JPH0586724U - エアバッグの取付構造 - Google Patents

エアバッグの取付構造

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JPH0586724U
JPH0586724U JP035536U JP3553692U JPH0586724U JP H0586724 U JPH0586724 U JP H0586724U JP 035536 U JP035536 U JP 035536U JP 3553692 U JP3553692 U JP 3553692U JP H0586724 U JPH0586724 U JP H0586724U
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JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
airbag
bracket
case
airbag module
Prior art date
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Pending
Application number
JP035536U
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English (en)
Inventor
寿文 吉村
亮 菊地
昭二 飯沼
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0586724U publication Critical patent/JPH0586724U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 助手席のインストルメントパネルに対するエ
アバッグの取付構造の改良を図る。 【構成】 インストルメントパネル20の開口部22の
両側部にはエアバッグ支持用のブラケット24を有す
る。エアバッグモジュール50のケース56はフランジ
57を備え、ブラケット24にサブアッセンブリーされ
る。インストルメントパネル20の内側に配設される強
度部材であるクロスビーム40は上部ブラケット42と
下部ブラケット44を有し、下部ブラケット44から補
強部材46が延びる。ケース56の上部に固着される第
1の係合装置80は、ゴムブッシュ85を介して上部ブ
ラケット42のスリット43に係合される。ケース56
の下部に固着される第2の係合装置90は、補強部材4
6と一体のパネル47に対して摺動するラバーマウント
94を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両に装備して乗員を保護するエアバッグの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のインストルメントパネル内に装備されて衝突時に展開するエアバッグは 、折り畳まれた状態のバッグとバッグ内にガスを供給するインフレータとをケー ス内に収容してモジュール化し、このモジュールを車両の支持部材にとりつけて ある。 エアバッグモジュールは、ケースの開口部にドアを有し、このエアバッグモジ ュールをインストルメントパネルに形成した開口部内に装着する。インストルメ ントパネルは、乗員の目前に配設されるので、装飾性を高めて美感の向上を図っ ている。従って、非作動時にあっては、エアバッグモジュールのドアと、インス トルメントパネルの他の部分とを整合させて一体感を維持することが望ましい。
【0003】 しかしながら、エアバッグの作動時には、バッグは乗員の貫性を支えるために 多大の応力を受ける。エアバッグモジュールは、この応力に耐えるために、車体 力側に堅実にとりつける必要がある。 インストルメントパネルも同様に車体の固着されるが、エアバッグモジュール をとりつける部材と、インストルメントパネルをとりつける部材とは別体の部材 であり、両部材間の組立精度は必ずしも保証されない。 この誤差はエアバッグモジュールのドアとインストルメントパネルの表面との 間に段差を生じさせることとなり、不具合の原因となる。 そこで、エアバッグモジュールを組付ける際に、調整をしてこの誤差を吸収す る必要が生じ、工数を要していた。 特開平3−227752号公報は、上下方向に開口するドアを有するエアバッ グの取付構造を開示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、調整の自由度が高く、しかも取付剛性の高いエアバッグモジュール の取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の取付構造は、エアバッグをインストルメントパネルにサブアッセンブ リーする構造を有する。そこのための手段として、エアバッグのケースはインス トルメントパネルの開口部に設けたブラケットに固着されるフランジと、車体へ のクロスビームに設けた上部ブラケットに係合される第1の係合装置と、下部ブ ラケットに係合される第2の係合装置とを備え、第2の係合装置はスライド式の ラバーマウントを有するものである。
【0006】
【作用】
エアバッグはインストルメントパネルに対してアッセンブリーされるので、イ ンストルメントパネルとエアバッグの取付部の整合性は確保される。エアバッグ が受ける応力は車体の強度部材であるクロスビームにより支えられるが、エアバ ッグを2個の係合装置により、ある程度の自由度を与えて係合するので、強度を 保ちつつ、寸法誤差を吸収する作用を有する。
【0007】
【実施例】
図1は本考案を実施する車両の概要を示す説明図、図2はエアバッグの全体図 である。 車両10の内部には運転席12、助手席14が設けられ、運転席12、助手席 14の前部にはインストルメントパネル20が配設される。助手席14の前部の インストルメントパネル20内にエアバッグモジュール50が装備される。 エアバッグモジュール50は、エアバッグやインフレータを収容するケース5 2、54を備え、ケースの開口部にはドア60が設けられる。 図3は助手席のインストルメントパネル20の概要を示し、図4は図3のA、 A′B、B′の断面を示す。 エアバッグモジュール50は、ケース56内にバッグやインフレータ等を収容 してあり、開口部をドア60で覆ってある。 車体を横断する強度部材であるクロスビーム40は、例えばパイプ状のもので 、上部ブラケット42と下部ブラケット44を備える。上部ブラケット42は上 下方向のスリット43を有する。下部ブラケット44は、助手席側へ向けてほぼ 水平に延びる補強部材46を支持する。 エアバッグモジュール50のケース56の上部は、第1の係合装置80を用い て上部ブラケット42に係合され、ケース56の下部は第2の係合装置90を用 いて下部ブラケット44と一体の補強部材46に係合される。
