JPH0710314U - 郵便受け兼用宅配物受箱 - Google Patents
郵便受け兼用宅配物受箱Info
- Publication number
- JPH0710314U JPH0710314U JP4368693U JP4368693U JPH0710314U JP H0710314 U JPH0710314 U JP H0710314U JP 4368693 U JP4368693 U JP 4368693U JP 4368693 U JP4368693 U JP 4368693U JP H0710314 U JPH0710314 U JP H0710314U
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- JP
- Japan
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- door
- slider
- box body
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- Pending
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 郵便受けと宅配物受箱とを兼用して小型化す
ると共に、機械式の簡単な構造により郵便物が配達され
た場合にはロックされず、荷物が配達された場合にだけ
自動的にロックされ、しかも設置が容易で耐久性に優れ
たものである。 【構成】 扉3が左右に開閉する箱本体1の扉3に、郵
便物の差入口5を形成すると共に、この扉の裏側に郵便
物受トレイ6を接続して箱本体1の内側に突設すると共
に、箱本体1の底部に荷物受板8を回動自在に取付け、
この荷物受板8の先端側をスプリング10で上方に引っ張
って支持すると共に、箱本体1の開口部内側に、ロック
機構13の受座15を設けたスライダー16を上下動自在に取
付けると共に、このスライダー16と前記荷物受板8とを
連結棒20で連結し、前記スライダー16が下降した位置で
受座15と着脱自在に係合するロック機構16のカンヌキ22
を扉3の裏側に設けたことを特徴とするものである。
ると共に、機械式の簡単な構造により郵便物が配達され
た場合にはロックされず、荷物が配達された場合にだけ
自動的にロックされ、しかも設置が容易で耐久性に優れ
たものである。 【構成】 扉3が左右に開閉する箱本体1の扉3に、郵
便物の差入口5を形成すると共に、この扉の裏側に郵便
物受トレイ6を接続して箱本体1の内側に突設すると共
に、箱本体1の底部に荷物受板8を回動自在に取付け、
この荷物受板8の先端側をスプリング10で上方に引っ張
って支持すると共に、箱本体1の開口部内側に、ロック
機構13の受座15を設けたスライダー16を上下動自在に取
付けると共に、このスライダー16と前記荷物受板8とを
連結棒20で連結し、前記スライダー16が下降した位置で
受座15と着脱自在に係合するロック機構16のカンヌキ22
を扉3の裏側に設けたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
本考案は郵便受けと宅配物受けを兼用した受箱に関するものである。
【0002】
一般に郵便受けは、各家庭や会社などにほとんど備えられている。一方、宅配 便が普及し、郵便物と同様に各家庭にも荷物が迅速に配達されるようになってき た。しかしながら共働きや、単身赴任の家も増加し、宅配便が配達される昼間に 留守の家が多くなってきている。このように不在の時には荷物を在宅している夜 間に再度配達したり、隣家に預けたりしているが、再度配達する場合には配達コ ストの上昇につながり、また隣家に預ける場合にも気兼ねなどの問題がある。
【0003】 このため近年は、種々の宅配物受箱が開発され、留守がちの家やマンションな どに備えられるようになってきた。従来の宅配物受箱は扉を取付けた金属製の箱 にロック機構を設けたものがあるが、このロック機構には機械式と電気式のもの とがある。機械式のものは宅配業者が受箱に荷物を入れた後、施錠レバーを引い てから扉を閉めるとロックされる機構であるが、施錠レバーがいたずらされて引 かれると空のままロックされたり、宅配業者がレバーをしなかった場合には扉が ロックされず盗難の恐れがあった。また電気式のものは、荷物を入れるとロード セルにより重量を検知して扉を閉めると自動的にロックされ、扉を開ける時には 、カード式のキーを差し込んで解錠するものであるが、機構が複雑で電気配線も 必要であるなどの欠点があった。
【0004】
本考案は上記欠点を除去し、郵便受けと宅配物受箱とを兼用にすることにより 小型化すると共に、機械式の簡単な構造により郵便物が配達された場合にはロッ ク機構が作動せず、荷物が配達された場合にだけ自動的にロックされ、受箱から 荷物を取り出す場合にだけ鍵を使用するだけで操作が容易で、しかも設置が容易 で、故障も少なく耐久性に優れた郵便受け兼用宅配物受箱を提供するものである 。
【0005】
本考案は、扉が左右に開閉する箱本体の扉に、郵便物の差入口を形成すると共 に、この扉の裏側に郵便物受けを接続して箱本体の内側に突設すると共に、箱本 体の底部に荷物受板を回動自在に取付け、この荷物受板の先端側をスプリングで 上方に引張って支持すると共に、箱本体の開口部内側に、ロック機構の受座を設 けたスライダーを上下動自在に取付けると共に、このスライダーと前記荷物受板 とを連結部材で連結し、前記スライダーが下降した位置で受座と着脱自在に係合 するロック機構のカンヌキを扉の裏側に設けたことを特徴とするものである。
