JPH08104268A - 自転車の駐輪装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐輪装置の利用車と盗難車を駐輪前に識別可
能として駐輪管理の多大の省力と整然とした駐輪管理を
可能とする駐輪装置の提供。 【構成】 駐輪自転車の車輪の幅を超える幅を介して設
けた相対する２つの前輪保持壁体、該前輪保持壁体の何
れか一方に他方の前輪保持壁体に向かって前後進可能に
設けた前輪挟持体、該前輪挟持体を支持し、該前輪挟持
体が前進する時は自由長となり、後退する時は圧縮長と
なるように設けた弾性体からなることを特徴とする自転
車の駐輪装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、自転車の前輪を挟持保
持して駐輪自転車のスタンドを使用することなく安定且
つ確実に駐輪可能とする自転車の駐輪装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来の自転車の駐輪は、駐輪する自転車
のスタンドで該自転車を支持して駐輪する方法が採られ
ている。この方法は広大な駐輪スペースが必要となるば
かりでなく、近年使用が拡大されている片足スタンドの
自転車を駐輪した場合、駐輪列内の１台が倒れると続い
て将棋倒しになり、唯でさえ乱雑に成りやすい駐輪場が
手の付けようのない混乱状態になる。この光景は通学生
が利用する交通機関の駅或いはターミナルの近傍を始
め、買物客の多いデパート或いはデイスカウントショッ
プ等の近傍に見られる。このため必然的に整備員の配置
が必要になり、整備員の配置が不十分な場合は駐輪場近
辺は美観を損ね、安全交通、安全歩行の障害になる事が
多く、緊急時の救急車、消防車の通行も容易でない事が
多い。

【０００３】一方駐輪装置の提案は多く、例えば、駐輪
場の所要スペースの節減を配慮して自転車の直立駐輪を
可能とした駐輪装置が実開平３−１０３８９号公報によ
り提案されているのを始め、実開平１−７７５８８号公
報、実開平３−６１４９２号公報、実公平３−１３４２
７号公報等により、自転車の前輪を挿入する溝を設けた
ブロック等に施錠用の環金具を埋設した駐輪装置が提案
されている。

【０００４】しかし、直立駐輪は老人又は女性の利用に
困難が見られ、溝付ブロックは何れの提案も、駐輪用の
溝の幅が駐輪する自転車の車輪の幅より若干広いので、
駐輪する自転車の出し入れは容易であるが、駐輪には前
記した通り駐輪自転車のスタンドを使用しなければなら
ず、駐輪と雖も自転車は安定して保持されず、迅速的確
な駐輪、整然とした駐輪は望めず、駐輪の管理、保守に
多大の労力と時間と経費を要するのが実情である。その
上施錠用の環金具の使用は混雑する前輪の前部下に設け
られているので、前部が開放されている駐輪場以外は実
質的に施錠は不可能となり、駐輪車自体の施錠装置によ
らない限り盗難防止は期待出来ないのが実情である。従
って駐輪車自体の施錠装置の操作は迅速的確な駐輪を妨
げることから無施錠車が登場し、上記した混雑を助長
し、整理整頓が進まないのが実態である。換言すると、
改善が最も必要な大きな障害要因を解消していないこれ
等の駐輪装置は使用を見送られ、その結果、街の美観を
損ね、緊急時の通行おも妨げている現状は改善の道を閉
ざされているのである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の駐輪装置の有する基本的な問題を解決して駐輪車の
スタンドを使用することなく迅速的確な駐輪を可能とす
ると共に、日常利用車と盗難放置車の識別を利用者の駐
輪行為に伴う特定条件の提示とその判読により自動的に
峻別可能として、駐輪管理を利用者の駐輪行為を利用し
て自動的且つ迅速的確に行って盗難車の駐輪、駐輪車の
盗難を防止し、整理整頓の行き届いた駐輪管理、貸し自
転車管理、銀行、商店、公共機関等の利用者への駐輪サ
ービス等を美観と優れた操作性の下に多大の省力と優れ
た経済性を以て実施を可能にする駐輪装置の提供を課題
とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、駐輪自転車の車輪の幅を超える幅を介して設
けた相対する２つの前輪保持壁体、該前輪保持壁体の何
れか一方に他方の前輪保持壁体に向かって前後進可能に
設けた前輪挟持体、該前輪挟持体を支持し、該前輪挟持
体が前進する時は自由長となり、後退する時は圧縮長と
なるように設けた弾性体からなることを特徴とする自転
車の駐輪装置を第１の手段とし、

