気錠と係
合するフック6が取り付けられている。台車2を台輪部
1の中に挿入して収納すると、フック6と電気錠5とが
係合し、電気錠5に解錠信号が入力されない限り、台車
2を取り出すことができない。
合するフック6が取り付けられている。台車2を台輪部
1の中に挿入して収納すると、フック6と電気錠5とが
係合し、電気錠5に解錠信号が入力されない限り、台車
2を取り出すことができない。
【0020】次に、台車の使用例について説明する。
【0021】使用例1 居住人がいつでも使用できる場
合における台車貸出し時図9に使用手順のフローチャー
トを示す。居住人がカードをカードリーダーに通すと、
部屋番号が読み取られ、ディスプレイに図8に示すメニ
ューが表示される。メニューの中から、居住人は6番の
台車を選択する。すると、ディスプレイに『台車を取り
出してください。』と表示され、同時に台輪部の背板側
の内側に取り付けられた電気錠が解錠される。居住人が
台輪カバー3に取り付けた把手18をにぎり、引き出す
と、折りたたまれた状態の台車2を取り出すことがで
き、ディスプレイに、『ご利用いただきありがとうござ
いました。』と表示される。同時に電気錠に対し施錠信
号が出力される。台車を借りた居住人の住居番号、時刻
がメモリーカード及びプリンターに記録される。居住人
は、台車2のハンドル21を起こし、ストッパー軸24
が軸ガイド26の手前の端にロックされる位置にする。
すなわち、ストッパー軸24を軸ガイド26のハンドル
側のくぼみに落し込む。そして、荷物を荷台フレーム2
2の上に載せ、ハンドル21を持ち、台車を押す。な
お、台車が2台以上ある場合には、予め定めた優先順位
を台車に振り付け、順番に台車を貸し出す。一方、台車
がすべて貸し出されている場合には、居住人がメニュー
の中から6番の台車を選択した後に、ディスプレイに
『…号室の方、…号室の方が使用中です。台車をお貸し
できません。』と表示される。
合における台車貸出し時図9に使用手順のフローチャー
トを示す。居住人がカードをカードリーダーに通すと、
部屋番号が読み取られ、ディスプレイに図8に示すメニ
ューが表示される。メニューの中から、居住人は6番の
台車を選択する。すると、ディスプレイに『台車を取り
出してください。』と表示され、同時に台輪部の背板側
の内側に取り付けられた電気錠が解錠される。居住人が
台輪カバー3に取り付けた把手18をにぎり、引き出す
と、折りたたまれた状態の台車2を取り出すことがで
き、ディスプレイに、『ご利用いただきありがとうござ
いました。』と表示される。同時に電気錠に対し施錠信
号が出力される。台車を借りた居住人の住居番号、時刻
がメモリーカード及びプリンターに記録される。居住人
は、台車2のハンドル21を起こし、ストッパー軸24
が軸ガイド26の手前の端にロックされる位置にする。
すなわち、ストッパー軸24を軸ガイド26のハンドル
側のくぼみに落し込む。そして、荷物を荷台フレーム2
2の上に載せ、ハンドル21を持ち、台車を押す。な
お、台車が2台以上ある場合には、予め定めた優先順位
を台車に振り付け、順番に台車を貸し出す。一方、台車
がすべて貸し出されている場合には、居住人がメニュー
の中から6番の台車を選択した後に、ディスプレイに
『…号室の方、…号室の方が使用中です。台車をお貸し
できません。』と表示される。
【0022】使用例2 お届け荷物を受取った時のみ使
用できる場合における台車貸出し時居住人がお届け荷物
の受取り操作を行い、お届け荷物を取り出し、ロッカー
ボックスの扉をしめる。同時に、ディスプレイに、『台
車を使用する場合は確認キーを押してください。』と表
示される。居住人が確認キーを押すと、ディスプレイ
に、『台車を取り出してください。』と表示され、同時
に、台輪部の背板側の内側に取り付けられた電気錠が解
錠される。居住人が台輪カバーに取り付けた把手をにぎ
り、引き出すと、折りたたまれた状態の台車を取り出す
ことができ、ディスプレイに、『ご利用いただきありが
どうございました。』と表示される。同時に電気錠に対
し施錠信号が出力される。台車を借りた居住人の住居番
号、時刻がメモリーカード及びプリンターに記録され
る。居住人は台車のハンドルを起こし、ストッパー軸が
軸ガイドの手前の端にロックされる位置にする。すなわ
ち、ストッパー軸を軸ガイドのハンドル側のくぼみに落
し込む。そして、荷物を荷台フレームの上に載せ、ハン
ドルを持ち、台車を押す。なお、台車が2台以上ある場
合には、予め定めた順番に台車を貸し出す。一方、台車
がすべて貸し出されている場合には、居住人がメニュー
の中から6番の台車を選択した後に、ディスプレイに