【0006】
本考案の郵便受け兼用宅配物受箱は、扉が閉まった通常の状態では、スプリン グにより荷物受板は上方に引っ張られた状態に保持され、郵便物を差入口から差 し込むと郵便物受けに保持される。郵便物を取り出す場合には、扉を手前に開く とこの裏側に一体に接続した郵便物受けも箱本体から引き出される。
【0007】 荷物が配達された場合には扉を開いてから荷物を箱本体の内側に入れて荷物受 板の上に載せると、その重量により荷物受板が下方に回動する。荷物受板が下降 すると連結棒で連結されていたスライダーが下降して、受座がカンヌキの位置に 下がり、扉を閉めるとカンヌキが自動的に受座に係合して扉がロックされる。
【0008】 荷物を取り出す場合、ロック機構の鍵穴に鍵を差し込んで回転させることによ りカンヌキが受座から抜けて扉が開けられ、中の荷物を取り出すと荷物受板の荷 重が解放されてスプリングにより上方に引き揚げられ、連結棒によりスライダー が押し上げられて受座がカンヌキの上方に位置して初期状態に復帰することがで きる。
【0009】
以下本考案を図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図において1は箱本 体で、この前面に図3に示すように支持軸2を回動支点として扉3が左右に開閉 するように取付けられている。また扉3の中央部には図2に示すように縦長の覗 窓4が形成されていると共に、覗窓4の上部に郵便物の差入口5が横方向に形成 されている。この郵便物の差入口5を設けた扉3の裏側に図1に示すように、郵 便物受トレイ6が一体に接続されて箱本体1の内側に突設され、扉3の開閉に伴 って図3に示すように郵便物受トレイ6が箱本体1から取り出せるようになって いる。
【0010】 また箱本体1の底部には図1に示すように荷物受板8が設けられ、これは底部 側の奥に横方向に設けられた支持軸9で回動自在に支持され、荷物受板8の先端 両側は、箱本体1の前面開口部近傍の両側壁に取付けたスプリング10、10で常時 、上方に引っ張られている。なお11は荷物受板8の下方に設けられたストッパー である。
【0011】 また扉3の左中央部には図2に示すようにロック機構13が設けられ、正面にこ の鍵穴14が取付けられている。また箱本体1の開口部内側には図5及び図6に示 すように、ロック機構13を構成する受座15を設けたスライダー16が上下動自在に 取付けられている。このスライダー16には縦方向の長孔状のガイド溝17、17が形 成され、ここにブラケット18に取付けたガイドビス19、19が取付けられ、このガ イドビス19、19に案内されてガイド溝17、17が移動して、スライダー16が上下動 するようになっている。このスライダー16の下部には連結棒20の上端が連結され 、下端は図1に示すように荷物受板8のスプリング10を接続した先端側に連結さ れて、スライダー16を常時上方に押し上げている。
【0012】 また扉3の裏側のロック機構13には図4に示すようにカンヌキ22が左右に可動 自在に設けられ、前記スライダーが下降した位置で角孔状の受座15に係合するよ うになっている。なおカンヌキ22は鍵穴14に鍵を差し込んで回転させることによ り受座15から抜けるようになっている。
【0013】 次に上記構成をなす郵便受け兼用宅配物受箱の使用方法について説明する。 この郵便受け兼用宅配物受箱は家の玄関先や、マンションやアパートの入口に設 置し、扉3が閉まった通常の状態では、図1に示すようにスプリング10、10によ り荷物受板8は上方に引っ張られた状態に保持されている。郵便物23が配達され る時は上部の郵便物の差入口5から郵便物23を差し込むと、郵便物受トレイ6に 保持される。郵便物23を取り出す場合には、扉3を手前に開くと図3に仮想線で 示すように裏側に接続した郵便物受トレイ6も箱本体1から引き出され、容易に 取り出すことができる。
【0014】 荷物24が配達された場合には図1に示すように、宅配業者が扉3を開いてから 荷物24を箱本体1の内側に入れる。箱本体1の底部側には荷物受板8が設けられ 、荷物24がこの上に置かれるとその重量により支持軸9を支点として仮想線で示 すように荷物受板8が下方に回動し、ストッパー11で受け止められる。荷物受板 8が下降するとこの先端で連結棒20で連結されていたロック機構13のスライダー 16が図5に示すようにガイドビス19に案内されて下降して、角孔状の受座15がカ ンヌキ22の位置に下がる。この状態で扉3を閉めると図4に示すように扉3側に 取付けたカンヌキ22が自動的に受座15に係合して扉3がロックされる。
【0015】 家人が帰宅して荷物24が宅配されていることを覗窓4から確認したら、鍵を鍵 穴14に差し込んで回転させることによりカンヌキ22が受座15から抜ける。この後 、扉3を開けて中の荷物24を取り出すと、荷物受板8の荷重が解放されてスプリ ング10により上方に引き揚げられ、同時に連結棒20によりスライダー16が押し上 げられて受座15がカンヌキ22の上方に位置して初期状態に復帰する。
【0016】 なお上記実施例では、郵便物の差入口5を扉3の上部に横方向に設けた場合に ついて示したが、扉3の横に縦方向に設け、この裏側にラック状の郵便物受けを 取付けた構造でも良い。また郵便受け兼用宅配物受箱は支柱スタンドの上に取付 けた構造でも良い。
【0017】