【０００７】駐輪した自転車の前輪の停止位置に設けた
前輪ロック装置、該前輪ロック装置のロックと解除を行
う特定条件判読装置を設けたことを特徴とする第１の手
段に記載の自転車の駐輪装置を第２の手段とするもので
ある。

【０００８】

【作用】本発明は上記した手段を用いたので、利用者
の駐輪行為のみで整理整頓の行き届いた駐輪を可能とす
る基本条件が確立する。第２手段を用いると、利用者
の料金投入行為、鍵操作、会員番号のインプット、会員
証の走査等の特定条件の提示と、これ等の特定条件判読
装置としての料金収納器、施錠器、デジタルカウンタ
ー、カードリーダー等による前記特定条件の判読によ
り、駐輪装置毎又は利用自転車毎或いは利用者毎に駐輪
車の保護と併せ、駐輪開始、駐輪終了の確認、更には必
要に応じてそれ等の利用率の統計も駐輪動作を通じて自
動的に行える。利用車と非利用車の峻別が駐輪時に行
われるので、盗難自転車の駐輪が自動的に防止され、そ
の結果自転車の盗難が防止され、労力と経費を掛けるこ
となく放置自転車の発生が予防される。

【０００９】

【実施例】以下図を基に本発明の実施例を説明する。図
１は一実施例における駐輪状態を示す斜視図。図２は図
１例に使用した第１手段の断面正面図で図１のＡ−Ａ矢
視図。図３は図１例に使用した駐輪装置の一部切り欠き
側面斜視図。図４は図１例に使用した駐輪装置の正面斜
視図。図５は前輪ロック装置の作動機構の一例を示す斜
視図で、特定条件判読装置として料金収納器と施錠器を
使用した例を示す。図６（イ）（ロ）は前輪ロック装置
の作動機構の他の例を示す平面図で、（イ）は車輪止を
開放した駐輪待機状態を示し、（ロ）は車輪止を閉止し
た駐輪保管状態を示す。図７は図６例の前輪ロック装置
に使用した遠隔操作型特定条件判読装置例における係合
孔と係合桿の係合状況を示し、図８は図６例の前輪ロッ
ク装置に使用したカードリーダー型特定条件判読装置例
における係合孔と係合桿の係合状況を示し、図７および
図８の（イ）は図６（イ）のＡ−Ａ矢視断面図、（ロ）
は図６（イ）のＢ−Ｂ矢視断面図である。

【００１０】図１〜図４において、１は駐輪した自転
車、Ｓはスタンド、２は駐輪する自転車の車輪の幅を超
える幅Ｗを隔てて相対する前輪保持壁体、３は弾性体、
４は前輪挟持体、５は該前輪挟持体４に設けた弾性体３
の一端の保持部材、６は弾性体３の他端の支持部材、７
はパイプアーム、８はアンカーボルト、９は前輪ロック
装置、１０は特定条件判読装置１１の一例である施錠器
に特定条件を提供する鍵である。上記した前輪保持壁体
２は図示する左右一体構造のほか、左右分離結合構造と
しても良い。尚、図１に破線で示す部分は、特定条件判
読装置１１（施錠器）、鍵１０、鍵１０の回動動作で前
輪ロック装置９のロックとロックの解除をパイプアーム
７に内設したワイヤーＹを介して遠隔操作する例を示
す。

【００１１】以上の如く構成した本発明の駐輪装置によ
る基本的な駐輪方法は、先ず走行してきた自転車を該駐
輪装置を利用する自転車の車輪の幅を超える幅Ｗを有す
る前輪保持壁体２の間に押し込む、すると前輪挟持体４
が挿入された前記前輪により後退させられ、弾性体３を
圧縮長とし、この弾性体３の自由長への復元力により前
輪挟持体４を前進させて挿入された前記前輪を反対側の
前輪保持壁体２に押し当てて完全に挟持する。これによ
り駐輪自転車は該自転車のスタンドＳを使用することな
く迅速に安定した状態で保持され駐輪が完了する。駐輪
の解除は駐輪中の自転車のスタンドＳの操作を必要とす
ることなく、前輪挟持体の挟持力を超える力で駐輪車を
引き出すのみで良く、駐輪開始と同様に極めて簡単な操
作で迅速に完了する。この基本機能のみを利用すると鍵
を紛失する問題もなく、商店、銀行、公共施設等の無料
駐輪場の管理が整理員を配置することなく、整然と実施
することが出来る。