『…号室の方、…号室の方が使用中です。台車をお貸し
できません。』を表示される。
用できる場合における台車貸出し時居住人がお届け荷物
の受取り操作を行い、お届け荷物を取り出し、ロッカー
ボックスの扉をしめる。同時に、ディスプレイに、『台
車を使用する場合は確認キーを押してください。』と表
示される。居住人が確認キーを押すと、ディスプレイ
に、『台車を取り出してください。』と表示され、同時
に、台輪部の背板側の内側に取り付けられた電気錠が解
錠される。居住人が台輪カバーに取り付けた把手をにぎ
り、引き出すと、折りたたまれた状態の台車を取り出す
ことができ、ディスプレイに、『ご利用いただきありが
どうございました。』と表示される。同時に電気錠に対
し施錠信号が出力される。台車を借りた居住人の住居番
号、時刻がメモリーカード及びプリンターに記録され
る。居住人は台車のハンドルを起こし、ストッパー軸が
軸ガイドの手前の端にロックされる位置にする。すなわ
ち、ストッパー軸を軸ガイドのハンドル側のくぼみに落
し込む。そして、荷物を荷台フレームの上に載せ、ハン
ドルを持ち、台車を押す。なお、台車が2台以上ある場
合には、予め定めた順番に台車を貸し出す。一方、台車
がすべて貸し出されている場合には、居住人がメニュー
の中から6番の台車を選択した後に、ディスプレイに
『…号室の方、…号室の方が使用中です。台車をお貸し
できません。』を表示される。
【0023】使用例3 いずれの場合における台車返却
時居住人は台車のストッパー軸を軸ガイドのハンドル側
のくぼみからはずし、ハンドルを荷台フレームの上に倒
し、折りたたむ。次に、居住人はカードをカードリーダ
ーに通すと、部屋番号が読み取られる。同時に、ディス
プレイに、『台車を返却してください。』と表示され
る。居住人は台車のキャスター23が台輪部のキャスタ
ーレール8の上に乗るようにして、台車を台輪部の中に
挿入する。奥まで台車を押し込むと、荷台フレーム前端
のフック6が電気錠5に係合し、ロックされる。同時
に、ディスプレイに、『ご利用いただきありがとうござ
いました。』と表示される。台車が返却されたことが、
荷物等自動管理ロッカー装置のメモリーカード及びプリ
ンターに、住居番号、時刻とともに記録される。もちろ
ん、空の台輪部が2ケ所以上ある場合には、どの台輪部
に台車を返却してもよい。
時居住人は台車のストッパー軸を軸ガイドのハンドル側
のくぼみからはずし、ハンドルを荷台フレームの上に倒
し、折りたたむ。次に、居住人はカードをカードリーダ
ーに通すと、部屋番号が読み取られる。同時に、ディス
プレイに、『台車を返却してください。』と表示され
る。居住人は台車のキャスター23が台輪部のキャスタ
ーレール8の上に乗るようにして、台車を台輪部の中に
挿入する。奥まで台車を押し込むと、荷台フレーム前端
のフック6が電気錠5に係合し、ロックされる。同時
に、ディスプレイに、『ご利用いただきありがとうござ
いました。』と表示される。台車が返却されたことが、
荷物等自動管理ロッカー装置のメモリーカード及びプリ
ンターに、住居番号、時刻とともに記録される。もちろ
ん、空の台輪部が2ケ所以上ある場合には、どの台輪部
に台車を返却してもよい。
【0024】
【考案の効果】本考案は、上記のような構成、作用を有
するものであるから、自動的に無人で台車の貸し出し、
返却を管理できる。また、台車も折りたたむことがで
き、コンパクトに収納できる。しかも、荷物等自動管理
ロッカー装置の台輪部のスペースを有効に利用できるの
で、余分な場所をとらない。
するものであるから、自動的に無人で台車の貸し出し、
返却を管理できる。また、台車も折りたたむことがで
き、コンパクトに収納できる。しかも、荷物等自動管理
ロッカー装置の台輪部のスペースを有効に利用できるの
で、余分な場所をとらない。
【図1】台車収納時の台輪部の側面図である。
【図2】台車収納時の台輪部の平面図である。
【図3】台車の斜視図である。
【図4】台車のハンドル付け根部の詳細図である。
【図5】台車のハンドル付け根部の側面図である。
【図6】台車貸出し時の台輪部の側面図である。
【図7】台車貸出し時の台輪部の平面図である。
【図8】メニューの表示である。
【図9】いつでも使用できる場合における台車の貸出し
の手順を表わすフローチャートである。
の手順を表わすフローチャートである。
【図10】台車の返却の手順を表わすフローチャートで
ある。
ある。
