JPH0585293A - 助手席用エアバツグ装置 - Google Patents

助手席用エアバツグ装置

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JPH0585293A
JPH0585293A JP3245449A JP24544991A JPH0585293A JP H0585293 A JPH0585293 A JP H0585293A JP 3245449 A JP3245449 A JP 3245449A JP 24544991 A JP24544991 A JP 24544991A JP H0585293 A JPH0585293 A JP H0585293A
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JP
Japan
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lid
module
opening
lids
mounting bracket
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JP3245449A
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Haruhiro Inada
治宏 稲田
Satoru Ishida
知 石田
Tomoko Shigemura
智子 重村
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 インストルメントパネル2の開口部2aが、
それぞれ上リッド取付けブラケット16および下リッド
取付けブラケット17にてエアバッグモジュール3に取
り付けられた上および下リッド4・5により覆われてい
る。上リッド取付けブラケット16と下リッド取付けブ
ラケット17とはエアバッグモジュール3の外周に設け
られた剛性のある共通の枠部材18に取り付けられてい
る。 【効果】 インストルメントパネル2の開口部2aに対
する両リッド4・5の位置ずれを抑制でき、両リッド4
・5をインストルメントパネル2の開口部2aとの隙間
が均一な状態で配置でき、良好な美観が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のインストルメン
トパネル内方における助手席との対向部位に設けられる
助手席用エアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両には、車両前方からの衝突時
における乗員の安全を確保するものとして、エアバッグ
装置が備えられている。このエアバッグ装置のうち、運
転席用のものは、通常、ステアリングホイールに設けら
れ、助手席用のものはインストルメントパネルの内方に
設けられるようになっいる。
【0003】上記の助手席用エアバッグ装置が設けられ
る場合、例えば特開平3−28050号公報に開示され
ているように、エアバッグモジュールは、インストルメ
ントパネルに形成された開口部の内方に、車体側部材に
支持された状態で収納されている。インストルメントパ
ネルの開口部はリッドによって覆われており、このリッ
ドは、エアバッグ装置が作動したときに、エアバッグの
押圧力によって開放し得るように設けられている。この
リッドにより開口部を覆う構造としては、1枚のリッド
を有する片開きのものと、2枚のリッドを有する両開き
のものとがあるものの、エアバッグ装置が作動したとき
に開口部の開放を素早く行い得る点から、2個のリッド
による両開きのものが採用されている。そして、これら
各リッドは、特開平3−50053号公報に開示されて
いるように、個別のリッド支持部材によってエアバッグ
モジュールのモジュールケースに取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造では、エアバッグモジュールが、モジュールケース
を例えばボルトおよびナットで車体側部材に締結させる
ことにより取り付けられたとき、締結時の応力によるモ
ジュールケースの変形により、インストルメントパネル
の開口部に対するリッドの位置ずれを生じ易い。この場
合には、上記の開口部とリッドとの隙間がリッドの外周
において不均一となり、良好な美観を得ることができな
いという問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の助手席
用エアバッグ装置は、上記の課題を解決するために、エ
アバッグモジュールが、インストルメントパネルに形成
された開口部の内方に、車体側部材に取り付けられて配
置され、上記の開口部が、個別のリッド支持部材により
エアバッグモジュールに取り付けられた2個のリッドに
より覆われている助手席用エアバッグ装置において、上
記の各リッド支持部材は、エアバッグモジュールの外周