【００１２】図５は前記前輪ロック装置９の一例を示
す。図において、１２はベースプレート、１３は車輪
止、１４は車輪の押圧を受部材１５が受けて作動する摺
動部材、１６は該摺動部材１４に設けたロック孔、１７
は前記した車輪止１３に設けたカム１８で作動する摺動
部材、１９は該摺動部材１７に設けたロック孔、２０は
前記ロック孔１６および前記ロック孔１９に係合するロ
ック部材、１０は特定条件判読装置１１の一部を構成す
る施錠器に特定条件を提供する鍵、２１は特定条件判読
装置１１の残部を構成する料金収納器、２２は特定条件
を提供するコインの投入口、該コインは特定条件の一部
を提供する鍵１０の作動を許可する特定条件を提供す
る。本例の特定条件判読装置１１は施錠器と料金収納器
２１の２段で構成し、特定条件を鍵とコインで提供して
いる。２３、２４は摺動部材１４、１７および車輪止１
３の動作の制動と作動後の復帰力を提供するスプリン
グ、２５は車輪止１３を係合固定する突起部、図中の２
点鎖線は前輪ロック装置９のカバーの外形を示す。

【００１３】特定条件判読装置１１として、施錠器と料
金収納器２１を用いた図５に示す前輪ロック装置９の作
動は、前輪（図示せず）で車輪止１３および受け部材１
５を押し込むとロック部材２０の一端と競りあいつつ摺
動部材１４が図の上方へ摺動し、ロック孔１６がロック
部材２０の一端の位置に到達すると自動的にロック部材
２０の一端がロック孔１６に入る。この状態で駐輪者が
コイン投入口２２から特定条件の一部である駐輪契約希
望を示すコインを入れると、料金収納器２１は施錠器に
挿入した鍵１０の回動操作を許可する。この鍵１０の回
動操作で施錠器は残りの特定条件である鍵１０の持主が
駐輪契約希望者であることを読み取り、ロック部材２０
の一端をロック孔１６から抜き取り、同時にロック部材
２０の他端をロック孔１９に挿入することを許可する。
これにより車輪止１３はカム１８に当接した摺動部材１
７により固定され、駐輪した自転車の取り出しは不能と
なる。この状態で駐輪者は鍵１０を抜取り保管する。こ
の時有料駐車の場合はコインを料金収納器２１に収納す
る。この料金を収納せずに駐輪者へ払戻すと料金還元に
よる無料駐輪となり、盗難自転車の持ち込みを防止しつ
つ、盗難防止状態での無料駐輪を可能とする。盗難自転
車の持ち込みの心配がなければ、料金収納器２１を使用
せず、施錠器と鍵１０のみを使用すると無料駐輪装置と
なる。

【００１４】駐輪自転車を取り出す時は、駐輪者は特定
条件を示す鍵１０を施錠器に挿入する。すると施錠器は
鍵１０の駐輪者である特定条件を読み取り、ロック孔１
９からロック部材２０の他端を抜き取る回動操作を許可
する。これにより車輪止１３のカム１８に当接していた
摺動部材１７は図の左上方に移動可能となり、そこで駐
輪自転車を取り出すと、車輪止１３が前輪に引かれて手
前側に開放し、該自転車を出し終わると車輪止１３は図
示の位置に復帰して次の駐輪を待つ。尚前記した特定条
件判読装置１１としては、前記した鍵１０と施錠器１１
の組合せの他、料金収納器とコイン、会員番号とデジタ
ルカウンター、磁気カード又はＩＣカードとカードリー
ダー等を単独、または複数組合せて段階的に使用するこ
とができる。特に磁気カードとカードリーダー、ＩＣカ
ードとカードリーダー等の組合せの場合は、種々設けら
れる会員資格の特定条件を判読確認して駐輪装置を操作
できるので、会員制による集中駐輪管理、会員制と自由
制の共用による統括駐輪管理、交通機関等との共用者の
連携駐輪管理等が可能となる。