以上説明した如く本考案に係る郵便受け兼用宅配物受箱によれば、宅配物受箱 を利用して、ここに取り出し式の郵便物受けを設けてあるので構造が簡単で、収 納部を共用しているので小型化でき、郵便物が配達された場合にはロック機構が 作動せず、鍵がなくても扉が開き、この扉の裏側に一体に取付けた郵便物受けが 箱本体から出て郵便物の取り出しを容易に行なうことができる。また荷物が配達 された場合には自動的にロックされて閉め忘れがなく、受箱から荷物を取り出す 場合にだけ鍵を使用するので操作が容易で、しかも機械式であるので設置が容易 で、故障も少なく耐久性に優れたものである。
【図1】本考案の一実施例による郵便受け兼用宅配物受
箱を示す縦断右側面図である。
箱を示す縦断右側面図である。
【図2】図1の郵便受け兼用宅配物受箱を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】図1の郵便受け兼用宅配物受箱を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】図1のロック機構を示す水平断面図である。
【図5】図4のスライダーを示す側面図である。
【図6】図5のスライダーを一部破断して示す正面図で
ある。
ある。
1 箱本体 3 扉 4 覗窓 5 郵便物の差入口 6 郵便物受トレイ 8 荷物受板 10 スプリング 13 ロック機構 14 鍵穴 15 受座 16 スライダー 17 ガイド溝 18 ブラケット 19 ガイドビス 20 連結棒 22 カンヌキ 23 郵便物 24 荷物
Claims (1)
- 【請求項1】 扉が左右に開閉する箱本体の扉に、郵便
物の差入口を形成すると共に、この扉の裏側に郵便物受
けを接続して箱本体の内側に突設すると共に、箱本体の
底部に荷物受板を回動自在に取付け、この荷物受板の先
端側をスプリングで上方に引張って支持すると共に、箱
本体の開口部内側に、ロック機構の受座を設けたスライ
ダーを上下動自在に取付けると共に、このスライダーと
前記荷物受板とを連結部材で連結し、前記スライダーが
下降した位置で受座と着脱自在に係合するロック機構の
カンヌキを扉の裏側に設けたことを特徴とする郵便受け
兼用宅配物受箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4368693U JPH0710314U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 郵便受け兼用宅配物受箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4368693U JPH0710314U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 郵便受け兼用宅配物受箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710314U true JPH0710314U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12670731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4368693U Pending JPH0710314U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 郵便受け兼用宅配物受箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710314U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009201697A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 郵便受け箱 |
JP2013226321A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Sankyo Tateyama Inc | 郵便箱 |
JP2021116627A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 周平 原 | 収容装置 |
KR20210129938A (ko) * | 2020-04-21 | 2021-10-29 | (주)이즈라커 | 이중 도어 구조의 우편 수취 택배장치 및 이를 이용한 우편 수취 및 택배 서비스 제공 시스템 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP4368693U patent/JPH0710314U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009201697A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 郵便受け箱 |
JP2013226321A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Sankyo Tateyama Inc | 郵便箱 |
JP2021116627A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 周平 原 | 収容装置 |
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