に設けられた剛性のある共通の枠部材に取り付けられて
いることを特徴としている。
【0006】請求項2の発明の助手席用エアバッグ装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1に記載の助
手席用エアバッグ装置において、枠部材とインストルメ
ントパネルの開口部とのうちの一方に設けられた位置決
めピンと、他方に設けられ、上記の位置決めピンが挿入
される位置決め孔を形成したピン受け部材とからなり、
インストルメントパネルの開口部にて2個のリッドを位
置決めするリッド位置決め手段を備えていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、各リッド支持部材
が、エアバッグモジュールの外周に設けられた剛性のあ
る共通の枠部材に取り付けられているので、エアバッグ
モジュールが車体側部材に取り付けられたときの各リッ
ドの位置変化が抑制される。これにより、インストルメ
ントパネルの開口部に対する両リッドの位置ずれが抑制
され、両リッドを、両リッドとインストルメントパネル
の開口部との隙間が均一な状態で配することができる。
【0008】請求項2の構成によれば、枠部材とインス
トルメントパネルの開口部とのうちの一方に設けられた
位置決めピンと、他方に設けられ、上記の位置決めピン
が挿入される位置決め孔を形成したピン受け部材とから
なり、インストルメントパネルの開口部にて上記の2個
のリッドを位置決めするリッド位置決め手段を備えてい
るので、請求項1の構成による作用に加え、エアバッグ
装置の組み付け時において、枠部材と両リッドとが予め
組み付けられたエアバッグモジュールを車体側部材に組
み付ける際、この組み付け作業は、両リッドが位置決め
手段によって位置決めされた状態で行うことができる。
従って、エアバッグモジュールの組み付け作業は、イン
ストルメントパネルの開口部に対して両リッドを位置決
めすることにさぼど囚われることなく行うことができる
ので、容易なものとなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図6に基づい
て以下に説明する。
【0010】本実施例の助手席用エアバッグ装置は、図
1に示すように、エアバッグモジュール3がインストル
メントパネル2に形成された開口部2aの内方に設けら
れ、この開口部2aが上リッド4と下リッド5とによっ
て覆われたものとなっている。また、エアバッグモジュ
ール3の下方には、車幅方向に延びる円形パイプ状の車
体側部材である支持メンバ14が設けられている。
【0011】上記のエアバッグモジュール3は、図1お
よび図5に示すように、金属板により形成されて前面が
開口されているモジュールケース6内の前部に、エアバ
ッグ本体7が折り畳んだ状態で設けられ、内部に図示し
ない起爆装置が設けられている。この起爆装置にはハー
ネス8が接続され、このハーネス8が、コネクタ23・
23、およびこれらコネクタ23・23と接続される図
3に示すコネクタ24・24を介して図示しない制御装
置と接続されるようになっている。上記のモジュールケ
ース6の前端下部には、図5に示すように、断面ほぼL
字形の枠部材連結部9が形成されている。この枠部材連
結部9の横設部には、複数のリベット挿通孔9a…が形
成されている。モジュールケース6の上面には、リベッ
ト連結部10・10およびナット11・11が設けられ
ている。
【0012】また、モジュールケース6の下面にはモジ
ュール取付けブラケット12が設けられている。このモ
ジュール取付けブラケット12は、モジュールケース6
の後部相当位置に、下方へ山形に突出する後連結部12
a・12aをモジュールケース6の幅方向に2個有し、
モジュールケース6の前端部相当位置に、下方へ垂下さ
れた前連結部12b・12bをモジュールケース6の幅
方向に2個有している。後連結部12aには図示しない
ボルト挿通孔が形成され、前連結部12bにはボルト挿
通孔12c…が形成されている。後連結部12aの上面
におけるボルト挿通孔の形成位置には、図1に示すナッ
ト13が溶接によって設けられている。
【0013】エアバッグモジュール3の周りには、環状
をなし、高い剛性を有する枠部材18が設けられてい
る。この枠部材18は、図1および図6に示すように、
モジュールケース6のリベット連結部10・10および
ナット11・11の上に位置し、エアバッグモジュール
3の幅方向に延びる上枠部18a、モジュールケース6
の枠部材連結部9の下に位置し、エアバッグモジュール
3の幅方向に延びる下枠部18b、およびエアバッグモ
ジュール3の両側方に位置し、上枠部18aと下枠部1
8bとの一方の端部同士と他方の端部同士とを連結する
両連結部18c・18cとからなる。上記の上枠部18
aには、複数のリベット挿通孔18d…およびボルト挿
通孔18e・18eが形成されている。これらリベット