【００１５】図６（イ）（ロ）は、図５例の使用方法に
加えて、遠隔操作および集中駐輪管理、統括駐輪管理、
連携駐輪管理等を可能とする前輪ロック装置９の他の例
を示す平面図で、（イ）は駐輪状態、（ロ）は駐輪待機
状態を示す。図において１２はベースプレート、２６は
車輪止、Ｐは車端止２６に被覆した駐輪車のリムを保護
するプラスチックカバー、２７は車輪止２６の開閉ガイ
ド用長孔、２８は車輪止２６の開閉ガイドピン、２９は
車輪止２６の開閉作動部材、３０は開閉作動部材２９と
車輪止２６の連結ピン、３１は車輪止２６の開放用スプ
リング、３２は開閉作動部材２９が車輪止２６の開閉の
ため図の上下方向に行う摺動の最上点および最下点をロ
ックするロックプレート、ＬＰはロックピン、３３はピ
ン３４に支持されてロックプレート３２を操作するリン
クプレート、３５は前記ロックプレート３２に設けたリ
ンクスプリング、３６はリンクスプリング３５を支持す
ると共に開閉作動部材２９が図の上下方向に行う摺動を
ガイドするためベースプレート１２に設けたセンターピ
ン、３７は開閉作動部材２９が摺動をする際にセンター
ピン３６をガイドするため開閉作動部材２９に設けた長
穴、３８は前記摺動の方向を保証するため、開閉作動部
材２９に設けた補助ピン３９ガイド用にカバー（図示せ
ず）に設けた長穴、４０は特定条件判読装置１１として
図５例と同様に施錠器または料金収納器付施錠器を使用
する時の取付部材である。

【００１６】特定条件判読装置１１が施錠器の場合で駐
輪を無料とする時は、前記取付け部材４０に施錠器のみ
を取付け、有料駐車とする場合は図５例で説明したコイ
ン投入口２２を有する料金収納器２１と連動する施錠器
を取付け、鍵１０の回動により作動バー１１Ｂを操作し
てリンクプレート３３を作動する。これ等の施錠器を図
１に破線で示す如く駐輪車のハンドル近傍に設置し、鍵
１０の回動でパイプアーム７内に配設したワイヤーＹを
介し、図７（イ）（ロ）にも示す係合孔４５に係合可能
に設けた係合桿ＬＫを挿入、抜き出し可能としても良
い。特定条件判読装置１１が磁気カードリーダー、ＩＣ
カードリーダーの場合は、ソレノイド付係合桿４１を取
り付け、特定条件判読装置１１としてのカードリーダー
は駐輪場のゲートに設置し、特定条件判読結果に従って
該当する駐輪装置の前輪ロック装置９に設けたソレノイ
ド付操作桿４１のソレノイド４２にケーブルＣで作動条
件を信号で伝え、駐輪装置の確保、自転車の駐輪・取り
出しに応ずる。

【００１７】以下に特定条件判読装置１１にカードリー
ダーを使用した図８例について説明する。本例において
は、駐輪場のゲートに設置した特定条件判読装置１１と
してのカードリーダー（図示せず）に駐輪者がカードを
走査させて特定条件を判読させると、前輪ロック装置９
の下部に設けた取付け部材４３に取付けたソレノイド付
係合桿４１のソレノイド４２が付勢され、補助桿４４が
係合穴４５から抜け出し駐輪者の登場を待つ、該駐輪者
が持って来た自転車の前輪を使用する駐輪機の前輪ロッ
ク装置９に挿入すると、開閉作動部材２９が前輪に押さ
れて図の上方に移動し、開閉作動部材２９と前記車輪止
２６の連結ピン３０、車輪止２６の開閉ガイド用長孔２
７、開閉ガイドピン２８を介して前記車輪止２６が閉止
すると同時にソレノイド４２の付勢により作動したソレ
ノイド付係合桿４１が、移動してきた前記係合穴４５に
挿入されて前記車輪止２６はそれ以後の動作をロックさ
れて駐輪者が自転車の取り出し操作を開始するまで駐輪
車は保管される。

【００１８】前記補助桿４４は特別条件判読装置１１に
カードを走査させないと係合穴４５から抜け出さないの
で、会員等が駐輪自転車を取り出した後は開放状態とな
る前記車輪止２６であっても、会員等の特別条件を持た
ない盗用者が前輪ロック装置９に自転車を挿入してもロ
ック保管は得られない。従って該当特別条件保持者が登
場したときは無断使用車の撤去は容易に行える。この補
助桿４４によりカードを使用した駐輪管理が多大の省力
の下、混乱なく迅速的確に継続できる。

【００１９】前記したカードとカードリーダーを使用し
た駐輪管理における前輪ロック装置９のロックと解除に
より、駐輪開始と駐輪終了を管理する機能を付加する
と、自転車の無人駐輪、無人取り出しが可能となるの
で、観光地の貸自転車、通勤・通学路の自宅〜駅、駅〜
通勤・通学先間の貸自転車等を周遊条件或いは交通機関
の利用条件等を含んだ自動管理等が可能となる。以上の
説明から明らかな通り、無料駐輪、有料駐輪、更に集中
駐輪管理、統括駐輪管理、他機関との連携駐輪管理等の
使用条件に合わせて本発明装置は使用出来る。

【００２０】

【発明の効果】本発明の自転車の駐輪装置は、上記した
手段により、前記した作用を生ましめるので、無人駐輪
装置の基本条件である自転車の把握保持が完全な状態と
なるので、駐輪場の整理整頓は利用者の駐輪動作のみで
自動的に確立し、駐輪管理者が駐輪の整理整頓に掛ける
労力と経費は実質的には不要となる。又、料金の徴収或
いは会員証の提示および又は施錠により駐輪装置の利用
の開始と完了が自動的に管理されるので、この面でも全
面的な省力が可能となる。その上自転車の駐輪場が整然
となるので美観が向上し、地域文化の高揚、社会資本の
充実を実現し、併せて安全交通、円滑通行を可能となる
等、この種分野にもたらす名実にわたる効果は大きく、
関連分野への波及効果もまた大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における駐輪状態を示す斜視
図。

【図２】図１例に使用した第１手段の図１ＡーＡ矢視断
面正面図。

【図３】図１例に使用した第１手段の一部断面斜視図。

【図４】図１例に使用した本発明の自転車駐輪装置の設
置状況を示す斜視図。

【図５】図１例に使用した前輪ロック装置の構成と作動
を説明する斜視図。

【図６】（イ）（ロ）は前輪ロック装置の他の例を示す
平面図で、（イ）は車輪止を開放した駐輪待機状態を示
し、（ロ）は車端止を閉止して駐輪保管状態を示す。

【図７】遠隔操作例を示し、（イ）は図６（イ）のＡー
Ａ矢視断面図であり、（ロ）は図６（イ）のＡーＡ矢視
断面図である。

【図８】カードリーダーを用いた例を示し、（イ）は図
６（イ）のＡーＡ矢視断面図であり、（ロ）は図６
（イ）のＡーＡ矢視断面図である。

【符号の説明】

2 : 前輪保持壁体 ３：弾性体 ４：挟持体 ９：前輪ロック装置 １１：特別条件判読装置 １３，２６：車輪止

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【手続補正書】

【提出日】平成７年９月２７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図６

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図８

【補正方法】変更

【補正内容】

【図８】

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 駐輪自転車の車輪の幅を超える幅を介し
   て設けた相対する２つの前輪保持壁体、該前輪保持壁体
   の何れか一方に他方の前輪保持壁体に向かって前後進可
   能に設けた前輪挟持体、該前輪挟持体を支持し、該前輪
   挟持体が前進する時は自由長となり、後退する時は圧縮
   長となるように設けた弾性体からなることを特徴とする
   自転車の駐輪装置。
2. 【請求項２】 駐輪した自転車の前輪の停止位置に設け
   た前輪ロック装置、該前輪ロック装置のロックと解除を
   行う特定条件判読装置を設けたことを特徴とする請求項
   １に記載の自転車の駐輪装置。