JPH0586527U - 掲示シートおよび掲示装置 - Google Patents
掲示シートおよび掲示装置Info
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- JPH0586527U JPH0586527U JP3677392U JP3677392U JPH0586527U JP H0586527 U JPH0586527 U JP H0586527U JP 3677392 U JP3677392 U JP 3677392U JP 3677392 U JP3677392 U JP 3677392U JP H0586527 U JPH0586527 U JP H0586527U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押しピンや接着テープ等を必要とすることな
く掲示物を張着可能で、しかも掲示物の張着、剥離によ
って掲示面が汚染されたり、破損されたり、あるいは掲
示物の跡が残ったりすることもなく、長期間にわたって
繰り返し使用可能な掲示シートとする。 【構成】 不織布1にアクリル樹脂を含浸し、該アクリ
ル樹脂層2上に、表面方向に開口した発泡孔31を有し、
該発泡孔31の吸着作用による密着性を有する発泡合成樹
脂層3を形成するとともに、発泡合成樹脂層3の表面に
凹孔32を設ける。
く掲示物を張着可能で、しかも掲示物の張着、剥離によ
って掲示面が汚染されたり、破損されたり、あるいは掲
示物の跡が残ったりすることもなく、長期間にわたって
繰り返し使用可能な掲示シートとする。 【構成】 不織布1にアクリル樹脂を含浸し、該アクリ
ル樹脂層2上に、表面方向に開口した発泡孔31を有し、
該発泡孔31の吸着作用による密着性を有する発泡合成樹
脂層3を形成するとともに、発泡合成樹脂層3の表面に
凹孔32を設ける。
Description
【0001】
本考案は、掲示シートに関するものであり、更に詳しくは、押しピンや粘着テ ープ等を用いることなく掲示物を繰り返し張着することができる掲示シートおよ びそれを用いた掲示装置に関するものである。
【0002】
従来の掲示装置は、合板等の基板の表面にコルクシート、織布、合成樹脂シー トあるいは複合シート材等の表面材を張設して掲示面を構成し、該掲示面に押し ピンあるいは接着テープ等を用いて掲示物を張着するものが一般的である。
【0003】
しかしながら、上記のような従来の掲示装置においては、押しピンを用いた場 合では、掲示面にピンの孔跡が残って見た目が悪くなるうえに、繰り返して使用 するうちに表面のコルクシート等の表面材だけでなく基板の合板が孔だらけにな って押しピンがきかないようになってしまったり、また、接着テープを用いる場 合には、長期間にわたって掲示物を貼っておくと接着テープを剥がした後の掲示 面に接着テープの粘着剤等が残って掲示面を汚染する、といった問題があった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑み、従来の掲示装置のように押しピンや接着テープ等を 必要とすることなく掲示物を張着可能で、しかも掲示物の張着、剥離によって掲 示面が汚染されたり、破損されたり、あるいは掲示物の跡が残ったりすることも なく、長期間にわたって繰り返し使用可能な掲示シートおよびそれを用いた掲示 装置を提供せんとするものである。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案に係る第1の掲示シートは、不織布、織布 、紙、合成樹脂フイルム、合成樹脂シート、または合成ゴムシート等のフイルム 状またはシート状基材の少なくとも表面に軟質合成樹脂層を形成し、該軟質合成 樹脂層上に、表面方向に開口した発泡孔を有し、前記表面開口の吸着作用による 密着性を有する発泡合成樹脂層を形成するとともに、前記発泡合成樹脂層の表面 に凹孔を設けてなる。
【0006】 また、本考案に係る第2の掲示シートは、不織布、織布、紙、合成樹脂フイル ム、合成樹脂シート、または合成ゴムシート等のフイルム状またはシート状基材 の少なくとも表面に軟質合成樹脂層を形成し、該軟質合成樹脂層上に、表面方向 に開口した発泡孔を有し、前記表面に開口した発泡孔の吸着作用による密着性を 有する発泡合成樹脂層を形成するとともに、前記発泡合成樹脂層表面の一部に印 刷を施して発泡孔の表面開口を被覆してなる。