挿通孔18d…およびボルト挿通孔18e・18eは、
それぞれ、モジュールケース6におけるリベット連結部
10・10のリベット挿通孔およびナット11・11と
対応している。
【0014】一方、上および下リッド4・5は、図1に
示すように、上リッド4の下縁部と下リッド5の上縁部
とが重合するように配され、この重合部付近が、図6に
も示すように、裏面に設けられた樹脂製のリッド連結部
材15によって連結されている。このリッド連結部材1
5には、上および下リッド4・5の重合部との対応位置
に、リッド連結部材15を分断し易くするための分断溝
15aが形成されている。
【0015】上リッド4の上縁部付近には、リッド支持
部材である上リッド取付けブラケット16の一端部が連
結されている。この上リッド取付けブラケット16の他
端部、即ち開口部2aの内方へほぼ水平に延びる横設部
16aには、枠部材18の上枠部18aにおけるリベッ
ト挿通孔18d…およびボルト挿通孔18eと対応す
る、リベット挿通孔16b…およびボルト挿通孔16c
・16cが形成されている。
【0016】また、下リッド5の下縁部付近には、リッ
ド支持部材である下リッド取付けブラケット17の一端
部である立設部17aが連結されている。下リッド取付
けブラケット17は、立設部17aの他端部側に、立設
部17aの下端部から開口部2aの内方へ水平に延びる
横設部17b、およびこの横設部17bの両側端部にお
いて下方に延びる2個の垂下部17c・17cを有して
いる。上記の横設部17bには、モジュールケース6の
枠部材連結部9におけるリベット挿通孔9a…と対応す
るリベット挿通孔17d…が形成され、垂下部17cに
は、ボルト挿通孔17eが形成されている。
【0017】そして、図5にも示すように、エアバッグ
モジュール3のモジュールケース6と上リッド取付けブ
ラケット16と枠部材18とが、モジュールケース6の
リベット連結部10およびナット11・11上に上リッ
ド取付けブラケット16の横設部16aが配され、その
上に枠部材18の上枠部18aが配された状態で、リベ
ット19…およびボルト20・20により連結されてい
る。また、モジュールケース6と下リッド取付けブラケ
ット17と枠部材18とが、モジュールケース6の枠部
材連結部9の下に下リッド取付けブラケット17の横設
部17bが配され、その下に枠部材18の下枠部18b
が配された状態で、リベット21…により連結されてい
る。これにより、上および下リッド4・5が、エアバッ
グモジュール3と適正な位置関係を保持した状態で、エ
アバッグモジュール3と連結されている。
【0018】尚、エアバッグモジュール3が作動したと
きには、エアバッグ本体7が膨らむときのエアバッグ本
体7からの押圧力によって、リッド連結部材15が分断
溝15aから上下に分断されると共に、上リッド4と上
リッド取付けブラケット16との連結、および下リッド
5と下リッド取付けブラケット17との連結が外れるこ
とにより、または、上リッド取付けブラケット16およ
び下リッド取付けブラケット17が折曲されることによ
り、上リッド4と下リッド5とが上下方向に開放される
ようになっている。
【0019】上記の枠部材18における各連結部18c
にはピン受け部材である突出板22が設けられ、この突
出板22には位置決め孔22aが形成されている。これ
に対応して、図3に示すように、インストルメントパネ
ル2の開口部2a内の車体側部材25には、突出板26
・26が設けられ、各突出板26には、上記の突出板2
2における位置決め孔22aに挿入される位置決めピン
27が設けられている。そして、これら位置決めピン2
7・27と突出板22・22の位置決め孔22a・22
aとにより、エアバッグモジュール3が開口部2a内に
配されたときに、上および下リッド4・5が開口部2a
に対して位置決めされるようになっている。従って、上
記の突出板22・22および位置決めピン27・27に
てリッド位置決め手段が構成されている。
【0020】一方、支持メンバ14には、図3に示すよ
うに、エアバッグモジュール3に設けられたモジュール
取付けブラケット12における後連結部12a・12a
との対応部位に、支持ブラケット28・28が設けられ
ている。各支持ブラケット28は、支持メンバ14の下
部を囲むように形成され、支持メンバ14と当接する前
部、後部および下端部において、支持メンバ14に溶接
されている。支持ブラケット28の後部には、図4にも
示すように、モジュール取付けブラケット12の後連結
部12a方向へ延びる上連結部28aが形成され、この
上連結部28aには、図示しない2個のボルト孔が支持
メンバ14の軸方向に形成されている。
【0021】これら両ボルト孔形成位置における上連結
部28aの前面には、ナット29・29が溶接されてい
る。また、支持ブラケット28における下部には、下方
へ山形に突出した下連結部28bが形成され、この下連
結部28bには、図示しない2個のボルト孔が支持メン
バ14の軸方向に形成され、こられ両ボルト孔形成位置
における下連結部28bの上面には、ナット30・30
が溶接されている。
【0022】支持ブラケット28の上連結部28aは、
垂下部31aと横設部31bとを有する断面ほぼL字形
の連結部材31によってモジュール取付けブラケット1
2の後連結部12aと連結されている。上記の垂下部3
1aには、支持ブラケット28の上連結部28aにおけ
るボルト挿通孔との対応位置に、上下方向に延びる長孔
31c・31cが形成されている。そして、これら長孔
31c・31cおよび上連結部28aのボルト挿通孔に
挿通されるボルト32・32と、上連結部28aに設け
られたナット29・29とにより、垂下部31aが上連
結部28aと連結されている。また、上記の横設部31
bには、モジュール取付けブラケット12の後連結部1
2aにおけるボルト挿通孔との対応位置に、ボルト挿通
孔31dが形成されている。そして、このボルト挿通孔
31dおよび後連結部12aのボルト挿通孔に挿通され
る図1に示すボルト37と、後連結部12aに設けられ
たナット13とにより、横設部31bが後連結部12a
と連結されている。
【0023】一方、支持ブラケット28の下連結部28
bは、図1に示すように、横設部33aと傾斜部33b
と立設部33cとを有する連結部材33によって下リッ
ド取付けブラケット17の垂下部17cと連結されてい
る。上記の横設部33aには、図3に示すように、支持
ブラケット28の下連結部28bにおけるボルト挿通孔
との対応位置に、前後方向に延びる長孔33d・33d
が形成されている。そして、これら長孔33d・33d
および下連結部28bのボルト挿通孔に挿通されるボル
ト35・35と、下連結部28bに設けられたナット3
0・30とにより、横設部33aが下連結部28bと連
結されている。また、上記の立設部33cには、モジュ
ール取付けブラケット12の前連結部12bにおけるボ
ルト挿通孔12cとの対応位置に、ボルト挿通孔33e
が形成されている。そして、このボルト挿通孔33e、
上記のボルト挿通孔12cおよび下リッド取付けブラケ
ット17における垂下部17cのボルト挿通孔17eに
挿通されるボルト36と、立設部33cに設けられたナ
ット34とにより、立設部33cがモジュール取付けブ
ラケット12の前連結部12bおよび下リッド取付けブ
ラケット17の垂下部17cと連結されている。
【0024】上記の構成において、本助手席用エアバッ
グ装置を組み付ける際には、先ず、リッド連結部材15
によって一体化された両リッド4・5、枠部材18およ
びエアバッグモジュール3と、支持ブラケット28、連
結部材31および連結部材33とを、それぞれ図3に示
す状態に組み付ける。このとき、支持ブラケット28に
対する連結部材31と連結部材33との組み付けは仮り
止めの状態でよい。
【0025】次に、両リッド4・5、枠部材18および
エアバッグモジュール3の組み付け体を、枠部材18に
設けられた突出板22・22の位置決め孔22a・22
aに、車体側部材25に設けられた突出板26の位置決
めピン27・27が挿入されるようにして、インストル
メントパネル2の開口部2a内に配置する。このとき
に、コネクタ23・23をコネクタ25・25と締結さ
せる。
【0026】次に、各連結部材31の横設部31bをモ
ジュール取付けブラケット12における後連結部12a
とボルト37によって締結させると共に、各連結部材3
3の立設部33cをモジュール取付けブラケット12の
前連結部12bおよび下リッド取付けブラケット17の
垂下部17cにボルト36によって締結させる。
【0027】次に、連結部材31の長孔31c・31c
によって連結部材31を上下方向に移動させて、上およ
び下リッド4・5の前後方向の傾斜角を調整すると共
に、連結部材33の長孔33d・33dによって上およ
び下リッド4・5を前後方向に移動させて、上および下
リッド4・5の前後位置を調整した後、連結部材31と
支持ブラケット28、および連結部材33と支持ブラケ
ット28を完全に締結させる。これによって、助手席用
エアバッグ装置の組み付けが完了する。
【0028】上述した連結部材31とモジュール取付け
ブラケット12との締結作業、および連結部材33とモ
ジュール取付けブラケット12と下リッド取付けブラケ
ット17との締結作業は、上および下リッド4・5が、
枠部材18に設けられた突出板22・22の位置決め孔
22a・22aと、突出板26・26に設けられた位置
決めピン27・27とによって上下左右方向に位置決め
された状態で行うことができるので、容易である。ま
た、上記の締結作業において、モジュールケース6が変
形した場合であっても、上および下リッド4・5は、モ
ジュールケース6とは別体の高い剛性を有する枠部材1
8に連結されているので、位置変化を生じ難く、従っ
て、インストルメントパネル2の開口部2aに対して、
適正な隙間を保持した状態で位置決めされる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明の助手席用エアバッグ装
置は、以上のように、各リッド支持部材が、エアバッグ
モジュールの外周に設けられた剛性のある共通の枠部材
に取り付けられている構成である。
【0030】これにより、インストルメントパネルの開
口部に対する両リッドの位置ずれを抑制でき、両リッド
を、両リッドとインストルメントパネルの開口部との隙
間が均一な状態で配することができる。従って、良好な
美観を確保することができる。
【0031】請求項2の発明の助手席用エアバッグ装置
は、以上のように、請求項1に記載の助手席用エアバッ
グ装置において、枠部材とインストルメントパネルの開
口部とのうちの一方に設けられた位置決めピンと、他方
に設けられ、上記の位置決めピンが挿入される位置決め
孔を形成したピン受け部材とからなり、インストルメン
トパネルの開口部にて上記の2個のリッドを位置決めす
るリッド位置決め手段を備えている構成である。
【0032】これにより、請求項1の発明の効果に加え
て、エアバッグ装置の組み付け時において、枠部材と両
リッドとが予め組み付けられたエアバッグモジュールを
車体側部材に組み付ける作業を、インストルメントパネ
ルの開口部に対して両リッドを位置決めすることにさぼ
ど囚われることなく、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す助手席用エアバッグ装
置の縦断面図である。
【図2】図1に示した上および下リッドとインストルメ
ントパネルの開口部との関係を示す要部の斜視図であ
る。
【図3】図1に示した助手席用エアバッグ装置の分解斜
視図である。
【図4】図3に示した支持メンバ付近の構造を拡大して
示す分解斜視図である。
【図5】図3に示した上および下リッドと枠部材とエア
バッグモジュールとの分解斜視図である。
【図6】図3に示した上および下リッドと枠部材との分
解斜視図である。
【符号の説明】
2 インストルメントパネル 2a 開口部 3 エアバッグモジュール 4 上リッド 5 下リッド 6 モジュールケース 7 エアバッグ本体 14 支持メンバ(車体側部材) 16 上リッド取付けブラケット(リッド支持部材) 17 下リッド取付けブラケット(リッド支持部材) 18 枠部材 22 突出板(ピン受け部材、リッド位置決め手段) 22a 位置決め孔 27 位置決めピン(リッド位置決め手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアバッグモジュールが、インストルメン
    トパネルに形成された開口部の内方に、車体側部材に取
    り付けられて配置され、上記の開口部が、個別のリッド
    支持部材によりエアバッグモジュールに取り付けられた
    2個のリッドにより覆われている助手席用エアバッグ装
    置において、 上記の各リッド支持部材は、エアバッグモジュールの外
    周に設けられた剛性のある共通の枠部材に取り付けられ
    ていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】上記の枠部材とインストルメントパネルの
    開口部とのうちの一方に設けられた位置決めピンと、他
    方に設けられ、上記の位置決めピンが挿入される位置決
    め孔を形成したピン受け部材とからなり、インストルメ
    ントパネルの開口部にて上記の2個のリッドを位置決め
    するリッド位置決め手段を備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置。
JP3245449A 1991-09-25 1991-09-25 助手席用エアバツグ装置 Pending JPH0585293A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5374078A (en) * 1992-10-16 1994-12-20 Takata Corporation Air bag lid mounting bracket having a load transmitting member
JP2003320917A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Inoac Corp ドア支持部材の取付構造
JP2011140284A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Calsonic Kansei Corp エアバッグ取付部構造

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