【0008】 図5は第2の係合装置90の説明図、図6は係合装置の移動の自由度を示す説 明図、図7はインストルメントパネルのエアバッグモジュールの取付部の斜視図 、図8はエアバッグモジュールの取付状態を示す斜視図である。 第1の係合装置80は、エアバッグモジュール50のケース56の両側部の上 面に固着される脚82と、両側部の脚82を結ぶバー84を有する。このバー8 4の外周にはゴムブッシュ86をとりつけてあり、これをクロスビーム40の2 か所に設けた上部ブラケット42のスリット43に嵌合させることによりエアバ ッグモジュール50の上部をとりつける。 第2の係合装置90は、エアバッグモジュール50のケース56の底面から下 方へ突出するボルト92を有し、ボルト92の外周部にラバーマウント94を挿 入し、ナット96で固定する。ラバーマウント94はスリット95を有し、この スリット94を補助部材46と一体のパネル47に設けた案内溝に差し込む。し たがって、エアバッグモジュール50は図6で矢印F方向に移動自在に支持され る。
【0009】 インストルメントパネル20の開口部22の内側の両側部には支持用のブラケ ット24が配設してある。そして、このブラケット24に合致するフランジ57 がエアバッグモジュール50のケース56に設けてある。ケース56側のフラン ジ57はブラケット24に形成した穴25等を利用してボルト、ナット等のファ スナーを用いて固着される。 ブラケット24はインストルメントパネル20と一体であるので、組付けられ たエアバッグモジュール50との整合性は高い、ケースのフランジ57による固 定部と、第1及び第2の係合装置のクロスビーム側に体する固定部との間に寸法 誤差がある場合にあっても、第1の係合装置80はゴムブッシュ85とスリット 43との間で誤差を吸収する。 また、第2の係合装置90は、案内溝内を摺動するラバーマウントを有するの で、移動の自由度は高い。 そこで、インストルメントパネル20側にエアバッグモジュール50を組み付 けてサブアッセブリー部材としておく。そして、インストルメントパネル20を 車体にとりつける際に、エアバッグモジュール50の第1の係合装置80をクロ スビーム40の上部ブラケットに嵌合させ、次に第2の係合装置90のボルト9 2をナット96により補強部材46のパネル47にとりつける。 この構成によりインストルメントパネル20とクロスビーム40との間の寸法 にバラツキがあっても、エアバッグモジュール50を堅実に取りつけることがで きる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のように、助手席のインストルメントパネルに装備するエアバッ グモジュールにあって、エアバッグモジュールをインストルメントパネルに対し て予めサブアッセンブリーしておき、インストルメントパネルを車体に組付ける 際に、車体の強度部材に2個の係合装置により容易に固定する構造としてある。 係合装置は強度部材に対してエアバッグモジュールの位置や方向の自由度を有し て固着するので、インストルメントパネルと強度部材との間の寸法誤差を吸収す ることができる。 したがって、インストルメントパネルの取付部に対してエアバッグモジュール を常に整合させて固定することができ、外観も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施する車両の斜視図。
【図2】エアバッグモジュールの斜視図。
【図3】助手席のインストルメントパネルの斜視図。
【図4】図3のA、A′、B、B′断面図。
【図5】第2の係合装置の説明図。
【図6】係合装置の移動の自由度を示す説明図。
【図7】エアバッグモジュールの取付部を示す斜視図。
【図8】エアバッグモジュールの取付状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
10 車両 20 インストルメントパネル 22 開口部 24 支持ブラケット 25 取付穴 40 クロスビーム 42 上部ブラケット 43 スリット 44 下部ブラケット 46 補強部材 50 エアバッグモジュール 56 ケース 57 取付フランジ 80 第1の係合装置 90 第2の係合装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれたバッグと、バッグにガスを
    供給するインフレータと、バッグ及びインフレータを収
    容するケースと、ケースの開口部に設けられたヒンジド
    アを備えたエアバッグをインストルメントパネルに装備
    する構造であって、エアバッグのケースはインストルメ
    ントパネルの開口部に設けたブラケットに固着されるフ
    ランジと、車体へのクロスビームに設けた上部ブラケッ
    トに係合される第1の係合装置と、下部ブラケットに係
    合される第2の係合装置とを備え、第2の係合装置はク
    ロスビームのパネルに対して摺動するラバーマウントを
    有するエアバッグの取付構造。
JP035536U 1992-04-30 1992-04-30 エアバッグの取付構造 Pending JPH0586724U (ja)

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JPH0586724U true JPH0586724U (ja) 1993-11-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061021U (ja) * 1992-06-10 1994-01-11 富士重工業株式会社 自動車のエアバッグ装置支持構造
JP2006315549A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Calsonic Kansei Corp エアバッグ装置取付部構造

Cited By (3)

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JPH061021U (ja) * 1992-06-10 1994-01-11 富士重工業株式会社 自動車のエアバッグ装置支持構造
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JP4666601B2 (ja) * 2005-05-13 2011-04-06 カルソニックカンセイ株式会社 エアバッグ装置取付部構造

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