【0007】 前記の各掲示シートに使用される発泡合成樹脂としては、アクリル酸エステル 樹脂を主体とする発泡合成樹脂、ウレタン樹脂を主体とする発泡合成樹脂、更に はその両者を主体とする発泡合成樹脂等が挙げられるが、特に、軟質アクリル酸 エステル樹脂主体とする合成樹脂を含浸した不織布の表面に発泡アクリル酸エス テル樹脂を主体とする発泡合成樹脂層を形成したものが好ましい。これは、前記 発泡孔の吸着作用に加えて、アクリル酸エステル樹脂自体が粘着性を有すること による。更にこの場合、アクリル酸エステル樹脂に耐寒性アクリル酸エステル樹 脂、あるいは耐寒性ウレタン樹脂等の耐寒性合成樹脂を配合しておけば、使用環 境、特に使用場所における気温等の変化による掲示シート表面の密着性低下を防 止しうる。また、前記アクリル酸エステル樹脂の他にも、ウレタン樹脂およびこ れに耐寒性ウレタン樹脂を配合したものも好適に使用しうる。尚、この掲示シー ト表面の発泡合成樹脂層の厚みとしては0.3〜1.0ミリメートルであり、好 ましくは0.35〜0.75ミリメートル程度とする。発泡合成樹脂層の厚みを 前記のような範囲とすることにより、発泡合成樹脂層が吸着作用を奏するのに好 ましい弾力性を付与しうるとともに、該発泡合成樹脂層の表面に凹孔を形成する 際の作業、具体的には、熱プレスによるエンボス加工等を容易とする。
【0008】 この本考案に係る掲示シート表面への掲示物の密着機構は、シート表面に位置 する発泡合成樹脂層によりシート表面への掲示物の初期密着性が担保され、また 、その後の継続した密着性は、前記発泡合成樹脂層の吸着作用に加えて、該発泡 合成樹脂層の表面に形成した凹孔により担保される。即ち、この掲示シートに掲 示物を張着するには、シート表面に掲示物を押し付けることで、該シート表面に 開口した発泡合成樹脂層の発泡孔の吸着作用により、掲示物がシート表面に密着 する。この場合、前記発泡合成樹脂層の下方に位置する軟質合成樹脂層が前記発 泡合成樹脂層の弾力性と相まってシート全体の弾力性を増大させることで、前記 の発泡合成樹脂層による初期密着性を一層高めるとともに、この軟質合成樹脂層 は前記発泡孔による掲示物の吸着時に裏面の基材側へエアーが漏洩することを防 止して吸着作用を確保するバリアーにもなる。更に、この合成樹脂層は基材、ひ いては本掲示シートの補強材としての作用も有するものである。したがって、こ の基材とシート表面との間に位置する軟質合成樹脂層は、基材および表面の発泡 合成樹脂層との両方に対して密着性のよい合成樹脂材料にて作成することが好ま しい。特に、基材に不織布を用いて、この不織布に発泡合成樹脂層と同様にアク リル酸エステル樹脂を含浸したものは好ましい実施態様といえる。
【0009】 また、前記のような発泡合成樹脂層の発泡孔の吸着作用のみによって長期間に わたっての継続した密着性を確保しようとすれば、発泡合成樹脂層は極めて緻密 でかつ強力な吸着構造とする必要があるが、発泡合成樹脂層をこのように緻密、 かつ強力な密着構造とした場合の掲示物の密着機構は、殆ど接着状態となり、こ の場合には長期間にわたって継続して張着した後には掲示物が剥がし難くなる傾 向にあり、しかもシート表面に掲示物の跡が残ってしまう。そこで、本考案に係 る第1の掲示シートにおいては、前記発泡合成樹脂層の表面に設けた凹孔が、前 記発泡合成樹脂層の発泡孔に較べてよりマクロ的な吸着作用を奏することにより 、発泡合成樹脂層の、いわばミクロ的な吸着作用と相まって長期間にわたって継 続した掲示物の密着性を担保するとともに、このマクロ的吸着作用により掲示物 を密着することで、前記のような発泡合成樹脂層の発泡孔によるミクロ的な吸着 機構と異なり、継続した掲示物の張着によっても掲示シートの表面に掲示物の跡 が残ることがない。また、本考案に係る第2の掲示シートにあっては、発泡合成 樹脂層の表面に部分的に印刷を施し、発泡孔の開口を被覆して発泡合成樹脂層表 面の吸着作用を調整することで、掲示物が発泡孔の吸着作用により発泡合成樹脂 層表面に過度に密着して剥離不能となることを防止する。尚、前記発泡合成樹脂 層表面に形成する凹孔と、表面への印刷との両手段を同時に併用して発泡合成樹 脂層の吸着作用を調整することも勿論可能である。
【0010】 上記のような本考案に係る掲示シートは、これの裏面に予め接着層を設けてお くか、あるいはシート裏面に接着剤を塗布する等して室内の壁面やパーテーショ ン等に張設して使用することができる。この基材裏面の接着層としては、粘着剤 あるいは接着剤等、公知の材料を用いることができる。
【0011】 また、この掲示シートを基板の表面に張設することで、従来の掲示装置におけ る掲示面と同様に構成することができる。本考案に係る掲示装置は、前記のよう に掲示シートを基板上に張設してなるものである。この場合の基板としては、掲 示シートを張設する表面が平滑、かつ硬質のものを用いることで、掲示シートの 表面に掲示物を押圧して張着する際の発泡合成樹脂層による吸着作用をより効果 的に発揮させることができる。このような基材としては、金属板、硬質合成樹脂 板、木質合板等が挙げられるが、この中でも、特に金属板は平滑性、硬度等の点 で、前記の条件に合致するものといえる。
【0012】
以下、本考案を添付図面の実施例に基づいて説明する。
【0013】 図1は本考案に係る掲示シートAの第1実施例の断面の概略を表したものであ って、図2は前記掲示シートAの表面状態を表したものである。この掲示シート Aは、先ず、基材としての不織布(パルプ:ポリエステル=50:50)1に軟質の アクリル酸エステル樹脂を主体とする軟質合成樹脂を含浸して軟質合成樹脂層2 を形成し、該軟質合成樹脂層2の上に、攪拌含気等により予備発泡させた軟質ア クリル酸エステル樹脂を主体とする合成樹脂液を塗布した後、これを加熱炉等を 利用して加熱、硬化させることにより2次発泡させて、シート表面に向かって開 口した多数の発泡孔31を有する発泡合成樹脂層3を形成してなる。この発泡合成 樹脂層3の厚みは0.3〜1.0ミリメートル程度であり、後述のエンボス加工 の工程を考慮すると0.35〜0.75ミリメートル程度が好ましい厚みである 。また、この発泡合成樹脂層3を構成するアクリル酸エステル樹脂を主体とする 合成樹脂に、耐寒性アクリル酸エステル樹脂を配合することで、使用環境の変化 、特に気温の変化による掲示シートAの密着力のバラツキを抑制することができ る。この場合の耐寒性アクリル酸エステル樹脂の配合割合は、樹脂全体に対して 25%程度が好ましい。また、この発泡合成樹脂層3を構成する樹脂としては、 上記のアクリル酸エステル樹脂を主体とする合成樹脂の他、ウレタン樹脂を主体 とする合成樹脂や、更にはアクリル酸エステル樹脂とウレタン樹脂を適宜配合し たもの等を使用することもできる。
【0014】 更に、本実施例においては、前記発泡合成樹脂層3の表面には凹孔32を形成し ている。この凹孔32の具体的な形成方法としては、発泡合成樹脂層3の表面から 熱プレスにより図2のようにエンボス加工を施すことで形成してなり、図例のも のでは発泡合成樹脂層3の表面から不織布1に達する貫通孔としているが、この 凹孔32の深さを発泡合成樹脂層3の途中までとすることもできる。また、この場 合のエンボスパターン、密度等は発泡合成樹脂層3の厚みや、発泡合成樹脂層3 を構成する素材等の諸条件を勘案して掲示シートAに必要とされる密着性の程度 に応じて適宜調整される。更に、前記凹孔32を連続して形成することもできる。 また、この凹孔32を、掲示シートの表面に例えば枡目状等のパターンで設けるこ とで、提示面に対する掲示物の位置決めの際の便宜を図るといったことも可能と なる。そして、上記掲示シートAは、その裏面に粘着剤、接着剤等を塗布する等 して接着層4を設けることで、掲示シートAが構成されている。尚、実用にあた っては掲示シートA表面側には発泡合成樹脂層3を保護する15〜30μm程度 のポリエチレン製フィルム等からなる保護シート5が、また、裏面の接着層4に は剥離シートが重ねられ、これらは使用に際して除去されるものとする。
【0015】 また、図3は本考案に係る掲示シートAの他実施例を示す断面図であって、こ こでは、基材1’上に形成した発泡合成樹脂層3の表面に部分的に印刷35を施す ことで吸着作用に関与する表面の発泡孔32を部分的に被覆し、発泡合成樹脂層3 表面における吸着作用を制限することで、掲示物が発泡合成樹脂層3の表面に必 要以上に密着してしまって剥離不能となることを防止してなる。前記印刷35とし ては、例えば図4に示すように、掲示面に枡目状に印刷することで、掲示物を張 設する際の位置決めの便宜を図ることができるが、この印刷パターンには特に制 限はなく、また、印刷面積も、発泡合成樹脂層3の吸着性能等を勘案して適宜設 定すればよい。
【0016】 上記のような本考案に係る掲示シートAは、これを裏面の接着層4を利用して 室内の壁面等に張設しておき、その表面に印刷物等の掲示物を押しつけることで 、該掲示シートA表面の発泡合成樹脂層3の吸着作用とともにアクリル酸エステ ル樹脂自体の本来有する粘着性により掲示物が掲示シートA表面に密着すること で、従来のように押しピンや接着テープ等を用いることなく掲示物を掲示可能で あり、掲示面にピン孔や、粘着剤等の跡の残すことがない。また、発泡合成樹脂 層3の表面から基材としての不織布1にまで達するように設けた凹孔32により長 期間にわたって安定した密着性を確保しうるとともに、該凹孔32や発泡合成樹脂 層3表面の印刷35によって、発泡合成樹脂層3表面における吸着力が調整される ことで掲示物を長期間にわたって張着した後にも発泡合成樹脂層3の表面に掲示 物の跡が残ったりすることもなく、簡単に剥がすことができる。
【0017】 そして、上記の掲示シートAは、図5、図6に示すように、これを裏面の接着 層4を利用して基板7に張設することで掲示板を構成し、従来と同様にこの掲示 板に周枠8を取り付ける等して掲示装置Bとして構成される。
【0018】 前記の場合に用いられる基板7としては、従来から用いられている合板の他、 硬質合成樹脂板、あるいは金属板等を使用することができるが、本掲示シートA の密着構造、即ち、表面の発泡合成樹脂層3の吸着作用による掲示物の張着とい う点からは、掲示物張着時に発泡合成樹脂層3が確実に押圧されて効果的に吸着 作用が発揮されうるように表面が平滑でかつ硬い素材を用いることが好ましい。 これらの観点から基板7として、鋼板をはじめとする金属板を用いることが、本 掲示装置における好ましい態様といえる。
【0019】 尚、図7に示したものは、本考案に係る掲示装置Bの他実施例を示すものであ って、図例のようにキャスター11を有する基台10を備えた独立型の掲示装置Bと して構成することもでき、掲示装置Bの枠体、基台等の態様については、特に制 限はない。また、図中、Pは掲示物を示す。
【0020】
上記のように本考案に係る掲示シートは、不織布、紙、織布、合成樹脂フイル ム、合成樹脂シート、または合成ゴムシート等のフイルム状またはシート状基材 の少なくとも表面に軟質合成樹脂層を形成し、該軟質合成樹脂層上に、表面方向 に開口した発泡孔を有し、前記表面開口の吸着作用による密着性を有する発泡合 成樹脂層を形成するとともに、前記発泡合成樹脂層の表面に凹孔を設け、あるい は前記発泡合成樹脂層の表面に部分的に印刷を施してなり、これを接着剤等を利 用して室内の壁面やパーテーショ等に張設し、あるいは、この掲示シートを、基 板の表面に張設して、従来の掲示装置における掲示板と同様にして掲示装置とし て構成することができる。
【0021】 そして、この掲示シート表面に掲示物を押し付けることで、該シート表面に位 置する発泡合成樹脂層におけるシート表面に開口した発泡口の吸着作用により掲 示物の初期密着性が担保されて掲示物がシート表面に密着する。またこの場合に 、前記発泡合成樹脂層の下方に形成された軟質合成樹脂層は前記発泡合成樹脂層 の弾力性と相まって掲示シート全体の弾力性を向上させて、前記の発泡合成樹脂 層による初期密着性を一層高め、かつ、前記発泡合成樹脂層の発泡孔による吸着 時に該発泡孔から裏面の基材側へエアーが漏洩することを防止して吸着作用によ る密着性を増大させるとともに、基材、ひいては本掲示シートの強度を増大させ る。また、前記発泡合成樹脂層の表面に凹孔を設けた場合には、該凹孔が、前記 発泡合成樹脂層の発泡孔に較べてよりマクロ的を吸着作用を奏し、前記シート表 面の発泡合成樹脂層による吸着作用とともに、長期間にわたって掲示物の密着性 を担保し、長期間にわたる継続した掲示により掲示物が剥がれなくなったり、あ るいは掲示シートの表面に掲示物の跡が残ることを防止するといった効果を有す る。また、発泡合成樹脂層表面に印刷を施したものでは、該印刷により発泡合成 樹脂層表面の発泡孔を一部被覆することで吸着力を調整して長期間にわたる継続 した掲示により掲示物が剥がれなくなったり、あるいは掲示シートの表面に掲示 物の跡が残ることを防止するのである。
【0022】 従って、本掲示シートを用いることで、従来のように押しピンや密着テープを 必要とすることなく、掲示物を繰り返して張着、かつ剥離することができ、掲示 物が脱落することなく長期間にわたって掲示可能であって、しかも、従来のよう に掲示物を剥離した後の掲示面にピンの孔や粘着剤等の跡が残って表面を損傷し たり汚染したりすることを防止して長期にわたる使用に耐えうるものである。
【図1】本考案に係る掲示シートの1実施例の拡大断面
説明図。
説明図。
【図2】前記掲示シートの表面図。
【図3】本考案に係る掲示シートの他実施例の拡大断面
説明図。
説明図。
【図4】前記掲示シートを用いた掲示装置の正面図。
【図5】本考案に係る掲示装置の1実施例の正面図。
【図6】前記掲示装置の断面図。
【図7】掲示装置の他実施例の斜視図。
1 不織布 2 軟質合成樹脂層 3 発泡合成樹脂層 4 接着層 5 保護シート 6 剥離シート 10 基台 11 キャスター 31 発泡孔 32 貫通孔 35 印刷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲廣▼瀬 晋二 高知県土佐市高岡町丙529番地 ▲廣▼瀬 製紙株式会社内 (72)考案者 駒井 敏彦 大阪府大阪市浪速区難波中3−1−15 株 式会社駒井製作所内
Claims (8)
- 【請求項1】 不織布、織布、紙、合成樹脂フイルム、
合成樹脂シート、または合成ゴムシート等のフイルム状
またはシート状基材の少なくとも表面に軟質合成樹脂層
を形成し、該軟質合成樹脂層上に、表面方向に開口した
発泡孔を有し、前記表面に開口した発泡孔の吸着作用に
よる密着性を有する発泡合成樹脂層を形成するととも
に、前記発泡合成樹脂層の表面に凹孔を設けてなる掲示
シート。 - 【請求項2】 不織布、織布、紙、合成樹脂フイルム、
合成樹脂シート、または合成ゴムシート等のフイルム状
またはシート状基材の少なくとも表面に軟質合成樹脂層
を形成し、該軟質合成樹脂層上に、表面方向に開口した
発泡孔を有し、前記表面に開口した発泡孔の吸着作用に
よる密着性を有する発泡合成樹脂層を形成するととも
に、前記発泡合成樹脂層表面の一部に印刷を施して発泡
孔の表面開口を被覆してなる掲示シート。 - 【請求項3】 アクリル酸エステル樹脂、ウレタン樹
脂、またはその両者を主体とする合成樹脂を含浸させた
不織布または織布の表面に発泡アクリル酸エステル樹
脂、発泡ウレタン樹脂、またはその両者を主体とする発
泡合樹脂層を形成してなることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の掲示シート。 - 【請求項4】 アクリル酸エステル樹脂、ウレタン樹
脂、またはその両者を主体とする合成樹脂をコーティン
グした合成樹脂フイルム、合成樹脂シート、合成ゴムシ
ート等のシート状基材の表面に、発泡アクリル酸エステ
ル樹脂、発泡ウレタン樹脂、またはその両者を主体とす
る発泡合成樹脂層を形成してなる請求項1または請求項
2記載の掲示シート。 - 【請求項5】 発泡アクリル酸エステル樹脂、発泡ウレ
タン樹脂、またはその両者を主体とする発泡合成樹脂に
耐寒性アクリル酸エステル樹脂、耐寒性ウレタン樹脂ま
たはその両者を主体とする耐寒性合成樹脂を配合してな
ることを特徴とする請求項3または請求項4記載の掲示
シート。 - 【請求項6】 熱プレスによるエンボス加工を施すこと
により凹孔を形成してなることを特徴とする請求項1記
載の掲示シート。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6記載の掲示シートを
基板上に張設してなることを特徴とする掲示装置。 - 【請求項8】 基板が、表面が平滑な金属板よりなるこ
とを特徴とする請求項7記載の掲示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3677392U JP2508923Y2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 掲示シ―トおよび掲示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3677392U JP2508923Y2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 掲示シ―トおよび掲示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586527U true JPH0586527U (ja) | 1993-11-22 |
JP2508923Y2 JP2508923Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=12479090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3677392U Expired - Lifetime JP2508923Y2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 掲示シ―トおよび掲示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508923Y2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018144291A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 積層シート |
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- 1992-04-30 JP JP3677392U patent/JP2508923Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2508923Y2 (ja) | 1996-08-28 |
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