1 台輪部 2 台車 3 台輪カバー 4 電気錠取り付けブラケット 5 電気錠 6 フック 7 非常解錠シリンダー錠 8 キャスターレール 9 補強板 10 アジャスターボルト 11 床固定金具 12 アンカーボルト 21 ハンドル 22 荷台フレーム 23 キャスター 24 ストッパー軸 25 ストッパー 26 軸ガイド 27 稼動プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡部 秀人 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−109163(JP,A) 実開 昭61−71754(JP,U) 実開 平2−68741(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 A47B 77/04 A47G 29/12 E05B 49/00
Claims (3)
- 【請求項1】 荷物等自動管理ロッカー装置の台輪部を
台車用の収納部とし、台車には電気錠フックを取り付
け、収納部の奥部にはこの電気錠フックに施錠する電気
錠を設け、この電気錠フックの施錠と解錠を電気的に制
御することによって、台車の使用を管理することを特徴
とした荷物等自動管理ロッカー装置。 - 【請求項2】 所定の居住人確認を行なった後に収納部
の奥部の電気錠が解錠され、一旦引き出された台車が返
却され、台車の電気錠フックが再び奥部の電気錠に係合
する迄、当該居住人のデーターが記憶されることを特徴
とする請求項1に記載の荷物等自動管理ロッカー装置。 - 【請求項3】 台車の荷台フレームの後端に、台輪部の
収納部の開口を略塞ぐための台輪カバーが取り付けられ
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
荷物等自動管理ロッカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052007U JP2597400Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 荷物等自動管理ロッカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052007U JP2597400Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 荷物等自動管理ロッカー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715615U JPH0715615U (ja) | 1995-03-17 |
JP2597400Y2 true JP2597400Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=12902774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993052007U Expired - Fee Related JP2597400Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 荷物等自動管理ロッカー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597400Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS545328Y2 (ja) * | 1972-05-09 | 1979-03-08 | ||
JP2007014699A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Itoki Corp | ワゴン格納装置 |
JP6591776B2 (ja) * | 2015-04-20 | 2019-10-16 | 株式会社Fuji | 収容ボックス及びストッカシステム |
JP6799941B2 (ja) * | 2016-05-09 | 2020-12-16 | 原 周平 | 収納システム |
JP2018187128A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 濱畑 敏宏 | 宅配ステーション |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP1993052007U patent/JP2597400Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715615U (ja) | 1995-03-17 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |